中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
この番組6年目を迎えて、これまで300曲以上の曲、紹介していますけどね。
ボクがだいたい何をかけるっていうのを自分でノートに書いてんですね。
だいたいがネ、自分の若い頃、50年代〜60年代ってのが
ボクが好きな曲なんですけども…それを中心に、この選ぶんですけども…
この選曲ってのがこの楽しいんですよねえ。アレもかけたい、コレもかけたい…
そして、まだまだ知らない曲が沢山ありますネ!
リスナーの皆さんの知らない音楽との出会いがあってほしいと思ってますネ。
そんなボクでもね、この歳になって初めて出会った音楽ってのがありまして、、
お聞きください。ジョゼット・デイで『かっこう』。」
[今週の一曲]『かっこう』ジョゼット・デイ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1940年(昭和15年)ジョゼット・デイで『かっこう』。
演奏はジャンゴ・ラインハルトとフランス・ホット・クラブ五重奏団です。
フランス語だと『かっこう』は『coucou(クックー)」なんですねえ」
[かっこうとの出会い]
中原「この曲とねえ出会ったのは、実はねえ球磨川が舞台のボクの主演映画『囁きの河』の
監督と東京の街で飲んでいた時、レコード屋をブラブラしてて見つけたんですね。
曲自体はボクが生まれる前、今から85年も昔、第二次世界大戦の頃なんですけども、
いいですねえ。何ともオシャレじゃないですか?
コレ、戦時中の歌ですよ、日本だったら軍歌とか重苦しい音楽しかなかった頃に、何と
この軽やかさ!フランスという国の[文化]に対しての強さ、素晴らしさを感じましたねえ」
[文化のチカラ、音楽のチカラ]
中原「ボクは自分で絵も描くんですけれども、ヨーロッパの芸術に憧れがありまして、
フランスも何度か訪ねておりますけども。建物の持つ歴史、文化、たくさんの芸術、
それらを本当にフランス国民っていうのは、大切にしようという気持ちを街を歩いててても
感じますよねえ。
東京に戻ると、まあ看板やネオンや、まあそんな、それも文化なんでしょうけど、
悲しいことを時々、感じますね。」
[かっこうのスピリットとは?]
中原「では![かっこうのスビリット]とは…
ボクにとって、この[かっこう]との出会いで、更にフランスという国の
文化への意識の高さへ、より敬意を持つことができました。
今夜は、熊本の米焼酎文化を支える[白岳]に燗を付けていただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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