2021/4/11『私は私よ、のスピリット』

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。今月も残念ながら東京から電話を通じての放送となります。
さて、4/14,4/16で熊本地震から5年になります。
ボクはあの震災のあと、益城町で写真を撮ってくれ、という話がありまして、
すぐ入ったんですけどもね。その、何て言うんですか…
その(被災した)姿に言葉を失いました。
その後にね、他局の番組で、何度も何度も益城を訪ねてますけども、、
すっかり新しい町として生まれ変わって、ホントに嬉しく思っています。」
※中原さんはその後、熊本出身行定監督の短編映画「うつくしいひと、サバ?」と
ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』の2作で益城の仮設住宅の住人役に。
中原「ボクはカメラを持つとネ、ある人の事を思い出すんですよ。ご近所さんで、
カメラがきっかけで仲良しとなった方…その人はネ、フォークソングシンガーの、今は亡き高田渡。
お届けする曲は、渡さんで『私は私よ』。今日のお題は[私は私よ、のスピリット]。」
[今週の一曲]『私は私よ』高田渡
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和48年(1973年)
高田渡さんで『私は私よ』。何ともオシャレな歌詞ですねえ、ボクは大好きです。」
[高田渡さんの写真のチカラ]
中原「渡さんとの出会いはネ、うちの近所の交差点の信号待ちでしたねえ。
二人並んでネ。ボクがカメラ下げて、渡さんもライカのカメラを下げててネ。
カメラ好き同士でねえ、そいでカメラ談義になって、仲良くなったんですよねえ。
一緒に写真展なんか行ったりしてねぇ。
渡さんはねぇ、写真が結構良いんですよ!構図とか光の具合とかとてもウマいし…
そいでねえ、ある時に渡さんのアパートで『中原さん、ボクの撮った写真だけど
パネルにしてるからあげるから家に持ってって』って言って『飾ってくれ』って言われて。」
ボクは飾る部屋はあるけれども、飾るとねえ、部屋が渡さん一色になっちゃうんですねえ。
ボクは自分が絵描きなもんだから、絵を飾っているんだけれども、
絵がネ、渡さんの写真に負けちゃうからね、コレはもう別んトコにかけようと思って、
探して、どこにかけようかとかけようかと思ってネ、え〜見つけました。
それは、、トイレでした!渡さんごめんね!トイレに飾ってるんですけれどもね(笑)」
[渡さんの歌のチカラ]
中原「さてさて、今日のお題は「私は私よ」のスピリット。
この歌、何とも渡さんらしい歌詞なんですが、ご本人が作詞してるんではないんですけどネ
なのに[渡さんの言葉]にしか聞こえない。素晴らしい!」
[私は私よのスピリットとは?]
中原「[私は私よのスビリット]とは…
俳優の仕事では、[シナリオ]に書かれた[人の言葉]をいかに[自分の言葉] にするか
大切ですよねえ。[私]をいかに[役の私]に出来るか、みんな苦しんでます。
[白岳]お湯割でリラックスしながら、次回作のシナリオに挑戦です!
まだ来てませんけども。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に募集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。 抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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