中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!大みそかも映画の事を喋らせなさい。
年末年始は、お家で昔の映画をじっくりじっくりとこの見てほしいんヨねえ。
あんたも私も大好きな、ジャン・ギャバンの映画のお話で、今年をシメんといかん!」
中原「そうですねえ!年末年始こそ映画に浸れる最高の時季ですねえ。
ジャン・ギャバンの映画で年を越しましょう!さて、どの映画にしましょうか?」
球磨川「これまで『地下室のメロディ』に「ヘッドライト」にと、
ちょっと暗い映画を紹介してきたからねえ。大みそかは豪華絢爛!
もう!最後の最後のシーンが気が遠くなるくらい見事見事でウットリする映画
「フレンチカンカン」紹介しようかネ!」
中原「ああ「フレンチカンカン」良いですねえ〜。
花の都パリのキャバレー、ムーラン・ルージュが舞台の大傑作[フレンチカンカン]。
コレはジャン・ルノアールですかね、監督は。
ジャン・ギャバンは、興行師で、踊り子のニニちゃんをスカウトして、新たなカンカンの
ショーをプロデュースするってお話でしたよね。
では!映画[フレンチカンカン]の[テーマ]お聞きください」
球磨川「ハイ!映画[フレンチカンカン]の見事な見事なクライマックスで流れる、こちらの曲を
お聞き下さい。ではまた後でお会いしましょうね」
[今週の一曲]映画『フレンチカンカン』より『天国と地獄』』
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、昭和29年(1954年)の映画『フレンチカンカン』から、
ジャック・オッフェンバック作曲の[天国と地獄]!
日本人にとっては運動会のBGMの印象が強いですかね?
でもねえ、この曲が流れるクライマックスのシーンはホントに素晴らしいですよね」
[フレンチカンカンとは?]
球磨川「足をネ、真上にネ、ピーンと上げて、スカートをヒラヒラヒラヒラさせて、
おパンツ丸見えのダンスが、映画のタイトルにもなっとる[フレンチ・カンカン]。
[ヘッドライト]でネ共演しとったフランソワーズ・アルヌールが、まあ魅力的やねえ!」
中原「[ヘッドライト]だと、ほら!場末のレストランのちょっと影ある女性役でしたが、
[フレンチカンカン]だと明るくキラキラしていて、可愛いんですよねえ。しかもパン屋の男に
そして中東の王子様にとモテモテな役でしたねえ。」
球磨川「そう!大金持ちの王子さまより、初老のジャン・ギャバンに惚れてるあたりが、
まあ、フランス映画らしくて良いんよねえ。」
[ジャン・ギャバンの魅力は?]
中原「球磨川さんに紹介してもらった[地下室のメロディ]にしても[ヘッドライト]にしても、
人生に疲れた男を演じるジャン・ギャバンが魅力的ですけれども
このあたりは[役になりきる]素晴らしさをボクは俳優として感じるんですねえ。
[何をやってもその人]ちゅうのが、海外にも日本にもいますけれども…
ジャン・ギャバン違いますねえ」
[映画[フレンチカンカン]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画[フレンチカンカン]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!それはもう!この映画の最後の10分だけでネ、4時間くらいある紅白が吹き飛んで
しまうほど、見事見事な[娯楽の真髄]を味わえるっちゅう所かしらね?」
中原「今宵、[金しろ]をロックで、じっくりと、DVDで[フレンチカンカン]見直しましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!また来年お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ!」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
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