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2023/7/16【聞かせるスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて、今年は明日7/17が海の日、お休みでございます。
ボクはねえ、車を運転するのも好きで、
運転中は好きな音楽をずーっと流しているんですけれど
皆さんは、ドライブに出かける時、どんな音楽を流していますか?
えーこの…[車で流す音楽]が合わないとなかなか…この乗ってる人とは
大変ですよねえ。
こっちは[聞かせたい音楽]を流してるけれど、
相手は全然[聞きたくない!好きじゃない]なんていう事ありますからネ。
今日のお題は[聞かせるスピリット]。
ドゥービー・ブラザーズで[リッスントゥザミュージック]、お聞きください!

[今週の一曲]『リッスントゥザミュージック』ドゥービー・ブラザーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1972年(昭和47年)
ドゥービー・ブラザーズで[リッスントゥザミュージック]。まさに夏の曲!」
※70年代人気のウェストコーストロックを代表するバンドです

[ドゥービーブラザーズ50年の歴史]
中原「多くのバンドがそうなんですけどもね、
ドゥービーブラザースもバンドのメンバーがコロコロ変わってねえ。
初期の柱になってたトム・ジョンストンが途中でやめて、
マイケル・マクドナルドが参加するようになってからあ、
路線がR&Bの路線になるんですねえ。
80年代に入ったら、メンバーが、こう入れ替わり過ぎちゃって初期の
メンバーが誰もいなくなっちゃって状況になって解散しちゃった!(笑)
でもそれから5年後、再結成されますねえ。
今年が50周年ツアーで、この春にはトムとマイケル二人そろって日本に来てますね」

[バンドの音楽性]
中原「さてさて、今日のお題は[聞かせるスピリット]。
えー。ボクもTAKEO.UT☆MENってバンドのバンマスをやってるんですけど、
大人になって最初に参加したバンドってのが、ベンチャーズばかりやってたんですねえ。
いやあベンチャーズも良いけども、ボクはねえ、もっと他の曲もやりたかったんですよ。
でもねえ、それを言うと皆がねえ、意外と横を向いてイヤな顔をしてるのが見えるんですよ
だから、こう〜自分でバンドを作るしかない!と思って、そこを辞めて
自分でバンドを作ったんですね。
この(自分のバンドの)良いトコはねえ、
ライブでネ、どんな曲を[聞かせる]か?決められるのがこのバンマスですからネ!
メリットがあるんですよ。
本当にバンドってのはネ、音楽性の方向性の違いでねえバラバラになっちゃうんですねえ」

[聞かせるスピリットとは?]
中原「さて[聞かせるのスピリット]とは?
やっぱりネ、ライブの場合[聴いてもらう人を飽きさせない]コレがいちばん大事ですね。
今夜は、[飽きない味わい]の「KAORU」をハイボールで!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2023/7/9【怖い歌詞のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて、夏になりますと[怪談][怖い話]を聞いて、ゾクゾクと背筋を寒くさせて
涼しくなろうなんていう日本の伝統がございますネ。
熊本は、そもそも[怪談]のラフカディオ・ハーン=小泉八雲先生が
五高で教鞭をふるっていた地、[怪談]にヒジョーに縁がある場所でございますねえ。
いまボクが喋ってるここRKKにもねえ、色々と[怖い話]があるらしんですけども、、
今日は[怖い話のスピリット]ならぬ[怖い歌詞のスピリット]お届けしましょうかね。
フツーに聞いていると全然怖くないんけど、[歌詞]の和訳を見てみるとなかなか怖い!
洋楽には結構あるんですよ![怖い歌詞]。
では、キングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」お聞きください!」

[今週の一曲]『トム・ドゥーリー』ザ・キングストン・トリオ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1958年(昭和33年)
ザ・キングストン・トリオで『トム・ドゥーリー』。
何ともしみじみ心に染みるカントリーソングですけどもネ、
何が歌われているか分かりました?」

[トム・ドゥーリーに何が起こったのか?]
中原「ど『うなだれろトム・ドゥーリー!お前は死ぬ運命なのさ』
何と!トム・ドゥーリーが絞首刑で吊るされる前日のことを歌ってるんですねえ・。
『あいつと山で出会いナイフで刺したんだ』と。トムが刺したのは、自分の彼女の一人
ローラだったんですネ。トムはモテモテだったそうで、人間関係で揉めてたんですねえ。
ローラを刺し殺した真犯人は、どうやらトムの彼女の一人だったんですね!
その子をかばって、自分が罪を背負い、絞首刑で死んでしまったという。
トムが複数の女性と関係を持っていたための怨恨による殺人ですね。怖いですね。」

[真実はひとつ]
中原「のんびりした曲調だけども、歌われている風景ってのは
[明日、首を吊るされる男]だったり[山の中でナイフで刺される女]だったり、
何とも物騒な[歌詞]でございます。
死刑の後に[トムは無罪だったのでは!]という事で、この歌が生まれたそうですね。」

[怖い歌詞のスピリットとは?]
中原「さて![怖い歌詞のスビリット]とは…
[洋楽]にはこんな[怖い歌詞]の歌、結構ありますね。また番組でご紹介しましょうかね。
今宵は[時習館]を飲みながら、小泉八雲先生の[怪談]をまた読んでみましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。(怖い口調で)」

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2023/7/2【眠れる獅子のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さあ!7月!いつもでしたら若大将=加山雄三さんの曲を流すところですけれども
今年はいつもと違う、けれど心地よい曲をお届けしましょうかね!
ボクが、これまたいつも流してる[ビートルズ]の旋風がイギリスから届く前夜、
アメリカの高校生たちが組んだ、素敵なバンドがありました。
その創設メンバーの一人にニール・セダカもいたそうですよ。
そのバンドが[トーケンズ]!
えー。1961年に大ヒットした曲が、今日お届けする[ライオンは寝ている]です。
今日のお題は[眠れる獅子のスピリット]、トーケンズで[ライオンは寝ている]」

[今週の一曲]『ライオンは寝ている』トーケンズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
1961年(昭和36年)トーケンズで「ライオンは寝ている」。
このレコードはネ、当時つきあっていた彼女からプレゼントされまして…
まあ、コレはあとで奥さんになる人ですけれども(笑)
アメリカンポップスのねえ、10枚組のセットのレコード、ボックスをもらいまして
そん中に入ってましたねえ。」

[眠れる獅子とは]
中原「さてさて、今日のお題は[眠れる獅子のスピリット]。
この[眠れる獅子]って言葉はねえ、元々は日清戦争までの[中国]の事を言ったそうですね。
西欧の国々が[中国はまだ動き出してないが、いざ起きたら恐ろしいよ!]なんていう
イメージから[眠れる獅子]という言葉が生まれたそうですねえ」

[眠れる獅子=中原青年]
中原「ボクは若い頃、劇団にいて。最初は裏方でしたんですけどもネ゙。
俳優を目指すから[舞台の真ん中に立ちたい!主役をやりたい!]という
この野望を燃やしておりました。
自分で言うのも何ですけどもネ゙、[眠れる獅子]として虎視眈々と主役を狙っておった!
で何をやったかと言いますと、自分でホンを探してくるんですねえ、面白いホンを!
まあ、それを演出家が見て[じゃあ、俺が演出しようか]という
そのお互いの刺激合いがあって、高め合って、この組んでいくことになって
もらった役もだんだん大きくなって、主役になったという…ことなんですけどねえ。
その間が13年という、長い月日がありましたけども。」

[眠れる獅子のスピリットとは?]
中原「では![眠れる獅子]のスビリットとは…
眠ってばかりだといけませんヨ!自分が動いて、その状況を変えなければ!
自分を輝かせる事はできません!
今夜は、金色に輝く[金しろ]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/6/25【インド映画のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!今年はねえ、インド映画が凄い事に
なっとる!『RRR』いう映画、アカデミー賞の歌曲賞まで受賞しとるんよ〜」
中原「ここ数年、日本でもインド映画がかなりの数、公開されて、いや凄いヒットしてますね」
球磨川「日本もねえ、この『RRR』の監督の『バーフバリ』いう映画がネ、
2015年に公開されてからどんどんどんどんインド映画、公開されとるねえ!」
中原「ボクはねえ、球磨川さん!インド映画、全然知らなかったんですが、
『バジュランギおじさんと小さな迷子』まあ〜この映画見たら泣けて泣けて…」
球磨川「そう!『バジュランギおじさん』素晴らしいネ。ホントはその映画の曲を聴いてほしかった
やけどねえ、RKKさんにCDが無かった、悲しいねえ。」
中原「代わりに同じインド映画[ダンガル/きっとつよくなる]から[愚かなバンナ]、お聞きください」
球磨川「ハイ!ではネ、また後でお会いしましょう」

[今週の一曲]『ダンガル』[愚かなバンナ]
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、2016年公開の
インド映画『ダンガル』から、[愚かなバンナ]。」
※『ダンガル』は娘をレスリングの選手に育てたスパルタ父さんの実話を元にした映画、
血湧き肉踊るアクションも見どころですが、親子愛にホッコリ涙する良い作品です。
球磨川「何とも言えん独特なメロディ、インド映画はねえ、必ず歌うシーン踊るシーンがあるのが
これがまた良いねえ。豪華絢爛、見てる方もニコニコできる。」

[映画[バジュランギおじさんと小さな迷子]]
中原「球磨川さんねえ。今日ボクが紹介したいのはネ、
[バジュランギおじさんと小さな迷子]という映画なんですけどもねえ。
[インド]のバジュランギおじさんが、敵対する国[パキスタン]の口の聞けない迷子の女の子と
出会って、国境を超えて、彼女の故郷へ送り届けようとするお話ですよねえ」
球磨川「[インド]と[パキスタン]いうんは、元々同じ国だったのが、分離して
今もずっと対立しとる。北朝鮮と韓国みたいなもんやね。
[インド]のバジュランギおじさんが仲良くなる女の子が[パキスタン]なもんで、
それがバレたら大変な事になる!
でも、この子、サッカー見てたらねえ、自分の国[パキスタン]を応援しちゃってヒヤヒヤ!
宗教の関係で食べる物も違うんでこの子はこっそりチキンをムシャムシャ食べたりして
またバジュランギおじさんハラハラする。
この女の子の仕草、可愛くてねえ〜、もう涙涙!もーう全部、すべて良し!」
中原「良いですねえ、この映画」

[『インド映画』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[インド映画のスピリット]とは?」
球磨川「[インド映画]はまあ、衣装も豪華!美術も見事!何十人何百人が歌って踊って、まあ豪華!
でもそれだけじゃない、[人と人のキモチの交流]これがしっかりじっくり描かれてるからねえ。
心に響くのねえ」
中原「今宵、[待宵]をロックで飲みながら、DVDで[バジュランギおじさん]見直しましょうかね
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2023/6/18【一人ぼっちのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて!今度の水曜日6/21が夏至。ずいぶんと日が長くなりましたねえ。
夏の夕暮れって、何だかフッと寂しくなる時がありませんか?
ボクはねえ、なんかねえ、夏になると、東京での一人暮らしの頃を思い出して
ちょっと寂しくなったりするんですねえ。
『ああ、あの頃はホントに一人ぼっちだったなあ』なんて思うんですよ!
というわけで、今日のお題は「一人ぼっちのスピリット」!
ギルバート・オサリヴァンで[アローン・アゲイン]、お聞きください!」

[今週の一曲]『アローン・アゲイン』ギルバート・オサリヴァン
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1972年(昭和47年)
ギルバート・オサリヴァンで[アローン・アゲイン]。
ボクはこの曲を初めて聞いたのが、東京に出て、一人暮らしを始めた頃でしたねえ。」

[音楽から離れていた東京時代]
中原「この歌がラジオから流れていた20代のはじめの頃ってのは
大学に入ってはみたものの、[芝居]がやりたい、でも[芝居]じゃ食えないなあ
というのも分かっていて、ほんと、ビンボーしてました。
人吉にいた頃の方が良かったですねえ。まあレコードも買えたり、のんびり聞くっていう時間もあったんですけど」

[怖い一人暮らし]
中原「さてさて、今日のお題は[一人ぼっちのスピリット]。
当時ボクは、世田谷区の鶴巻ってトコの小さな乾物屋の2階で下宿暮らししてたんですけど
彼女もいない、もう、友だちも誰もいないっていう[一人暮らし]ですよ。
ある晩、寝てたらねえ、
部屋のドアがカシャカシャする音にフッと目が醒めて見たらねえ…
泥棒ですよ!もう驚きましたねえ。まあ怖かったなあ!
まあ大声出したら、バタバタ逃げていきましたねえ。いやあ〜怖かった。」

[一人ぼっちのスピリットとは?]
中原「さて[一人ぼっちのスピリット]とは?
いや!ホントに[一人ぼっち]はもうコリゴリでございます!
一人暮らしの方、部屋のカギ、しっかりと掛けてお休みくださいねえ。
さあボクは仲間たちと「銀ハイ」を飲みに街へ繰り出すとしましょうか
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2023/6/11【立ち飲みのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
今日は[日曜日]!明日からまた仕事でしょうが、今夜はゆっくり過ごしましょうよ。
夏になるとネ、早い時間から、街の赤提灯が何とも恋しくなりませんか?
今年の夏至は6/21、6月第2週で熊本の日没は7時半ごろになるそうですよ、

赤提灯で思い出すのは、吉祥寺にある有名な立ち飲み屋[いせや]さん。
焼鳥の煙がもうもうとしてる[いせや]、
今は亡きミュージシャン高田渡さんとよく行ってました。
というわけで、今日のお題は[立ち飲みのスピリット]
高田渡さんで『日曜日』、お聞きください!」

[今週の一曲]『日曜日』高田渡
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1969年(昭和44年)
高田渡さんで『日曜日』。
渡さんとはねえ近所付き合いで、カメラが好きってトコで意気投合して、
ずいぶん仲良しになりましたねえ。
えー、渡さんは2005年(平成17年)に亡くなりましたけれども」

[高田渡さんとの二人飲み]
中原「渡さんとよく一緒に行ってたのが、吉祥寺の立ち飲み屋[いせや]!
ここはねえ、昼も夜も日曜も平日も、 関係なく賑わってますからねえ。
ただね、渡さんはネ、一緒に飲んでいても意外と時間かけて飲むんですよ、一杯を。
ボクはその間に2杯3杯飲んでて、、そんな感じで長いんですよ、一杯が。
渡さんの焼酎はなかなか無くならない。
えー、そういう感じで渡さんは飲んでましたねえ」

[東京の立ち飲み文化]
中原「今日のお題は[立ち飲みのスピリット]。
熊本の場合は、あまり[立ち飲み]のお店ってのは多くないですねえ。
東京はネ、駅ごとに立ち飲みのお店があるんですよ。
ここ何年かのコロナだと、だいぶ厳しかったですが。今はだいぶ戻ってましたねえ。
ワイワイガヤガヤとまあうるさい!まあ全員酔っ払いですからネ!
その空気に酔いしれる。それがまた、良いんですねえ、立ち飲みってのはねえ。」

[立ち飲みのスピリットとは?]
中原「さて![立ち飲みのスビリット]とは…
ボクの場合、[立ち読み]と言えば、渡さんとの吉祥寺の[いせや]の思い出ですねえ。
今夜は渡さんの事を思い出しながら[しろ]ソーダ割りでいきましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/6/4【友だちのスピリット】

中原丈雄です。
6月は水無月(みなづき)。[水無し月]と書きますけどもネ、この[無し]は[〜の]という
意味なんだそうです。[水無月]は[水の月]。梅雨の月でございます!
[水]と言えば[水臭い]なんて言葉がありますね。[水臭いなあ、俺に相談しろよ]なんて
[他人行儀]な時に使いますね。
この[水臭い]って言葉は[料理が水っぽい][味が薄い]という事から来ているそうですね。
さて皆さんは、[水臭くない][他人行儀ではない]=[濃ゆい]関係の友人が
どのくらいいらっしゃいますか?というわけで今日のお題は[友だちのスピリット]
キャロル・キングで[ユーヴ・ガット・ア・フレンド〜君の友だち]お聞きください」

[今週の一曲]『You’ve got a friend(ユーヴ・ガット・ア・フレンド)』キャロル・キング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、1971年(昭和46年)
キャロル・キングで「ユーヴ・ガット・ア・フレンド〜君の友だち」。良いですねえ。
ボクはネ、ジェームス・テイラーがカバーを先に聞いたんですけど
このキャロル・キングのこの女性版、何とも心に染みますよねえ」

[キャロル・キングと友だち]
中原「実はネ、ジェームス・テイラーとキャロル・キングはね
互いのアルバムを一緒に作ってて気心知れた、互いを信頼している[友だち]なんですねえ。
その思いが、この歌にも反映されているんでしょうね〜。
[冬でも春でも夏でも秋でも、呼んでくれたらすぐに行くよ。君には友だちがいるんだよ]
って歌詞、良いですねえ。」

[中原丈雄の友だち]
中原「さてさて、今日のお題は[友だちのスピリット]。
ボクにとって、[呼んでくれたらすぐに行くよ!]なんて友だち、結構おるんですねえ!
何しろ熊本にはこの[高橋酒造]さんの[米焼酎]の番組が縁で、飲み友だちが山ほど
おってくださいましてねえ。
人吉球磨にも小学校の頃からの友だちが、これまたワンサカおってくださいましてねえ(笑)」

[友だちのスピリットとは?]
中原「では![友だちのスビリット]とは…
ボクにとって[友だち]イコール[ふるさと]ですかね?いつでも帰れる場所と同じです
今夜は、昔ながらの[白岳]をちょい水で一杯!といきましょうかねえ。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/5/28【映画[ひまわり]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!月の最後はねえ、私がいつも映画のお話、
たっぷりたっぷりしましょうネ。さ、今日はネ、映画[ひまわり]のお話しを…」
中原「ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの名作ですねえ、もう大好きで、
何回も見てますよ」
球磨川「映画[ひまわり]。ひまわりの花はねえ、ウクライナの国花、国の花。
ロシアのウクライナ侵攻でねえ、この映画また注目されて、去年ネ、リバイバル上映やっとった。
素晴らしいねえ!
売上の一部がウクライナに寄付されとった、これまた素晴らしい!」
中原「この21世紀になって、より多くの人に響いてますよねえ」
球磨川「そう!戦争になるいうことは、多くの人の人生を狂わせるいうこと、
それがこの映画[ひまわり]で、見事に描かれとる」
中原「ハイ!では、ヘンリー・マンシーニ作曲で映画[ひまわり]愛のテーマ、お聞きください」
球磨川「ハイ!ではまた後でお会いしましょう」

[今週の一曲]『ひまわり』愛のテーマ・ヘンリー・マンシーニ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1970年(昭和45年)公開の
映画『ひまわり』から、ヘンリー・マンシーニ作曲、[ひまわり]愛のテーマ」
球磨川「ヘンリー・マンシーニのこのメロディが、一面に広がるひまわり畑に流れるオープニング
まあ見事ねえ!このメロディにネ、戦争への怒り、悲しみが込められとる。」

[映画[ひまわり]、ひまわり畑の下には]
球磨川「この戦地でね、消息を断ったたマルチェロをねローレンちゃんが探す探す、
諦めきれず探す、まあ辛いねえ!」
中原「激しい戦闘で生き残ってる兵士はいない!って言われるんですけども諦めないんですよね」
球磨川「地平線の果てまでねえ広がるひまわり畑、その先には戦争で亡くなった兵士のお墓がねえ
ずっとずっと続いとる。
ひまわりが咲く平和な風景の下には多くの死体が埋まっとるのよねえ。
このひまわり畑が撮影されたのが、ウクライナ。まさに今、ロシアに侵攻されてねえ多くの人がねえ
命を落としてる場所なんやね。」

[映画[ひまわり]、再会と別れ]
中原「地平線の果てまで続く墓を見てもソフィア・ローレンは諦めない。そしてある村に辿り着く」
球磨川「そう!その村でマルチェロは、ロシア娘と結婚し、子どもまでおったんよ。
まあ!辛い、まあ残酷!駅でマルチェロと再会するんやけどねえ、もう何も言えん。
ローレンは泣くばかり…
戦争が起こす悲劇はねえ、死別だけではのうて、人の人生を大きく狂わすトコにもあるんやねえ」

[映画『ひまわり』のスピリットとは?]
中原「ハイ!では球磨川さん、[映画『ひまわり』のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ![戦争は絶対にあかん]!それに尽きます」
中原「今宵、[待宵]をロックで、じっくりと傾けながら、DVDで[ひまわり]見直しましょうかねえ。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2023/5/21【サバのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて、今年の冬クランクアップした北海道を舞台にした映画「おしゃべりな映画館」。 こないだも
お話しましたけどね、その衣装、メイクでお借りしているお宅の窓からの
風景がまあ見事なんですえ。
そしてそれを見ながらメイクされてるんですけども、何とも良い時間で。
その家主さんがネ、BGMを僕らのために流してくれてるんですよ。
改めて「いいな」と思った曲が「シバの女王」でした。
それでねえ、この番組でも流そうと、RKKのレコード室で探してもらったんですけども、
『「サバの女王」はあるけど「シバの女王」は無い』と。『あら!』
その「サバの女王」を聞いてみたら、コレが「シバ」でした!(笑)
「サバ」か「シバ」か(笑) さて!今日のお題は「サバのスピリット」!
グラシェラ・スサーナさんで[サバの女王]、お聞きください! 」

[今週の一曲]『サバの女王』グラシェラ・スサーナ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1972年(昭和47年)
グラシェラ・スサーナさんで[サバの女王]。
アルゼンチン出身の歌手で、日本語も上手いですねえ。」
※彼女はかなりの親日家で、長男を[タロー]長女を[ハナコ]と名付けたそうです。

[シバかサバか?]
中原「それで[シバ]か[サバ]か?問題なんですけれども…
レコードジャケットを見ると、ちゃんと[サバの女王]となってるんですね。
それで、この歌の前に発売されたインストロメンタルの盤が[シバの女王]で、
元々のフランス語の発音だと[シバ]じゃなく[サバ]が正しいそうなんですけどね。
それで[サバの女王]になったとか。」
※ちなみに[サバ]=[シバ]は旧約聖書に出てくる[シバ王国]の事です。

[おいしいサバ!]
中原「さてさて、今日のお題は[サバのスピリット]。
魚のサバ、ウマいですよねえ!(笑)シメサバもごまサバも塩焼きも味噌煮もウマい!
でもねえ、学生時代、サバには辛い思い出が、あるのです…
下宿してたんですけども、毎日、弁当がサバなんですよ、塩サバ!
もう〜弁当の時間になると、毎日サバなもんですから(恥ずかしくて)教室では食べなくて
体育館の地下で毎日、食べていたと言う…」

[サバのスピリットとは?]
中原「さて[サバのスピリット]とは?
辛い思いをした[サバ]ちゃんですけれども、今は大好きですよ!
何しろ焼酎に合いますからねえ!今宵はシメサバにサバの塩焼きとサバづくしで
「白岳」のお湯割り、いただきましょうかね?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/5/14【飲みに誘うスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
5月も半ば、外で撮影なんかあったりしますとねえ、すぐに汗をかいてしまいますねえ。
でも、この初夏ってのは、まだカラダが[暑さ]に慣れてないんですよねえ。
けど!汗をかいた日には、その夜の焼酎がウマい!
これからの季節には、特にハイボールがウマい!今宵はKAORUハイボールで!
こうやって、ふるさとに帰ってると、[飲み会]の誘いが結構ありましてねえ、
コロナも一段落して、毎晩毎夜、熊本の街に繰り出している次第でございます。
今日のお題は[飲みに誘うスピリット]
[飲みに誘う]この歌をお届けしましょう!若山一郎さんで『おーい中村くん』!」

[今週の一曲]『おーい中村くん』若山一郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1958年(昭和33年)
若山一郎さんで『おーい中村くん』。
先輩が新婚の後輩を飲みに誘っていて、令和の今ならパワハラと言われそうな
歌詞ですけどもねえ…」

[昭和の世相歌]
中原「ボクがこの歌が好きなのは、全く愛だの恋だの出てこない
ラブソングじゃないトコが良いんですよねえ。当時の世相を歌ってるんですよね。
[おーい中村くん♫]なんてフレーズが歌いやすくて、
当時子どもだったボクでもですねえ、普通に歌ってましたねえ。
老若男女に親しまれた、まさに流行歌、世相の歌ですねえ〜。」

[おーい!中原くん]
中原「今日のお題は[飲みに誘うスピリット]。
ボクは東京の大学を途中で中退して音楽の道、芝居の道に進んだわけなんですけども、
まあ、劇団やってる連中は金無いですからねえ、まあ私含めて誰もお金持ってない!
昼間集まって、まあボクは舞台監督やってたんですけども、
ご飯食べに行かなきゃいけないんだけど、ボクがパンを買いに行くわけですよ。
ボクが行くとね(そのパン屋さん)いくらでもくれるんですねえ、奥さんが。
そいで皆から金集めて、5人いてね「みんな金出せ」って言うとね、
集まった金が275円というときがありまして…ホントにどうやって皆劇団に来てるの?って
人のこと言えないんですけどねえ。
劇団仲間からは[おーい!中村くん]じゃなくて[おーい!中原さん]なんて
飲みの誘いではなく、「パンを買ってきてください」という歌でしたねえ」

[飲みに誘うスピリットとは?]
中原「さて![飲みに誘うスビリット]とは…
東京で何とか俳優で食えるようになって、ふるさとに帰って来れるようになりまして、
あまり自慢する事ではないですけどねえ、
熊本の友人、知人を飲みに誘う、飲みに誘われるのは、何とも幸せでございます!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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