中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
日増しに秋も深まる今日この頃、皆さまは、どんな秋を過ごされてますか?
スポーツの秋?芸術の秋? え?ボクですか?ボクはサンマを焼いて、
銀杏を炒って、秋の味覚を肴に一杯! 『食欲の秋』かしらねえ?
今日は秋らしいこの曲をお聴きください。エノケン榎本健一で「赤とんぼ」。
今日のお題は[赤とんぼのスピリット]。」
[今週の一曲]『赤とんぼ』榎本健一
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和43年(1968年)
エノケン榎本健一さんで『赤とんぼ』。
前にもエノケンさん『モンパパ』とか『ダイナ』とかお届けしましたよねえ。
この喜劇人だけに歌詞を面白く変えてる人が多いんですけどねえ、
エノケンさんの『赤とんぼ』はそのまんま!
だから心に響くんですねえ。良いですねえ。」
[喜劇人だからこそ人の心を知る]
中原「喜劇俳優って言うのは、この舞台や映画で飛んだり跳ねたり、
このお客さんを笑わせているからこそ、面白いんですけども…
それを止める事で、その奥にある人間味って言うかなあ、
『その人』が伝わってきますよねえ。
だから、エノケンさんってのは、そうとう厳しくて、人間を持った人だった
ような気がしますねえ。だから普通の俳優さんが歌うよりも、余計に歌が
この響いてくるんですよねえ。そんな風に、ボクは思いますけどねえ。」
[赤とんぼの思い出]
中原「さてさて、今日のお題は『赤とんぼのスピリット』、
ボクがこないだ、ふるさとの湯前に長い事いましたけれども、
庭に露天風呂があるんですけれども、それを掃除してましたらねえ、
もう!目と鼻の先に、赤とんぼがいっぱい飛んでるんですけれども…
そん中の一羽ってんですか?羽根をプリプリしながら、目の20cmくらい前で
止まって、こっちの方をじーっと見てるんですよ。
『よう、あんたふるさとに帰ってきたなあ!おかえり!』なんて、
トンボを通してふるさとが挨拶してくれたような、そんな風に感じましたねえ。」
[赤とんぼのスピリットとは?]
中原「さて、[赤とんぼのスビリット]とは…
喜劇王として人生を全うしたエノケンさんが、「赤とんぼ」を素朴な、
昔ながらの歌詞で歌うからこそ心に沁みてくる。
そんな『変わらない事の大切さ』じゃないかとボクは思いますねえ。
今宵は、60年以上変わらぬウマさで愛されてきた[白岳]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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