日別アーカイブ: 2011年9月13日

空を見上げてみると

明日、水曜日まで福ミミらじおのメッセージテーマは「月にまつわる話」です。

昨夜は、中秋の名月ということで、色んなサイトに月の写真がUPされていました。
僕も、一応、携帯電話のカメラで撮ってみましたが、残念ながらちょうど雲の中に隠れてぼんやりとしか月を写す事ができませんでした。
さて、皆さんは、日頃はどのくらい空を見上げる事があるでしょうか。
見上げるとしたら、昼間の空でしょうか。夜の空でしょうか。
僕は、一昨年は、毎晩、夜空を見上げてきました。これは、きっと人生の中で一番夜空を見上げた1年だったと思います。そして、昨年は、コロッと変わって、昼間の空を見上げた1年でした。
要するに、一昨年は星や月を、昨年は雲をじっ~~っと見ていました。
自分でも何故だかわかりませんが、不思議な2年間でした。
ある脳科学者の本によると、脳を活性化させるには、人間が作ったものではない自然のものを見ると良いとありました。確かに、どんなにすごい建物も、精巧な機器も所詮は人間の頭の中で出来たもの。人間が作りえないものを見るっていうのは、確かに癒しなのか、刺激なのか、なにかをもたらしてくれているのかもしれません。
昔、坂本九さんが、「上を向いて歩こう」という名曲を歌われました。作詞はラジオ界の重鎮でもあらせられる永六輔さん。涙がこぼれないように上を向いて歩こうと言う名言ですが、今の時代、泣きながらでもいいから上を見るというのもOKなのかもしれません。人間、うつむくよりも、無理してでも上を向いたほうが、ほんの少しかもしれませんが気持ちがふっと楽になるような気がします。無口で歩くより、口笛でも吹いたほうが楽しくなるのは、実際に実験しました(笑)。まぁ、なかなか気持ちが沈んでいる時に口笛を吹く気になるか、上を向く気になるかと言われればなかなかできませんよね。
なので、ちょいとベランダに出て、月や星をぼーっと眺めてみる。月や星の先にある銀河を思い浮かべてみる。すると、なんて宇宙は広いんだ。何て自分の悩みはちっぽけで刹那なのだと思うこともできるかもしれません。運がよければ流れ星を見るコトだってあります。もっと運がよければ、UFOなんか見ちゃうかもしれません(笑)。その時は、RKKラジオへメッセージください!!

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