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2025/5/18【ベルギーのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。先週は[パリ・ミュゼットのスピリット]という事で、
アコーディオンがメインの、フランスの下町のダンスミュージック。
夜のお酒の友にピッタリの[パリ・ミュゼット]をお届けしましたが、
今週も[パリ・ミュゼット]の名曲をお届けしましょうかね!
この[パリ・ミュゼット]というのは、もともとヨーロッパの移民たちが始めた音楽だ
そうでして、今日はネ、ベルギー生まれのアコーディオン奏者の[パリ・ミュゼット]を
お聞きください。ギュス・ヴィズールで『モントーパンの火』。」

[今週の一曲]1『モントーパンの火』ギュス・ヴィズール

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
[パリ・ミュゼット]の名曲、ベルギー生まれのアコーディオン奏者ギュス・ヴィズールで
『モントーパンの火』。」

[ベルギー生まれでなぜ[パリ・ミュゼット]?]
中原「この曲が生まれたのは、第二次世界大戦中の1940年代。
ナチスのフランス侵攻とパリ陥落の頃なんですねえ。
モントーバン地方っていうは、このフランスの南部でね、ヨーロッパ北部から
逃げてきた、いろんな国の人々がたどり着いた街なんですね。
こんな爽やかな音楽の裏にはそんな[戦争の暗い歴史]が眠っているんですねえ。」

[ベルギーの思い出]
中原「さてさて!今日のお題は[ベルギーのスピリット]。
実はボクが初めて訪ねたヨーロッパの国が、[ベルギー]なんですよ!
ベルギーってヨーロッパのどの辺りかすぐに言えますかね?
え?ベルギーワッフルしか知らない?(笑)そうですか。
地図で見るとフランスの上、オランダとドイツの下、まあこの大きい国にはさまれた
それでも九州よりちょっと小さな国なんです。ビール、チョコレート、有名です。
なぜ[ベルギー]に行ったのか?コレがねえドラマの[特捜最前線]のロケだったんですね。
30代の頃で、ボクは犯人なんですけども。
ベルギーに逃亡しているのを[特捜最前線]の二谷英明さん達が追っかけてくる。
えー、8周年記念の1985年407,408話『霧のベルギー失踪事件』。
亡くなった早乙女愛さんも出てますねえ」
2週間ベルギーにいたんですけど、2時間もあればお隣のフランス、パリに行ける
距離なんですよ!そんな近いところにベルギーはあって…
もう![パリ!パリ!パリ!憧れのパリに行きたい!でも撮影で行けない!]と
何とももどかしかったのを覚えています。
その時にね(奥様に)お土産で買った服、今では娘が着てますけども。
自分のお土産に買ったのがパイプ、コレもね家にありますよ。
まあベルギーのアレはアンティークショップで買ったんですけども。
奥さんに買った服、何十年も前ですけど、まだちゃんと着れますからねえ」

[ベルギーのスピリットとは?]
中原「では![ベルギーの思い出のスビリット]とは…
ボクにとってベルギーは、[パリに行きたいのに行けなかった悔しい思い出の地]。
今夜は、[待宵]のロックでも傾けましょうかね?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました〜」

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2025/5/11【パリ・ミュゼットのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄ですー。コロナ禍以降は円安で、海外からのお客さんは増えてきているものの
日本から海外旅行に出かけるなんて、とてもとても!なんていう
そういう時代になってますねえ、今。
でもね、やっぱり[海外]に行って、その土地の空気を吸って、その土地の物を食べて、
その土地の音を聞くと、ちょっぴりと自分が成長したような気になれて、
良いものですよねえ。ボクにとって、そんな[海外]の街が、フランスのパリ!
今週と来週は、そのパリの下町の音楽=[パリ・ミュゼット]をお届けしましょう。
ではお聞きください。フランソワ・パリジで『アニーゼット』。」

[今週の一曲]『アニーゼット』フランソワ・パリジ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
パリ・ミュゼットの名曲、フランソワ・パリジで『アニーゼット』。
何とも陽気で爽やかで、初夏の5月にピッタリですねえ。」

[パリ・ミュゼットとは?]
中原「さて今日のお題は[パリ・ミュゼット]のスピリット。
3月にも同じパリ・ミュゼットの[たそがれのメロディ]をお届けしましたけど、
パリ・ミュゼットってのはネ、アコーディオンをメインとしてフランスの下町で
愛されてきた音楽。労働者ためのBGMと言われてますけれども…
[ミュゼット]とは[ミューズ]=[音楽の女神]の事なんですよ。
労働者や移民が集まる酒場で流れていた、いわゆるダンスミュージックなんですね」

[パリの夜の過ごし方]
中原「日本でも東京の浅草だったり京都だったりの観光地は、その国の人たちよりも
他の国の人たちが多かったりしますでしょ。フランスのパリもそうなんですよ。
パリの夜の街に出ると、ボクも含めて色んな国の人たちがねえ、
温かいオレンジの街灯に照らされながら、おいしいおいしい小皿料理を肴に、
おいしいお酒を飲んでましたねえ。
まあ、牡蠣なんかとてもおいしかったけど、肉ってのは日本の方がいいですねえ。
あんまりおいしくなかったなあ。安い店ではなかったんですけどね。
このパリ・ミュゼットの曲を聞くと、パリの夜の街が蘇ってきますよ。
皆さんもパリに旅行に出かけてみると、良い時間が過ごせますよ!」

[[パリ・ミュゼット]のスピリットとは?]
中原「では![パリ・ミュゼットのスビリット]とは…
この軽やかで明るいメロデイ、夜のお酒の友にピッタリだと思いませんか?
今夜は、軽やかで明るい[銀しろ]のハイボールをいただきましょうかねえ。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました〜!」

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2025/5/4【茶摘みのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。皆さまゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?」
今のこの時期は、まさに[夏も近づく八十八夜]でございますねえ。
立春から数えて88日、今年は立春が2/3でしたから八十八夜は5/1。
この日に摘んだお茶は新茶、一番茶と呼ばれ、無病息災になる縁起が良いお茶
ですねえ。ボクのふるさと人吉は[お茶どころ]!
おいしいおいしい新茶が摘まれている頃ではないでしょうか?
ではお聞きください。ひばり児童合唱団で『茶摘み』。」

[今週の一曲]『茶摘み』ひばり児童合唱団
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1912年(明治45年)に尋常小学校唱歌で発表された『茶摘み』。
ひばり児童合唱団の歌声をお聞きいただいております。」

[人吉のお茶は?]
中原「お茶どころ人吉のお茶、有名なのはねえ、玉(たま)緑茶ですかねえ。
普通のお茶っ葉って揉まれて細いでしょう?この玉緑茶はね、ちょっと丸くなってるんです
その分、じんわりと、このお茶のエキスが出てきて、まあ〜味わい深いんですね。
人吉には、歴史ある良いお茶屋さんもたくさんあって、茶畑も物凄くたくさんあるんですよ
ボクが主演した球磨川を舞台にした映画、今年公開されるんですけれども[囁きの河]、
この映画の撮影にも、お茶畑とお茶屋さんが出てくるんですよ」

[[囁きの河]でのお茶の風景]
中原「ボクが演じる役が、何十年ぶりに被災したふるさと人吉に帰ってくる男なんですが、
ボクの息子の元彼女がCAさんでしてねえ。彼女もまた人吉にやってきて、人吉で
いろんな人々と触れ合うんですけども。その中の一つが人吉のお茶屋さん[立山商店]。
そこで、人吉茶を飲みながら、お茶の収穫の体験をしたりして、お茶の話をするんです。
中原「この[囁きの河]、人吉で生きる人々の暮らし、そして風景をじっくりと描いた
とても静かで、ヨーロッパ映画のような良い仕上がりになっております。
人吉や熊本市内での上映が決まりましたら、またお知らせしますね。」

[[茶摘み]のスピリットとは?]
中原「では![茶摘みのスビリット]とは…
[夏も近づく八十八夜♫]と、この[茶摘み]の歌は夏の訪れを感じさせてくれますねえ。
今夜は[KAORU]を人吉の新茶の[緑茶割り]で、いただきましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/4/27【映画[天国と地獄]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
ゴールデンウィークで昨日から11連休なんて方もいらっしゃるんじゃないですかねえ?」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。
ゴールデンウィーク言うんはねえ、そもそもねえ大映の永田社長が、
『大型連休は盆や正月並にお客さんが映画館に来る!黄金週間や!』で名付けた
和製英語やからね。」
中原「今年のゴールデンウィークも、相変わらずアニメの『名探偵コナン』くんが大ヒット
してるらしいですねえ。」
球磨川「映画館がネm賑わうんは良い事よ。けどネ、皆さんマンガ映画も良いけれど、
お家で昔の良い映画を見てほしいネ!ゴールデンウィークは映画黄金期の映画をネ
見てちょうだい!ハイ!今日ご紹介する映画は、1963年公開のクロサワ映画『天国と地獄』。
オッフェンベックの『天国と地獄』、お聞き下さい。またあとでお会いしましょうね』

[今週の一曲]『天国と地獄』
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「クラッシックの名曲、オッフェンベックの『天国と地獄』。」
中原「球磨川さん、この運動会でもおなじみのこの曲、映画じゃ流れてませんよ!」
球磨川「佐藤勝の劇伴はあまりにもおどろおどろしかったからねえ、こっちを流しとるんよ!」

[天国と地獄はどんな映画?]
中原「『天国と地獄』、面白かったですよねえ。」
球磨川「そう!『用心棒』『椿三十郎』と三船敏郎の娯楽時代劇を作ったあとに、しっかりとした
現代ミステリーとして『天国と地獄』を作ったんよね。主役はねえこちらも脂に乗りまくって
ギラギラな三船敏郎ちゃん!靴のメーカーの常務の役で、息子を誘拐される!身代金は3000万!」
中原「でも誘拐されたのは自分の息子じゃなくて、自分のトコの運転手の息子だったんですよね。
それでも、三船敏郎は身代金を払う決意をする。誘拐犯が山崎努で、こちらがまたギラギラと
してましたねえ」
球磨川「相手が山崎努だからねえ、まあねえ頭が良いんよ!
身代金の受け渡しの時に『特急こだまに乗れ』言われる。特急の中に山崎努はおるかと思ったら、
わずか7センチしか空かない洗面所の窓から、『身代金のカバンを投げ落とせ!』言わわれるんよ
誘拐されたお子ちゃんはねえ無事に戻るものの、身代金3000万円はまんまと取られるわ、
山崎努は逃げてしまうわ、警察の面目も丸つぶれになるんよねえ」
中原「中盤から、この山崎努側の視点も描かれてましたね。この山崎が生きている環境がまあ[地獄]
その[地獄]から見える、丘の高台にある三船のお屋敷が[天国]だと…」
球磨川「クロサワさんの美術、脇役にいたるまでの衣装のこだわりが、まあ素晴らしかったねえ。」

[[天国と地獄]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[天国と地獄]のスピリットとは?」
球磨川「ハイ!ゴールデンウィークはネ、黄金期の日本映画、ためしに見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[天国と地獄]を見直してみましょう。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょうかね?
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!では、また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/4/20【解放のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもありますねえ。
3月にバタバタと色んな別れがあって、4月の新しい出会いがあって、
ようやく落ち着いてきた今ごろ、
フッと旅立っていった知人や友人の事を思って、寂しくなったりしますねえ。
ボクはねえ、[やりたい事をやるためには、辞めないといけない!]と決意する事が
大切だと思っています。ある環境から自分を[解放]させる事が大切だと…
ではお聞きください。エンゲルベルト・フンパーディングで『リリース・ミー』。
今日のお題は[解放のスピリット]!」

[今週の一曲]『リリース・ミー』エンゲルベルト・フンパーディング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1967年(昭和42年)エンゲルベルト・フンバーティングで『リリース・ミー』。
ボクは大好きなんですよ!このエンゲルちゃんが!」

[エンゲルベルトの歌声に…]
中原「ボクはこの歌声を聞くとねえ、尾崎紀世彦さんを思い出すんですよ。
前もお話しましたけれども、悩み多きビンボーだった20代の頃、大学をやめて
暮らしていくため、音楽事務所でマネージャーの坊や、付き人をしてましてね。
昭和のボーカルグループの御三家の一つ、デューク・エイセスのマネージャー見習い
だったんです。その頃にネ、ボクと入れ違いに辞めていったのが尾崎紀世彦さん。
そういう縁があったんですけどね。」

[音楽事務所からの解放]
中原「デュークのマネージャーをやっていた頃、自分で言うのもこそばゆいんですが、
なかなか優秀なマネージャーだったんですヨ。
ただねえ、ボクが本当にやりたかったのはずっと[俳優]!そのために東京に上京した
もんですからねえ。『お前、素晴らしいマネージャーになるよ』って言われて、
『コレは困ったぞ』と思いまして。
『このままデュークのマネージャーを続けていっても 絶対に[俳優]にはなれない!』
と思って、ある日事務所に『辞めさせて下さい』と伝えたんですよ。
ボクはネ、自分の人生で、自分を[解放]させた事が、あと2回ありまして、
一つがこの[音楽事務所からの解放]。もう一つが[劇団からの解放]。
そして、もう一つが[劇団をやめてからの事務所からの解放] ]」。3回あるんですよ」

[解放のスピリットとは?]
中原「では![解放のスビリット]とは…
人生は一回きり!自分が進みたい道を進むために、自分を[解放]させるのも大事です
[しろ]を水割りで飲みながら、あなたの人生を考えてみてはいかがですか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/4/13【かっこうのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
この番組6年目を迎えて、これまで300曲以上の曲、紹介していますけどね。
ボクがだいたい何をかけるっていうのを自分でノートに書いてんですね。
だいたいがネ、自分の若い頃、50年代〜60年代ってのが
ボクが好きな曲なんですけども…それを中心に、この選ぶんですけども…
この選曲ってのがこの楽しいんですよねえ。アレもかけたい、コレもかけたい…
そして、まだまだ知らない曲が沢山ありますネ!
リスナーの皆さんの知らない音楽との出会いがあってほしいと思ってますネ。
そんなボクでもね、この歳になって初めて出会った音楽ってのがありまして、、
お聞きください。ジョゼット・デイで『かっこう』。」

[今週の一曲]『かっこう』ジョゼット・デイ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1940年(昭和15年)ジョゼット・デイで『かっこう』。
演奏はジャンゴ・ラインハルトとフランス・ホット・クラブ五重奏団です。
フランス語だと『かっこう』は『coucou(クックー)」なんですねえ」

[かっこうとの出会い]
中原「この曲とねえ出会ったのは、実はねえ球磨川が舞台のボクの主演映画『囁きの河』の
監督と東京の街で飲んでいた時、レコード屋をブラブラしてて見つけたんですね。
曲自体はボクが生まれる前、今から85年も昔、第二次世界大戦の頃なんですけども、
いいですねえ。何ともオシャレじゃないですか?
コレ、戦時中の歌ですよ、日本だったら軍歌とか重苦しい音楽しかなかった頃に、何と
この軽やかさ!フランスという国の[文化]に対しての強さ、素晴らしさを感じましたねえ」

[文化のチカラ、音楽のチカラ]
中原「ボクは自分で絵も描くんですけれども、ヨーロッパの芸術に憧れがありまして、
フランスも何度か訪ねておりますけども。建物の持つ歴史、文化、たくさんの芸術、
それらを本当にフランス国民っていうのは、大切にしようという気持ちを街を歩いててても
感じますよねえ。
東京に戻ると、まあ看板やネオンや、まあそんな、それも文化なんでしょうけど、
悲しいことを時々、感じますね。」

[かっこうのスピリットとは?]
中原「では![かっこうのスビリット]とは…
ボクにとって、この[かっこう]との出会いで、更にフランスという国の
文化への意識の高さへ、より敬意を持つことができました。
今夜は、熊本の米焼酎文化を支える[白岳]に燗を付けていただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/4/6【からたち日記のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
2019年の春にスタートした、この番組もぶじ6年目を迎える事が出来まして、
関係者の皆さま、リスナーの皆さまに感謝!感謝の毎日でございます。
2年連続で[RKKまつり]の公開録音もやらせていただいて、
『中原さんの焼酎飲むテレビ見てます。ラジオも聴いてます』なんて会場で声をかけられて
嬉しかったですねえ。この番組が、7年8年、いや10年!と続いていくかは
皆様次第でございます!どうか番組宛にお便りもくださいませ!
さて、何事も長く続けていくのが大事でございます。
今日は60年近く歌い続けてきたお千代さん、島倉千代子さんの歌を
お届けしましょうかね。島倉千代子さんで『からたち日記』。」

[今週の一曲]『からたち日記』島倉千代子
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1958年(昭和33年)島倉千代子さんで『からたち日記』。
このお千代さんのコロコロとした声が何とも良いですよねえ〜」

[からたち日記の思い出]
中原「ボクはこの歌を聞くとねえ、亡くなったボクの母の事を思い出すんですよねえ。
子どもの頃、このお千代さんの[からたち日記]おっ母さんがよく口ずさんでましたねえ。
こないだねえ、実家の湯前に1週間ほど一人でいたんですけど、
市房山が、この窓から見えるんですね。
そうすると何かやっぱり、母の事を思い出すんですよねえ」

[からたちにはトゲがある〜人生いろいろ]
中原「からたちの花が咲くのが、ちょうど今の時期でしょう?
白くてこの5つ花弁があるんですけど、可愛らしい花なんですけれど、
このからたちの枝にはねえ、すごい鋭いトゲがあるんですよねえ。
柑橘類って大体、トゲを持ってますよねえ。
ボクもこないだ自分とこのユズ畑のユズを剪定してて、ものすごく刺されましたよ。
千代子さんのこの歌でも[泣いて散る散る]なんて、悲しい思いが歌われているんですけど。
お千代さんも長い芸能生活でかなり苦労で、
まあ、ご本人の歌通り[人生いろいろ]だったんですよねえ」

[からたちのスピリットとは?]
中原「では![からたち日記のスビリット]とは…
[人生いろいろ]苦労もあった母の事を改めて思い返す、そんな歌でございました。
そして、また色々とあったボクの人生のお供は、人吉球磨の米焼酎[白岳]!
今夜は[白岳]をお湯割りでいただきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/3/30【映画[スモーク]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。今日はネ、30年前、1995年に
ボクがベストワンに選んだ、ステキなステキな映画をご紹介しましょうかネ」
中原「1995年。どんな映画がありましたっけ?」
球磨川「キアヌちゃんの『スピード』とかが大ヒットした年やね。ボクが紹介したいんはねえ
オトナの映画、ニューヨークの下町ブルックリンが舞台の映画。主演がネ、ハーベイ・カイテル」
中原「おお!ハーベイ・カイテル、ボクは大好きですよ。という事はアレですね!」
球磨川「ハイ!今日ご紹介する映画は、1995年公開の『スモーク』』
中原「エンディングで流れてくるトム・ウェイツの『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』
お聞きください」

[今週の一曲]『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』トム・ウェイツ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1995年、平成7年に公開された映画『スモーク』から
トム・ウェイツの『イノセント・ウェン・ユー・ドリーム』お届けしております」

[スモークは煙草屋の映画]
中原「『スモーク』ってのは、この、タバコの煙の事ですよねえ。」
球磨川「そう!ニューヨークのネ下町の小さな小さなタバコ屋。
近所の連中がねえ、よう集まってお喋りお喋り、タバコをプカプカ。
このハーベイ・カイテルが毎朝8時に店の前にカメラでパチリパチリ。
街角の風景を白黒写真で撮ってる。コレが彼の日課やねえ。
それを毎朝毎朝、晴れの日も雨の日もネ、欠かさずに何年も何年も続けとる」
中原「ある日、奥さん亡くして小説が書けなくなった作家のウィリアム・ハートが店に来るんですよね」
球磨川「そうそう!それで何気なしにハーベイちゃんが撮った写真、アルバムを見るんよね。
そうしたらネ、ウィリアム・ハートがオイオイ泣き出す。
[あらあんた!どうしたん?何、泣いとる?]聞いたら、写真の1枚に奥さんの姿が映っとったんやね。」
中原「誰を撮るわけでなく日課で撮ってた[写真]に、人の心が救われるんですよね」

[夢を見るのは罪じゃない] 
中原「映画のラスト、ハーヴェイ・カイテルが語っていた[クリスマスの思い出話]を再現する時、
このトム・ウェイツの歌声が流れるんですよね。』
球磨川「そうだよねえ!自分の店で万引きした子が落としたサイフん中に写真入っとってね、
その家を訪ねた。目の見えん婆さんが一人住んどった。
目が見えんので[あら〜お孫ちゃん、よう来たねえ]と招き入れてねえ一緒にクリスマスを過ごすんよね。
そん時のこの歌[イノセント・ウェン・ユー・ドリーム]。
[夢を見る時、人は無垢][夢を見るのは罪じゃない]と歌ってるんよねえ。」

中原「では球磨川さん、[映画スモークのスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!映画[スモーク]は配信なんかでも見られるからねえ、今夜見てみなさい!」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[スモーク]を見直してみましょうかね。
また来週、日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

2025/3/23【たそがれのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
先週3/20が春分の日で、ずいぶん日も長くなってきましたねえ。
今だと日没が6時半くらいですかね。
これからの[黄昏どき]にふさわしい心地よい曲を、今日はお届けしましょうかね。
ディディ・デュプラで[たそがれのメロディ]、今日のお題は[たそがれのスピリット]。」

[今週の一曲]『たそがれのメロディ』ディディ・デュブラ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1946年(昭和21年)ディディ・デュブラで『たそがれのメロディ』。」

[ミュゼットの調べ]
中原「ちょっとこのギターの音色が違うのが分かりますかね?
コレはネ[ミュゼットギター]って言って、アコーディオンの音に合う特別なギターで
この、演奏されてるんですね。
[ミュゼット]というのは、この音楽の女神[ミューズ]から来ていて、
パリの下町で庶民に愛されてきた音楽が[パリ・ミュゼット]なんですネ。いいでしょ!
今の[黄昏どき]にピッタリですねえ〜。」

[黄昏どきは味わいの刻]
中原「さて!今週のお題は[たそがれのスピリット]。
[黄昏る]と言う響きは、ちょっと寂しい感じもしますけれども、
ボクにとっては、このワクワクとした、嬉しくなる時間なんですねえ。
そうなんです![夜]の時間はお酒=焼酎をおいしい料理といただく時間=[味わいの刻]
なのでございます!他局の番組で申し訳ないんですけども…
ボクが10年以上やってるテレビ番組が、まさに[味わいの刻]!
アレは夜の設定ですけどもね、撮影はお店を開ける前に、実はお昼にやってるんですね。
毎回、ちゃんと本当に焼酎を飲んでるんですヨ!昼間っから。
終わった後にも、ちょうどこの[黄昏どき]、夕方早めに開いてるお店で0次会!
イタリアンのお店で、ハムやチーズ、バーニャカウダあたりを野菜をつまんで軽く1杯!
1次会は、和食かな?おばんざいのお店なんかヨカですねえ〜。
2次会で、バーを挟んで、ちょっと小腹が空いてきたら…
3次会は、並木坂の行きつけの中華のお店を覗いてみましょうか(笑)という…」

[[たそがれ]のスピリットとは?]
中原「では![たそがれ]のスビリット]とは…
そう![黄昏どき]は、ボクと焼酎のランデブーが始まる、至福の時なのでございます
乾杯は、軽く[KAORU]のハイボールで始めましょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/3/16【天草の海のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄ですさてさて皆さんはこないだまで放送していたNHK-BSのドラマ
『TRUECOLORS』ご覧になっていただけましたでしょうか?
BSのドラマってのは1年くらい経ったら地上波でも放送してくれるので、
ご覧になれなかった方も機会があればぜひ!
今日はネ、このドラマの舞台となった天草の海を見ながら
車で現場まで移動してる最中に、ずっと聞いていたこの曲を一緒に聞いて下さい。
ミッシェル・ポルナレフで『愛の願い』。今日のお題は[天草の海のスピリット]」

[今週の一曲]『愛の願い』ミッシェル・ポルナレフ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)ミッシェル・ポルナレフで『愛の願い』。
この歌がボクは好きでねえ、、」

[天草の海を見ながら…]
中原「ボクはネ、去年の5月ごろずっと天草の下島にずっといまして、
NHK-BSのドラマ『TRUE COLORS』の撮影をしておりました。
俳優陣は下島のこの本渡のホテルに泊まっていて、ロケ地の崎津まで
毎日、プロデューサーが送り迎えしてくれるんですけども。
その時にねえ、車の中でこの曲、ずっと聞いていたんですよ。
車の窓から天草の海を見ながら聴いてました。」

[崎津での撮影は]
中原「この『TRUE COLORS』は、倉科カナちゃんが主役で、
彼女の人生を変える幼馴染の役が、毎熊克哉(まいぐまかつや)!
毎熊ちゃんがコレ、ボクの息子の役なんですけどね、私はそのオヤジでした。
崎津の教会からすぐのトコに家が、実際のお宅をお借りして撮影しておりました。
この崎津というのは、海と共に生きる住まいの風景が素晴らしくて、
本当に見事でしたねえ!
家と家の間からこの海が見えるんですけども。まあ何とものんびりとしていて…
そこを猫がノコノコ、トコトコと歩いている。お日様がポカポカ…いいですよねえ〜」

[天草の海]のスピリットとは?]
中原「では![天草の海]のスビリット]とは…
球磨川育ちのボクにとって[天草の海]というのは、特別な空間でしたね。
下島の海の風景、崎津の港町の風景は、ホントに素晴らしかった!
『トゥルー・カラーズ』の撮影が終わった後、他のみんなと一緒に飲んだ
[しろ]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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