2020/5/17『エノケンのスピリットその2

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、球磨焼酎大使として
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けしております中原丈雄です。
さてさて!今週は[エノケンのスピリット]その2!
短い番組ですからね、先週[エノケン]さんの[モンパパ]流したら
チョロチョロっと話してたら、もう終わっちゃた!
というわけで、今週のお題も[エノケンのスピリット]!
お届けする曲は、『エノケンのダイナ』」

[今週の一曲]『エノケンのダイナ』榎本健一
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、
お届けしている曲は、昭和11年(1936年),榎本健一『エノケンのダイナ』」

[愛の歌をエノケンは…]
中原「ヨカですね〜、『けちけちしなさんな♫かけつけ三杯♫』
いや、この『ダイナ』って歌、もともとはアメリカのポップスですね。
ジャズと言うのかなあ。
エノケンさんの「ダイナ」の2年前、昭和9年(1934年)に
ディック・ミネさんが歌ってミリオンセラーになった歌なんです。
ディック・ミネさんは『ダイナ』は、[かけつけ3杯♫]なんて歌ってません。
[おお君よ〜ダイナ♫私の恋人♫胸にえがくはうるわしの姿♫]と言う
もともとは愛の歌なんですよね。
それをネ、エノケンは[酒はうまい、うまい♫]って、ほら!
酒飲みの心情を歌った歌に変えちゃってる!そこが良い!」

[喜劇王[エノケン]]
中原「エノケンの魅力は、この[愛の歌]を[酒飲みの歌]に変えるセンスですよね。
先週も話しましたけど、ボクがエノケンさんを知ったのは…
えーと、戦前の[喜劇の王様]として、舞台に映画にと活躍していました。
それよりボクは、ずーっと後に知ったんですけれども、、
息子さんを亡くして、病気で足も切断した後に、
それでも、この日本を引っ張っていく[喜劇人]として、
ず〜っとこの[笑い]に取り組んでおられた事からも、
この彼の真剣さが伝わって来ますねえ。」

[改めてエノケンのスピリットとは?]
中原「[エノケンのスピリット]とは、、[軽やかさを貫き通す]という事ですね。
ボクも[米焼酎]貫き通してますよ![白岳]をロックで
『かけつけ3杯♫飲ませてちょうダイナー♫』なんてねえ。
ではでは来週も、日曜日のこの時間、夕方5時にお会いいたしましょう!
皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。
抽選で[本格米焼酎 肥後時習館]をプレゼントしますバイ!」


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