2019/11/17『丘のスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

あなたの好きな風景は、どんな場所ですか?

海が好きな方、山が好きな方、川が好きな方、、

いやいや街のネオンが好き!という方もいらっしゃるかも知れません。

ボクは、ある[丘]からの風景が好きなんです」

というわけで、今日のお題は『丘のスピリット」、

お届けするのはコラ・ヴォケールで 『モンマルトルの丘』」

 

[今週の一曲] 『モンマルトルの丘』コラ・ヴォケール

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

昭和29年(1954年)コラ・ヴォケールで『モンマルトルの丘』。

原題は[COMPLAINTE DE LA BUTTE](コンプラント・デ・ラ・ビュット)

[丘の嘆き歌]って意味ですね。

良い声ですねえ、コラ・ヴォケール」

[丘の嘆き歌]

中原「この[モンマルトルの丘]って歌は、哀しい歌なんです。

詩人がある若い女性と出会って好きになるんだけども、彼女は貧しい娼婦。

二人は[モンマルトルの丘]の道で寄り添いあい、そして別れていく。

何とも切ない歌ですね。

[モンマルトルの丘]を下っていくとピガールという歓楽街がありますけれども、

そこで出会ったんでしょうかねえ」

[モンマルトルの丘とは]

中原「[モンマルトルの丘]っていうのは、パリでいちばん高い丘なんです。

丘の上には、真っ白なサクレクール寺院があります!

         パリっ子はもちろん、観光客が行くスポットで、途中にブドウ畑があったり、

そして広場で売れない絵描きが絵を描いているんですよねえ、

ホントに(笑)やめなさいよ!っていうような絵を、

この[丘]の上からパリの街が一望できるんですけども、

この[丘]からの風景がねえ、ボクは何とも好きです。

もちろん!ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますけれども、」
[丘のスピリットとは?]
中原「[モンマルトルの丘]って、そういう哀しい歌なんだけれども、

実際に[モンマルトルの丘]に行くと、

空がこのスコーンと抜けて、もうものすごく空が広いんですよね。

明るい場所だからこそ、この(歌の)哀しみがより深く感じられるんですねえ。
[丘のスピリット]とは

[光が強く当たる場所ほど、影も濃い]、光と影、これもまた人生ですよね。

近所の見晴らしの良い[丘]に出かけて、缶のキンハイギンハイで一杯いかがですか?

ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」

【お便り、常に暮集中です!】

中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。
抽選で[本格米焼酎 肥後時習館]をプレゼントしますバイ!」

 


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