月別アーカイブ: 2025年5月

2025/5/25【映画[さらばベルリンの灯]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。今年の夏はネ、
トム・クルーズのネ『ミッション・インポッシブル』の[最後]のヤツが公開されるネ。」
中原「還暦とっくに過ぎてる(62歳)のトムちゃん!また飛行機の翼に掴まってたり
相変わらず無茶なアクションやってるみたいですね」
球磨川「まあ、それでこそトムちゃんやねえ。けどね、元々の60年代のドラマ『スパイ大作戦』は
あんな派手な事はしとらんかった。60年代言うたらネ、007はじめスパイ映画が沢山沢山!
中にはネ、全くドンパチがない、そもそもネ、主役が銃を持ってない映画もあった。
映画『さらばベルリンの灯』ジョン・バリーのメロディ、お聞きください。』

[今週の一曲]『さらばベルリンの灯』ジョン・バリー作曲
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1966(いっせん…)年、昭和41年に公開された映画『さらばベルリンの灯』からネ、
ジョン・バリー作曲のテーマ曲をお届けしておりますヨ!」

[シリアスなスパイ映画]
中原「ジョン・バリーのメロディ、良いですねえ。何とも切ない哀愁に満ちたこの曲が、
映画の雰囲気を語ってくれてますね」
球磨川「そう!007みたいに秘密兵器が出たり、トムちゃん映画みたいに高いトコから飛び降りたりせんのよねえ。ジョージ・シーガル演じるイギリスの諜報部員がネオナチの組織を探るためにネ
ベルリンに潜入するんやけどネ。誰が敵やら味方やら分からん中で、地道に情報を集めて集めて…
まあ、そんな中にねえ、美人教師と仲良くなったりする」
中原「は〜!ちょっとしたロマンスがあるのは、007シリーズと似てますよね。」
球磨川「そうそう!こういったスパイ映画はロマンスが大事やね!けどもっと大事なのは悪役ネ!
主役のジョージ・シーガルは、まあ怖い怖いネオナチのボスに捕まって、拷問されるんやけど
そのボスが、まあなんとなんと!名優のマックス・フォン・シドー!」
中原「拷問シーンも今見ると、そんな大した事はされてないんですけど、自白を強要される相手が
マックス・フォン・シドーなんで、やっぱり怖いですよねえ。」

[映画音楽の巨匠ジョン・バリー] 
中原「ボクの場合、『さらばベルリンの灯』は、このジョン・バリーの音楽が先だったんですよ。
いやホント、ジョン・バリーは60年代の映画音楽で大活躍でしたねえ。」
球磨川「そう!007の音楽も『ゴールドフィンガー』に『サンダーボール作戦』とかやっててネ
その他にも『野生のエルザ』=「ボーン・フリー」はやっとるわ、まあ大人気やったねえ」

[映画[ベルリンの灯]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[ベルリンの灯のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!スパイ映画も色々あるけど、トムさんみたいに高いトコから飛び降りたりしない
そもそもドンパチもほとんどない「ベルリンの灯」、今夜見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[ベルリンの灯]を見直してみましょうか。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/5/18【ベルギーのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。先週は[パリ・ミュゼットのスピリット]という事で、
アコーディオンがメインの、フランスの下町のダンスミュージック。
夜のお酒の友にピッタリの[パリ・ミュゼット]をお届けしましたが、
今週も[パリ・ミュゼット]の名曲をお届けしましょうかね!
この[パリ・ミュゼット]というのは、もともとヨーロッパの移民たちが始めた音楽だ
そうでして、今日はネ、ベルギー生まれのアコーディオン奏者の[パリ・ミュゼット]を
お聞きください。ギュス・ヴィズールで『モントーパンの火』。」

[今週の一曲]1『モントーパンの火』ギュス・ヴィズール

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
[パリ・ミュゼット]の名曲、ベルギー生まれのアコーディオン奏者ギュス・ヴィズールで
『モントーパンの火』。」

[ベルギー生まれでなぜ[パリ・ミュゼット]?]
中原「この曲が生まれたのは、第二次世界大戦中の1940年代。
ナチスのフランス侵攻とパリ陥落の頃なんですねえ。
モントーバン地方っていうは、このフランスの南部でね、ヨーロッパ北部から
逃げてきた、いろんな国の人々がたどり着いた街なんですね。
こんな爽やかな音楽の裏にはそんな[戦争の暗い歴史]が眠っているんですねえ。」

[ベルギーの思い出]
中原「さてさて!今日のお題は[ベルギーのスピリット]。
実はボクが初めて訪ねたヨーロッパの国が、[ベルギー]なんですよ!
ベルギーってヨーロッパのどの辺りかすぐに言えますかね?
え?ベルギーワッフルしか知らない?(笑)そうですか。
地図で見るとフランスの上、オランダとドイツの下、まあこの大きい国にはさまれた
それでも九州よりちょっと小さな国なんです。ビール、チョコレート、有名です。
なぜ[ベルギー]に行ったのか?コレがねえドラマの[特捜最前線]のロケだったんですね。
30代の頃で、ボクは犯人なんですけども。
ベルギーに逃亡しているのを[特捜最前線]の二谷英明さん達が追っかけてくる。
えー、8周年記念の1985年407,408話『霧のベルギー失踪事件』。
亡くなった早乙女愛さんも出てますねえ」
2週間ベルギーにいたんですけど、2時間もあればお隣のフランス、パリに行ける
距離なんですよ!そんな近いところにベルギーはあって…
もう![パリ!パリ!パリ!憧れのパリに行きたい!でも撮影で行けない!]と
何とももどかしかったのを覚えています。
その時にね(奥様に)お土産で買った服、今では娘が着てますけども。
自分のお土産に買ったのがパイプ、コレもね家にありますよ。
まあベルギーのアレはアンティークショップで買ったんですけども。
奥さんに買った服、何十年も前ですけど、まだちゃんと着れますからねえ」

[ベルギーのスピリットとは?]
中原「では![ベルギーの思い出のスビリット]とは…
ボクにとってベルギーは、[パリに行きたいのに行けなかった悔しい思い出の地]。
今夜は、[待宵]のロックでも傾けましょうかね?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました〜」

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2025/5/11【パリ・ミュゼットのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄ですー。コロナ禍以降は円安で、海外からのお客さんは増えてきているものの
日本から海外旅行に出かけるなんて、とてもとても!なんていう
そういう時代になってますねえ、今。
でもね、やっぱり[海外]に行って、その土地の空気を吸って、その土地の物を食べて、
その土地の音を聞くと、ちょっぴりと自分が成長したような気になれて、
良いものですよねえ。ボクにとって、そんな[海外]の街が、フランスのパリ!
今週と来週は、そのパリの下町の音楽=[パリ・ミュゼット]をお届けしましょう。
ではお聞きください。フランソワ・パリジで『アニーゼット』。」

[今週の一曲]『アニーゼット』フランソワ・パリジ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
パリ・ミュゼットの名曲、フランソワ・パリジで『アニーゼット』。
何とも陽気で爽やかで、初夏の5月にピッタリですねえ。」

[パリ・ミュゼットとは?]
中原「さて今日のお題は[パリ・ミュゼット]のスピリット。
3月にも同じパリ・ミュゼットの[たそがれのメロディ]をお届けしましたけど、
パリ・ミュゼットってのはネ、アコーディオンをメインとしてフランスの下町で
愛されてきた音楽。労働者ためのBGMと言われてますけれども…
[ミュゼット]とは[ミューズ]=[音楽の女神]の事なんですよ。
労働者や移民が集まる酒場で流れていた、いわゆるダンスミュージックなんですね」

[パリの夜の過ごし方]
中原「日本でも東京の浅草だったり京都だったりの観光地は、その国の人たちよりも
他の国の人たちが多かったりしますでしょ。フランスのパリもそうなんですよ。
パリの夜の街に出ると、ボクも含めて色んな国の人たちがねえ、
温かいオレンジの街灯に照らされながら、おいしいおいしい小皿料理を肴に、
おいしいお酒を飲んでましたねえ。
まあ、牡蠣なんかとてもおいしかったけど、肉ってのは日本の方がいいですねえ。
あんまりおいしくなかったなあ。安い店ではなかったんですけどね。
このパリ・ミュゼットの曲を聞くと、パリの夜の街が蘇ってきますよ。
皆さんもパリに旅行に出かけてみると、良い時間が過ごせますよ!」

[[パリ・ミュゼット]のスピリットとは?]
中原「では![パリ・ミュゼットのスビリット]とは…
この軽やかで明るいメロデイ、夜のお酒の友にピッタリだと思いませんか?
今夜は、軽やかで明るい[銀しろ]のハイボールをいただきましょうかねえ。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました〜!」

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2025/5/4【茶摘みのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。皆さまゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?」
今のこの時期は、まさに[夏も近づく八十八夜]でございますねえ。
立春から数えて88日、今年は立春が2/3でしたから八十八夜は5/1。
この日に摘んだお茶は新茶、一番茶と呼ばれ、無病息災になる縁起が良いお茶
ですねえ。ボクのふるさと人吉は[お茶どころ]!
おいしいおいしい新茶が摘まれている頃ではないでしょうか?
ではお聞きください。ひばり児童合唱団で『茶摘み』。」

[今週の一曲]『茶摘み』ひばり児童合唱団
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1912年(明治45年)に尋常小学校唱歌で発表された『茶摘み』。
ひばり児童合唱団の歌声をお聞きいただいております。」

[人吉のお茶は?]
中原「お茶どころ人吉のお茶、有名なのはねえ、玉(たま)緑茶ですかねえ。
普通のお茶っ葉って揉まれて細いでしょう?この玉緑茶はね、ちょっと丸くなってるんです
その分、じんわりと、このお茶のエキスが出てきて、まあ〜味わい深いんですね。
人吉には、歴史ある良いお茶屋さんもたくさんあって、茶畑も物凄くたくさんあるんですよ
ボクが主演した球磨川を舞台にした映画、今年公開されるんですけれども[囁きの河]、
この映画の撮影にも、お茶畑とお茶屋さんが出てくるんですよ」

[[囁きの河]でのお茶の風景]
中原「ボクが演じる役が、何十年ぶりに被災したふるさと人吉に帰ってくる男なんですが、
ボクの息子の元彼女がCAさんでしてねえ。彼女もまた人吉にやってきて、人吉で
いろんな人々と触れ合うんですけども。その中の一つが人吉のお茶屋さん[立山商店]。
そこで、人吉茶を飲みながら、お茶の収穫の体験をしたりして、お茶の話をするんです。
中原「この[囁きの河]、人吉で生きる人々の暮らし、そして風景をじっくりと描いた
とても静かで、ヨーロッパ映画のような良い仕上がりになっております。
人吉や熊本市内での上映が決まりましたら、またお知らせしますね。」

[[茶摘み]のスピリットとは?]
中原「では![茶摘みのスビリット]とは…
[夏も近づく八十八夜♫]と、この[茶摘み]の歌は夏の訪れを感じさせてくれますねえ。
今夜は[KAORU]を人吉の新茶の[緑茶割り]で、いただきましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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