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2014年9月12日 我等音楽マサイ族

私ことまさいよしなりが今週お持ちしたのはこちらです。

キャント・バイ・ミー・ラブ/東京ビートルズ [1964年]

ビートルズの登場によって、当時の音楽市場は様相が
一変してしまいました。これは皆さんご存知の通りです。
1962年にメジャーデビュー、「ラヴ・ミー・ドゥ」をさっそく
スマッシュヒットさせると、その翌年には本国イギリスで
ナンバーワンヒットを量産して大ブレイクを遂げます。
それに続いて64年にはアメリカでも人気に火がつき、
ビートルズの楽曲がビルボードのチャートをもズラリと
席巻するという極めて異例の事態となっていったのです。
イギリス・アメリカにおける彼らのこうした驚きの快進撃が
日本のポピュラー音楽界にも聞こえ始め、このブームに
乗ろうじゃないかということで、64年3月に急遽ここ日本で
ビートルズのコピーバンドが結成されることになりました。
それが今日ご用意した、「東京ビートルズ」なのです。
本家ビートルズの大ヒット曲を日本語でカバーするという
コンセプトでシングル盤を2枚リリース、その後オムニバスの
ソノシートに楽曲提供したり、ステージでは彼らのオリジナル
ナンバーを披露するなど精力的に活動を続けましたが、
折しも65年にベンチャーズがもたらしたエレキブーム、
次いで66年に訪れたGSブームに圧倒され、残念ながら
東京ビートルズは営業バンドを経て67年に解散しました。
そんな彼らが残した貴重な2枚のシングルの中から、
今朝は「キャント・バイ・ミー・ラブ」をお送りしました。
訳詞家・漣健児によるインパクトのある詞が圧巻です。