2023/9/24【映画[ライムライト]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
今日はネ、とっておきのとっておきの作品をご紹介しましょうネ゙!
ボクにとっての[映画の神様]=チャップリンの1953年の作品『ライムライト』!」
中原「あ〜『ライムライト』懐かしいなあ。
ちょび髭で山高帽のチャップリンが、62歳で初めて素顔を見せた作品ですよねえ」
球磨川「そう!チャップリンはねえ、ヒトラーをモデルにした[独裁者]やネ、
『一人を殺すと殺人者だけど百万人を殺せば英雄だ』いうセリフがあった[殺人狂時代]にと
[政治的な映画]を作って、FBIに『あいつは共産主義者や!アメリカの敵や!」言われてねえ、
ガクリと人気が落ちてきた時代。」
中原「この『ライムライト』をロンドンでプレミア上映するためにイギリスに渡ったら
そのまま国外追放となって、アメリカに戻って来れなくなりましたからね。」
球磨川「まあ酷い!アメリカの赤狩り!そっから20年後のアカデミー授賞式まで、アメリカの土を
踏めんかったんやからね〜」
中原「まあまあ球磨川さん!ひとまず映画[ライムライト]から[テリーのテーマ]聞きましょうか」
球磨川「ハイ!ではまた後でお会いしましょう」

[今週の一曲]『テリーのテーマ(映画『ライムライト』』
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1953年公開の
映画『ライムライト』から、主題曲の[テリーのテーマ]。」
ボクはこの『ライムライト』でネ、後半チャップリンが舞台に立って、
キートンと演奏をするじゃないですか、バスター・キートンと!このシーンが大好きでねえ!
チャップリンがなぜか歩くと、足が片方が短くなっていくんですよねえ(笑)
それでキートンはキートンでねえ(笑)ピアノを弾くんだけれども、楽譜が何回も何回も上げちゃあ
落ちるわ、上げちゃあ落ちるの(笑)ズルズル!もう声出して笑いましたねえ!」
球磨川「チャップリンでしょ、ロイド、キートンが三大喜劇王やった。
このキートンがねえ「無表情」で体張ってとんでもない事するんよね」
中原「ビルからビルに飛び移ったり、列車の上を走ったり、キートン本人がやってますもんね。
ジャッキー・チェンやトム・クルーズの元祖ですよね」
球磨川「そう!そんなキートンももうお爺ちゃんになっててね、昔のライバルだったチャップリンに
呼ばれて「ライムライト」で共演してる!コレが泣けるねえ」

[『ライムライト』のスピリットとは?] 
中原「では球磨川さん、[映画『ライムライト』のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!こんな素晴らしい映画『ライムライト』を始め、アメリカで皆をニコニコさせる
映画を作ってきたチャップリンはアメリカから追放された。そんな[文化を大事にしない]国は
あかん!」
中原「今宵、[待宵]をロックで、じっくりと、DVDで[ライムライト]見直しましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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