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2025/11/2【70年代フォークのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
すっかり秋も深まり、来週はもう立冬(りっとう)!暦の上では冬が始まります。
本当に日が落ちるのも早くなりましたねえ。こうやってだんだんと夜が長くなると
ふと、昔の事を思い出したりしませんか?まあこの番組はネ昔の話が多いんですけども。
というわけで、今月11月の頭は、ボクが20代の頃、70年代の音楽をお届けして
いきましょうかね? 70年代を代表するフォークを一曲、吉田拓郎で『マークII』。
今日のお題は[70年代フォークのスピリット]!」

[今週の一曲]『マークII』吉田拓郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1970年(昭和45年)吉田拓郎で『マークII』。
これ、トヨタの車の『マークII』の事なんですよねえ。
何でも拓郎氏が女の子とデートしようとしたら、かっこいい男がやってきて
かっさらって行ったらしいんですよ。そん時に通りかかった車が『マークII』で
この曲が生まれたらしいんですねえ。
でも歌詞には一切『マークII』出てこないんですけどねえ(笑)」

[70年代、音楽の変化が!]
中原「さてさて今日のお題は[70年代フォークのスピリット]。70年代の日本の音楽は
GSブームが落ち着いた頃!60年代の海外の音楽の影響も強かったんですねえ。
拓郎氏が歌ってたのは、ボブ・ディランあたりのメッセージフォークですよねえ。
その流れを汲みながらも新しかったんですねえ。どこらへんが新しかったと言うと…
当時は学生運動が盛んだったんでネ、[反戦ソング]、そういう難しい言葉を並べて
[俺達が世の中を変えるんだ!]って背伸びした若者たちの 歌が多かったんですよね」

[吉田拓郎の新しさ]
中原「そんな中で彼の歌ってのは、[どこにでもいる等身大の自分]を歌ってたんです。
この[マークII]も[女の子を取られちゃったボク]の経験がもとになってますからね。
そんな[自分の恋愛]や[生き方]、身の回りの事をテーマにするようになってから
当時の硬派フォークファンからは[軟弱だ!][大衆に迎合した]なんて、
ずいぶん叩かれたそうですよ〜。」

[70年代のスピリットとは?]
中原「では![70年代フォークのスビリット]とは…
そんな[等身大の自分]を歌った吉田拓郎の[歌]、ボクにはしっかりとしみてました。
しみるウマさの[白岳]をロックで乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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