2025/11/16【パリ・ソレイユのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて!今年ボクは映画[囁きの河]の上映、舞台挨拶のために北は東北から、えー、
関西、小倉、別府と日本全国を旅しました。
まあ〜、[仕事]抜きで[旅]をしたくなりませんか?したいですよねえ?
例えば、フランス!良いですねえ。行きたいなあ!
というわけで、今日はそんなフランスはパリという街を歌った曲をお届けしま
しょうかね!ジュリエット・グレコで『パリ・カナイユ』。
今日のお題は[パリ・カナイユのスピリット]」

[今週の一曲]『パリ・カナイユ』ジュリエット・グレコ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1953年(昭和28年)ジュリエット・グレコで『パリ・カナイユ』。
ボクはねえ、グレコのこの曲を聞くと、なんだかこう背筋がスッと伸びるような
気持ちになるんです。イブ・モンタンとか色んな人がこの歌を歌ってますけど
全く彼女の歌は違いますねえ!歌い手でこんなにも変わるんですかねえ。」

[フランス時代の寵児グレコ]
中原「このグレコは10代の頃、第二次大戦中にレジスタンスだったお母さんと共に
ナチのゲシュタポに捕まるという壮絶な体験をしているんですね。
戦後パリが開放されて文化の花咲き乱れるパリで、彼女は時代の寵児(ちょうじ)と
なっていくわけですね。
映画のヌーベルバーグを代表するゴダール、トリュフォー、哲学者のサルトルなんかと
毎晩のように芸術や哲学を語っていたそうなんですよ」

[パリ・カナイユとは?]
中原「さてさて、今夜のお題は[パリ・カナイユのスピリット]。
[パリ・カナイユ]ってどんな意味か分かりますか?[カナイユ]は[あの野郎この野郎]
の事、つまり[パリ・カナイユ]というのは[パリ野郎]って事なんですねえ。
どんな歌詞かと言えば[パリ野郎!アンタのペテン師みたいな格好、ボロ服!
がなりたてるアコーディオンそんなのお金になりゃしない!だけどステキよ!]、
[お金や見た目じゃなくその人の生き様、その魂(スピリット)に惹かれるんだよ]って
パリを擬人化して、[パリへの愛]を歌ってるんですねえ〜」

[『パリ・カナイユ』のスピリットとは?]
中原「では![パリ・カナイユのスビリット]とは…
ボクもねえ[パリ野郎]みたいに、[生き様]や[魂]で人々に愛されたいなあ!
そしてまたパリにまた行きたい!フランスに行っても、もちろん私は[しろ]で一杯!
やりますよお。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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