月別アーカイブ: 2022年1月

2021/11/7【旅の宿のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
中原「さて、霜月11月。ずいぶん肌寒くなってくる今日このごろ、
[温泉宿でゆっくり]!なんて思ってらっしゃる方も多いんじゃないですかね?
コロナのこの2年、旅に出たいけど、もしコロナに感染したら…なんて
[旅]の予定をキャンセルされた方も多いと思います。
コロナの心配が無くなった日を想像し、[旅]のお話をしましょうかね?
お届けするのは吉田拓郎で「旅の宿」。
今日のお題は[旅の宿のスピリット]。」

[今週の一曲]『旅の宿』吉田拓郎
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和47年(1972年)
吉田拓郎で『旅の宿』。
ボクはネ、吉田拓郎、あんまり合わないんですけど、この歌は好きだなあ」
※「旅の宿」の感想あって
[旅の宿の思い出〜天国と地獄]
中原「さてさて、今日のお題は[旅の宿]のスピリット。
俳優という仕事をやってますと、日本全国あちこちの[宿]に泊まる機会が多くて
中には[宿]とも呼べないような断崖絶壁の六畳間くらいの場所に10人くらいで
ひしめきあって一夜を過ごした覚えもあるんですけれども、、いやあ大変で!
この辛いキツイ思い出は、また別の機会でお話させていただきましょうかね?
※[地獄の宿]の思い出は勿体ないので別の機会に〜今回は[素敵な宿]の思い出を!
[旅の宿に望むこと]
中原「[旅の宿]ってのは、和でも洋でも、ある程度[広い]トコが良いですね。
そして部屋に露天風呂があると最高です。贅沢と思われるかも知れませんが
[旅]というのは[贅沢な時間]を過ごす事じゃ無いですか?
箱根でも伊豆でもボクは、露天風呂がある宿を選びますねえ〜。
[旅先]は[海]のそばがいいかなあ〜。窓から[海]が見えて、波音が静かに聴こえる。
ちょっと旅館から歩いたトコに居酒屋なんかあって、その土地土地のウマいものを
肴に飲む、、米焼酎があると良いんですが…」
※中原さんの理想の[旅の宿]のお話をしていただいて
[旅の宿のスピリットとは?]
中原「[旅の宿のスビリット]とは…やっぱり[贅沢な時間を過ごす]事じゃないですかね?
コロナで張り詰めた心を癒やすため、[旅する贅沢]が早く出来ますように!
今宵は、旅の宿の思い出を肴に、[白岳]をお湯割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。

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中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2021/10/24【口癖のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
さてさて!リスナーの皆さん、[口癖]ってありませんか?
古くはねえ、田中角栄さんの「まあ、そのー」ですとか、
加山雄三さんの「ボクぁ、幸せだなあ」とか。コレは歌の一節ですけどもネ。
ボクはこの番組で、ついつい[ですけれども…]って言ってるんでけどもネ。
この[くまもとスピリット]のホームページに、これまでの放送の内容の
聞き書きが載ってるんですけれども、ほら![ですけれども…]って、
言ってるでしょ?ついつい言っております。
というわけで、今日のお題は[口癖のスピリット]。
お届けするのは,田代みどりさんで[ズビズビズー]!」

[今週の一曲]『ズビズビズー』田代みどり
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和36年(1961年)
田代みどりで『ズビズビズー』。田代さんの歌声、ヨカですねえ。
何とも抜けるような、弾むような…
[ズビズビズー、ズビズビズー]この繰り返しが耳心地が良いですね。
最近の田代さんの映像を見たんですけど、ステキな歳のとり方をされてましたねえ。
幸せに暮らしてらっしゃるんですねえ」

[気になるフレーズ〜気になる口癖]
中原「さてさて、今日のお題は[口癖のスピリット]。
田代さんのこの歌の[ズビズビズー]ってのは、口癖ではなく歌詞=フレーズ、
なんですけれども、何かこう、ついつい口ずさみたくなりますよねえ。
[ズビズビズー]、[ズビズビズー],どういう意味なのかしら?
と思ったいたら、もともとソフィアローレンが歌っていますね。
[ズビズビズー]Means that I love you!!
もともとの歌詞[ズビズビズー]は[アイラブユー]という意味なんだそうですネ
※フランス語だったら[アイラブユー]は[ジュテーム]ですが…
中原「まあ、この歌で作られた[造語]ちゅうんでしょうかねえ」

[口癖のスピリットとは?]
中原「さて、[口癖のスビリット]とは…
[アイラブユー]を意味する[ズビズビズー]!みたいに、女性と二人っきりになると
[ズビズビズーよ]ならぬ[好いてるよー]と、女性をくどくのが癖の知り合いが
おりましたなあ。
[口癖]が災いの元とならぬように、男性諸君はご注意くださいませよ〜!
今宵は、[金しろ]をお湯割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2021/10/17【赤とんぼのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
日増しに秋も深まる今日この頃、皆さまは、どんな秋を過ごされてますか?
スポーツの秋?芸術の秋? え?ボクですか?ボクはサンマを焼いて、
銀杏を炒って、秋の味覚を肴に一杯! 『食欲の秋』かしらねえ?
今日は秋らしいこの曲をお聴きください。エノケン榎本健一で「赤とんぼ」。
今日のお題は[赤とんぼのスピリット]。」

[今週の一曲]『赤とんぼ』榎本健一
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和43年(1968年)
エノケン榎本健一さんで『赤とんぼ』。
前にもエノケンさん『モンパパ』とか『ダイナ』とかお届けしましたよねえ。
この喜劇人だけに歌詞を面白く変えてる人が多いんですけどねえ、
エノケンさんの『赤とんぼ』はそのまんま!
だから心に響くんですねえ。良いですねえ。」
[喜劇人だからこそ人の心を知る]
中原「喜劇俳優って言うのは、この舞台や映画で飛んだり跳ねたり、
このお客さんを笑わせているからこそ、面白いんですけども…
それを止める事で、その奥にある人間味って言うかなあ、
『その人』が伝わってきますよねえ。
だから、エノケンさんってのは、そうとう厳しくて、人間を持った人だった
ような気がしますねえ。だから普通の俳優さんが歌うよりも、余計に歌が
この響いてくるんですよねえ。そんな風に、ボクは思いますけどねえ。」

[赤とんぼの思い出]
中原「さてさて、今日のお題は『赤とんぼのスピリット』、
ボクがこないだ、ふるさとの湯前に長い事いましたけれども、
庭に露天風呂があるんですけれども、それを掃除してましたらねえ、
もう!目と鼻の先に、赤とんぼがいっぱい飛んでるんですけれども…
そん中の一羽ってんですか?羽根をプリプリしながら、目の20cmくらい前で
止まって、こっちの方をじーっと見てるんですよ。
『よう、あんたふるさとに帰ってきたなあ!おかえり!』なんて、
トンボを通してふるさとが挨拶してくれたような、そんな風に感じましたねえ。」
[赤とんぼのスピリットとは?]
中原「さて、[赤とんぼのスビリット]とは…
喜劇王として人生を全うしたエノケンさんが、「赤とんぼ」を素朴な、
昔ながらの歌詞で歌うからこそ心に沁みてくる。
そんな『変わらない事の大切さ』じゃないかとボクは思いますねえ。
今宵は、60年以上変わらぬウマさで愛されてきた[白岳]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2021/10/10【双子のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
今月10月は、ボクが生まれた月でございまして…
人吉の病院で生まれた時に、父が最初につけた名前は何と[中原吾介]でした
[ゴスケ]ですよ![ゴスケ]!昭和の20何年という昔でも
さすがに[ゴスケ]ってのはいかがなものか?と母と院長先生が父を説得して、
[ユウシ]という、コレは本名なんですけどもネ、なったわけですけども…
その六年後に生まれた弟が実は双子で生まれたんですね。
この二人はネ、[克介]と[紳介]という名前が付きました。
[スケ]が好きだったんですかねえ、オヤジは?スケベだったんですかねえ?(笑)
というわけで今日のお題は[双子のスピリット]!
お届けするのはザ・ピーナッツ「情熱の花」」

[今週の一曲]『情熱の花』ザ・ピーナッツ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和34年(1959年)
ザ・ピーナッツで『情熱の花』。
ピーナッツはエミさんユミさんの双子のデュオ。
ホクロのある方がね、ジュリー=沢田研二さんと結婚していたエミさん。
無い方がユミさん。
ザ・ピーナッツは『モスラの歌』でも有名ですよねえ」

[双子の昭和]
中原「さてさて、今日のお題は[双子のスピリット]。
昭和の昔は、双子の歌手がたくさんいましたねえ。[こまどり姉妹]に[裕子と弥生]
[リンリンとランラン]なんてのもあったそうですよ。
[こまどり]さんまでは知ってましたけど、[裕子と弥生][リンリン、ランラン]
パンダみたいですけど…コレは知りませんでしたねえ。
ボクがねえ、双子の弟が生まれた時、保育園の先生に
『ユウシちゃん!弟さん双子が生まれたってねえ。名前、何て言うと?』と
聞かれましてねえ。[カツスケ、シンスケ]って言うのが、何か恥ずかしくて…
『ハイ!弟の名前は[タローとジロー]です!』って嘘ついちゃったんですけども。
[タローとジロー]ってのはネ、この頃南極に行った樺太犬の名前ですよねえ。
当時、話題になってましたもんねえ。しかし保育園児の私もよく考えましたねえ」

[双子のスピリットとは?]
中原「さてさて、[双子のスピリット]とは…
ボクはザ・ピーナッツの歌を聞くたびに、双子の弟たち[カツスケ、シンスケ]を
[タローとジロー]と呼んでしまいましたけれども、
あの頃を思い出してしまいますねえ。弟たちには、申し訳ない!!
今宵は、双子の弟達の事を思い、[しろ]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2021/10/3【フルーツのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
秋は、柿に栗、果物が実る季節。皆さんはどんな果物がお好きですか?」
ボクはネ、フルーツを果物を料理にちょっと混ぜて、
甘みを出すのに使ったりするんですけどね。よく合いますよね、どんな果物も。
サラダに入れるとすごく合うんですけれども…
この[フルーツサラダ]なんちゅうのも、ある種、秋の味覚じゃないですかね?
というわけで、今日お届けする曲は、ブールヴィルで「フルーツサラダの歌」。
今日のお題は[フルーツのスピリット]。」

[今週の一曲]『フルーツサラダのうた』ブールヴィル
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和34年(1959年)
ビールヴィルで『フルーツサラダの歌』。
フランス語で[サラダ]はそのまま[サラダ]。[フルーツ]が[フリュイ]。
[サラダ・デ・フリュイ]で、[フルーツサラダ]って意味なんですねえ。
ちなみに、この[ジョリジョリジョリ〜]ってどういう意味だと思います?
リンゴをかじるとジョリジョリっていう音?(笑)いえいえ…
コレは[かわいい]ってフランス語なんですネ。[ジョリジョリ]で[かわいいかわいい]
実はこの歌の[フルーツサラダ]ってのが、[女の子の名前]なんですねえ。
[フルーツサラダちゃん、あんたかわいいかわいいなあ]って歌ってるんです」

[フランスで出会ったフルーツ]
中原「さてさて、今日のお題は[フルーツのスピリット]、
ボクがフランスに行って、あるフルーツを見てビックリした覚えがありましてネ、
それが[柿]なんですよ!日本のあちこちでみかける[柿]が、フランスの街の市場で
並んでたんです。しかも日本の[柿]!異国のパリで!
いやあ、フランスのパリで柿は似合わない!
[栗]はねえ、フランス中、秋から冬にかけて名物で[焼き栗]つって
冷たいポケットの中に入れて、そして食べていくってのがあるからねえ、
街に合っとるんですけどね。柿は合わないですねえ、日本の柿がフランスの市場…
やっぱりサラダに入れるんですかね?」

[フルーツのスピリットとは?]
中原「さて、[フルーツのスビリット]とは…
[甘いフルーツ]も良いですが、ボクはちょっと[酸味ある昔ながらのフルーツ]が
好きですね。ほろ酸っぱいフルーツを肴に、[KAORU]炭酸割りを一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2021/9/26【ジャック・タチのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります。
月の最後は、映画のお話。映画と言えば、あの方のご登場です!」
球磨川「ハイ!皆さんまたお会いしましたネ。球磨川長治デス!
今日はネ、ボクが大好きな大好きなジャック・タチ、その映画の話しましょうね、
1958年。まだ僕も若かった。あんたはまだ生まれてなかったかねえ。
キネマ旬報ベストで、ビスコンティの「白夜」、ウィリアム・ワイラーの「大いなる
西部」ってのはあってねえ、続いてボクが3番めに選んだ映画、
それが[ぼくの伯父さん]でした
何とも軽妙!何とも愉快な喜劇映画。見ていて幸せな幸せな気分になれますヨ。
では、映画[ぼくの伯父さん]サントラから[ぼくの伯父さんのテーマ]、
お聞き下さい。今日のお題はネ、[ジャック・タチのスピリット]。」
[今週の一曲]『ぼくの伯父さんのテーマ』
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和33年(1958年)
ジャック・タチ監督[ぼくの伯父さん]サントラから『ぼくの伯父さんのテーマ』。
このテーマ曲を聴いてるだけで、何かニコニコと顔がほころんできませんかねえ?」
[ジャック・タチ映画の魅力]
球磨川「あんたねえ、ニコニコしながら喋っとるねえ。ジャック・タチ映画の魅力は
まさにそこよ!
ジャック・タチ監督自ら、ユロ伯父さん言うパイプくわえて飄々としている
優しい優しい[伯父さん]の役をやってるんもんねえ。
映画全体が、このユロ伯父さんの飄々とした優しいリズムになっとるんよねえ。
まあ、お話言うんは、あって無いようなもんやけど、
[伯父さん]やパリの人たちやワンちゃん達の暮らしを見てるだけで、
ニコニコと、ニコニコとなってくる。ええ映画ですねえ」
[ジャック・タチ映画との繋がり]
中原「球磨川さん!
実はボクはジャック・タチ監督の映画「トラフィック」の音楽監督のシャルル・
デュモンと知り合いでしてねえ、毎晩のように語りあって飲んでいたんですよ」
球磨川「あらまあ!あんたデュモンと知り合いだなんて、ビックリビックリだねえ!
でもねえ「ぼくの伯父さん」のこの音楽はアラン・ロマンだから、
シャルル・デュモンの話は、またジャック・タチの「トラフィック」の話を
する時にでも、改めて聞きましょうかね」
中原「はい!では[ジャック・タチのスビリット]とは…」
球磨川「それはもう、この映画を見れば分かる[優しさ]![優しさ]やねえ」
中原「では、今宵は優しい梅酒の[白岳うめぽん]をソーダ割りで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!皆さんまたお会いしましょうねえ。サヨナラサヨナラサヨナラ!」
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2021/9/19【新宿のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。今月も電話を通じてリモートでの放送となります」
いやはや、この夏の東京の緊急事態宣言、外でお酒が飲めないというのが、
この飲んべえべえには辛かったですねえ。
ドラマの現場でもねえ、撮影が終わったら『さよなら〜』って
ホテルで一人で飲まなきゃいけない。
紙パックの[白岳]など私は延々と飲んでおりました…」
※熊本もまん延防止で8月9月は中原さんのテレビ番組「味わいの刻」も休止でした。
中原「今日は、飲んべえな映画人、演劇人、作家たちがたむろしていた
東京のある場所のお話をしましょうかね?今日のお題は[新宿のスピリット]。
お届けするのは、浅川マキで[かもめ]。」
[今週の一曲]『かもめ』浅川マキ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和44年(1969年)
浅川マキで『かもめ』。
何ともけだるい、タバコの煙でもうもうとした
新宿ゴールデン街の匂いが漂ってきますねえ。」
[新宿と言えば歌舞伎町!そしてゴールデン街]
中原「さてさて、今日のお題は[新宿のスピリット]。
60年代から70年代にかけて新宿、特に新宿ゴールデン街ってのはねえ、
この[かもめ]の歌で描かれているような、独特の世界でしたねえ、、
学生運動の後で、あっちこっちでテント芝居があって、
このゴールデン街すぐ横にネ、花園横丁ってのがあって、
黒テントとかやってましたけど、この狭〜い汚い飲み屋でねえ、
文壇の人たち、演劇、記者の連中が、[時代]や[芝居]や[芸術]についてねえ
朝から晩まで、そして晩からまた朝まで、飲み明かしていましたヨ」
[新宿ゴールデン街の空気とは?]
中原「不夜城の町、ゴールデン街!
でもネ、ゴールデン街、店は汚いけど、お金はしっかり取られますからねえ。
僕は貧乏な劇団の研究生ですから、あの頃はあんまり通えなかったですけれども
連れてってもらうと、そこで飲むんですよ。まあね、思いっきり飲みましたけど。
まあ今はどうなんですかねえ?このコロナの事もありますし…」
[新宿のスピリットとは?]
中原「さてさて、[新宿の、新宿ゴールデン街のスビリット]とは…
男も女も、言葉での殴り合い、身体を張ってのぶつかり合い、
汗まみれの肌と肌を重ね合わせて…
そんな[寂しがり屋]の溜まり場、だったように思いますねえ。
コロナので、まともに皆とお酒を楽しめないこの2年間、
いつかまた[しろ]をロックで飲み合う日が来る事を祈りながら…
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2021/9/12【やめるスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。今月も電話を通じて、リモートでの放送となります」
今年もまたコロナで、多くの催しや祭りが無くなりましたねぇ。
こういった大きな催しを[やめる]という決断をされた方、団体の方たち、
[やめる]という決断をされる悩み、苦しみ、大きかったと思います。
ボクは人生の中でねえ、3回ほど、大きな[やめる]決断をしました。
この3度目の[やめる]決断をした頃に、流れていたのがこの曲でした。
この曲、聞くとねえ…
その頃のモヤモヤモヤモヤした気持ちが癒やされましたねえ。
お届けするのはジョージ・ウィンストンのアルバム[オータム]から[カラーズ/ダンス]。
今日のお題は、[やめる・スピリット]。」
[今週の一曲]『カラーズ/ダンス』ジョージ・ウィンストン
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和55年(1980年)
ジョージ・ウィンストンのアルバム[オータム]から『カラーズ/ダンス』。
何とも透き通るようなピアノの調べ。何とも癒やされますねえ。
こないだ初めて聴いたような気がするんですけど、もう40年も経ったんですよね。
[オータム]=秋というアルバムの一曲、凛とした秋の情景が浮かんで来ませんか?」
[人生で3回の[やめる]]
中原「さてさて、今回のお題は[やめる・スピリット]。
ボクは人生の中で3回、[やめる]決断をしました。
最初が大学の時にねえ、[芝居をやりたい]からという事で大学をやめ、
まあ理由は色々あるんですけれどもね。授業料を使い込んでやめなきゃいけないって
事があったんですけども。
その次が、デューク・エイセスのマネージャーをやっていた時に
『お前は素晴らしいマネージャーになれる』って言われて
『あ!このままだと俺はこの事務所にいて、俳優の仕事が出来なくなるな』と思って
音楽事務所をやめました。それが2回目。それから劇団に入ったんですけども、
3回目の[やめる]決断ってのは、その劇団を[やめる]時でしたねえ。
東京の荻窪という所にあります画材屋でアルバイトをしていました。
40年前、その頃ですねえ。この曲を聴いたのは…
映像の世界に入るために、やめたんですけれども…
決断が要りますよねえ、やめると言う事はねえ」
[やめる・スピリットとは?]
中原「[やめる・スピリット]とは…
この[やめる]という事によって、[はじめる]という事が出来ると僕は思うんですよねえ。
劇団をやめた事で、今に繋がる色んな出会いがありましたからねえ。
でも、[やめる]事で[はじまる]事もあると、ボクは思います。
今宵は[銀しろ]ハイボールでも飲みながら
色々の出会い、そして音楽で心を落ち着かせて過ごしませんか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2021/9/5【ふるさとのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります
今年の夏も、ふるさとに帰省出来なかった方も多かったのではないでしょうか?
僕はねえ、オリンピックなどで東京が大変な事になる前に
実は何十年ぶりの二十日近いふるさと湯前の滞在だったですけどねえ。
今日のお題は、[ふるさとのスピリット]。
今日はぼくの[ふるさとの話]しましょうかね?お耳に合いましたら…
では、お聞き下さい。北原謙二で[ふるさとのはなしをしよう]。」
[今週の一曲]『ふるさとのはなしをしよう』北原謙二
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和40年(1965年)
北原謙二で『ふるさとのはなしをしよう』。
北原さんの歌声が哀愁があって、ボクは好きですねえ。」
[北原謙二さんを集める!歌う!]
中原「前にも掛けましたけど、三橋美智也さんもそうですよね。
三橋さんは民謡、そして北原謙二さんはカントリー歌手ですもんねえ。
CDのこの時代、レコードのシングル盤を買い漁りましてねえ。
かなり持ってますよ!いやあ、良いですねえ。
ボクはねぇ、カラオケってあんまり好きじゃないんですヨ。
どうしても行かなきゃいけない時、歌わなきゃいけない時があったりする時には
この北原さんの「ふるさとのはなしをしよう」だけは歌うんです。」
[北原謙二が歌ったふるさと]
中原「北原さんが歌っているこの[ふるさと]は、[かつお船が入る浜辺]の[海の町]。
[夜店並ぶ下町の縁日]で、[ふるさと]の事を思いながら
『あぁ、あの人に自分のふるさとを見せてあげたいなあ〜、
そして、あの人のふるさとはどんな所なんだろう?』
何とも暖かな関係ですよねえ」
[中原さんのふるさと]
中原「わたくし、中原丈雄にとっての[ふるさと]とは、清流球磨川流れる人吉球磨!
並ぶ居酒屋から球磨焼酎の香りが漂う、それが[ぼくのふるさと]です。
人吉も昨年の水害でお店が少なくなってますけど、ステキな町に戻ってほしい」
[ふるさとのスピリットとは?]
中原「さて、[ふるさとのスビリット]とは…離れてこそ強く深く思うものですね
今宵は、ふるさとの香り、友の顔を思い出す[白岳]を水割りで一杯!
ではまた来週!日曜日の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に募集中です!】
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2021/8/29【夏の終わりのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。残念ながら今月もリモートでの放送となります
月の最後は、映画音楽をお届けしましょうかねえ?
映画のお話なら、またまたあの方をお招きするしかありませんネ!
お届けするのは8月最後の日曜日にふさわしいこちら、
フランシス・レイで[さらば夏の日]。今日のお題は[夏の終わりのスピリット]。」
[今週の一曲]『さらば夏の日』フランシス・レイ
[『さらば夏の日』〜ルノー・ベルレー日本で大人気]
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ。球磨川長治デス!
『さらば夏の日』、1970年フランス映画。
この2年前にねえ大ヒットした『個人教授』の監督がネ、
また[個人教授]ルノー・ベルレー主演で撮りたい言うてネ
夏のバカンスのネ、海のヨットでのネ、[ほろ苦〜い青春映画]撮ったのネ!
まあ、美青年のベルレーちゃんが海水パンツいっちょで出ておってねえ、
まあ美しい!まあステキ〜!
そいでねえ70年代は、
このベルレーちゃんが、日本でとんでもない人気やったネ。
浅丘ルリ子さん出てた市川崑監督の東宝映画『愛ふたたび』で何と主演よ!主演!
日本のお姉さん方のルノー・ベルレー人気、はあ〜!凄かった」
中原「はあ。ボクは全然覚えてませんねえ。
『さらば夏の日』も映画自体覚えてなくて
この音楽だけはずっと覚えてるんですけども」
[フランシス・レイのメロディは永遠に!]
球磨川「そう!今もネ多くの人のココロに残っとるのは、
このフランシス・レイの音楽ヨ!映画より音楽!
まあ美しい、まあ切ない。このフランスの香り漂う哀愁あるメロディが残れば
映画なんかどうでも良いの!
フランスのハンサムボーイ=ルノー・バレリーちゃんは、
どっか行っても仕様がないわ!」
[夏の終わりのスピリットとは?]
中原「さてさて、[夏の終わりのスビリット]とは…
ボクにとっては、まさに、このフランシス・レイのメロディですね。
この曲を聴くと、ホント「ああ、夏終わりだなあ」と思いますね。
過ぎゆく夏に[しろ]ロックで乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!皆さん、またお会いしましょうねえ、サヨナラサヨナラサヨナラ」
【(全国から)お便り、常に募集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。 抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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