2025/10/12【横丁の風呂屋のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
朝晩冷えこんでくる今日この頃、温泉が、お風呂が恋しくなりますねえ。
今だと学生さんて、やっぱり一人暮らしのマンションなんかあっても、
もちろんお風呂付いてるでしょうねえ。
でもね、ボクらのねえ、昭和のねえ、ボクが東京で学生やってた頃、
20代の頃は風呂付きの部屋なんて、あるわけが無いですよねえ。
だからねえ、皆近所の[横丁の風呂屋]に通ってましたねえ。
ボクも、誰かさんと通ってましたヨ。(笑)
湯冷めしないようにネ、『赤い手ぬぐい♫マフラーにして♫』
『一緒に出ようねって言ったのに♫』なんちゃってねえ。
というわけで、今日のお題は[横丁の風呂屋のスピリット]。
歌はもちろん!かぐや姫で『神田川』。」

[今週の一曲]『神田川』かぐや姫
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1973年(昭和48年)かぐや姫で『神田川』。
今の若い人は、この[横丁の風呂屋]に一緒に行くっていう感覚、
分かるかなあ?分かんねえだろうなあ〜。
思い出しますね、本当に貧しかったあの頃、何か聞いていると
涙が出て来ますねえ〜。」

[子どもの頃の横丁の風呂屋]
中原「さてさて、今日のお題は[横丁の風呂屋のスピリット]。
昭和の昔、ボクが子どもだった頃、家にお風呂がある家ってほとんど無かった、
って言うか知らなかったですね。
まあ、ボクの故郷の人吉、球磨は良い温泉がいっぱいありますからね。
みんな温泉に行って、入ってましたよ。ボクにとっての[横丁の風呂屋]ってのはネ、
[願成寺温泉]、そして[妙高温泉]ってのがありましたねえ。
こういった[横丁の風呂屋]ってのはネ、地域の人たちの[社交場]でもあるんですよね。
『あら〜、原田さんの坊っちゃん、大きくなったねえ〜』
『あら!池本さんちの爺ちゃん、腰の具合はどぎゃんネ?』なんていうことが
男湯でも女湯でも聞こえてくるんですよ。」

[横丁の風呂屋のスピリットとは?]
中原「では![横丁の風呂屋のスビリット]とは…
ボクにとっては、[神田川]みたいな[恋人との風景]というより、
田舎の地域の人々が裸で交流をする[社交場の風景]を思い出しますねえ。
今宵、故郷のお酒[白岳]を、風呂上がりにロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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