中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。リスナーの皆さん、[フラワーミュージック]って、ご存知ですか?
[さくらさくら]とか[秋桜(コスモス)]とか[マリーゴールド]みたいな[お花の歌]じゃ
ありませんよ。60年代のベトナム戦争の頃に[平和を叫んだ歌]です。
では、お聞き下さい。スコット・マッケンジーで[花のサンフランシスコ]。
今日のお題は[フラワーミュージックのスピリット]」
[今週の一曲]『花のサンフランシスコ』スコット・マッケンジー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしております曲は、
1967年(昭和42年)スコット・マッケンジーで『花のサンフランシスコ』
いやあ、コレをねえ、人吉にいる頃ねえ、ラジオから流れてくるのを耳をすませて
聞いておりましたねえ」
[花の意味は?]
中原「この『花のサンフランシスコ』、どんな事が歌われてると思いますか?
『サンフランシスコに行くなら、髪にいくつかの花を刺しておいて。
[サンフランシスコに行くなら、そこで優しい人達に会うでしょう』という歌詞
なんですね。この[花]こそが[平和の象徴]、[反戦のシンボル]なんですね。
[花]を飾っていた若者は[フラワーチルドレン]と呼ばれていましたねえ。」
[平和の祭典がサンフランシスコで!]
中原「ではでは!なぜ、サンフランシスコなのか?
『武器ではなく花を!』を合言葉にネ、10万を超える人々がサンフランシスコの
モントレーに集まってきました。ここサンフランシスコで大規模な音楽の祭典が
開かれたんですねえ」
※有名なウッドストックが1969年ですから、今のロックフェスの元祖がこのイベント
中原「この「花のサンフランシスコ」は、イベントのプロモーションのために作られた曲
なんですねえ。1967年に3日間開催された「モントレー・ポップ・フェスティバル」には
泥沼と化していた「ベトナム戦争」に反対する人々が、のべ20万人も集って、花を飾り、
平和を願ったそうです。
あれから半世紀以上経った今でも、ウクライナ、そしてパレスチナのガザで戦争が
続いています。沢山の命が失われていますねえ。
反戦運動、自分の国が関わっていなかったら、なかなか平和への思いは動きませんよねえ。
本当に一日も早く、戦争の無い世の中になってほしいものです。」
[フラワーミュージックのスピリットとは?]
中原「では![フラワーミュージックのスピリット]とは
今の時代でも、やはり[花]は平和の象徴ですね。『武器よりも花を!』
今夜は[待宵]を傾けながら、平和について想いを馳せましょう、
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」
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