ばしこです!
今回ご紹介する主人公はこの方!
高校3年 庄崎 綾華(しょうざき あやか)さん
庄崎さんは、令和2年7月豪雨のとあるボランティア活動をしているのですが、それが何かというと『写真洗浄』
「あらいぐま熊本」というボランティア団体で、泥水などで腐敗してしまった写真を被災者の方から預かって、アルバムから写真の切り出しを行い、そして洗浄し、綺麗にしてお返ししています。
元々2011年の東日本大震災の時にできたボランティアだそうですが、こういった被災者の方への支援の仕方があったのか!と目から鱗でした(゚O゚)!
このボランティアとの出会いは、庄崎さんは元々お父さんと一緒に現地へ赴いてボランティア活動をしていたそうですが、距離的な問題などでもっと身近で継続的なボランティア活動が何かできないか、と探していた時にお母さんが見つけてくれたんだそう。
活動は毎週土日に行われているので、行ける時は積極的に参加し、今では写真洗浄歴は1年!
実は私も取材当日にこの写真洗浄に参加したのですが、やり方は全て庄崎さんに教わりました 😆
いくつか工程があるのですが、この時は仕上げの作業で洗浄した写真をアルコール拭きする工程でした。
撥水加工してある紙の上で、コットンにアルコールを湿らせて裏と表を丁寧に拭いていきます。
ちなみに綺麗になった写真は下のような仕上がりです↓
写真のインクがはがれてしまった部分をメラニンスポンジでこすって落としていき、なるべく元の状態にしていきます。こうして見ると、洗浄後の写真もちょっとおしゃれな額縁に入れたような仕上がりで、これはこれで素敵✨
中にはどうしてもインクの剥がれ具合が大きいものや、全体的に損傷が激しく洗浄できないものもあるそうです。
ですが、洗浄できなかった写真はお寺でお焚き上げして最後まで見届けてくれるんだそうです。
預けた方への誠意が伝わってきて、とても素敵です 😛
そしてそして!!
実はもう一つ素敵な取り組みがあるんです!
庄崎さんは、学校でJRC(赤十字関連のボランティア)に所属しているのですが、コロナの影響で現在なかなか活動が出来ないという事で、SGDsに関する取り組みをスタート。
それが、コピー用紙の包装紙の回収。
なんと、この包装紙の裏って撥水加工がしてあるそうなんです 😯
これが写真洗浄のアルコール拭き作業にはもってこいのアイテム!
それまでは普通の紙の上でやっていたため、水分を含むとすぐボロボロになっていたのが、これに変えてから一気に作業効率が上がったとか!
見事に循環していて素晴らしいです!!
現在預かっている写真は9万3000枚!!!進捗状況は60%を超えてたそうですが、まだまだ仲間を必要としています。
ぜひ写真洗浄のボランティアをしたい!という方は、あらいぐま熊本公式のLINEでお問い合わせしていただくとスムーズです!
こちらからアクセスしてお友達登録♪
場所は熊本県庁東門近く。建物の入り口には、
旗も立っています!
またあらいぐま熊本のHPもありますので、ぜひチェックしてみてください☆
その他、写真洗浄をご希望の方もぜひお問い合わせしてみてください。
なお、返却までに半年~1年半ほど要する場合があります。
さまざまな支援の形があるなかで、被災者の方の思い出を蘇らせて心の復興支援ができるこのボランティア。
庄崎さんにボランティア活動や、また将来の夢についてなど色々とお話を聞いております。
庄崎さんのとっても素敵なお人柄に感動必須です!ぜひお楽しみに♪
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