中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!今年も、月の最後は私が出てきて
映画の話たっぷりたっぷりしますヨ。今日は何の映画のお話しましょうかね?」
中原「球磨川さん、1月=正月と言えば、やっぱり寅さん!『男はつらいよ』じゃないですか?」
球磨川「まあ〜!その通り!正月になったらねえ、松竹行って[寅さん]見るんがねえ
昭和の昔は当たり前やったけどねえ。最初の頃はそんなに当たってなかったんよ」
※「男はつらいよ」は渥美清主演で48作とおまけの2本がつくられてます。
中原「あれ?そうでしたっけ?」
※もともとテレビドラマだった『男はつらいよ』、最終回で寅さんがハブに噛まれて死亡
けれど、視聴者からクレームの嵐で、慌てて死んだ事を無かった事にして
映画の寅さんが始まったのが1969年(昭和44年)、けれどあんまりヒットしていません。
球磨川「5作目で映画も終わらせようとしたらこのあたりからどんどんどんどん人気出てきて、
70年代に入ってからようやく年末公開の[正月と言えば寅さん]になったんよ」
中原「そうでしたか!ではでは1月にピッタリな[男はつらいよ]主題歌、お届けしましょう」
球磨川「ハイ!また後でお会いしましょうね」
[今週の一曲] 『男はつらいよ』渥美清
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1969年(昭和44年)
『男はつらいよ』から、渥美清さんの主題歌[男はつらいよ]!
球磨川さん、実はネ。山田洋次監督はねえ、ボクと同じ町内のご近所さんなんですよ。
まだ一度も呼ばれた事はないんですけどもね。
山田監督が脚本書いたNHKドラマでの『遥かなる山の呼び声』。コレ高倉健さんが映画でやりましたけどね、そ
れには出ました。」
[山田洋次監督裏話]
球磨川「あのネ、(山田洋次監督は)大阪出身で東大出の超インテリ!
自分で脚本も書いてるから、まあこだわってねえ、演出がしつこいしつこい、
現場でかなり粘るね?」
中原「そうなんですよ!球磨川さん。
山田組に出た俳優仲間はねえ、かなり[厳しい、キツイ]と言ってましたねえ。
山田さん生きてますから、あんまり言えないけどネ。
好物見つけるとねえ、ターゲットにしてね、まあ延々とダメ出しをする。らしいんですねえ。
ある人からねえ『中原さん、あんたねえ、山田監督の大好物だよ。行ったら絞られるよ』なんて
言ってましたけどねえ。」
球磨川「まあ、それもねえ、それも良い映画を作るため徹底したこだわりがあったからこそ
国民的な映画として[男はつらいよ]は日本人の正月の風物詩となり、ずっと愛されてきたんヨ」
[『男はつらいよ』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『男はつらいよ』のスピリット]とは?」
球磨川「山田洋次監督の餌食になる[俳優はつらいよ]ってトコかしらネ。あんた気をつけなさいよ」
中原「ハイ!心します。今宵は、スッキリ[銀しろ]をロックでじっくりと。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。(寅さん口調で)
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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