月別アーカイブ: 2024年7月

2024/7/28【映画[アメリカン・グラフィティ]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
夏ってのは[夜を徹して飲み歩く]なんてのが楽しい季節ですねえ。若い頃はよく朝まで
飲んでましたよ。今日はネ、[夕暮れ]から[夜明け]までの[一夜]を描いた青春映画の傑作を
この方にご紹介いただきましょう」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
ワタシはネ、[夕暮れ]になるとネ、もう眠い![夜]はお寝ンネ!」
中原「はいはい。球磨川さん、年取るとそうなっちゃいますもんねえ」
球磨川「あんた失礼やネ!今日はネ[夕暮れ]から[夜明け]までのワンナイトの青春群像劇の
大大大傑作をご紹介します。映画[アメリカン・グラフィティ]。」
中原「『アメリカン・グラフィティ』=アメグラ、あ〜、好きだなあ。
『スターウォーズ』のジョージ・ルーカス監督が、自分の青春時代を描いた群像劇ですね」
球磨川「[夕暮れ]のドライブインから始まってネ、そのタイトルバックに流れてくるのが、
この曲だよ」
中原「ではお聞き下さいビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ『ロック・アラウンド・ザ・クロック』」
球磨川「ではまた後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『ロック・アラウンド・ザ・クロック』ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1973年、昭和48年公開の映画『アメリカン・グラフィティ』のオープニングで
流れる『ロック・アラウンド・ザ・クロック』」
中原「アメグラの舞台って60年代なんで、映画では50年代から60年代のポップスが
何十曲と流れるんですねえ。素晴らしい」

[アメグラはどんな映画?]
球磨川「[アメリカングラフィティ]は、ジョージ・ルーカスさんが「スターウォーズ」の
前に作った作品やねえ。は辺境の寂れた砂漠の惑星から出たい出たい思っとったルーク
いう青年が、姫様を救いに、宇宙に飛び出すいう話やった。
このアメグラも、田舎から都会に出る若者、出れん若者を描いとる。
半世紀経った今見ても、田舎の若者には十分、十分、響く映画なんよ!
このパート2はどうしようもなく、くだらんかったけどね。」
中原「そうですねえ。田舎から都会に出ていったボクにも、この映画は響きましたよ」
球磨川「そしてそして、アメグラはねえ、車!車!車!ガールハント!ガールハント!とまあ
イキの良い映画。カウボーイハット被ってハリソン・フォードが走り屋で出とったねえ
後に[アポロ13(サーティン)]や[ビューティフル・マインド]撮る名匠ロン・ハワード監督も
まあ、田舎の彼女捨てて都会で羽根伸ばそうする、主人公役で出とるねえ。
何とも若々しくてワクワクして、ちょっと切ない、[夕暮れ]から[夜明け]までの映画やね。」

[映画[アメグラ]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画[アメリカン・グラフィティ]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!今日のネ夜中から[アメグラ]見てみなさい!50年代の音楽に浸りなさい!」
中原「今夜は[銀しろ]をロックで傾けながら、[アメリカン・グラフィティ]を
見直してみましょうかね。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ〜!」

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2024/7/21【黒い花びらのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
夏真っ盛り!これからのひと時、音楽を聞きながら、一休みしてはいかがでしょうか?
今月7月はネ、千昌夫さんに加山雄三さん、日本の歌をお届けしてますので、
今週も日本の歌を流しましょうねえ。
今から65年前、1959年(昭和34年)に始まったのが[日本レコード大賞]。
その1回目、最初のレコード大賞受賞曲、皆さん何だかお分かりですか?ご存知ですか?
永六輔さん作詞、中村八大さん作曲の歌です。
この二人だと[上をむいて歩こう]有名ですねえ。
あの曲は1968年ですからね、レコード大賞に選ばれてないんですね、1回めには。
第1回のレコード大賞受賞曲は、この曲。水原弘で[黒い花びら]!
今日のお題は[黒い花びら]のスピリット」

[今週の一曲]『黒い花びら』水原弘
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしております曲は、
1959年(昭和34年)水原弘さんで「黒い花びら」。
子供の頃、よくラジオで流れてましたねえ。」

[レコード大賞?なんだいそれ]
中原「今から65年前ね、1回目の(レコード) 大賞を受賞したのが
この曲でしょう。この大賞を受賞した時に水原さんはこう言ったんですって。
『レコード大賞?なんだい、それ?』
まあ、この年から始まってるんで、そりゃ水原さんも知らないですよねえ。
このレコード大賞を設立するのがねえ、ずいぶん大変だったでねえ、
共催を頼んだ[日本レコード協会]ですか?断られて、
協賛を求めたテレビの民放も[メリットが無い]と断ってきたそうですよ」

[ラジオ東京テレビからラジオ熊本株式会社へ]
中原「その中で唯一、この企画に乗ったのが、ラジオ局を持った[ラジオ東京テレビ]、
今の[TBS]ですねえ。だから[レコード大賞]ってのは、ずっとTBSでやってるんですねえ。
そして、この番組をお届けしている[RKK]も、ラジオ局を持ったテレビ局なんですヨ!
RKKは何の略かご存知ですか?[ラジオ・熊本・株式会社]。
『頭にRが付くとラジオ局がある』って東京のプロデューサーが言ってましたけどねえ。」

[[黒い花びら]のスピリットとは?]
中原「では![黒い花びら]のスビリット]とは…
[ラジオ東京テレビ]=[TBS]で始まり、最初に[黒い花びら]が受賞した[レコード大賞]の
ように、[ラジオ熊本株式会社]=[RKK]で始まった、この[くまもとスピリット]も
10年20年と長く続けていきたいものです。
今夜は、贅沢に[待宵]のロックで一杯、いきましょうか!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」

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2024/7/14【明日は海の日!やっぱり若大将のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。明日7/15は[海の日]!皆さま、今年海はご覧になりましたか?
出かけられましたか?まだですか?
人吉生まれのボクはねえなかなか海と縁が無いじゃないですか?
だからこそ海に憧れるんですよねえ。
海と言えばやっぱり若大将!若大将と言えば海!
加山さんは海の歌がたくさんあるんですが、今日は[美しいヴィーナス]を
お聞き下さい。
今日のお題は[明日は海の日!やっぱり若大将!]のスピリット]。

[今週の一曲]『美しいヴィーナス』加山雄三
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1970年(昭和45年)、若大将こと加山雄三さんで『美しいヴィーナス』!
ボクはこの歌好きですねえ〜」

[凄いぞ若大将!]
中原「加山さんは永遠の若大将!なんて言われていますが、1961年にスタートした
映画の[若大将]シリーズ。[大学の若大将][銀座の若大将][日本一の若大将]と
どんどん人気が出てきて、[ハワイの若大将]で海外に飛び出して、
その後も[アルプス]に行ったり[リオ]に行ったりと、もうドル箱ですよ!加山さん。
65年には、加山さん実生活で茅ヶ崎にホテルを建てたくらい稼いでた。
ただねえ、東宝が調子に乗ってねえ年に2本も3本も作るでしょう?
まあ観客も飽きてきますよ。60年代の後半はどんどん売上が下がってきましてね」

[70年代の若大将]
中原「この曲[美しいヴィーナス]を歌ってた1970年には、茅ヶ崎の加山さんのホテルが
20億以上もの負債を抱えて倒産したんですねえ!その借金を当時まだ30代だった
加山さんが背負って返していったという、大変な時期だったんですよ」

[[やっぱり若大将]のスピリットとは?]
中原「では![明日は海の日、やっぱり若大将!のスピリット]とは…
ボクにとって、加山さんはやっぱり[永遠の若大将]!
若大将シリーズが終わっても20億の借金があっても、憧れの存在でした。
今夜は加山さんの海を思いながら、スッキリと[KAORU]の炭酸割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」

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2024/7/7【星影のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
今日7月7日は七夕!空の上で[織姫]さんと[彦星]っつあんが年に1回会う日でございます
空を見上げて、星に願いを!今日はやはり[星]にちなんだ曲をお届けしましょうねえ。
千昌夫さんの『星影のワルツ』なんちゅうのはいかがでしょうか?
もう60年も前の歌なんですけど、長く長く愛されてきた歌ですねえ。
日本だけでなく海外でも流れてますよ〜。ボクはね、この歌を台湾で聴いた事があります。
というわけで今日のお題は、[星影のスピリット]!
千昌夫さんで[星影のワルツ]お聞き下さい。」

[今週の一曲]『星影のワルツ』千昌夫
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1966年(昭和41年)、千昌夫さんで『星影のワルツ』
(番組で以前)「北国の春」も流しましたけども、千さんの歌、両方良いですねえ。
ポップスやロックの全盛の頃ですけど、今でも心に強く残ってます。。」

[星影とは?]
中原「ところで皆さん[星影]って何だか分かります?[星の影]?星に影なんかあったか?
なんて思われるかもしれませんが、この[影]って言葉にはね、
もともとはねえ[光]って意味もあるそうなんですよ。
つまり[星影]は[星の光]の事なんです。[月影]の[影]も同じく[光]、[月光]ですねえ」

[長く愛されてきた[星影のワルツ]]
中原「この[星影のワルツ]は長く愛されてきた、というお話をしましたが、
実はヒットするまでに1年かかってるんですねえ。千昌夫さんがこの歌を気に入って
ずっとずっと歌い続けて、有線放送でジワリジワリと人気が広がっていったんだそうです。
その人気は日本にとどまらず、アジアにも広がっていきました。
前に台湾に行った時に、酒場ですけど、女の人たちがいるお店で(現地の人が)
そこで歌うんですよ!ビックリしました。物凄くウマいんですね、日本語が。
そいで『いやあ上手だったねえ』って言うとねえ、日本語が全然、喋れない。
まあ、耳で覚えてるんですね、この歌を。」

[[星影のワルツ]のスピリットとは?]
中原「さて!では![星影のワルツ]のスビリット]とは…
千昌夫さんが大切に大切に歌った歌だからこそ、アジアにも広がっていった[星影のワルツ]
歌も仕事も、そして番組も、長く続けていく事が大切ではないかと思うのでございます。
この5年目の[くまもとスピリット]も10年、20年と続けていきますように!
今宵は、60年以上愛されてきた[白岳]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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