2023/7/30【ブルー・ベルベットのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!月の最後はネ、私が映画のお話、
たっぷりたっぷりしましょうネ。[球磨川長治のくまもとスピリット]ですヨ。
今日はネ、何とも何とも不思議な何ともエロティックな作品、
1986年の作品『ブルー・ベルベット』!」
中原「『ブルー・ベルベット』、懐かしいですね!ボクは当時、渋谷の劇場で見ましたよ。
かなり強い印象に残る映画でしたねえ」
球磨川「そう!この『ブルー・ベルベット』の監督、デビッド・リンチはねえ〜癖が凄いのよ」
※監督の前作「エレファントマン]が日本では[感動の実話]みたいな宣伝でしたが、
こちらの作品の方が本領発揮でした!
中原「ああ、、確かに『ブルー・ベルベット』も、かなり変な感じの人物が出てましたもんね」
球磨川「リンちゃんが作る映画には[変な人]しか出てこんねえ。『ブルーベルベット』では
デニス・ホッパーが、酸素吸入器をネ、ハアハアさせながら、イザベラ・ロッセリーニにねえ
まあハレンチな事しとったねえ。ハア〜ハア〜言うてネ。まあ立派な変態!」
中原「では映画[ブルーベルベット]からボビーヴィントンの[ブルーベルベット]、お聞きください」
球磨川「ではまた後でお会いしましょう」

[今週の一曲]『ブルー・ベルベット』[ボビー・ヴィントン]
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしている曲は、1986年公開の
映画『ブルー・ベルベット』から、ボビー・ヴィントンの[ブルー・ベルベット]。」
球磨川「この美しいメロディ流れるオープニングが、まあ〜見事!
絵に描いたような50年代アメリカ郊外の平和な平和な風景が映ってると思ったら、
庭で水撒きしてるお父っつぁんの、そのホースが枝にからんで、あらあら?思うてたらネ
お父っつあんバーン!倒れる!水はジャージャー出っぱなし!
カメラが突然グーっと庭の草に寄っていくと、地面の下には虫がワジャワジゃうごめいとる。
その後、主人公の青年が散歩してたら、[人間の耳]が落ちてるのを拾うことから物語は
動き出すんやけど、一体全体どうなるのかもうサッパリ予想がつかない、それがネリンチ節!」

[デビッド・リンチと音楽]
中原「でもデビッド・リンチはこの[ブルーベルベット]もそうですけど、
音楽の使い方が素晴らしいですよねえ。[ワイルド・アット・ハート]もプレスリーの
[ラブ・ミー・テンダー]を上手いトコ使って盛り上げてくれてました。
ボクは思うんですけど、クリント・イーストウッドもそうですけど、音楽のセンスのある監督は
ステキですよねえ。好きですねえ、私。」

[『ブルー・ベルベット』のスピリットとは?] 
中原「では球磨川さん、[映画『ブルー・ベルベット』のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!これは皆見んとその良さはサッパリ分かりません!さあ見てみなさい!」
中原「今宵、[待宵]をロックで、じっくりと、DVDで[ブルー・ベルベット]見直しましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!ではまた来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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