中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。今年の夏はネ、
トム・クルーズのネ『ミッション・インポッシブル』の[最後]のヤツが公開されるネ。」
中原「還暦とっくに過ぎてる(62歳)のトムちゃん!また飛行機の翼に掴まってたり
相変わらず無茶なアクションやってるみたいですね」
球磨川「まあ、それでこそトムちゃんやねえ。けどね、元々の60年代のドラマ『スパイ大作戦』は
あんな派手な事はしとらんかった。60年代言うたらネ、007はじめスパイ映画が沢山沢山!
中にはネ、全くドンパチがない、そもそもネ、主役が銃を持ってない映画もあった。
映画『さらばベルリンの灯』ジョン・バリーのメロディ、お聞きください。』
[今週の一曲]『さらばベルリンの灯』ジョン・バリー作曲
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1966(いっせん…)年、昭和41年に公開された映画『さらばベルリンの灯』からネ、
ジョン・バリー作曲のテーマ曲をお届けしておりますヨ!」
[シリアスなスパイ映画]
中原「ジョン・バリーのメロディ、良いですねえ。何とも切ない哀愁に満ちたこの曲が、
映画の雰囲気を語ってくれてますね」
球磨川「そう!007みたいに秘密兵器が出たり、トムちゃん映画みたいに高いトコから飛び降りたりせんのよねえ。ジョージ・シーガル演じるイギリスの諜報部員がネオナチの組織を探るためにネ
ベルリンに潜入するんやけどネ。誰が敵やら味方やら分からん中で、地道に情報を集めて集めて…
まあ、そんな中にねえ、美人教師と仲良くなったりする」
中原「は〜!ちょっとしたロマンスがあるのは、007シリーズと似てますよね。」
球磨川「そうそう!こういったスパイ映画はロマンスが大事やね!けどもっと大事なのは悪役ネ!
主役のジョージ・シーガルは、まあ怖い怖いネオナチのボスに捕まって、拷問されるんやけど
そのボスが、まあなんとなんと!名優のマックス・フォン・シドー!」
中原「拷問シーンも今見ると、そんな大した事はされてないんですけど、自白を強要される相手が
マックス・フォン・シドーなんで、やっぱり怖いですよねえ。」
[映画音楽の巨匠ジョン・バリー]
中原「ボクの場合、『さらばベルリンの灯』は、このジョン・バリーの音楽が先だったんですよ。
いやホント、ジョン・バリーは60年代の映画音楽で大活躍でしたねえ。」
球磨川「そう!007の音楽も『ゴールドフィンガー』に『サンダーボール作戦』とかやっててネ
その他にも『野生のエルザ』=「ボーン・フリー」はやっとるわ、まあ大人気やったねえ」
[映画[ベルリンの灯]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[ベルリンの灯のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!スパイ映画も色々あるけど、トムさんみたいに高いトコから飛び降りたりしない
そもそもドンパチもほとんどない「ベルリンの灯」、今夜見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[ベルリンの灯]を見直してみましょうか。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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