03/26 お菓子で被災地に思いを寄せる

ばしこです!

今回ご紹介する主人公のみなさんはこちら 🙂

(左から)

慶誠高校3年 坂井 柚那(さかい ゆずな)さん、2年 櫛山 さくら(くしやま さくら)さん

2人とも熊本県で唯一のパティシエコースに通っています。

一緒に写っているのは、とあるお菓子のデザイン。

実はこのお菓子、ただのお菓子ではないんです。

なんと、昨年7月に起こった県南の豪雨災害の被災地に、お菓子で復興支援をしようという取り組みのために考えられたものなんです!

このお菓子のプロジェクトは、坂井さん率いる3年生のパティシエコースのみなさんが、災害が起こった後すぐに取りかかったんだそう。

といっても、この時はコロナ渦真っ只中で、取り掛かれたのは休校があけた9月からだったそうですが、まずは現地に行かないと!!という思いから、人吉、球磨村、芦北にボランティア活動へ。

坂井さんがボランティアを通して感じた事は、現地の方々の温かさやエネルギッシュな姿。逆に元気をもらって帰ってきたそうです 😆

この活動を通して、被災地をつなぐ事をテーマに3年生のみなさんで作ったお菓子。

人吉・球磨地方のお茶と、芦北のデコポンなど、それぞれの地域の特産品を活かして出来上がったのが、

その名も『輪話笑(わはは)クッキー』

現地のみなさんをまるで体現したかのような素敵な名前のクッキーですよね!

試作品はこんな感じだそうです↓

試作品段階でもめちゃくちゃ美味しそう 😆

今後は企業と一緒にどのような方法で販売していくかなどを詰めていくそうです!

 

が、坂井さんは3年生という事で卒業・・・。

この土台を作って次の世代へバトンタッチ!

そのバトンを受け取ったのが2年生の櫛山さん 🙂

櫛山さんは、スイーツ甲子園に出場する先輩たちのかっこいい姿に憧れてこのコースに入ったそうですが、輪話笑クッキーを作る先輩たちを見て、よりそのかっこよさを感じたそうです✨

このお菓子を誇りに思うと語ってくれた櫛山さんの姿を見て、3年生のみなさんの意志はしっかりと引き継がれているようです 🙂

取材を通して感じたのは、まるで自分たちの事のように受け止めて考える思いやりの深さと、お菓子で被災地に笑顔を届けようとまっすぐに進んでいくプロ根性。

2人の話を聞きながら、私は終始込み上げる涙を我慢するのに必死!

とても10代とは思えない程の人間性の高さを感じさせてもらいました 😉

この放送を通して、県南地域のみなさんに「笑顔」が届けばいいな・・・そう感じました(^^)

このプロジェクトの詳しい活動内容は、「慶誠高校パティシエコース「お菓子で支援日記」と検索していただくと、Facebookのページでご覧いただく事ができます!

今後の活躍が本当に本当に楽しみです!

ぜひ放送を聴いて、みなさんも一緒に応援しましょう!


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