日別アーカイブ: 2011年6月20日

熊本市 北迫町(きたざこまち)【寂心さんのクスノキ】

過去(4・5月)にご紹介した情報も、
ご紹介していきたいと思います(*^д^*)/
熊本にはたくさんのクスノキがありますが、熊本市の北部・北迫町にある、
「寂心さんのクスノキ」
は、ひときわ大きく、見る人を驚かせています!!
幹回り13.5m・高さ29m・枝張りは東西に47m南北に49m。
遠くから見ると、まるで森のように見えるほど巨大です!!
勢いよく上に横にと枝が伸び、躍動感にあふれていて、
大きさもさることながら、全体のバランスも美しいクスノキです☆★
樹齢800年とも900年とも言われる老木ですが、
毎年この時期になると若葉が青々と茂りだし、
まだまだ大きくなるぞ!といわんばかりの、若さや活力を感じます。
この木の根元には戦国時代の武将、寂心の墓石があると伝えられていて、
そのため「寂心さんのクスノキ」と呼ばれるようになりました。
出家する前の名は、鹿子木親員(かのこぎ ちかかず)
加藤清正以前に、隈本(くまもと)城の城主となった人物です。
県指定の特別天然記念物であるクスノキの保全・保護のため、
周辺は寂心緑地として整備されています。
最近ではパワースポットとして、ここを訪れる人も多いようですよ~
是非、一度お出かけくださいね♪
交通アクセス:植木駅から県道101号線を河内方面へおよそ2km
駐車場:20台(無料)
問い合わせ:熊本市 文化振興課(096-328-2039)

天草市新和町大宮地港周辺【ハマボウ観察会】

皆さん「ハマボウ」という花をご存知でしょうか?
塩水と淡水が入り混じる、波の穏やかな入り江や河口近くの湿地に
自生する落葉樹です。
木の高さは1m~2m 、高いもので3mほどになり、横に大きく枝を広げます。
7月上旬から8月上旬にかけて、7cmほどの大きさの、
ハイビスカスに似た淡い黄色の花をつけます。
ハマボウは天草市の花に指定されていて、新和町にはハマボウの
群生地があります。
自生しているのはとても珍しく、しかも群生地の規模はおよそ3haあり、
これは日本でも最大級の面積だそうです。
その貴重なハマボウをよく知るためのイベント、
「ハマボウ観察会」
が、来月の7月10日(日)に新和町で行われます(*^^*)
ただ今、参加者を募集中です!!
ハマボウの研究で有名な、長崎大学の中西弘樹(なかにしひろき)教授を
招いて行われる観察会は、2つのコースがあります。
*中西教授とハマボウを観察し、生態などの説明を聞きながら
3キロほど散策するコース。
*そして、ボートに乗って遊覧しながら、
新和町で一番大きなハマボウの原木を観察するコースです。
定員は、散策するコースが70人、遊覧するコースが30人の、合計100人。
どちらも参加費は無料です☆★
参加ご希望の方は、天草市新和支所までお電話でお申し込み下さい。
締め切りは7月8日(金)です。
☆開催時間:9:00~11:00(※雨天中止、小雨決行)
★集合場所:天草市新和町・大宮地(おおみやじ) 下釜(しもがま)公民館横の広場
☆アクセス:天草の瀬戸大橋を本渡方面に渡り、突き当たり
天草工業高校前の信号を右へ、そのまま県道26号を車で15分ほど進み、
大宮地橋を渡って左
★駐車場:周辺に特設駐車場有り
☆問合わせ:天草市新和支所総務市民課(0969‐46‐2111)