中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
ボクはねえ、毎年この秋も深くなってくると、無性に聞きたくなる音楽があるんですねえ!
それは[シャンソン]です!この番組でも何度も流してるんですけどねえ。
[シャンソン]ってのは、そもそもフランス語で言うと[歌]、を意味する言葉なんですね。
日本の場合は、この1940年代から60年あたりのフランスの歌をまとめて[シャンソン]と
呼んでいるような感じですけども、いいですねえ。
では、お聞きください、リュシエンヌ・ポワイエで[聞かせてよ愛の言葉を]。
今日のお題は[シャンソンと出会う]スピリット。」
[今週の一曲]『聞かせてよ愛の言葉を』リュシエンヌ・ポワイエ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1930年(昭和5年)リュシエンヌ・ポワイエで「聞かせてよ愛の言葉を」。
これぞシャンソン!秋にふさわしい曲だと思いませんか?」
[シャンソンと武満徹]
中原「さて、今日のお題は[シャンソンと出会うスピリット]。
この名曲[聞かせてよ愛の言葉]と出会った事で、音楽の路に歩み始めたのが
武満徹(たけみつとおる)さん。世界的な現代音楽の巨匠です。」
※数多くの作品がありますが、映画音楽だと黒澤[どですかでん][乱],大島渚監督作等、
中原「戦時中にネ中学生だった武満さんは、軍歌ばかり歌わされていた中で
たまったまこの歌を耳にして[この戦争を生き抜く事が出来たら俺は音楽の路を進もう!]
と決意したとか。
武満さんは、その後独学で音楽を勉強して、世界に知られる音楽家になったんですからねえ
まあ、この[聞かせてよ愛の言葉]との出会いが人生を決めた!素晴らしいですねえ。」
[シャンソンと中原丈雄]
中原「ボクの場合、この歌との出会いは、日本を代表するシャンソン歌手の
石井好子さんからでした。
[こんなに美しいシャンソンがあるんだ!]と衝撃を受けたのを覚えていますねえ。
石井さんもネ[これよりキレイなシャンソンは他には無いよ]とおっしゃってましたねえ。
石井さんとの出会いは大きくて、この[中原丈雄]っていう名前も
石井さんが名付け親になりました。
えー音楽を通じての出会いが、武満さん同様にここにもありましたネ。」
[シャンソンとの出会いのスピリットとは?]
中原「では![シャンソンとの出会いのスビリット]とは…
[素晴らしい音楽は、人の人生も大きく変える力がある]という事ではないでしょうか?
今夜は、ボクの人生と共にある焼酎、[白岳]をお湯割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。