2024/6/30【映画[雨の訪問者]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
あんた!今月は[雨]の歌流してるらしいネ、[雨の映画]いっぱいいっぱいあるヨ!
『雨に唄えば』でしょう『シェルブールの雨傘』ね、そして今日紹介したい『雨の訪問者』!」
中原「『雨の訪問者』!確かチャールス・ブロンソンが刑事のサスペンスでしたね」
球磨川「そう!ブロンソンとマルレーヌ・ジョベール二人が主演。監督があんた!ルネ・クレマン。
フランス最高の監督よ。『禁じられた遊び』『太陽がいっぱい』、まあ名作!名作!名作!
いかにもねえ、ルネ・クレマンらしいサスペンスが、この『雨の訪問者』!」
中原「ではでは!曲をお届けしましょうか!フランシス・レイ作曲『雨の訪問者(ワルツ版)』」
球磨川「また後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『雨の訪問者(ワルツ版)』フランシス・レイ 
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1970年、昭和45年公開のフランス映画「雨の訪問者」のテーマ、ワルツ版。」
中原「フランシス・レイのメロディって、良いですよねえ」

[雨の訪問者はどんな映画?] 
球磨川「[雨の訪問者]、パイロットの奥さんのマルレーヌ・ジョベールがネ一人、留守番しとってね
着替えてるのを怪しい怪しい男がジーッと見とる、怖い怖い思って、寝てしまうと、
あっ!気づいたらもう、その男が家の中、ベッドの上に!哀れ哀れな奥さん、
乱暴されてしまうんよ。怖いねえ〜」
中原「そうか!その犯人をブロンソン刑事が追うって話ですね」
球磨川「あんた!全然違う!まるっきり違うよ!
乱暴された奥さんは翌朝、まだ家ん中におった怪しい男を猟銃でバーン!撃ち殺すんよ。
それで雨ん中その死体を運んで、海にポーン!その事件を捜査するんがブロンソンなんよ。」
中原「あら!ジョベールとブロンソンは、[犯人と刑事]の関係なんですか」
球磨川「そう!ブロンソンはジョベールの前に現れて『あんた殺したんやろ?』いきなり言うんよ.
まあ展開が早い。ブロンソンはしつこくしつこく付きまとって「あんた犯人やろ犯人やろ」って
追い込んでいく!ジョベールちゃんも、強い女でねえ。全く動揺しない!
その女と男、犯人と刑事の不思議な関係で見せる魅せる!そこがまあ、ルネ・クレマン節やねえ。」
中原「僕はサスペンス劇場でよく犯人役をやってたから、ジョベールちゃんの気持ち分かりますヨ
刑事役もやってましたけど(笑)」

[映画[雨の訪問者]のスピリットとは?] 
中原「では球磨川さん、[映画[雨の訪問者]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!これぞサスペンス!これぞオトナの映画!ともかく、ちゃんと見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[雨の訪問者]見直してみましょう。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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