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2025/4/20【解放のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもありますねえ。
3月にバタバタと色んな別れがあって、4月の新しい出会いがあって、
ようやく落ち着いてきた今ごろ、
フッと旅立っていった知人や友人の事を思って、寂しくなったりしますねえ。
ボクはねえ、[やりたい事をやるためには、辞めないといけない!]と決意する事が
大切だと思っています。ある環境から自分を[解放]させる事が大切だと…
ではお聞きください。エンゲルベルト・フンパーディングで『リリース・ミー』。
今日のお題は[解放のスピリット]!」

[今週の一曲]『リリース・ミー』エンゲルベルト・フンパーディング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1967年(昭和42年)エンゲルベルト・フンバーティングで『リリース・ミー』。
ボクは大好きなんですよ!このエンゲルちゃんが!」

[エンゲルベルトの歌声に…]
中原「ボクはこの歌声を聞くとねえ、尾崎紀世彦さんを思い出すんですよ。
前もお話しましたけれども、悩み多きビンボーだった20代の頃、大学をやめて
暮らしていくため、音楽事務所でマネージャーの坊や、付き人をしてましてね。
昭和のボーカルグループの御三家の一つ、デューク・エイセスのマネージャー見習い
だったんです。その頃にネ、ボクと入れ違いに辞めていったのが尾崎紀世彦さん。
そういう縁があったんですけどね。」

[音楽事務所からの解放]
中原「デュークのマネージャーをやっていた頃、自分で言うのもこそばゆいんですが、
なかなか優秀なマネージャーだったんですヨ。
ただねえ、ボクが本当にやりたかったのはずっと[俳優]!そのために東京に上京した
もんですからねえ。『お前、素晴らしいマネージャーになるよ』って言われて、
『コレは困ったぞ』と思いまして。
『このままデュークのマネージャーを続けていっても 絶対に[俳優]にはなれない!』
と思って、ある日事務所に『辞めさせて下さい』と伝えたんですよ。
ボクはネ、自分の人生で、自分を[解放]させた事が、あと2回ありまして、
一つがこの[音楽事務所からの解放]。もう一つが[劇団からの解放]。
そして、もう一つが[劇団をやめてからの事務所からの解放] ]」。3回あるんですよ」

[解放のスピリットとは?]
中原「では![解放のスビリット]とは…
人生は一回きり!自分が進みたい道を進むために、自分を[解放]させるのも大事です
[しろ]を水割りで飲みながら、あなたの人生を考えてみてはいかがですか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2025/4/13【かっこうのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
この番組6年目を迎えて、これまで300曲以上の曲、紹介していますけどね。
ボクがだいたい何をかけるっていうのを自分でノートに書いてんですね。
だいたいがネ、自分の若い頃、50年代〜60年代ってのが
ボクが好きな曲なんですけども…それを中心に、この選ぶんですけども…
この選曲ってのがこの楽しいんですよねえ。アレもかけたい、コレもかけたい…
そして、まだまだ知らない曲が沢山ありますネ!
リスナーの皆さんの知らない音楽との出会いがあってほしいと思ってますネ。
そんなボクでもね、この歳になって初めて出会った音楽ってのがありまして、、
お聞きください。ジョゼット・デイで『かっこう』。」

[今週の一曲]『かっこう』ジョゼット・デイ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1940年(昭和15年)ジョゼット・デイで『かっこう』。
演奏はジャンゴ・ラインハルトとフランス・ホット・クラブ五重奏団です。
フランス語だと『かっこう』は『coucou(クックー)」なんですねえ」

[かっこうとの出会い]
中原「この曲とねえ出会ったのは、実はねえ球磨川が舞台のボクの主演映画『囁きの河』の
監督と東京の街で飲んでいた時、レコード屋をブラブラしてて見つけたんですね。
曲自体はボクが生まれる前、今から85年も昔、第二次世界大戦の頃なんですけども、
いいですねえ。何ともオシャレじゃないですか?
コレ、戦時中の歌ですよ、日本だったら軍歌とか重苦しい音楽しかなかった頃に、何と
この軽やかさ!フランスという国の[文化]に対しての強さ、素晴らしさを感じましたねえ」

[文化のチカラ、音楽のチカラ]
中原「ボクは自分で絵も描くんですけれども、ヨーロッパの芸術に憧れがありまして、
フランスも何度か訪ねておりますけども。建物の持つ歴史、文化、たくさんの芸術、
それらを本当にフランス国民っていうのは、大切にしようという気持ちを街を歩いててても
感じますよねえ。
東京に戻ると、まあ看板やネオンや、まあそんな、それも文化なんでしょうけど、
悲しいことを時々、感じますね。」

[かっこうのスピリットとは?]
中原「では![かっこうのスビリット]とは…
ボクにとって、この[かっこう]との出会いで、更にフランスという国の
文化への意識の高さへ、より敬意を持つことができました。
今夜は、熊本の米焼酎文化を支える[白岳]に燗を付けていただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/4/6【からたち日記のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
2019年の春にスタートした、この番組もぶじ6年目を迎える事が出来まして、
関係者の皆さま、リスナーの皆さまに感謝!感謝の毎日でございます。
2年連続で[RKKまつり]の公開録音もやらせていただいて、
『中原さんの焼酎飲むテレビ見てます。ラジオも聴いてます』なんて会場で声をかけられて
嬉しかったですねえ。この番組が、7年8年、いや10年!と続いていくかは
皆様次第でございます!どうか番組宛にお便りもくださいませ!
さて、何事も長く続けていくのが大事でございます。
今日は60年近く歌い続けてきたお千代さん、島倉千代子さんの歌を
お届けしましょうかね。島倉千代子さんで『からたち日記』。」

[今週の一曲]『からたち日記』島倉千代子
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1958年(昭和33年)島倉千代子さんで『からたち日記』。
このお千代さんのコロコロとした声が何とも良いですよねえ〜」

[からたち日記の思い出]
中原「ボクはこの歌を聞くとねえ、亡くなったボクの母の事を思い出すんですよねえ。
子どもの頃、このお千代さんの[からたち日記]おっ母さんがよく口ずさんでましたねえ。
こないだねえ、実家の湯前に1週間ほど一人でいたんですけど、
市房山が、この窓から見えるんですね。
そうすると何かやっぱり、母の事を思い出すんですよねえ」

[からたちにはトゲがある〜人生いろいろ]
中原「からたちの花が咲くのが、ちょうど今の時期でしょう?
白くてこの5つ花弁があるんですけど、可愛らしい花なんですけれど、
このからたちの枝にはねえ、すごい鋭いトゲがあるんですよねえ。
柑橘類って大体、トゲを持ってますよねえ。
ボクもこないだ自分とこのユズ畑のユズを剪定してて、ものすごく刺されましたよ。
千代子さんのこの歌でも[泣いて散る散る]なんて、悲しい思いが歌われているんですけど。
お千代さんも長い芸能生活でかなり苦労で、
まあ、ご本人の歌通り[人生いろいろ]だったんですよねえ」

[からたちのスピリットとは?]
中原「では![からたち日記のスビリット]とは…
[人生いろいろ]苦労もあった母の事を改めて思い返す、そんな歌でございました。
そして、また色々とあったボクの人生のお供は、人吉球磨の米焼酎[白岳]!
今夜は[白岳]をお湯割りでいただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/3/30【映画[スモーク]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。今日はネ、30年前、1995年に
ボクがベストワンに選んだ、ステキなステキな映画をご紹介しましょうかネ」
中原「1995年。どんな映画がありましたっけ?」
球磨川「キアヌちゃんの『スピード』とかが大ヒットした年やね。ボクが紹介したいんはねえ
オトナの映画、ニューヨークの下町ブルックリンが舞台の映画。主演がネ、ハーベイ・カイテル」
中原「おお!ハーベイ・カイテル、ボクは大好きですよ。という事はアレですね!」
球磨川「ハイ!今日ご紹介する映画は、1995年公開の『スモーク』』
中原「エンディングで流れてくるトム・ウェイツの『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』
お聞きください」

[今週の一曲]『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』トム・ウェイツ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1995年、平成7年に公開された映画『スモーク』から
トム・ウェイツの『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』お届けしております」

[スモークは煙草屋の映画]
中原「『スモーク』ってのは、この、タバコの煙の事ですよねえ。」
球磨川「そう!ニューヨークのネ下町の小さな小さなタバコ屋。
近所の連中がねえ、よう集まってお喋りお喋り、タバコをプカプカ。
このハーベイ・カイテルが毎朝8時に店の前にカメラでパチリパチリ。
街角の風景を白黒写真で撮ってる。コレが彼の日課やねえ。
それを毎朝毎朝、晴れの日も雨の日もネ、欠かさずに何年も何年も続けとる」
中原「ある日、奥さん亡くして小説が書けなくなった作家のウィリアム・ハートが店に来るんですよね」
球磨川「そうそう!それで何気なしにハーベイちゃんが撮った写真、アルバムを見るんよね。
そうしたらネ、ウィリアム・ハートがオイオイ泣き出す。
[あらあんた!どうしたん?何、泣いとる?]聞いたら、写真の1枚に奥さんの姿が映っとったんやね。」
中原「誰を撮るわけでなく日課で撮ってた[写真]に、人の心が救われるんですよね」

[夢を見るのは罪じゃない] 
中原「映画のラスト、ハーヴェイ・カイテルが語っていた[クリスマスの思い出話]を再現する時、
このトム・ウェイツの歌声が流れるんですよね。』
球磨川「そうだよねえ!自分の店で万引きした子が落としたサイフん中に写真入っとってね、
その家を訪ねた。目の見えん婆さんが一人住んどった。
目が見えんので[あら〜お孫ちゃん、よう来たねえ]と招き入れてねえ一緒にクリスマスを過ごすんよね。
そん時のこの歌[イノセント・ウェン・ユー・ドリーム]。
[夢を見る時、人は無垢][夢を見るのは罪じゃない]と歌ってるんよねえ。」

中原「では球磨川さん、[映画スモークのスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!映画[スモーク]は配信なんかでも見られるからねえ、今夜見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[スモーク]を見直してみましょうかね。
また来週、日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
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2025/3/23【たそがれのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
先週3/20が春分の日で、ずいぶん日も長くなってきましたねえ。
今だと日没が6時半くらいですかね。
これからの[黄昏どき]にふさわしい心地よい曲を、今日はお届けしましょうかね。
ディディ・デュプラで[たそがれのメロディ]、今日のお題は[たそがれのスピリット]。」

[今週の一曲]『たそがれのメロディ』ディディ・デュブラ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1946年(昭和21年)ディディ・デュブラで『たそがれのメロディ』。」

[ミュゼットの調べ]
中原「ちょっとこのギターの音色が違うのが分かりますかね?
コレはネ[ミュゼットギター]って言って、アコーディオンの音に合う特別なギターで
この、演奏されてるんですね。
[ミュゼット]というのは、この音楽の女神[ミューズ]から来ていて、
パリの下町で庶民に愛されてきた音楽が[パリ・ミュゼット]なんですネ。いいでしょ!
今の[黄昏どき]にピッタリですねえ〜。」

[黄昏どきは味わいの刻]
中原「さて!今週のお題は[たそがれのスピリット]。
[黄昏る]と言う響きは、ちょっと寂しい感じもしますけれども、
ボクにとっては、このワクワクとした、嬉しくなる時間なんですねえ。
そうなんです![夜]の時間はお酒=焼酎をおいしい料理といただく時間=[味わいの刻]
なのでございます!他局の番組で申し訳ないんですけども…
ボクが10年以上やってるテレビ番組が、まさに[味わいの刻]!
アレは夜の設定ですけどもね、撮影はお店を開ける前に、実はお昼にやってるんですね。
毎回、ちゃんと本当に焼酎を飲んでるんですヨ!昼間っから。
終わった後にも、ちょうどこの[黄昏どき]、夕方早めに開いてるお店で0次会!
イタリアンのお店で、ハムやチーズ、バーニャカウダあたりを野菜をつまんで軽く1杯!
1次会は、和食かな?おばんざいのお店なんかヨカですねえ〜。
2次会で、バーを挟んで、ちょっと小腹が空いてきたら…
3次会は、並木坂の行きつけの中華のお店を覗いてみましょうか(笑)という…」

[[たそがれ]のスピリットとは?]
中原「では![たそがれ]のスビリット]とは…
そう![黄昏どき]は、ボクと焼酎のランデブーが始まる、至福の時なのでございます
乾杯は、軽く[KAORU]のハイボールで始めましょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2025/3/16【天草の海のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄ですさてさて皆さんはこないだまで放送していたNHK-BSのドラマ
『TRUECOLORS』ご覧になっていただけましたでしょうか?
BSのドラマってのは1年くらい経ったら地上波でも放送してくれるので、
ご覧になれなかった方も機会があればぜひ!
今日はネ、このドラマの舞台となった天草の海を見ながら
車で現場まで移動してる最中に、ずっと聞いていたこの曲を一緒に聞いて下さい。
ミッシェル・ポルナレフで『愛の願い』。今日のお題は[天草の海のスピリット]」

[今週の一曲]『愛の願い』ミッシェル・ポルナレフ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)ミッシェル・ポルナレフで『愛の願い』。
この歌がボクは好きでねえ、、」

[天草の海を見ながら…]
中原「ボクはネ、去年の5月ごろずっと天草の下島にずっといまして、
NHK-BSのドラマ『TRUE COLORS』の撮影をしておりました。
俳優陣は下島のこの本渡のホテルに泊まっていて、ロケ地の崎津まで
毎日、プロデューサーが送り迎えしてくれるんですけども。
その時にねえ、車の中でこの曲、ずっと聞いていたんですよ。
車の窓から天草の海を見ながら聴いてました。」

[崎津での撮影は]
中原「この『TRUE COLORS』は、倉科カナちゃんが主役で、
彼女の人生を変える幼馴染の役が、毎熊克哉(まいぐまかつや)!
毎熊ちゃんがコレ、ボクの息子の役なんですけどね、私はそのオヤジでした。
崎津の教会からすぐのトコに家が、実際のお宅をお借りして撮影しておりました。
この崎津というのは、海と共に生きる住まいの風景が素晴らしくて、
本当に見事でしたねえ!
家と家の間からこの海が見えるんですけども。まあ何とものんびりとしていて…
そこを猫がノコノコ、トコトコと歩いている。お日様がポカポカ…いいですよねえ〜」

[天草の海]のスピリットとは?]
中原「では![天草の海]のスビリット]とは…
球磨川育ちのボクにとって[天草の海]というのは、特別な空間でしたね。
下島の海の風景、崎津の港町の風景は、ホントに素晴らしかった!
『トゥルー・カラーズ』の撮影が終わった後、他のみんなと一緒に飲んだ
[しろ]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/3/9【[川は流れる]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
3/5が啓蟄(けいちつ)、春に向かう陽気に誘われて、この土の中の虫たちも
ひょっこりと顔を出す頃ですよねえ。とは言え、まだまだ寒さが残るこの時期、
思い出すのがねえ。去年の今頃、球磨川で撮影しておりました主演映画『囁きの河』。
今年の夏あたりには、公開しますのでお楽しみにして下さい!
今日は、人吉球磨での撮影で、心に残った出来事をお話しましょうかね?
仲宗根美樹さんで『川は流れる』、お聞きください。
今日のお題は、[川は流れる]のスピリット」

[今週の一曲]『川は流れる』仲宗根美樹
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1961年(昭和36年)仲宗根美樹さんで『川は流れる』。
仲宗根さんの歌声、良いじゃないですかねえ〜。」

[映画『囁きの河』とは?]
中原「今年もボクが主演の映画が公開されます。それが人吉球磨を流れる球磨川を
舞台にした『囁きの河』。
熊本の豪雨から3ヶ月たったある日、母が亡くなったと連絡を受けた主人公、
(私なんですけどね)22年ぶりに故郷の人吉球磨に帰ってきます。
そこで見たものは、山が削られて、多くの家が流されて、変わり果ててしまった
故郷の風景でした。」

[撮影で心に残った出来事]
中原「この映画の撮影で、人吉球磨、一勝地の集落だったですねえ、
撮影するシーンがありましてねえ。
ここがネ、被災してどこも道が駄目になって、それで[廃村]になっちゃったんですねえ。
水害で壊れたままの立派な家がそのままいくつもいくつも残ってるんですけども、
でも、誰も住んでいないんですよ!
そこで一日、撮影をしていたんですけどねえ。ちょうど今くらいの時間ですかねえ。
そこに立ってる電信柱から「5時になりました、気をつけて帰りましょう」っていうね、
子どもの声で村内放送が流れてきたんです。いやあまだ機械が生きているんですかね。
誰も住んでいない村の中に、放送が流れるんですよ。
何とも言えない、寂しいというか悲しい気持ちになったのを覚えていますねえ〜。」

[川は流れるのスピリットとは?]
中原「では![川は流れる]のスビリット]とは… 熊本地震からまもなく10年、
球磨川の水害からは5年。
映画に出来る事は、その時の人々の思いを残して、伝えていく事ではないかと
思っています。今宵、ふるさと人吉球磨の焼酎、[待宵]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/3/2【レコードの思い出のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
リスナーの皆さんがお気に入りの歌、カラオケの十八番は何でございますか?
最近のカラオケの人気ランキングなんてのを見ますとねえ、YOASOBI[アイドル]、
クリイピー・ナッツ[ブリングバンバンボーン]、全然分からない知らない歌ばかりですねえ

でもねえ、若い人とかもいる2次会とかで、こういう歌がこの始まると、若い方は皆、
歌って踊って盛り上がってるんですよネ。やはり[青春時代]に出会った歌ってのは
[思い出]と共に、この身体に染みこんでますからねえ。
ボクも[青春時代]、はるか昔ですけれども劇団で悶々としていた[思い出]と結びついた歌がありま
して…ではお聞きください。ドゥルピで『ふたりの青春』。」

[今週の一曲]『ふたりの青春』ドゥルピ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1975年(昭和50年)ドゥルピで『ふたりの青春』。いやあ涙が出るくらい懐かしいですね」

[ドゥルピのレコードとの出会いは?]
中原「ボクはこの歌を聞くと、20代後半、劇団にいたんですけどね、
ビンボービンボーの[青春時代]を思い出すんですよ。当時、劇団には事務のおばさん、
コヤマさんと言う人なんですけどね、ダンナさんがTBSの偉い人なんですけれども。
事務所でねえ、ボクは音楽が好きだから、よくコヤマさんと音楽の話をするんですよ。
そしたらある日、コヤマさんが[中原さんが好きそうなレコードをダンナから
もらって来たからあげるネ]ってネ、何枚かレコードをもらったんですよ。
その中にコレが入ってたんですねえ。サンプル版として…
ずーっと聞いてました。何かこうやっぱメロディがねえ、響くんですよね、心に。」

[レコードの儀式]
中原「レコードってのは、紙のジャケットからビニールに入った黒くて丸い盤を取り出して
スプレーをシュ〜ッ!とかけて、クリーナーで丁寧にホコリを取り除いて、
プレイヤーに乗せてゆっくりとこの針を下ろす、一つの儀式があるんですねえ。
今のスマホみたいにププププ!とすぐに音楽が聞けるわけじゃないんですよ。
コレがでも良いんですね!
この儀式をしてレコードを聞くと、劇団時代の当時を思い出すんですよねえ。
あのホコリ臭〜い楽屋の匂いとか、大道具とか小道具とか自分たちで作ってましたからね、その
時の[思い出]が蘇ってきます。」

[[レコードの思い出]のスピリットとは?]
中原「では![レコードの思い出のスビリット]とは…
[思い出]と結びついてる音楽はやっぱり一生、忘れられないモノですよね。
ボクにとっての[思い出]の酒は、人吉球磨の米焼酎[白岳]!
今夜は[白岳]を燗につけて、 いただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/2/23【映画[ニュー・シネマ・パラダイス]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ、球磨川長治です。今日はねえ、みんな大好き!
映画好きのお母さんお父さん、お嬢ちゃん坊っちゃんもみんな泣ける、あの!映画を
ご紹介しましょうかね。じゃさっそく音楽をかけますヨ、ハイ!音楽スタート!
中原「おお!良いですね!皆さんこのメロディ、聞いた事あるんじゃないでしょうか?
この映画のタイトル、皆さんご存知ですか?」
球磨川「エンニオ・モリコーネのこの何ともしれん郷愁を誘う温かいメロディ、見事見事!
映画も見事!そう『ニュー・シネマ・パラダイス』!ではまた後で、お会いしましょうネ」

[今週の一曲]『ニュー・シネマ・パラダイス』テーマ/エンニオ・モリコーネ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1988年、昭和63年に公開された映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から
映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネちゃん作曲のテーマ。
このメロデイ聞くだけで涙が出てくるネ」
中原「昔は洋画劇場でよく流れていましたけど、最近だと映画自体を見たことが無い人が
多いんじゃないですかね?』

[ニュー・シネマ・パラダイスはどんな映画?]
球磨川「ハイ。『ニュー・シネマ・パラダイス』は、イタリアのシチリア島の片田舎が舞台でね。
町の人の娯楽言うたら、教会を間借りした映画館での上映だけ。お坊ちゃんお嬢ちゃんからね
爺さん婆さんまでねえ、映画館でみんな一緒に映画見て、泣いたり笑ったり。
映写技師のヒゲのおじちゃん=フィリップ・ノワレとねえ仲良しのヤンチャな男の子トトがねえ
映画に夢中になるんよ。昔の映画はねフィルムを繋げて上映するんやけど、
田舎町だからねえ、子どもに見せるには刺激の強い強いシーンなんてのをそういうとこはねえ
チョキチョキチョキチョキ切って、捨てとる。
そのフィルムのコマギレをトトがよう見ると、映画の一瞬一瞬が映っとるんよねえ」
中原「このコマギレのフィルムが最後に生かされて、まあ涙!涙!のクライマックスでしたね」
球磨川「そう!」

[映画を愛する映画]
中原「そのコマギレを夢中に見ていたトトは、オトナになって映画監督になるんでしたよね」
球磨川「中年になったトトがねえ映写技師のおっちゃんが亡くなったよ]いう連絡受けて田舎に帰る
トコから映画が始まるんよね。でももうあの映画館は無い。でもおっちゃんの形見が残されとった」
それがねえ、トトが夢中になっとったフィルムのコマギレを繋いだもんやった!」
中原「では球磨川さん、『映画ニュー・シネマ・パラダイスのスピリット』とは?」
球磨川「まあ映写技師のフィリップ・ノワレの芝居が見事やねえ!
それに負けないトトの子役がまた見事!見事!
形見で残されたフィルムには何が映っていたか?ご自分の目で確かめて下さいネ」
中原「ハイ!今夜は[白岳]をロックで傾けながら、[ニュー・シネマ・パラダイスを見直してみます。 ではまた来
週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/2/16【さらばのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
冬になって、久しく会っていない友人知人から突然、電話があったりすると
[あいつが亡くなったよ]という連絡でね。久しぶりの再会が葬儀の場、なんて事が
増えてきますよ。いやホント、リスナーの皆様もカラダに気をつけて下さい。
インフルエンザに気をつけて下さいね 。外出したら手洗いうがい怠りなく!
初っ端から縁起でもない話で申し訳ございませんが、今日ご紹介する歌と
関係がありまして…まずはお聴き下さい。堺正章さんで[さらば恋人]。」

[今週の一曲]『さらば恋人』堺正章
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)堺正章さんで『さらば恋人』。」

[マチャアキと言えばスパイダーズ]
中原「堺正章さん=マチャアキはボクよりも年上で、今年78歳だそうで。
昭和の方にとってマチャアキさんは、[新春スター隠し芸] で[Mr.かくし芸]だったり
ドラマの[西遊記]での孫悟空のイメージだったりするんですかね?
ボクにとっての堺正章さんは、ザ・スパイダースのメンバーの堺正章さん。
ザ・スパイダーズはリーダーが後に田辺エージェンシーの社長になった田辺昭知さん
ギターとボーカルがムッシュ=かまやつひろしさん、[ルパン]や[名探偵コナン]の音楽を
やってる大野克夫さんもメンバーでしたね。堺正章さん、井上順さんもいました」

[堺正章さんとの出会いは友人の葬儀の場]
中原「井上順さんとは大河ドラマの[真田丸]でご一緒して…
ボクはね、堺正章さんとは一度しか会った事が無いんですけど、
それが冒頭にも申し上げましたけど、葬儀の場でしたねえ。
ボクの大切な友人だった、漫才やってましたセントルイス。
『田園町府に家が建つ!』っていう。
えー二人とももう亡くなりましたけども、その背の高い方、セント。
あのセントとホント仲が良かったんですよ。
舞台が共演しまして、それからずーっと仲良くしてまして…
具合が悪くなって入院してるって事で、見舞いに行くとね
もう、笑わせるんですよ。自分の身体の具合を置いといてですね。
聞きながらとても悲しかったですけどねえ。」」

[[さらば]のスピリットとは?]
中原「では![さらば]のスビリット]とは…
[さらば]を告げる場所での[はじめまして]の出会いもあるんですねえ。
コレは旅立っていった人が繋いでくれた[縁]ではないかとボクは思うんです。
今夜は、[さらば]を告げた友人も事を思い出しながら[しろ]をお湯割で一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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