中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
朝晩冷えてきて、心も何だか寂しくなってくる晩秋、ため息が漏れてきますねえ〜。
[はぁ〜、今年もいつのまにか残り少なくなってきた。今年、俺は何が出来ただろう?
ワタシにとって今年は良いコトは何も無かったわ〜』なんて今年もあと2ヶ月半ですね
昭和の昔、[ため息路線]と呼ばれる歌手がおられましたねえ。覚えてますか?
森進一さんと青江三奈さん。ハスキーボイスでブルース演歌を歌っていた人たち。
今日は青江三奈さんの歌をお届けしましょう。
今日のお題は[青江三奈のスピリット]。」
[今週の一曲]『恍惚のブルース』青江三奈
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
昭和41年(1966年)、青江三奈で『恍惚のブルース』。
[恍惚]のブルースって、何とも凄いタイトルですねえ。
コレは作詞をした川内康範(かわうち・こうはん)の連載小説「恍惚」から
取られているんですね。この小説のヒロインの名前が「青江三奈」。
それがそのまんま彼女の芸名となってデビューしたんだそうです。
デビュー曲のこの『恍惚のブルース』が80万枚のヒット!
もちろん、その年の紅白に出場しております」
作詞の川内康範は「月光仮面」の作者としてもおなじみで
ボクも若い頃、劇団におりましてね。その時に何度もお会いしてますけども、
眼光鋭くてねえ、作家と言うよりも任侠の方という感じでしたね。」
[青江三奈の吐息]
中原「青江三奈さん、この頃で、まだ20代半ばですよ!それで、このオトナの色気!
この曲の次に出た「伊勢佐木町ブルース」が、色っぽい吐息から始まるんですねえ。
夕方のこの時間帯に流すには、あまりにもディープすぎるという感じですけども
いつか必ず流したいと思います」
[オトナの歌声]
中原「この歌が流れていたのが、ボクの小学校の頃で…
まあ、この頃ってビートルズがいたり、加山雄三さんがいたりした時代ですからねえ、
こういう歌ってのは、あまりピンと来ないんですよねえ、子どもには。
この青江三奈さんの歌が胸にしみるようになったのは、すいぶん後になって
オトナになってからです。」
[青江三奈のスピリットとは?]
中原「さて![青江三奈のスビリット]とは…
深みのある[オトナの歌声]、深い秋に、より沁みてきます。
今夜は、深い味わいの[待宵]をお湯割りで一杯いかがでしょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」
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