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2023/5/7【トランペットのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
5月7日!GWも最終日!皆さま今年のゴールデンウィークはいかがでしたか?
ボクは去年、映画[おしゃべりな写真館]の撮影で北海道に通っていましたが
北海道はちょうどゴールデンウィークの今が桜が開花して、お花見の時期なんです。
映画撮影でメイクする、衣装替えのために借りていた家がねえ、
その家の奥さんが僕らのために音楽を流してくれるんですよ。
そん時に流れていた曲が、今日おかけするこの曲です。ああいいなと思いましたネ。
ニニ・ロッソで[夜空のトランペット]!
ではお聞きください。今日のお題は[トランペットのスピリット]」

[今週の一曲]『夜空のトランペット』ニニ・ロッソ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
1964年(昭和39年)ニニ・ロッソで「夜空のトランペット」。
このトランペットの調べを耳にするとねえ、北海道の大雪原が目に浮かびます」

[親日家ニニ・ロッソ]
中原「[トランペットの詩人]と呼ばれていたニニ・ロッソは親日家で何度も日本に
来てましたねえ。紅白でネ、フランク永井さんの伴奏もしていたんですよ。
そうそう!昔、放送してた[水曜ロードショー]のテーマ曲もニニ・ロッソでした。」

[トロンボーンとトランペット]
中原「さてさて、今日のお題は[トランペットのスピリット]。
ボクは人吉の学生時代、中学時代に、ブラスバンドに入っておりましてね、、
残念ながら、トランペットは吹いた事がありません、トロンボーンを吹いておりました。
トロンボーンはね、このスライドで音程を変える楽器ですネ。
コレはコレでなかなか難しいんですよ。
トランペットはねえ、息を吹き込むマウスピースってのが物凄く小さくて、
コレがまた難しい!
ボクがなんでトロンボーンをやりたかったかと言うと、ブラスバンドの先頭に立って
行くんですね、棒を出したり引っ込めたりだから、前に人がいちゃいけないもんだから
一番前に…それがカッコよくて、えートロンボーンをアレしたんですけど。
今となったらねえ、トランペットの方が良かったなあと思いますね」

[春色のスピリットとは?]
中原「では![トランペット]のスビリットとは…
[トランペット]はねえ、ブラバン時代から思ってましたが[絵になる]んですよ!
カッコいいんですよ!
今夜は、金管楽器のトランペットのような輝きの[金しろ]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/4/30【映画[ジョージーガール]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!ゴールデンウィークも私が映画のお話
たっぷりしましょうネ。」
中原「ではでは球磨川さん、今日はどんな映画を紹介してくれるんですかねえ?」
球磨川「今日ご紹介する映画は『ジョージーガール』、あのねえ、ジャージ履いてるガールやないよ
『ジョージーガール』!」
中原「あれ?『ジョージーガール』ってのは、ザ・シーカーズの歌で有名ですよね。
車のコマーシャルソングにも使われてましたよね.(ちなみにHONDAバモス)」
球磨川「何言うとるん!『ジョージーガール』はアカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされた
映画の主題歌!ジェームズ・メイソンにシャーロット・ランプリングまで出とるヨ」
中原「ああ、そうでしたか。ボクは映画の方は見てませんネ。
では、映画[ジョージーガール]の主題歌[ジョージーガール]をお届けいたしましょう!」
球磨川「ハイ!ではまた後でお会いしましょうね」

[今週の一曲]『ジョージーガール』ザ・シーカーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1967年(昭和42年)公開の
映画『ジョージーガール』から、ザ・シーカーズで[ジョージーガール]。」
球磨川「[ジョージーガール]言うんはネ、主人公ジョージーナの愛称、ジョージーから来てるんよネ
イギリス映画でネ、ジョージーちゃんが街をブラブラしとる所から始まるんやけどね。
男の子みたいな女の子。オシャレに髪をセットしてみても変になっちゃって、公衆トイレでね
グシャグシャにして周りの人は呆れてる!
「男の子みたいな女の子♫男は君の前を素通り♫早く目覚めなさい♫」なんてねえ
歌われとるんですよ。」
中原「なるほど、なるほど。そんなジョージーガールが、[恋して成長するドラマ]なんですね!」

[ジョージーガールは苦労する]
球磨川「いやいや!イギリス映画やから、そんな甘くは無いヨ!ジョージーの家族はネ、
いわゆる労働者階級で、金持ちの家に家族が住み込んどる。その金持ちがジェームズ・メイソン。」
中原「ほう!恋に落ちる相手がジェームズ・メイソンなんですね。」
球磨川「いやいや!この映画のジェームズ・メイソンは結婚しとるし、もう60近い。
彼女が別のアパートで同居してるんが、美しい美しいシャーロット・ランプリングちゃん。
彼女にボーイフレンドとの子ども出来ちゃったんやけど、その男がチャラいクズ男なもんで、
子どもは要らん!て捨てられる。その子をジョージーが『かわいそう!』言うて引き取るんよ」
中原「この明るい歌からは想像も出来ないような、けっこうドロドロした話なんですね」

[『ジョージーガール』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『ジョージーガール』のスピリット]とは何でしょうか?」
球磨川「ハイ!この[ジョージーガール]、あんたねえ、レンタルやら配信なんかですぐ見られるから
今日見なさい!今夜帰ってすぐ見なさいヨ!」
中原「ハイ!ボクも探して見てみます。[銀しろ]ハイボールでも飲みながら…
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2023/4/23【お巡りさんのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
いよいよ来週土曜日からゴールデンウィークですねえ。
コロナも落ち着いた今年のゴールデンウィーク、観光地の人手、多いでしょうね
どうか旅行先で小さいお子さんが迷子にならないようにお気をつけくださいませ。
また、浮かれての置き引きにもお気をつけくださいませ!
そんな[困った時]にねえ、頼りになるのが、町の交番の[お巡りさん]!
ボクは[お巡りさん]の役よりも[刑事]の役が多いんですけどもネ。
今日は[刑事ドラマ]のお話をちょこっとしましょうかね?
お届けする曲は、曽根史郎さんで[若いお巡りさん]
今日のお題は[お巡りさんのスピリット]!」

[今週の一曲]『若いお巡りさん』曽根史郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1956年(昭和31年)
曽根史郎さんで『若いお巡りさん』。いわゆる昭和の流行歌ですねえ。
ボク5歳の時ですけども、ラジオから流れてきたこの歌、よく覚えてますよ」

[昭和30年代の世相]
中原「この歌がヒットしたこの昭和30年代ってのはねえ、
戦後の混乱が一段落して日本が高度成長の階段をどんどん上っている頃ですよ。
まあ〜盛り場に若者は集い、車社会になって誘拐事件は増える!麻薬犯罪は増える!という
まあ〜ザワザワとした時代なんですねえ。そんな時代だからこそ、[お巡りさん]を
主人公にしたこんな歌が生まれたのではないでしょうか?」

[刑事ドラマの中原さん]
中原「さて!今日のお題は[お巡りさんのスピリット]。
ボクは大滝秀治さんの[うちのホンカン]シリーズみたいな、交番勤務のお巡りさん
の役はあまりやった事が無いんですよね。もっぱら[刑事]役でしたねえ。
朝ドラでねえ、[ひまわり]という松嶋菜々子さんヒロインのドラマで、
彼女の弟さんのカラオケ店での窃盗事件を担当する刑事をやりましたねえ。
もう何10年も経ってるんですねえ。」
※「ひまわり」は1996年(平成8年)放送。
中原「まあ実際の犯人は、店長の寺脇康文くんでしたけれども…
まあ後で、寺脇さんとも[相棒]の刑事役でよく共演しました。
お巡りさんの役ってのは、なかなか良いですよねえ、人間味があって、
刑事さんとはなかなか違いますよねえ。」

[お巡りさんのスピリットとは?]
中原「さて[お巡りさんのスピリット]とは?
どうか!このラジオをお聞きになってる[お巡りさん]!
この春、不安の中、新生活を送っている若い方や、地区のお年寄りの方々の
安全を見守り続けてくださいませ。
仕事が終わったら、馴染みの飲み屋さんで[しろ]を一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/4/16【ふるさとを思うスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
熊本地震の本震からもう7年、経ちましたね。7年前の今日、4/16の夕方ごろ
熊本の皆さんは何をしておられましたか?
余震が続く中で、陽が落ちる前、地震の後片付けをしていたのではないでしょうか?
今日は、ゆったりと落ち着くこちらの曲をお届けいたしましょう。
ジェリー&ザ・ペースメイカーズで[マージー河のフェリーボート]。
今日のお題は、[ふるさとを思うスピリット]」

[今週の一曲]『マージー河のフェリーボート』ジェリー&ザ・ペースメイカーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1964年(昭和39年)
ジェリー&ザ・ペースメイカーズで『マージー河のフェリーボート』。
ボクは、当時のビートルズ以外のバンドで、彼らが好きですねえ」

[故郷を歌うマージービート]
中原「この歌、イングランドを流れるマージー河の渡し船を歌ってます。
川沿いのリヴァプールと対岸のバーケンヘッドを、このフェリーが渡してるんですね
イングランドのマージー河を望む[風景]、その[暮らし]の中から生まれた[歌]、
それをイギリスでは[マージービート]と呼んでいます。
ボクのふるさとの人吉球磨で言うならば、[クーマービート]ですかねえ?」
※では、この歌詞の和訳を紹介しますね。
中原「[一日も休まず人生は流れていくし、ささいな事で人は傷つく]
[だからフェリーよ、マージー河を渡っておくれ]
そして、[この土地は大切な俺の場所だ。だから俺はここで暮らすんだ]と歌ってます。」

[熊本地震の時、どこにいましたか?]
中原「さて、今回のお題は[ふるさとを思うスピリット]。
『このラジオをお聞きのあなたは、7年前の今日、[本震]の時どこにいましたか?』
本震は夜中の1時だったので、家で寝ていましたか?親が心配で実家に帰っていた
なんて方もいらっしゃいますよね。街で飲んでた、なんてよくそんな話を聞きました。
ボクは前震の数日前までは、テレビの[味わいの刻]収録で熊本にいたんですけども、
本震の時は、東京に戻っていました。遠く東京から[ふるさとを思って]おりました」
[ふるさとを思うスピリットとは?]
中原「さて[ふるさとを思うスピリット]とは?
ボクは特に地震の後、また人吉の水害の後、より強くふるさとを思うようになりました。
今宵は、熊本の焼酎[しろ]で献杯、いたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/4/9【開拓者のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
4月の春休みも今日まで、ですかねえ?いよいよ明日からまた新たな始まりですね
春は、出かけたくなる季節。バスでの遠足で、歌の本をみんなに渡されて合唱!
なんて思い出ありませんかねえ?
そういった遠足なんかだと、童謡や唱歌、皆が知ってる歌を歌ってましたね。
この歌も歌った覚えがありませんか?ボニー・ジャックスで『おおスザンナ』!」

[今週の一曲]『おおスザンナ』ボニー・ジャックス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、ボニー・ジャックスの
『おおスザンナ』。皆さんもお馴染みの歌ですよね?」

[アメリカの開拓者の歌]
中原「この元となったのが1848年、アメリカのスティーブン・フォスターの歌です。
何とも陽気なメロディなんですがねえ、
この歌の舞台は[ゴールドラッシュ]の時代なんですね
歌われてる歌詞は、なかなかハードですよねえ。
この歌を改めて聞いてみますとねえ、こんな歌だったのかと思いますねえ。
※西部の旅で『降るかと思ったら日照り続き』で『死ぬような思い』していて
スザンナちゃんはずっと泣いてます
中原「スザンナちゃんの涙の歌でした」

[開拓と言えば北海道!]
中原「さて、今日のお題は[開拓者のスピリット]。
日本で開拓者が赴いた土地と言えば、やはり北海道ですね。
明治から大正までの間になんと200万人もの移民が北海道を開拓したそうです。
ボクは去年、四季を通じて映画「おしゃべりな写真館」の撮影で、
北海道を訪ねているんですけどもねえ、
地平線までず〜っとまっすぐに続く[道]や、広大な広大な[畑]の景色を見ていると
よくぞ、この広大な[土地]をこれだけの[道]をこれだけの[畑]を
切り開いてくれたなあと、ホントに感心と感謝をしていますし。」

[開拓者のスピリットとは?]
中原「ではでは![開拓者のスビリット]とは…
[ゴールドラッシュ]の時代も[北海道の開拓]の時代も、古の開拓者は
[絶対にもう後戻りしない!この地に骨を埋める]覚悟があったんですねえ。
開拓者の歴史の本などを読みながら、こちらも歴史を感じる焼酎[時習館]で一杯!
といきましょうか
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/4/2【反戦のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
昨年の2月末、ロシアのウクライナ侵攻が始まりましたね。
世界中で反戦のデモが行われていたりしていますけど…
あれから1年以上経っても、まだ戦争は続いています。
今から半世紀以上前、ベトナム戦争の時の欧米での反戦デモは凄かったねえ
ボクも良く覚えています。
そして、反戦のために自らに火を付けて亡くなったフランス人の女性がいました。
1969年3月30日、その女性の名前はフランシーヌ・ルコント。享年30歳。
日本で、このフランシーヌの反戦を訴える[焼身自殺]が[歌]となりました。
新谷のりこさんで[フランシーヌの場合]、今日のお題は[反戦のスピリット]」

[今週の一曲]『フランシーヌの場合』新谷のりこ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
1969年(昭和44年)新谷のりこさんで「フランシーヌの場合」。
新谷さんはボクがお世話になったシャンソン歌手の石井好子さんの事務所にいまして
よく彼女の話を聞きましたよ」

[反戦映画『明日へ』]
中原「今日のお題は[反戦のスピリット]。ボクもこの[反戦]の映画に出ておりまして、、
『明日へ〜戦争は罪悪である』という作品。戦時中「戦争は罪悪だ!」と訴え続けた、
実在したお坊さんがモデルの役でした。
仲良くしてた子どもが青年となって戦争に行くことになるんですよ。
その時にこういうセリフがありました。
『いいか。逃げて帰ってこい!人殺しだけは絶対にするな!』というセリフ
その時は本当に身にしみて思ったんですけども…」

[藤監督との映画が『おしゃべりな写真館』]
中原「『明日へ〜戦争は罪悪である』で組みました藤嘉行監督とですね
去年から今年にかけて映画を一本撮りました。
『おしゃべりな写真館』というタイトルなんですけどもね。
『明日へ』は小豆島で撮ったんで、あったかくて気持ち良かったですけども
『おしゃべりな写真館』は、北海道の十勝でね、マイナス20度ですよ!
寒かったですねえ。カメラマンの役なんですけどもネ、目が見えなくて、それでも
写真を撮りに行くというシーン。腰まで埋まるような雪の中をねえ、もう何度も
雪の中に沈没しながら撮りましたよ!(笑)」

[反戦のスピリットとは?]
中原「では![反戦]のスビリットとは…
ぜひ機会があれば、藤監督とわたくし中原丈雄が作った『明日へ』を見てほしい
ですね。そして改めて[戦争]について考えて、語りあってほしいです。
その時は、[KAORU]のハイボールで、ちょっと気分をほぐしながら…
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/3/26【70年代のスピリットその3】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。もう!3月も終わりですよ〜! 毎年言ってるような気もしますけどもね、
今年もやっぱり2月が逃げ、3月が去って行きます。
ボクの場合は、
今年は2月に北海道で映画[おしゃべりな写真館]のロケがありましたんでね
いつもにも増して、時が過ぎて行くのを早く感じますねえ
今月3月は、ボクが20代の頃、1970年代の曲をおかけしております。
今月最後は、[70年代のスピリットその3・70年代後半]
お届けする曲は、千昌夫さんで[北国の春]」」

[今週の一曲]『北国の春』千昌夫
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1977年(昭和52年)
千昌夫で『北国の春』。
GSとかビートルズばっかりじゃないんですねえ、私はこういう曲も流すんですよ。
北国の春を待つ人の様子、そして離れて暮らす人の様子が何か目に浮かびますねえ。
良い歌ですねえ」

[アジアの歌、北国の春]
中原「この[北国の春]はですねえ。ボクが台湾に行った時に、台湾の人たちが
カラオケで(日本の歌っていうと)必ずコレを歌うんですよね。
テレサ・テンさんがカバーで歌いましたけども。台湾や中国ではこのテレサ版が
大ヒットして、アジアで広く親しまれているそうなんですねえ。」

[70年代後半の中原青年]
中原「さて!今夜のお題は[70年代のスピリットその3・70年代後半]。
70年代のはじめ[結婚しようよ]の頃は、ボクも[結婚]して[変化のはじまり]の頃でしたね。
音楽事務所でデューク・エイセスのマネージャー見習いの頃ですよ。
でもボクがやりたかったのは[演じる]仕事。
それで音楽事務所をやめて[未来劇団]に入ったものの、役者だと全くメシが食えない
それで生きるのが大変だったのが70年代の半ば、巷では[なごり雪]の歌がラジオから
流れておりました。
そして70年代後半は、[何くそ!成功するまで役者は辞めんぞ!]という気持ちで
何とか劇団の主役を務めるまでに、まあ来ておりましたけど。
そんな70年代、色々ありましたが…」

[北のスピリットとは?]
中原「さて[70年代後半のスピリット]とは?
いつか訪れる[春]を夢見てガムシャラに生きる、そんなスピリットだったように
思います。今宵は、そんな若き日々を思いながら[時習館]で一杯。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょうかねえ。
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2023/3/19【70年代のスピリットその2】

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中原丈雄です。
さあ!あさって3/21は春分の日。こないだ正月だったような気がするんですがねえ
今月3月は[70年代のスピリット]というテーマで、当時20代だった頃のボクの心に
残った曲をお届けしながら、その頃のお話をさせていただいておりますが…
今日はこの曲を流しましょうかね?イルカさんで[なごり雪]。
今日のお題は、[70年代のスピリットその2]」

[今週の一曲]『なごり雪』イルカ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1976年(昭和51年)
イルカで『なごり雪』。
この[なごり雪]ってのは、もともとこの伊勢正三さんの歌ですけどもねえ、
カバーされたイルカさんの『なごり雪』が好きでですねえ。
今でもこの曲を聞くと当時の自分たちの事が思い出されて、
涙がチョチョ切れるんですよねえ」

[東京暮らしの中原青年]
中原「さて!今日のお題は[70年代のスピリットその2・70年代中盤]ですねええ
ボクは、先週お届けした吉田拓郎さんの『結婚しようよ』が流れていた70年代前半に
『結婚しようよ』『ハイしましょう』てなわけで、そんな人生を送っておりましたけど…
当時、ボクはねえ、京王線、東京の京王線沿いにねえ、調布に仙川ってトコがあるんですよ
小さな学生街というかねえ、今でも本当にまあ良い街なんですけれども…
そこに住んでおりました」

[芝居の道へ]
中原「20代前半は、ボクは東京の四谷にある[未来劇場]という劇団に入って、
裏方なんかやりながら、『舞台に立つ』という夢を抱いておりました。
苦しい苦しい青春時代ですけどもねえ、思い出すと、懐かしいですねえ。
ですからこういう歌を聞くと、感情が凄く揺さぶられるんですねえ」

[70年代中盤のスピリットとは?]
中原「さて[70年代中盤のスピリット]とは?
何度も何度もやめようと思いました、この演劇。
でも『やめるのは成功してからだ』なんて、辛い戦いの日々でした。
辞めなかったからこそ今の、このRKKラジオのスタジオにおるわけですけども。
辛い時、寄り添ってくれるのが米焼酎、今夜は「しろ」のお湯割りで一杯いきましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2023/3/12【70年代のスピリットその1】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
3月っていう月は、4月の新生活を始める前で何だか落ち着かない月ですね。
ラジオも改編期って言って、番組が変わったり下手すると無くなったりしますからねえ
私たちのこの番組は大丈夫かしらねえ(笑い)
そんな3月。ボクは、人生が新たに変わっていった20代の頃を思い出します。
ボクの20代は1970年代でしたネ。今月は[70年代のスピリット]ってことで
その頃のお話をさせてくださいネ。
今日のお題は[70年代のスピリット]その1・70年代前半!
1972年のこの曲をお聞きください。吉田拓郎さんで『結婚しようよ』!」

[今週の一曲]『結婚しようよ』吉田拓郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1972年(昭和47年)
吉田拓郎で『結婚しようよ』。
[ボクの髪が肩まで伸びて〜]なんて拓郎さん歌ってますけどねえ…」

[長髪の時代、変化の時代]
中原「ビートルズ、グループサウンズの影響で、70年代は男が髪を伸ばすのが当たり前!
短い髪はねえ「かっこ悪い〜!時代遅れ〜(笑)」モテない時代でしたねえ。
私の髪も肩まで伸びておりました!
今はもう、長髪の男性あまり見かけませんよねえ。氷川きよしさんは長いですけどね」

[70年代前半の中原青年は?]
中原「この[結婚しようよ]がラジオから流れていた頃ねえ、
上京して、大学を中退して、仕事をしなければ!と音楽事務所に入りました。
いやあ、ボクにとっては良い時代でしたけど、青春時代の…」
※中原さんは20代前半で音楽事務所に入りデューク・エイセスの敏腕マネージャーとして
活躍していました!
※この当時、中原さんも結婚!

[70年代前半のスピリットとは?]
中原「ではでは![70年代前半のスビリット]とは…
70年代前半、ボクにとって20代の前半は、[変化のはじまり]の時代でした。
[音楽]の世界から[芝居]に目覚めていった時代。暮らしはもう大変で。
それでも[絶対に負けない!]と頑張って生きてました。
今宵は、70年代の東京を思い起こしながら[白岳]で一杯とまいりましょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/3/5【春色のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。あっという間に3月ですねえ。
おとといが[ひな祭り]でしたが、ふるさと人吉球磨では、
[人吉球磨のひなまつり]という催しで、盛り上がっておりますよ。」
※2月から3月下旬まで人吉鍛冶屋町やクラフトパーク、人吉球磨各地で雛飾りが!
中原「この雛飾りの[赤]よりも、ボクは[菜の花]の[黄色]が、[春]を感じる[春色]に
思いますね。というわけで、今日のお題は[春色のスピリット]
では、タンポポ児童合唱団で[朧月夜]、お聞きください。」

[今週の一曲]『朧月夜』タンポポ児童合唱団
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1914年(大正3年)発表の唱歌「朧月夜(おぼろづきよ)」。
タンポポ児童合唱団の歌声、お聞きいただいております。
[菜の花畑に入り日薄れ〜]。この歌の[春色]は、菜の花の[黄色]ですよねえ。」

[中原少年の菜の花の思い出は…]
中原「[菜の花]っていうとねえ、ボクは子供の頃ねえ、一面の菜の花畑でねえ、
ひとりでチャンバラの真似事をしてまして。
「えい!やあ!」と菜の花を敵に見立てて、包丁ででぶった切っておりました」

[今年の流行色は黄色]
中原「さてさて!今日のお題は[春色のスピリット]。
毎年[流行色]というのが発表されていますけども、今年は[ルミナスイエロー]、
[明るく柔らかなひだまりの光]を思わせる[イエロー]=[黄色]なんだそうですねえ。
[何かと不安のこの時代を、明るく癒やしてくれる]思いが込められてるそうですヨ。
子供の頃[黄色い]菜の花を見ると「えい!やあ!」と切り倒して興奮してましたけども、
[春色]の[黄色]ってのは、気分を明るくさせる効果も、あるんですと。
絵の中にもねえ、[黄色]を入れると絵が明るくなるんですよねえ。
だから色がもともと持っている、その何でしょうか、効果が[黄色]にあるんでしょうね」

[春色のスピリットとは?]
中原「さて![春色]のスビリットとは…
2023年、流行色の[明るく輝く=ルミナスイエロー]のように、、
前向きで、明るく生きていきましょう!
今夜は、明るく輝く金色の[金しろ]をお湯割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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