中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
あんた!今年は夏も秋も北海道で、映画のロケしとるそうやね?」
中原「ハイ!映画『明日へ〜戦争は罪悪である』で組んだ藤監督と十勝、鹿追町で
『おしゃべりな写真館』という映画の撮影をやってますヨ。
北海道の四季を描くためにですね、夏も秋も、そして来年の冬も北海道に足を運びますよ」
球磨川「まあ、素晴らしい!そう!映画に大切なのは、ちゃんと丁寧に時間をかける事やね。
今日ご紹介する映画『スタンド・バイ・ミー』もねえ、
映画の撮影に入る前に何週間も何週間も子供達一緒に芝居の稽古させて、
仲良うなったところで初めてフィルム回した、そうやね。そういう作品よ。
ハイ!ではお聞き下さい。ベンEキングで『スタンド・バイ・ミー』
また後でお会いしましょうね」
[今週の一曲]『スタンド・バイ・ミー』ベンEキング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1986年(昭和61年)公開の
映画『スタンド・バイ・ミー』からベンEキングのタイトル曲をお届けしています」
球磨川「もうこの曲聞くとねえ、線路歩く4人の姿が思い浮かぶようなったねえ。
行方不明になった子どもの死体探しに、線路をずっとずっと歩いて行く物語。」
[スタンド・バイ・ミーと線路]
中原「線路を歩いてたら蒸気機関車が来て、あわや!ってシーンがありましたねえ。
心に残ってますよ。
ボクもねえ、線路に耳当てて聞くんですよ。するとゴットンゴットンって音が
聞こえてくるのねえ。だからこの映画よく分かります。」
球磨川「まあ!危ないねえ、あんた!
番組聞いてる良い子の皆さんはマネしないでネ。死体見つけに行って
自分が死体になるからね!」
[ホラーのスティーブン・キングだからこそ]
中原「球磨川さん、この映画、曲の印象だけだとノスタルジックな感じですけれども、
いざ見直してみると、かなりキツいイジメとか親の虐待が描かれているんですよね」
球磨川「そう!何と言っても原作が[キャリー]やら[シャイニング]やら怖い怖い小説ばっかりの
スティーブン・キングやからね。霊だの何だの出なくてもねえ、
子ども時代の日常はねえ、この人が書くとねえ怖い怖い!
まあ私はねえ、怖い怖い。オシッコも行けなくなるねえ。」
[映画『スタンド・バイ・ミー』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『スタンド・バイ・ミー』のスピリット]とは?」
球磨川「コレは撮影に入る前に贅沢に時間かけて四人の絆を深めて深めて、フィルムを回した映画。
だからこそ今にも残る作品になっとる。映画を撮るには、そんな時間をかける豊かさが大事!
お金も必要だけどねえ、豊かさも大事よ」
中原「ではでは、豊かな味わいの[待宵]をロックでじっくりと。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、ハイ!それでは皆さんサイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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