中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
5月はねえ2回、『ジュテームモアノンプリュ』と『日曜はダメよ』のお話したのに
今月は1回しか呼んでくれんのね!あんた!まあ酷い、まあ薄情!」
中原「いやいや球磨川さん、6月は[雨]にちなんだ曲をかけるんでねえ
呼べなかったんですよ。『長崎は今日も雨だった』で呼べないでしょ?」
球磨川「まあ、あんた![雨]こそがねえ映画の情感、情景を伝えてくれるの
とってもとっても大切なモチーフなんよ![雨]の中での出会い、別れ!
[雨]の中、愛を語る。[雨]と言えば、あの映画!ジーン・ケリーのアレ!」
中原「そうですね![雨]と言えば、やっぱりコレですね!ジーン・ケリーの『雨に唄えば』!
今日のお題は[ジーン・ケリーのスピリット]。」
[今週の一曲]『雨に唄えば』ジーン・ケリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1962年(昭和37年)
ジーン・ケリーで『雨に唄えば』。」
球磨川「『雨に唄えば』。まあ素晴らしい!雨の中、ジーン・ケリーがねえ
[傘]を[パートナーにして、歌い踊るシーンが!まあ見事!まあ楽しい!
雨でビショビショになってるのに、幸せな楽しい楽しい空気が伝わってくる。」
中原「[雨に唄えば]、ボクも大好きですよ。映画が無声映画=サイレントから
音が出るトーキーに変わる時代の[映画の舞台裏]映画でしたもんねえ。」
球磨川「サイレントの大女優が、トーキーの時代になったら声が酷い!
『あ〜あ〜』言うてね(笑)そいでねえ、若手女優に吹き替えさせるんやね、
でもネそれをずっと隠して自分の手柄にしとる性悪。まあ悪い女!
ジーン・ケリーが吹き替えやっとる若手女優に恋するんやけどねえ、
その恋の気持ちを雨の中で歌うんやね。土砂降りなのに、
畳んだ[傘]を時に相方にして、まあホントに楽しそう!終いには水たまりを
ジャバジャバジャバ、バシャバシャさせて、お巡りさんに睨まれるんやけどネ」
中原「ジーン・ケリーのタップがまた良いんですよねえ」
[アステアよりジーン・ケリー!]
球磨川「この頃やったらフレッド・アステアがねえ、ダンスでは世界イチ言われとった。
ジーン・ケリー本人も『アステアがいなければボクが世界イチ、でも彼がいなければ
ボクはタップダンスを習ってなかった』言うてるんよ。そのタップが本当に見事!
アステアだったら、ダンスが美しすぎて、あんな水たまりをバシャバシャなんて
やらんやろう。ホントあんな粋な水たまりバシャバシャは無いヨ!」
[ジーン・ケリーのスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[ジーン・ケリーのスピリット]とは?」
球磨川「[ジーン・ケリー]だからこそ、[雨でビショビショ]でも、明るく楽しく[幸せ]を表現できた
ホント、太陽のような明るさ!」
中原「では今宵は、太陽のような金色の[金しろ]で一杯いきましょうか!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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