月別アーカイブ: 2024年10月

2024/10/27【映画[巴里の空の下]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
あんた!永井荷風のねえ[ふらんす物語]の朗読をやっとったみたいやね。まあ!いやらしい!
フランスは今年はオリンピックで[スポーツの国]やったけど、本来は[文化の国]やね。
今週はネ、フランスのパリが舞台の映画を紹介しましょうかね?」
中原「はいはい。球磨川さん!パリが舞台の映画、それこそ星の数ほどありますが…」
球磨川「今日はネ、ワタシが紹介したい映画は、1951年公開の映画
『巴里の空の下、セーヌは流れる』!」
中原「おお!70年以上も前の映画ですね!この映画で流れる曲が有名ですよね?」
球磨川「そう!シャンソンの名曲『パリの空の下』!映画の真ん中あたりでねえ、、
セーヌ河沿いで、皆でワイワイ歌われとるね!」
中原「ではお聞き下さい!映画『巴里の空の下、セーヌは流れる』から『パリの空の下』」
球磨川「ハイ!ではまた後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『パリの空の下』ジャン・ブルトニエール
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1951年(昭和26年)公開の映画『巴里の空の下、セーヌは流れる』から『パリの空の下」。ユベール・ジ
ローさん言う人が作曲のシャンソンやねえ。」

[「巴里の空の下」はどんな映画?]
球磨川「この『巴里の空の下、セーヌは流れる』長い題やねえ、この映画はネ、
まさに[人生模様]の映画!70年前!白黒でねえ、巴里の庶民たちの暮らしが描かれていく。
ネコと一緒に暮らしている寂しい婆さん。何やら怪しげな若い芸術家。パリに状況してきた娘さん。
セーヌ川沿いの暮らしがねえ、何やら球磨川沿いの人吉、球磨を思わせる懐かしさがあるんよねえ」
中原「なるほどねえ。人吉球磨も、パリも、川沿いに人々の暮らしがあるんですものねえ。
そういったパリの[人情劇]なんですね」
球磨川「ある意味、そうなんやけどねえ、、さっきチラリと言うたけどね、[怪しげな若い芸術家]が
モデルさん使うて彫刻作ってるんやけど、もう何人も女性を殺してるんよ。
怖い怖い、まあ怖いねえ!大都会パリの「闇」も描いてるんやねえ。
色んな人達の人間模様がネ、少しづつ絡み合うところが面白い!lコレぞ映画!コレぞシネマ!」

[映画[巴里の空の下]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画[巴里の空の下、セーヌは流れる]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!パリもねえ、キレイキレイなトコだけじゃないからネ、コワイコワイ人も大勢
潜んでるからねえ。でもそれに負けない魅力パリにはあるんだわねえ。[文化の都]パリなんやねえ」
中原「はあ、今夜は[金しろ]をロックで、[巴里の空の下、セーヌが流れる]見直してみましょう。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2024/10/20【渡り鳥のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
先週金曜から公開のワタクシ中原丈雄主演の映画「おしゃべりな写真館」、
もうご覧になっていただけましたでしょうか?
熊本駅アミュプラザの[熊本ピカデリー]でのボクの舞台挨拶に来ていただけましたか?
え?客席から手を振ってた?嬉しいですなあ〜。ありがとうございました!
「久しぶりに映画館で映画見たわ」なんてお客さまもいらっしゃったようで、
まあ良いですよねえ。やっぱスクリーンで皆と一緒に見る映画、良いでしょう?
昭和の昔はねえ、毎週、ボクは映画館で映画見てました!
ボクが子どもの頃、1950年代は人吉の映画館、何軒もありましたからねえ。
シリーズ物の映画を親と近所の人と見に行っておりましたねえ。
そう!小林旭さんの[渡り鳥]シリーズ!今週のお題は、[渡り鳥のスピリット]!
小林旭さんで[ギターを持った渡り鳥]、お聞き下さい。」

[今週の一曲]『ギターを持った渡り鳥』小林旭
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1959年(昭和34年)、小林旭さんで『ギターを持った渡り鳥』。
この昭和の頃はねえ、[渡り鳥]シリーズとか加山さんの[若大将]シリーズとか
やたら皆ギター持って歌ってましたねえ。
もうホント何十年ぶりにこの曲聞いてますよ。良いなあ〜」

[渡り鳥シリーズとは?]
中原「小、この[ギターを持った渡り鳥]の舞台は北海道の函館。
ボクも「おしゃべりな写真館」で北海道に行きましたけどね。
さまよう男がたどり着く先は、どうして北海道なんですかねえ(笑)
この[渡り鳥]シリーズはねえ、全部で8作!8本撮られたんですねえ。
刑事をやめて[ギターの流し]になった主人公が流れ着いた土地で女性と知り合って、
そして町を牛耳る悪い黒幕を懲らしめてまた旅に立つという
まあ、話は全部、全くおんなじ!(笑)
アメリカの西部劇も大体おんなじですよねえ、『シェーン』なんかもねえ」

[映画館で見るショー]
中原「話が一緒なのに、なぜお客さんが喜んで映画館に足を運ぶのか?
昭和の昔、娯楽もあまり無かった頃、映画館に[スター小林旭]の[映画]というよりも
[ショー]を見に行っていたという感じなんですかねえ。
そういう意味では[寅さん]もおんなじじゃないでしょうかねえ」

[[渡り鳥]のスピリットとは?]
中原「では![渡り鳥]のスビリット]とは…
ワタクシ中原丈雄も、ある意味[渡り鳥]でございますヨ。
北は北海道から南は人吉、鹿児島、沖縄まで、あちこちの飯場を渡り歩いております!
旅先の宿で、[渡り鳥]が羽を癒やすのは、故郷の米焼酎[白岳]!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2024/10/13【[語り演じる]]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。今日は[RKKの日]の公開収録でお届けしております。(来場者の拍手)
一昨年から昨年にかけて北海道に通って撮りましたね、[おしゃべりな写真館]で
苦労しました。
それよりですねえ、実は今年、苦労したのが、NHK-FMで[朗読の世界]という番組が
あるんですけど、永井荷風の[ふらんす物語]ってのを30本、録ったんですよ。
まあ1本15分なんですけどねえ、これを2ヶ月くらいに渡ってやったんですけど…
まあ〜、これが大変だったですねえ!
明治時代の話だもんですから、口が回らないんですよねえ〜、まあ大変だったですけど。
それでは[[語り演じる]スピリット]で今回、行きましょうかね?
永井荷風が憧れた[フランス]!フランスの音楽と言えばシャンソン!
シャルル・トレネで[詩人の魂]、お聞き下さい。」

[今週の一曲]『詩人の魂』シャルル・トレネ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1951年(昭和26年)シャルル・トレネで『詩人の魂』。いやあ名曲だと思いますねえ」

[ふらんす物語とは?]
中原「さて!今年一番苦労しました[朗読の世界]。永井荷風の[ふらんす物語]。
永井荷風さんが書いた[ふらんす物語]ってのが、あまりにもその頽廃的というか
その当時で、発売禁止になりまして…
明治時代ですからね、その当時に高いお金を使って(フランスに)行って長い事暮らしながら
本に書かれてるのは[向こうの女性との出会い]や[二人の関係]とか、
そういうのをずっとやるもんですから…
「風俗を乱す!」という事で6年間も発禁処分になって、
そのあと永井さん自身が書き直して、出したらしいんですけどね」

[朗読は辛いよ]
中原「明治に書かれたものなので、まあコトバが難しい!
やっぱり普段ボクらがこうやって喋ってる言葉じゃなくて、古い言葉なもんですから、
喋り慣れてないというのかな、まあやっぱり口が回らなくなるんですよね。
(NHKの)演出家がネ、[10分の3秒くらい遅く読んでくれ]とか[速く読んでくれ]とか言って
自分がテンパってというか、そんな事言われたら、もう〜!どうしようも無くなっちゃうん
ですけどね。」

[[語り演じる]のスピリットとは?]
中原「では![語り演じる]スビリット]とは…
[ふらんす物語]を[朗読する]時は、
作者の永井荷風になったつもりで読ませていただきました。
ドラマや映画で[役を演じる]時も、その人たちになりきってやるんですけども…
仕事のあとには、この番組が終わったあとには[KAORU]の[星空ハイボール]でいこうかな
って風に思ってますけども…
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました
(会場からの拍手)ありがとうございまーす」

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2024/10/6【[北の国から]]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です
10月はいよいよ!ワタクシ中原丈雄主演映画「おしゃべりな写真館」が
熊本駅アミュプラザ[熊本ピカデリー]で来週金曜18日から公開されます!
3日間、舞台挨拶をしますので番組のリスナーの皆様、ぜひ[熊本ピカデリー]に
足をお運び下さいませ!
「おしゃべりな写真館」は、北海道の南東部の[十勝]という所が舞台でございます。
[十勝]どこらへんか分かりますか?[十勝]のお隣が[富良野]なんですよ。
そう!ドラマ「北の国から」の舞台になった[富良野]!
ここはねえ[十勝岳]を望む、まあ素晴らしいところですよね。
というわけで今週のお題は、[北の国から]のスピリット]!
『北の国から』さだまさしさん作曲[はるかなる大地より]、お聞き下さい。」

[今週の一曲]『北の国から』[はるかなる大地より]さだまさし
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1981年(昭和56年)放送のドラマ『北の国から』の主題歌「はるかなる大地より」。
このドラマ放送からもう半世紀近く経ってるんですねえ。
[北の国から]は最初視聴率ひとケタだったらしいですねえ、
それが最終回で20%突破して、なかなか最近はそんなドラマ無いですねえ」」
※その後のスペシャルも20年に渡り8本作られ
最後の[北の国から2002遺言]は視聴率38.4%

[十勝が舞台の[おしゃべりな写真館]とは?]
中原「[北の国から]の舞台[富良野]の隣が、私達が撮った映画[おしゃべりな写真館]の舞台に
なったわけなんですけど、[十勝郡]の[鹿追町]という小さい町なんですけどね。
で、ボクの役は妻を失った写真家。亡くなった妻が賀来千香子さん。
そのお父さんが橋爪功さん。その橋爪さんの遺言で
『十勝で100年の歴史ある[写真館]へ来い』と『そしてお前が継げ』という事で
行くんですねえ。
ある日、雪の中に埋もれている、自分の写真館の前で、その女の子を助けて、
この[写真館]で二人で暮らす事になるんですよ。この女の子がねえ、亡くなった賀来さんや
橋爪さんの幽霊が出てくるんですけど、コレが見えるんですよ。
幽霊の橋爪さんは『死ぬまでに町の人の写真集を作りたい』と思いながら亡くなった。
北海道の四季の自然が何とも美しくて、人と人の関わり合いを描いた
ホントに素敵な良い映画に仕上がっておりますよ。ぜひお楽しみにいらっしゃって下さい」

[[北の国から]のスピリットとは?]
中原「では![北の国から]のスビリット]とは…
[十勝の鹿追町]で四季折々の自然を描くため2年近くかけた「おしゃべりな写真館」、
熊本ピカデリーで、皆様ぜひご覧下さいませ!
見た後は北海道の雪の色と同じ[しろ]を水割りで乾杯しましょうそして語り合いましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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過去1週間以内に放送された番組を配信中!
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