中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。
あなたの好きな風景は、どんな場所ですか?
海が好きな方、山が好きな方、川が好きな方、、
いやいや街のネオンが好き!という方もいらっしゃるかも知れません。
ボクは、ある[丘]からの風景が好きなんです」
というわけで、今日のお題は『丘のスピリット」、
お届けするのはコラ・ヴォケールで 『モンマルトルの丘』」
[今週の一曲] 『モンマルトルの丘』コラ・ヴォケール
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和29年(1954年)コラ・ヴォケールで『モンマルトルの丘』。
原題は[COMPLAINTE DE LA BUTTE](コンプラント・デ・ラ・ビュット)
[丘の嘆き歌]って意味ですね。
良い声ですねえ、コラ・ヴォケール」
[丘の嘆き歌]
中原「この[モンマルトルの丘]って歌は、哀しい歌なんです。
詩人がある若い女性と出会って好きになるんだけども、彼女は貧しい娼婦。
二人は[モンマルトルの丘]の道で寄り添いあい、そして別れていく。
何とも切ない歌ですね。
[モンマルトルの丘]を下っていくとピガールという歓楽街がありますけれども、
そこで出会ったんでしょうかねえ」
[モンマルトルの丘とは]
中原「[モンマルトルの丘]っていうのは、パリでいちばん高い丘なんです。
丘の上には、真っ白なサクレクール寺院があります!
パリっ子はもちろん、観光客が行くスポットで、途中にブドウ畑があったり、
そして広場で売れない絵描きが絵を描いているんですよねえ、
ホントに(笑)やめなさいよ!っていうような絵を、
この[丘]の上からパリの街が一望できるんですけども、
この[丘]からの風景がねえ、ボクは何とも好きです。
もちろん!ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますけれども、」
[丘のスピリットとは?]
中原「[モンマルトルの丘]って、そういう哀しい歌なんだけれども、
実際に[モンマルトルの丘]に行くと、
空がこのスコーンと抜けて、もうものすごく空が広いんですよね。
明るい場所だからこそ、この(歌の)哀しみがより深く感じられるんですねえ。
[丘のスピリット]とは
[光が強く当たる場所ほど、影も濃い]、光と影、これもまた人生ですよね。
近所の見晴らしの良い[丘]に出かけて、缶のキンハイギンハイで一杯いかがですか?
ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」
【お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。
抽選で[本格米焼酎 肥後時習館]をプレゼントしますバイ!」
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