中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今日はRKKの日の公開収録でお届けします!」
※会場からの拍手
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
誰も私の事、知らん知らん言うてるけどね、、今日も[映画音楽]の話しましょうネ。
[映画音楽]いうんはネ、作曲家が監督やらプロデューサーやらとああでもないこうでもない言うてネ
何曲も何曲も作って、映画に合わせて録音しとるんよ」
中原「ああ、そうですよね!ボクのバンドTAKEO.UT☆MENにもね、アニメの[おそ松さん]や
[ウルトラマン]の音楽を担当してる、ボクのバンドではキーボードをやっている石川くんが
何十曲も作曲してるって言ってましたよ。」
球磨川「今日ネ、ワタシが紹介したい映画は、事前に映画音楽として作っとらんでねえ、
映画に合わせて、[即興]でネ、マイルス・デイビスさんが演奏した『死刑台のエレベーター』。」
中原「ああ!ルイ・マルが25歳の若さで監督デビューした、とても面白い映画ですよね。
では!映画『死刑台のエレベーター』からマイルス・デイビスの演奏でお聞き下さい!」
球磨川「ハイ!ではまた後で、お会いしましょうネ」
[今週の一曲]『死刑台のエレベーター』マイルス・デイビス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1958(年、昭和33年公開の映画『死刑台のエレベーター』から
マイルス・デイビスの即興音楽をお届けしとりますヨ。何とも官能的!」
[死刑台のエレベーターはどんな映画?]
球磨川「この『死刑台のエレベーター』いう映画はネ、会社の社長の奥さんジャンヌ・モローがネ、
不倫相手のモーリス・ロネと共謀してバーン!とねダンナである社長を撃ち殺させるんよねえ。
ところがモーリス・ロネが何とも抜けとってねえ、社長の部屋に忍び込むために使ったロープがねえ
ビルの外にブラーン、と下がっとる。おお!慌てて会社に戻ったらエレベーターがガン!と
止まってしまって、まあ大変ネ!ケータイも無い時代なんでモローと連絡取れず、もう大変!」
中原「それで『死刑台のエレベーター』という題名なんですよね。
この映画の凄いところは、ジャンヌ・モローとモーリス・ロネが、最初に電話するだけで
映画の中で、全く会わないんですよね。」
球磨川「そう!ジャンヌ・モローが夜のパリの町並みを、不安な表情でさまようシーンにネ
このマイルス・デイビスが流れてくる。まあそれだけで濃厚な二人の愛を感じるんよねえ。
まあ見事!」
[死刑台のエレベーターのスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画[死刑台のエレベーター]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ![死刑台のエレベーター]はネ、見事な見事な映画!
日本でリメイクされた、アベちゃん主役の方があるんやけどね、残念やったねえ〜。
ルイ・マルの[死刑台のエレベーター]はネ、是非ご覧になってちょうだいネ!」
中原「ハイ!それでは今夜は[銀しろ]をロックで傾けながら、[死刑台のエレベーター]を
見直してみましょうかね。また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょうか。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!ではまた来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
※会場からの拍手
中原「(笑)どうも…」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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