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2025/3/9【[川は流れる]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
3/5が啓蟄(けいちつ)、春に向かう陽気に誘われて、この土の中の虫たちも
ひょっこりと顔を出す頃ですよねえ。とは言え、まだまだ寒さが残るこの時期、
思い出すのがねえ。去年の今頃、球磨川で撮影しておりました主演映画『囁きの河』。
今年の夏あたりには、公開しますのでお楽しみにして下さい!
今日は、人吉球磨での撮影で、心に残った出来事をお話しましょうかね?
仲宗根美樹さんで『川は流れる』、お聞きください。
今日のお題は、[川は流れる]のスピリット」

[今週の一曲]『川は流れる』仲宗根美樹
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1961年(昭和36年)仲宗根美樹さんで『川は流れる』。
仲宗根さんの歌声、良いじゃないですかねえ〜。」

[映画『囁きの河』とは?]
中原「今年もボクが主演の映画が公開されます。それが人吉球磨を流れる球磨川を
舞台にした『囁きの河』。
熊本の豪雨から3ヶ月たったある日、母が亡くなったと連絡を受けた主人公、
(私なんですけどね)22年ぶりに故郷の人吉球磨に帰ってきます。
そこで見たものは、山が削られて、多くの家が流されて、変わり果ててしまった
故郷の風景でした。」

[撮影で心に残った出来事]
中原「この映画の撮影で、人吉球磨、一勝地の集落だったですねえ、
撮影するシーンがありましてねえ。
ここがネ、被災してどこも道が駄目になって、それで[廃村]になっちゃったんですねえ。
水害で壊れたままの立派な家がそのままいくつもいくつも残ってるんですけども、
でも、誰も住んでいないんですよ!
そこで一日、撮影をしていたんですけどねえ。ちょうど今くらいの時間ですかねえ。
そこに立ってる電信柱から「5時になりました、気をつけて帰りましょう」っていうね、
子どもの声で村内放送が流れてきたんです。いやあまだ機械が生きているんですかね。
誰も住んでいない村の中に、放送が流れるんですよ。
何とも言えない、寂しいというか悲しい気持ちになったのを覚えていますねえ〜。」

[川は流れるのスピリットとは?]
中原「では![川は流れる]のスビリット]とは… 熊本地震からまもなく10年、
球磨川の水害からは5年。
映画に出来る事は、その時の人々の思いを残して、伝えていく事ではないかと
思っています。今宵、ふるさと人吉球磨の焼酎、[待宵]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/3/2【レコードの思い出のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
リスナーの皆さんがお気に入りの歌、カラオケの十八番は何でございますか?
最近のカラオケの人気ランキングなんてのを見ますとねえ、YOASOBI[アイドル]、
クリイピー・ナッツ[ブリングバンバンボーン]、全然分からない知らない歌ばかりですねえ

でもねえ、若い人とかもいる2次会とかで、こういう歌がこの始まると、若い方は皆、
歌って踊って盛り上がってるんですよネ。やはり[青春時代]に出会った歌ってのは
[思い出]と共に、この身体に染みこんでますからねえ。
ボクも[青春時代]、はるか昔ですけれども劇団で悶々としていた[思い出]と結びついた歌がありま
して…ではお聞きください。ドゥルピで『ふたりの青春』。」

[今週の一曲]『ふたりの青春』ドゥルピ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1975年(昭和50年)ドゥルピで『ふたりの青春』。いやあ涙が出るくらい懐かしいですね」

[ドゥルピのレコードとの出会いは?]
中原「ボクはこの歌を聞くと、20代後半、劇団にいたんですけどね、
ビンボービンボーの[青春時代]を思い出すんですよ。当時、劇団には事務のおばさん、
コヤマさんと言う人なんですけどね、ダンナさんがTBSの偉い人なんですけれども。
事務所でねえ、ボクは音楽が好きだから、よくコヤマさんと音楽の話をするんですよ。
そしたらある日、コヤマさんが[中原さんが好きそうなレコードをダンナから
もらって来たからあげるネ]ってネ、何枚かレコードをもらったんですよ。
その中にコレが入ってたんですねえ。サンプル版として…
ずーっと聞いてました。何かこうやっぱメロディがねえ、響くんですよね、心に。」

[レコードの儀式]
中原「レコードってのは、紙のジャケットからビニールに入った黒くて丸い盤を取り出して
スプレーをシュ〜ッ!とかけて、クリーナーで丁寧にホコリを取り除いて、
プレイヤーに乗せてゆっくりとこの針を下ろす、一つの儀式があるんですねえ。
今のスマホみたいにププププ!とすぐに音楽が聞けるわけじゃないんですよ。
コレがでも良いんですね!
この儀式をしてレコードを聞くと、劇団時代の当時を思い出すんですよねえ。
あのホコリ臭〜い楽屋の匂いとか、大道具とか小道具とか自分たちで作ってましたからね、その
時の[思い出]が蘇ってきます。」

[[レコードの思い出]のスピリットとは?]
中原「では![レコードの思い出のスビリット]とは…
[思い出]と結びついてる音楽はやっぱり一生、忘れられないモノですよね。
ボクにとっての[思い出]の酒は、人吉球磨の米焼酎[白岳]!
今夜は[白岳]を燗につけて、 いただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/2/23【映画[ニュー・シネマ・パラダイス]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ、球磨川長治です。今日はねえ、みんな大好き!
映画好きのお母さんお父さん、お嬢ちゃん坊っちゃんもみんな泣ける、あの!映画を
ご紹介しましょうかね。じゃさっそく音楽をかけますヨ、ハイ!音楽スタート!
中原「おお!良いですね!皆さんこのメロディ、聞いた事あるんじゃないでしょうか?
この映画のタイトル、皆さんご存知ですか?」
球磨川「エンニオ・モリコーネのこの何ともしれん郷愁を誘う温かいメロディ、見事見事!
映画も見事!そう『ニュー・シネマ・パラダイス』!ではまた後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『ニュー・シネマ・パラダイス』テーマ/エンニオ・モリコーネ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1988年、昭和63年に公開された映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネちゃん作曲のテーマ。
このメロデイ聞くだけで涙が出てくるネ」
中原「昔は洋画劇場でよく流れていましたけど、最近だと映画自体を見たことが無い人が
多いんじゃないですかね?』

[ニュー・シネマ・パラダイスはどんな映画?]
球磨川「ハイ。『ニュー・シネマ・パラダイス』は、イタリアのシチリア島の片田舎が舞台でね。
町の人の娯楽言うたら、教会を間借りした映画館での上映だけ。お坊ちゃんお嬢ちゃんからね
爺さん婆さんまでねえ、映画館でみんな一緒に映画見て、泣いたり笑ったり。
映写技師のヒゲのおじちゃん=フィリップ・ノワレとねえ仲良しのヤンチャな男の子トトがねえ
映画に夢中になるんよ。昔の映画はねフィルムを繋げて上映するんやけど、
田舎町だからねえ、子どもに見せるには刺激の強い強いシーンなんてのをそういうとこはねえ
チョキチョキチョキチョキ切って、捨てとる。
そのフィルムのコマギレをトトがよう見ると、映画の一瞬一瞬が映っとるんよねえ」
中原「このコマギレのフィルムが最後に生かされて、まあ涙!涙!のクライマックスでしたね」
球磨川「そう!」

[映画を愛する映画]
中原「そのコマギレを夢中に見ていたトトは、オトナになって映画監督になるんでしたよね」
球磨川「中年になったトトがねえ映写技師のおっちゃんが亡くなったよ]いう連絡受けて田舎に帰る
トコから映画が始まるんよね。でももうあの映画館は無い。でもおっちゃんの形見が残されとった」
それがねえ、トトが夢中になっとったフィルムのコマギレを繋いだもんやった!」
中原「では球磨川さん、『映画ニュー・シネマ・パラダイスのスピリット』とは?」
球磨川「まあ映写技師のフィリップ・ノワレの芝居が見事やねえ!
それに負けないトトの子役がまた見事!見事!
形見で残されたフィルムには何が映っていたか?ご自分の目で確かめて下さいネ」
中原「ハイ!今夜は[白岳]をロックで傾けながら、[ニュー・シネマ・パラダイスを見直してみます。 ではまた来
週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/2/16【さらばのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
冬になって、久しく会っていない友人知人から突然、電話があったりすると
[あいつが亡くなったよ]という連絡でね。久しぶりの再会が葬儀の場、なんて事が
増えてきますよ。いやホント、リスナーの皆様もカラダに気をつけて下さい。
インフルエンザに気をつけて下さいね 。外出したら手洗いうがい怠りなく!
初っ端から縁起でもない話で申し訳ございませんが、今日ご紹介する歌と
関係がありまして…まずはお聴き下さい。堺正章さんで[さらば恋人]。」

[今週の一曲]『さらば恋人』堺正章
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)堺正章さんで『さらば恋人』。」

[マチャアキと言えばスパイダーズ]
中原「堺正章さん=マチャアキはボクよりも年上で、今年78歳だそうで。
昭和の方にとってマチャアキさんは、[新春スター隠し芸] で[Mr.かくし芸]だったり
ドラマの[西遊記]での孫悟空のイメージだったりするんですかね?
ボクにとっての堺正章さんは、ザ・スパイダースのメンバーの堺正章さん。
ザ・スパイダーズはリーダーが後に田辺エージェンシーの社長になった田辺昭知さん
ギターとボーカルがムッシュ=かまやつひろしさん、[ルパン]や[名探偵コナン]の音楽を
やってる大野克夫さんもメンバーでしたね。堺正章さん、井上順さんもいました」

[堺正章さんとの出会いは友人の葬儀の場]
中原「井上順さんとは大河ドラマの[真田丸]でご一緒して…
ボクはね、堺正章さんとは一度しか会った事が無いんですけど、
それが冒頭にも申し上げましたけど、葬儀の場でしたねえ。
ボクの大切な友人だった、漫才やってましたセントルイス。
『田園町府に家が建つ!』っていう。
えー二人とももう亡くなりましたけども、その背の高い方、セント。
あのセントとホント仲が良かったんですよ。
舞台が共演しまして、それからずーっと仲良くしてまして…
具合が悪くなって入院してるって事で、見舞いに行くとね
もう、笑わせるんですよ。自分の身体の具合を置いといてですね。
聞きながらとても悲しかったですけどねえ。」」

[[さらば]のスピリットとは?]
中原「では![さらば]のスビリット]とは…
[さらば]を告げる場所での[はじめまして]の出会いもあるんですねえ。
コレは旅立っていった人が繋いでくれた[縁]ではないかとボクは思うんです。
今夜は、[さらば]を告げた友人も事を思い出しながら[しろ]をお湯割で一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/2/9【逢引のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
町は来週のバレンタインに向けて、何とも華やいでますねえ。バレンタインの
チョコを送り合うカップルは、大っぴらに恋愛を楽しんでいるのでしょうが、
世の中には、[訳ありな]恋もございます。
人目を偲んで愛し合う二人の[逢びき]なんて、コトバもありますね。
というわけで、今日のお題は[逢びきのスピリット]。
オルネラ・ヴァノーニで[逢いびき]、お聞き下さい」

[今週の一曲]『逢びき』オルネラ・ヴァノーニ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1970年(昭和45年)オルネラ・ヴァノーニで『逢びき』!
コレね、アラン・ドロンもオルネラがお気に入りで、自分の主演映画[ビッグガン]で
この曲を流しているんですヨ。」

[ドラマの中での逢いびき]
中原「さて!今週のテーマは[逢びきのスピリット]。
ボクも出てたNHKBSドラマ『TRUE COLORS』、
このドラマにも[逢びき]のシーンがありましたねえ。
主役の倉科カナさんの写真家としての才能を見出した編集者の役が滝藤賢一!
滝藤ちゃんが倉科くんとの仕事の繋がりだけでなくて、身体の繋がりもありまして、、
大っぴらには出来ないんでね、[逢びき]を繰り返してるんですねえ〜。
このクダリはボクが全く出てこないんで、この辺で終わりましょうかね。」

[天草ロケの夜は…]
中原「渡辺謙さん、謙ちゃん、ボクは謙ちゃんって言うんですけども
それに北村一輝、北村ちゃんに宮崎美子さん…
それからゴールデングローブ賞、最近取りましたね「将軍」にも出ていた
穂志もえかさん!こないだ二人で飲みましたけど、まあ他にも人はいたんですけども。
面々が出ていた『TRUE COLORS』。
撮影はねえ崎津だったんですが、俳優陣の宿泊は本渡市内のホテルなんですね。
夜になると、みんなと焼酎を傾けながら、天草の海の幸をいただいでおりました!
良い思い出ですねえ〜」

[[逢びき]のスピリットとは?]
中原「では![逢びき]のスビリット]とは…
迫害の中、信仰を守り続けてきた天草の[潜伏キリシタン]の人々。
神様マリア様と人目を偲んだ、命がけの[逢びき]をしていたんですよねえ。
そんな歴史が眠る[崎津]。素晴らしい町ですので、ぜひ訪ねてみてください。
今宵、[銀しろ]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/2/2【天草のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする、
中原丈雄です。
今年はお陰様で、1月からNHKのドラマに連続で出させていただいております。
富山で漁師を演じたドラマ[コトコト]、そして天草の崎津でこちらも漁師を演じました
ドラマ[TRUE COLORS]、海の男が続いております。今日はねえ、いまBSで放送中の
倉科カナさんが主演の[TRUE COLORS]のお話しましょうかね。
まずは、こちらの曲をお聞きください。森繁久彌さんで『天草の子守唄』。
今日のお題は[天草のスピリット]。」

[今週の一曲]『天草の子守唄』森繁久彌
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1959年(昭和年)森繁久彌さんで『天草の子守唄』。
森繁さんは、各地の子守唄を歌ったアルバムを出していましてねえ、
[おどまぼんぎりぼんぎり♫]の[五木の子守唄]に、この[天草の子守唄]…」

[[TRUE COLORS]は天草が舞台]
中原「[TRUE COLORS]どんなドラマかと言いますと。主役の倉科カナくんは
[色彩の女神]と呼ばれるくらい大胆な色使いで活躍してる[写真家]なんですね。
ところが目の病気が発症してしまって、色が認識出来なくなる不治の病なんです。
それで失意の倉科くんは故郷の天草に帰ってくる。
そこで再会するボクの息子役の毎熊(まいぐま)くん、毎熊克哉くんが僕の後を継いで
漁師をやってるんですね。彼は素晴らしい絵描きで…
その再会を機に彼女は第ニの人生を歩み始める。」

[魅力ある港町[崎津]] 
中原「舞台となっている天草の崎津、皆さん行かれた事ありますかね?
潜伏キリシタンの世界遺産に選ばれた素晴らしい風景が残る漁港、小さい町なんですけどね
まあ絵になるんですよね!
ボクの奥さん役が宮崎美子さん。息子と毎熊くんと三人で暮らしている、その家がねえ、
セットでなくて、実際のお宅をお借りてやってるんですけど。
それがね、(崎津)教会からちょっと行った所のドンツキですよね。
えー、そこに海に突き出た[カケ]っていうベランダみたいな所があって、その下がもう
海になってる。縁側から魚釣りができるみたいな、そんな感じなんですけどねえ。
猫がねえトコトコトコトコとあちこちいるんですよ。そしてトットットットットと
この船がねえ、走ってて、まあ思い出しますねえ。また行きたいなあ〜。」

[[天草]のスピリットとは?]
中原「さて![天草のスビリット]とは…
世界遺産の町で暮らす人々と、人間模様を描いた[再生のドラマ]=[TRUE COLORS]
機会があれば、ぜひご覧になって下さい。
天草の海に沈む、夕日のような[金しろ]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/1/26【TVドラマ[ローハイド]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です〜。」
球磨川「ハイ!先週もチラリと出てきましたヨ、球磨川長治デス!
今年はねえ、昔の海外の[映画]の話しだけやのうてネ、海外の[ドラマ]の話しをしたいねえ。
去年はネその昔三船敏郎がやってた『将軍』を、真田広之さんがプロデュースでまたドラマにして、
エミー賞を取りまくってたからねえ」
中原「球磨川さん、実はボクも新しい方の『将軍』のオーディションの話があったんですよ。
でもカナダに1年くらい居ないといけないってんでね、お断りしましたよ」
球磨川「あら!勿体ない!今度『将軍』シーズン2やるらしいから、今度は出なさい!」
中原「それよりね、今日はどんなドラマのお話していただけるんですか?」
球磨川「今日はネ、クリント・イーストウッドがまだ無名なアンちゃんだった頃に出ていた
西部劇ドラマ『ローハイド』のお話しましょうかね」
中原「ではドラマ『ローハイド』からフランキー・レイン歌う[ローハイド]お聞き下さい!」
球磨川「ではまた後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『ローハイド』フランキー・レイン 
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1958年、昭和34年から放送されていた西部劇ドラマ『ローハイド』から、
フランキー・レインが歌う[ローハイド]。まあ調子いいねえ〜」
中原「ローレンローレンローレン!ボクが子どもの頃、人吉でも見てましたよ。子どもたち
みんな一緒に歌ってました。『ローレンローレン、バッテンナンジャカ♫』
球磨川「あんた!全然歌詞わかってらんやないか!ローレンローレンはRollingRolling!
[追い立てろ!追い立てろ!]カウボーイが牛を追い立てる掛け声なんよ。
[ローハイド]は[生の皮]、カウボーイが馬に乗る時にネ、ズボンの上に履いとった
特徴的な皮の服の事なんよ。[ローハイド]いうんは[カウボーイ]の事を意味しとるんよ」

[50年代西部劇ドラマの黄金期!] 
中原「なるほど、なるほど!この『ローハイド』はじめ1950年代は西部劇ドラマが凄い人気
でしたねえ。『ボナンザ』でしょ『ローン・レンジャー』、『ララミー牧場』…」
球磨川「そう!『ララミー牧場』はねえ、ボクによく似た淀川長治さんが解説しとったねえ。
それで日本のみんなも興味持ってくれて、人気がどんどん出てきた。本国のアメリカより
人気で、「ララミー牧場」の日本での視聴率はねえ、なんとなんと43.7%。まあビックリやね。
この『ララミー牧場』で淀川さん人気出たから、このあとに「日曜洋画劇場」での解説を
するようになったんよ」
中原「ああ確か『ローハイド』も同じくらい43%の視聴率だったそうですね、凄いなあ
今そんなドラマ、全くありませんよ。
では球磨川さん、[ドラマ[ローハイドのスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!海外ドラマいうんは何話も何話も長い間放送しとるから、登場人物を近しく感じて
たんやないかねえ。」
中原「今夜は[銀しろ]をロックで傾けながら、[ローハイド]を見直してみましょう。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ〜」

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2025/1/19【エルヴィスのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。今の若い人はエルビス・プレスリー分かりますかね?
ボクはネ、大谷翔平くんを見ると、若い頃のプレスリーに似てるなあと思うんですよ。
ボクだけかなあ〜?
プレスリーをご存知ない方は今日の放送、大谷翔平くんの顔を思い浮かべて
聴いてみて下さいネ!エルヴィスはねえ、[キングオブロックンロール]と呼ばれた
伝説のアーティスト!ビッグになりすぎたもんで、生活が荒れに荒れて、
晩年は過食による肥満とドラッグで、一人、孤独に亡くなってしまいました。
その伝記映画の『エルヴィス』ってのがまた面白いんですよねえ〜。
今日はエルヴィスのこの曲をお聴き下さい。[今夜はひとりかい]。」

[今週の一曲]『今夜はひとりかい』エルヴィス・プレスリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1960年(昭和35年)エルヴィス・プレスリーで『今夜はひとりかい』。
アメリカのチャートで6週間連続ナンバーワンだった大ヒット曲ですよ。
皆様、大谷翔平くんの顔を思い浮かべながら、聴いてますか?」

[プレスリーとの出会い]
中原「僕がエルヴィスの音楽と出会ったのはねえ、人吉にいた中学の頃でしたねえ。
従兄弟の友達に、[エルヴィスに熱中!夢中]な先輩がいましてね。
ボクらはビートルズでしょ?その先輩はもう!エルヴィス一本槍なんですよ。
でも、その先輩のおかげでエルヴィスを知りました。」

[エルヴィスの人生]
中原「さて!映画『エルヴィス』で描かれたプレスリーは、まさに時代の寵児!
腰を振りながら歌えば、女性はキャーキャー!悲鳴そして失神!失神!
そのエルヴィスを見出したのが、トム・ハンクスが演じているマネージャーの
パーカー大佐なんですよねえ〜。
このトムハンクスが素晴らしくてねえ、特殊メイクでカーネル・サンダースみたいな
おデブの爺さんになってるんですけど、、
まあ、エルヴィスを働かせ過ぎて、そのストレスが原因でエルヴィスは暴食暴飲!
ドラッグでおかしくなって、どんどん堕ちていくんですよ」

[[エルヴィス]のスピリットとは?]
中原「では![エルビス]のスビリット]とは…」
球磨川「皆さん球磨川長治です。映画[エルヴィス]は派手できらびやかで、
だからこそ哀しい哀しいショウビズの光と闇の映画。あんた![エルヴィス]の人生、見てみなさい」
中原「おや?最後に球磨川さん出てきましたねえ。」
球磨川「ハイ!」
中原「今夜は[銀しろ]をロックで一杯!
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2025/1/12【思い出のレコードのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
1月ってのはねえ、年末年始に、この実家に帰って、部屋の段ボールに入れっぱなしの
昔の物なんか整理していて、ついつい昔の雑誌に読みふけったり、
その本を持って帰ったり、はたまた昔の手紙なんかを発掘しちゃったりして、
過去が蘇りがちな時期じゃないでしょうか?
最近のサブスクみたいに形のない本や音楽だと、なかなかそういう事は出来ませんし、
ありませんよね?
というわけで、今日のお題は[思い出のレコードのスピリット]。
ザ・スプートニクスで『ハッピー・ギター』、お聞き下さい」

[今週の一曲]『ハッピー・ギター』ザ・スプートニクス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1966年(昭和41年)ザ・スプートニクスで『ハッピー・ギター』!
僕のバンド[TAKEO.UT☆MEN]のライブでの定番曲なんですよ。
このスプートニクス、当時大好きだったんですけどねえ、
レコードを買う優先順位だとビートルズが一番になるんですね!
だから当時はスプートニクス買ってなかったなあ」

[人吉でのレコードの思い出]
中原「さて!今週のテーマは[思い出のレコードのスピリット]。
当時、買ってなかったスプートニクスのレコードをボクは、
どうやって聞いていたと思いますか?
実はネ、前にもお話しましたが、人吉の僕の同級生の清水さん!清水さんの実家が
[清水楽器店]で、そこでいっつも聴かせてもらってたんですヨ!
レコードってね、CDと違って、かけると針で盤をこするからすり減ったり
キズが入ったりするんですよねえ。
何度も何度も聞いたレコードなんて、パリパリパリパリノイズが入ってくるでしょう。
けどね、清水楽器店ではねえ
『スプートニクスの曲、聴きたいんですけど。お願いします〜。聴かせてください』って
お願いするとねえ『ハイハイ、ハイ!』つってね、聞かせてくれてたんですよねえ。
ありがたい時代ですねえ。
レコードはネ、プレイヤーでこの盤を回して、そこにフワッと針をおろすんですよね。
そして曲が流れ出す。スマホのアプリみたいにスキップなんてしませんよ!
1曲1曲じっくり聴いてましたねえ。だからこそ曲がしっかりと自分の中に入って
くるんですねえ」

[[思い出のレコード]のスピリットとは?]
中原「では![思い出のレコード]のスビリット]とは…
音楽をレコードで聞くと、しっかりと曲に向かいあえていましたねえ、そして
カラダにそれがしっかりと入って来ました。
今宵、しっかりとカラダに染み入る[待宵]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/1/5【川の流れのスピリット】

中原「新年あけましておめでとうございます!今年2025年も変わらずに
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする、人吉生まれの球磨育ちの
中原丈雄でございます。去年2024年は怒涛の1年でしたねえ。
真冬にふるさとの球磨川で、船頭さん役の主演映画[囁きの河]を撮影しました。
その前の年に撮った、こちらも主演させてもらいました[おしゃべりな写真館]』が
ロケ地の北海道で公開されたので、その舞台挨拶で何度も北上しました。
BSドラマでは、天草の崎津にずっとおりました。
秋には熊本でも[おしゃべりな写真館]が公開され、こちらでも舞台挨拶をさせていただき
いやはや、激流のように、時が過ぎていった1年でした。
今年は[囁きの河]が公開される年。川にちなんだこちらの曲をお聞きください。
美空ひばりさんで『川の流れのように』。」

[今週の一曲]『川の流れのように』美空ひばり
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは
1988年(昭和63年)美空ひばりさんで『川の流れのように』。
52歳の若さで亡くなったひばりさんの最後の歌ですねえ。
波乱万丈な人生だったひばりさん、この歌の歌詞にもありますけども
『地図さえない、それが人生』そのものだったんでしょうねえ。」

[[囁きの河]とは?]
中原「さて!今週のテーマは[川の流れ]のスピリット]。
去年の冬、僕は寒い寒い球磨川の上で船頭さんを演じておりました。
それが僕の主演した映画[囁きの河]。
コレはねえ、自分の母親に自分の子どもを預けて、ふるさとを捨てて、
20何年間も人吉に戻ることなく暮らしてきた男が、
母の亡くなったこと、そしてこの人吉球磨の水害を機に、帰ってくるんですよ。
そして、その成長した子どもとの出会い、人間関係、ふれあいの中で、
自分の人生を考えていくという、そういう映画になってます。」

[[川の流れ]のスピリットとは?]
中原「では![川の流れのスビリット]とは…
[川の流れのように]で歌われているように、[生きることは旅すること]と僕も思って
います。俳優という仕事でねえ、人生を旅してきた自分にとって、流される事なく、
人生の舵を取って、今年2025年も過ごしていきたいと考えております!
旅のお供は、ふるさとの米焼酎[白岳]!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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