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2025/10/12【横丁の風呂屋のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
朝晩冷えこんでくる今日この頃、温泉が、お風呂が恋しくなりますねえ。
今だと学生さんて、やっぱり一人暮らしのマンションなんかあっても、
もちろんお風呂付いてるでしょうねえ。
でもね、ボクらのねえ、昭和のねえ、ボクが東京で学生やってた頃、
20代の頃は風呂付きの部屋なんて、あるわけが無いですよねえ。
だからねえ、皆近所の[横丁の風呂屋]に通ってましたねえ。
ボクも、誰かさんと通ってましたヨ。(笑)
湯冷めしないようにネ、『赤い手ぬぐい♫マフラーにして♫』
『一緒に出ようねって言ったのに♫』なんちゃってねえ。
というわけで、今日のお題は[横丁の風呂屋のスピリット]。
歌はもちろん!かぐや姫で『神田川』。」

[今週の一曲]『神田川』かぐや姫
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1973年(昭和48年)かぐや姫で『神田川』。
今の若い人は、この[横丁の風呂屋]に一緒に行くっていう感覚、
分かるかなあ?分かんねえだろうなあ〜。
思い出しますね、本当に貧しかったあの頃、何か聞いていると
涙が出て来ますねえ〜。」

[子どもの頃の横丁の風呂屋]
中原「さてさて、今日のお題は[横丁の風呂屋のスピリット]。
昭和の昔、ボクが子どもだった頃、家にお風呂がある家ってほとんど無かった、
って言うか知らなかったですね。
まあ、ボクの故郷の人吉、球磨は良い温泉がいっぱいありますからね。
みんな温泉に行って、入ってましたよ。ボクにとっての[横丁の風呂屋]ってのはネ、
[願成寺温泉]、そして[妙高温泉]ってのがありましたねえ。
こういった[横丁の風呂屋]ってのはネ、地域の人たちの[社交場]でもあるんですよね。
『あら〜、原田さんの坊っちゃん、大きくなったねえ〜』
『あら!池本さんちの爺ちゃん、腰の具合はどぎゃんネ?』なんていうことが
男湯でも女湯でも聞こえてくるんですよ。」

[横丁の風呂屋のスピリットとは?]
中原「では![横丁の風呂屋のスビリット]とは…
ボクにとっては、[神田川]みたいな[恋人との風景]というより、
田舎の地域の人々が裸で交流をする[社交場の風景]を思い出しますねえ。
今宵、故郷のお酒[白岳]を、風呂上がりにロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/10/5【星影の台湾のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さてさて、1980年(昭和55年)ごろ、皆さんは何をしてましたか?
山口百恵引退、松田聖子登場の頃です。
漫才ブームがあって、ルービックキューブが流行の80年代!
いつもこの番組は60年代の曲が多いんですけど、今週は80年代の曲をかけますかね。
ボクはね、この曲を聞くと決まって思い出す風景があるんです。それは[台湾]!
ではお聞きください、レオ・セイヤーで『星影のバラード』。
今日のお題は[星影の台湾のスピリット]!」

[今週の一曲]『星影のバラード』レオ・セイヤー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1980年(昭和55年)レオ・セイヤーで『星影のバラード』。
この曲はネ、もともと別のバンドの曲だったものをイギリス人のセイヤーくんがカバーして
世界的にヒットしたんですね。」

[台湾旅の思い出〜日本と台湾]
中原「さてさて、今夜のお題は[星影の台湾のスピリット]。
イギリス生まれのこの[星影のバラード]とボクが出会ったのがねえ
実は[台湾]だったんですよ。
劇団の演出家に連れられて初めて台湾に行ったんですね。大都会の台北から、
この南の[台南]という、本当にこの昔ながらの建物と風景が残る
ホント古い日本を思い出すような、そう感じる町へ行きました!
この[台南]はネ、戦争中に日本が統治していた時代、色んな建物を建てたり、
ダムを作ったりしているんですよね。それが今でも残って、人々の生活を支えている。
ものすごく台湾と日本の深いつながりを感じる街でした。」

[台湾旅の思い出〜星影のバラードとの出会い]
中原「台湾は食べ物がウマい!そこもいいですねえ。
外食文化でみんな町で食べてんですよねえ。
朝ご飯が、おぼろ豆腐に具材入った鹹豆漿 (シェン・ドウ・ジャン)がありますよね。
お昼は魯肉(ルーロー)飯かな?夜は[夜市]に出かけて、屋台で色々、食べました。
そんな台湾の夜に立ち寄ったキャバレーで、お店の女の子がコレを歌っていたんですよ!
だからあ、あのネ、何でしょう、僕はレオ・セイヤーの声よりも、あの台湾の女の子の
声の方が、この曲のイメージとしてあるんですよねえ。
異国の地で聞く、なんとも切ないメロディがグッと来ましたねえ〜。
だからこの曲を聞くとイギリスの歌なのに台湾を思い出すんですよ、ハイ!」

[星影の台湾のスピリットとは?]
中原「では![星影の台湾のスビリット]とは…うん!また台湾を旅したいですねえ。
台湾にも焼酎あるらしいですけどね、やっぱり熊本の米焼酎[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

 

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2025/9/28【映画[ストックホルムでワルツを]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。」
中原「今月は、どんな映画をご紹介してくれるんですか?」
球磨川「ハイ!今月はネ、北欧のスウェーデンの映画。世界で最も美しい首都、と言われる
そのスウェーデンの[ストックホルム]が舞台の、ステキなステキな映画をご紹介しましょう」
中原「スウェーデンといえば、IKEAとかオシャレな…そんな国ですかね?」
球磨川「あんたねえmスウェーデンと言えば映画も有名よ!ベルイマンもスウェーデン、
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』もスウェーデン。
ハイ!映画『ストックホルムでワルツを』からスウェーデン語で歌われている
『ワルツ・フォー・デヴィ』お聞きください』

[今週の一曲]『ワルツ・フォー・デヴィ』モニカ・ゼタールンドwithビル・エヴァンズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「2014年、平成26年に公開されたスウェーデン映画『ストックホルムでワルツを』からネ、
モニカ・ゼタールンドwithビル・エヴァンズで『ワルツ・フォー・デヴィ』お届けしております」

[『ストックホルムでワルツを』はどんな映画?]
中原「コレは、モニカ・ゼタールンドちゃんが、主役の伝記映画なんですかね?」
球磨川「そう!スウェーデンが誇る世界的なジャズシンガー、モニカちゃんの半生を描いた映画。
時は1960年代、スウェーデンの片田舎。シングルマザーのモニカちゃんがねえ、電話交換手の
仕事をしながら、大好き大好きな歌への情熱を燃やしておった。
けどね『あんたの歌は誰かのモノマネや。』なんて言われてね。
それでも歌を諦めきれんモニカちゃん、『都会に行かなラチがあかん!』と一念発起してね
娘ちゃんを連れて首都のストックホルムに出るんよ」
中原「このモニカさんの気持ち、自分はよく分かりますねえ。『俳優になるにには東京に出ないと
始まらない!』ボクも若い頃、そう思ってました!」
球磨川「なるほど。国は変われど、思う事は一緒やねえ。そんでストックホルムに出た
モニカちゃんはねえ、ある出来事からネ『英語のジャズを、自分の国の言葉スウェーデン語で歌う』
そこから彼女の人生がガラリ!変わっていく」
中原「[モノマネ]ではなく、自分の言葉として歌う事が出来るようになるんですね!」
球磨川「この映画、何と言ってもね、モニカさんの[歌]が素晴らしい!
そしてそして、モニカさんの一生懸命な生き方がまた素晴らしい!」
中原「本当にステキな映画でしたよねえ」

[『ストックホルムでワルツを』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[ストックホルムでワルツを]のスピリットとは?」
球磨川「ハイ!大切なんはね[自分のコトバで表現する]いう事やね!
あんたも人吉球磨のコトバで芝居した映画『囁きの河』は良かったよ!」
中原「今夜は故郷の酒[白岳]をロックで傾けながら、[ストックホルムでワルツを]を
見直してみましょうかね!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/9/21【秋の夕焼けのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて!明後日の火曜が[秋分の日]。今年もあと3ヶ月!早いですねえ〜。
まあ自分が主演した映画『囁きの河』がこの夏に公開されたという事もあって、
何か月日が過ぎ去って行くのが、早く感じますねえ。
そんな慌ただしい日々も一段落。この秋の季節になってくると
夕方、真っ赤な空の夕陽をボーッと眺めながら、、もちろん焼酎を傾けながら
過ごす時間が本当に、この貴重に感じますねえ。
では!そんな夕焼けにピッタリの曲をお聞きください。
三橋美智也さんで『夕焼けとんび』。今日のお題は[秋の夕焼けのスピリット]」

[今週の一曲]『夕焼けとんび』三橋美智也
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1958年(昭和33年)三橋美智也で『夕焼けとんび』。
[夕焼け空がマッカッカ!][とんびがホーイホイ]と何とも軽妙な歌詞が良かですねえ」

[流行歌手!三橋美智也さん]
中原「三橋のミっちゃんはねえ。50年代に大活躍![三橋で明けて三橋で暮れる]なんて
言われる、ホントに凄かったんですよ。
この歌の頃はまだボクは子どもでしたけども、親戚が揃うとねえ。
誰もが、このミっちゃんの歌を歌うんですねえ。爺ちゃん婆ちゃん皆、歌うんですよ!
みんなで一緒に合唱してねえ。老若男女に親しまれてましたねえ〜。」

[夕焼けの思い出]
中原「さてさて今夜のお題は[秋の夕焼けのスピリット]。
実はねえ、[くまもとスピリット]で6年前の第1回の放送で流したのが、
この三橋美智也さんでした。[赤い夕陽の故郷]でしたね。
いやホントねえ、三橋のミっちゃんの歌声には[夕陽]が合うんですよねえ〜。
そして、この歌声を聴くと、ホントに子どもの頃を思い出すんですねえ。
みんなで集まってねえ〜。歌が明るいじゃないですか?
あの、色んなねえ…何だろうなあ…ホントに思い出すんですねえ、子供の頃を。
懐かしいなあ〜。」

[秋の夕焼けのスピリット]とは?]
中原「では![秋の夕焼けのスビリット]とは…
この[夕焼けとんび]で歌われているのが、[田舎の家族への思い]。
[秋の夕焼け]をボクが東京で見てる時、やっぱり故郷の人吉の人も球磨郡の人も、
同じ[夕焼け]を見てるんだろうなあと思いながら、いましたよ。
今夜は夕焼けのような[金しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2025/9/14【[愛を歌う]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
平成の半ばから第3月曜が[敬老の日]になったんですねえ。
今年はちょうど明日9/15が敬老の日。
ボクはまだまだ[敬老]なんかされなくて結構です!(笑)と思ってるんですけども…
映画に、テレビに、このラジオにと、励んでいる中原丈雄でございますからね。
まだまだ[敬老の日]には遠いと思っております。
今年の夏は、ボクの主演映画『囁きの河』の熊本先行公開に合わせて、[一人芝居]と
[ライブ]にも励みましたよ〜。
その[一人芝居&ライブ]をやった時に、お客さんがこう言うんですヨ。
『中原さん、シャンソンを歌ってくれませんかね?オトナのシャンソンを聞きたい』って
言うんですね。ボクもそういう気が無いわけでもないんですけども。
という事でねえ、今日はエディット・ピアフで『愛の讃歌』。
今日のお題は、[[愛を歌う]スピリット]」

[今週の一曲]『愛の讃歌』エディット・ピアフ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1950年(昭和25年)エディット・ピアフで『愛の讃歌』。
ピアフってねえ身長が145cmですって。ホントに小柄だったんですね。
でも!何とも力強い響き渡るこの 歌声、魂が入ってるんですねえ。見事!」

[越路吹雪さんの『愛の讃歌』との違い]
中原「『愛の讃歌』といえば、日本だと越路吹雪さんですかねえ。
日本語の歌の方がお馴染みかもしれませんけどねえ。
『あなたの燃える手で私を抱きしめて』『あなたと二人で過ごせるなら何にもいらない』
という歌詞。コレはねえ、今お聞きになってるエディット・ピアフの原曲の歌詞とはネ
かなり違うんですよ。ピアフの歌詞はもっと強烈なんですよ!
『空が落ちても大地が崩れても構わない』『祖国も捨てる』『死んでも構わない!
私はあなたと一緒にいたい!』いやあ涙が出ちゃうなあ。
この当時ピアフは恋(不倫)をしていて、その相手が事故で亡くなっているんですね。
認められない[愛]、そして[永遠の別れ]、
そんな強い強い思いが、この[愛の讃歌]には込められているんじゃないでしょうかねえ。」

[[愛を歌う]スピリットとは?]
中原「では![愛を歌うスビリット]とは…
フランスという国が生んだ最高の音楽[シャンソン]だからこそ、
このエディット・ピアフの歌も、より輝くんですねえ〜。
今宵、[待宵]のロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/9/7【ハマる音楽のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さてさて、この番組では7割、8割、ボクの青春時代の60年代の音楽をかけて
おりますけれども、あの頃はねえ、ビートルズとの出会い、衝撃的でしたねえ、
そしてそして!GSの全盛期でございました。
若い頃出会った音楽って、身体に染みついているんですよ。
今の若い方の音楽との出会いは、スマホのYoutubeだったりTikTokなんですかね?
それでも、ライブとかで[生の演奏]を体験するとねえ、そのバンドやアーティストに
[恋]しちゃって、[ハマる]んじゃないでしょうか?
今日はネ、ボクが修学旅行で東京に出てきた時に、[生の演奏]を見て[ハマった]
バンドの曲をお届けしましょうか。ザ・ビーバーズで『初恋の丘』。
今日のお題は[ハマる音楽のスピリット]!」

[今週の一曲]『初恋の丘』ザ・ビーバーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1967年(昭和42年)ザ・ビーバーズで『初恋の丘』。
ビーバーズってねえ、プロに注目されていた実力派のバンドなんですけどネ。
その曲の後のヒット曲がなかったんですねえ。
でも、曲がとてもシンプルで良いんですよね。」

[アシベでの出会い]
中原「[ザ・ビーバーズ]との出会いは、修学旅行で人吉から東京に行ったときにね、
新宿にACB(アシベ)っていうジャズ喫茶がありまして…
そこに僕のイトコから連れてってもらって、見たんですよお。
当時のバンド、ACBに出るってのは大変な事ですからね。」
※50年代のロカビリーブームで大人気となり、60年代にはGSバンドがステージを
飾ってました
中原「ボクが行ったときは、ちょうどこの[ザ・ビーバーズ]が演奏してたんですねえ。
お客さんもたくさん入っていましたけど、タバコの煙がもうもうとしている中で、
皆が見てるんですよ。踊ったりなんかしながら。
もうホントに何ちゅうんですか、(自分は)身体が硬直して何も覚えてないんですね!
ただバンドが演奏している姿だけは、ドキドキしながら、見てましたけどねえ。
いやあ、ハマりましたねえ。」

[ライブの影響力、GSの衰退]
中原「さてさて!今夜のお題は[ハマる音楽のスピリット]。
ライブで実際に見たバンドの曲ってのはねえ、やっぱり影響力大きいですよ。
[ザ・ビーバーズ]のこの曲、ボクは今でも歌えますヨ!
『や〜がて忘れて♫はかな〜く消えてゆく〜♫』
はかなく消えていくこのバンドも2年で解散しましたねえ(笑)。
花火のようにパーッと鮮やかに輝いて、パッと寂しく消えていきました」

[[ハマる音楽]のスピリットとは?]
中原「では![ハマる音楽のスビリット]とは…

たとえ数年で消えていったとしても、ライブで出会って好きになった気持ちに
いつわりはございません!そんな消えていったバンドたちに[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/8/31【映画[イージー・ライダー]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。夏はネ、夏言うたらネ
旅する映画=[ロードムービー]がいちばんやねえ。」
中原「お!今日は[ロードムービー]を紹介してくれるんですね?」
球磨川「ハイ!今日はネ、アメリカの荒野をネ、男二人がバイクで旅する映画。
ニューシネマの傑作『イージー・ライダー』ご紹介しますヨ。」
中原「ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが、カリフォルニアからニューオリンズまで
バイクで旅する。いやホント、アメリカンニューシネマを代表する映画ですよね」
球磨川「これぞベトナム戦争後のアメリカやねえ!これぞ!ニューシネマ!
タイトルバックで流れるステッペンウルフの『Born to be Wild』〜『ワイルドで行こう』。
お聞きください。』

[今週の一曲]『Born to be Wild』ステッペンウルフ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1969年、昭和44年に公開された映画『イージー・ライダー』からねえ
ステッペンウルフの『Born to be Wild(ワイルドで行こう)』をお届けしておりますよ」

[MVの先駆けとしての映画]
中原「この映画、主役のピーター・フォンダと、監督も兼ねてるデニス・ホッパーが
アメリカの荒野をバックに延々とバイクを走らせるシーンに、この曲や数々の当時のロックが
流れる、今で言うミュージックビデオみたいなねえ、セリフが随分少ない映画でしたね。」
球磨川「そう!セリフ少ないいうかね、そもそもクランクインした時に脚本が出来てなかった。
二人のセリフもアドリブだらけやから、[ドキュメンタリー映画]みたいな、生々しさがあるね。」

[自由の国アメリカは自由か?]
球磨川「そして、この映画の大切な、大切なところはネ「差別」をしっかりと描いとる!
バイクに乗ったよそ者がやってくるとねえ、田舎の連中が露骨に「差別」する。
まあイヤだねえ。アメリカいう国はネ「自由の国」なんて言うとるけど、[よそ者]を
平気で平気で差別する、怖い怖い国。」
中原「映画のラスト、本当に普通の田舎の農民の人が、[なんだか気にくわないな]ってだけで
銃をぶっ放して、二人を殺してしまうんですよねえ。アレは衝撃的でしたねえ〜」
球磨川「そう!当時のニューシネマはネ[自由を求めた若者が、社会から叩かれて最後には死ぬ]
そういう映画ばっかりやったね。[明日に向かって撃て]も[俺達に明日はない]もそうやったねえ」

[『イージー・ライダー』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、映画[イージー・ライダーのスピリット]とは?」
球磨川「ハイ![自由]いうのを恐れている連中が、[自由]を潰していく!
今のアメリカ、そうやね。日本はどうやろね?!」
中原「今夜は[しろ]をロックで傾けながら、[イージー・ライダー]を見直してみましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2025/8/24【[君恋し]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さてさて、昨日8/23は二十四節気の一つ[処暑(しょしょ)]でございました。
[処暑]。[処方箋]とか[処理する]の[処]に、[暑い]の[暑]で[処暑]!
[暑さが終わる]という意味の[夏の終わりを告げる]コトバなんです ねえ。
『拝啓 処暑の候(こう)、お変わりございませんか?』なんて手紙の時候の挨拶で
使いますね。[処暑]を過ぎましたが、まだまだ暑さは9月まで続きそうです。
せめて音楽だけでも[処暑]を感じる曲を。ではお聞きください。
フランク永井で『君恋し』。今日のお題は[『君恋し』のスピリット]」

[今週の一曲]『君恋し』フランク永井
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1961年(昭和36年)フランク永井で『君恋し』。いや懐かしい!
ボクも思い出しますね、あの頃を!
あの頃っていうのは、子どもの頃ですけどね、
※この『君恋し』はもともと1922年(大正11年)、100年以上前に生まれた歌。
それが1928年(昭和3年)に、今のこの歌詞が付けられて大ヒット!
更に30年以上経って、フランク永井がリバイバルで歌った、[歌に歴史あり!]といった歌。

[君恋しの思い]
中原「さてさて、今夜のお題は[[君恋し]のスピリット]。
[宵闇迫れば][君の事をどうしても思ってしまう]
[涙あふれれて][夜は更けていく]…なんて歌詞ですけれども、
何ともおセンチですねえ?人は[恋するとき]、なんとも心は乱れてしまいますけれども…
暑い暑い夏![恋してるとき]は、心が浮かれてハッピーなキモチばっかりですけども…
この涼しくなって秋になって、冷静になると、
[あれ?あん時の恋は、アレは何だったんだろう?]なんて事になりますね。
だいたいね!夏の恋ってのはネ、もう本当に秋になると終わるんですよ!」

[中原丈雄の恋の歌!]
中原「今度ネ、ボクは自分でCD出すんですねえ もう作ってんですけども…
『3つの恋の歌』ってタイトルで…是非今度、この番組で流したいと思います。
3回、使えますネ。よろしくお願いいたします。」

[『君恋し』]のスピリットとは?]
中原「さて[『君恋し』のスビリット]とは…くれぐれも一方通行の[恋]にはご注意を!
[金しろ]の水割りでも飲んで、スッキリと落ち着いてくださいませ。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2025/8/17【ブルーハワイのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。お盆の帰省ラッシュも今日がピークですかね?
道路も混んでいて、車でこの放送を聞かれている方も多いかもしれませんね。
皆さん今年の夏は旅行されましたか?
円安で海外旅行のハードルは高くなってますが、近場の韓国、台湾あたりは
人気なんでしょうけど、高いですよねえ。
ボクの青春時代、70年代、海外旅行と言えば、ハワイですよ!
ハワイの夏って日差しは強いけど、熊本や人吉と違って湿度が低いからカラッとして
キモチいいんですよ。ハワイのビーチでのんびりリゾート!日本人の憧れでした。
ではお聞きください。エルビス・プレスリーで『ブルーハワイ』。
今日のお題は[ブルーハワイのスピリット]」

[今週の一曲]『ブルーハワイ』エルビス・プレスリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1961年(昭和36年)エルビス・プレスリーで『ブルーハワイ』。
ああ、、ハワイのビーチが目に浮かびますね!」

[ハワイ旅行の思い出]
中原「さてさて!今日のお題は[ブルーハワイ]のスピリット。
ボクにとってのハワイの思い出ってのが、あまり良くない(笑)
悪い意味で[ブルー]だったんですよ。
というのはネ、まあ、20代、劇団にいたんですけど…
演出家が「中原!ちょっとハワイ行こうよ!」って連れてってくれたんですよ。
そしたらねえ、ワイキキビーチで泳いでホテルに戻って来たら、
部屋に鍵もかけないで。トランクに入れてた財布を全部、お金を盗まれてねえ…
本当にねえ、かき集めてた5万円を持って行ってたんですけど…
そいで演出家にネ、『すいません。お金盗まれちゃったんです。カバンの中に
入れてた5万円が…』『そうか、それじゃしょうがない。いいよ俺があげるから』
って5万円もらって…そんな思い出がありましたね。
いやあ[ブルー]なキモチになりましたね。
そいでネ、ワイキキのアラモアナショッピングセンターに行ったんですよ。
そしたら突然!パンパン!パンパン!て。なんだろうと思って…
『爆竹かな?』と思ったら、ピストルなんですね!
お店から若い男がピストル持って飛び出して来て…まあすぐ目の前ですよ!
ああいう瞬間って、パッとしゃがめないんですね。あまりの突然でね。
ボケーッと立ってましてね。アメリカの人はみんなパッとしゃがんでましたから。
いやあ〜、これがホントのブルーハワイ!なんちゃって」

[ブルーハワイのスピリットとは?]
中原「では![ブルーハワイのスビリット]とは…
円安の時代、物価高の時代が早く終わって、ハワイにのんびり旅したいですねえ。
濃いブルーの星空ボトルのKAORUを傾けながら、ハワイの音楽で一息!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

 

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2025/8/10【夏ソングのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。皆さん!夏に出かけるときってのは、車で、あるいはスマホで、
どんな音楽を聞いてますかねえ?
夏にピッタリのいわゆる[夏ソング]、コレ、世代によって大きく変わりますよねえ。
ボクはねえ、やっぱり加山雄三さんとかがそうかなあ?
ちなみに、この番組で卓を操作しております、平成生まれの市川ディレクター。
オレンジレンジの[イケナイ太陽]とか、 湘南乃風の[睡蓮歌(すいれんか)]だそうです。
何か『小学校の頃から、カラオケでめちゃ歌ってた』という事なんですね。
ボクにとっての夏ソングがもう一つ!これは幅広い世代で納得じゃないでしょうか?
ジョアン・ジルベルト&アストラッド・ジルベルトで『イパネマの娘』。
今日のお題は[夏ソングのスピリット]」

[今週の一曲]『イパネマの娘』ジョアン・ジルベルト&アストラッド・ジルベルト
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1962年(昭和37年)ジョアン・ジルベルト&アストラッド・ジルベルトで
『イパネマの娘』。このボサノバのリズムが何とも夏、感じますねえ。」

[イパネマの夏、実は…]
中原「えー。[イパネマ]ってどこにあるか皆さん、ご存知ですか?
ブラジルのリオデジャネイロの[イパネマ海岸]のことなんですよ。
地球の裏側のブラジルは南半球なので、今8月でしょ?8月は冬なんですよねえ。
この[イパネマの娘]が海岸を歩いてたのは、南半球の夏!
1月か2月頃だったんじゃないでしょうかねえ。
『ぜひ一度(イパネマに)いパねば!』という、、なんて事を言ってますけど(笑)」

[夏ソングの醍醐味は?]
中原「さてさて!今夜のお題は[夏ソングのスピリット]。
令和の方々は、外でスマホからサブスクの音楽をイヤフォンに流してるんでしょうが、
昭和の昔は、[外で音楽を聞く]事自体が全く無かったからですね。
近所の神社で、夏休みの朝、ラジオ体操の音楽を聞くくらいでした(笑)」

[[夏ソング]のスピリットとは?]
中原「では![夏ソングのスビリット]とは…
夏ソングを[外で聞く]なんて事がなかった昔から世界の多くの人に愛されてきた
[イパネマの娘]こそ、夏ソングの王者じゃないでしょうか?
今日は[イパネマの娘]を聞きながら[銀しろ]ハイボールで一杯!いきましょうかねえ?
ではまた来週!日曜の夕方5時に、お会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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