中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です」
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
今日は、あんたが流したい曲があるそうやね?けど!映画に関係ある曲やないとあかんよ!」
中原「はいはい球磨川さん、もちろんですヨ。ザ・シャドウズの[紅の翼]って、ボクのバンド
[TAKEO.UT☆MEN]でよく演奏する曲なんですけども。元は映画の曲だそうですねえ。」
球磨川「あら![紅の翼]!まあ〜、また珍しい映画の曲をアンタのバンドではやっとるんやね。
[紅の翼]いう映画はネ、ジョン・ウェインが制作と主演!航空パニック映画の元祖!なんやけどね、
出来が今ひとつなんで、航空パニック映画の元祖は、20年後の「大空港」いう映画に
なってしもとる。[紅の翼]はそんな、ちょっと残念な映画なんよねえ。」
中原「では、音楽は素晴らしい、ザ・シャドウズの[紅の翼]お聞き下さい」
[今週の一曲]『紅の翼』ザ・シャドウズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、ザ・シャドウズで[紅の翼]お届けしております」
球磨川「うん!メロディはネ素晴らしい」
中原「この曲をねえ、ボクらはずっと演奏してるんですよ」
[航空パニック映画?]
球磨川「映画の[紅の翼]はね、1954年公開の航空パニック映画いうか、空の上での[群像劇]やねえ。
ジョン・ウェインがネ副機長の旅客機で、訳ありな未亡人やら熱々の新婚さんやら嫌味な金持ちやら
人間ドラマが描かれとるんよ。そんな中、太平洋の上空でエンジンがボーン!とね炎上するんよ。
大変!さあ大変大変!」
中原「ほお!その危機をジョン・ウェインが救うんですね!」
球磨川「まあ、基本はそんな話なんやけど、なんせ70年も前の映画やから、のんびりしとるんよ。
事故が起きるまで1時間くらい、全く面白くない」
中原「あらあら(笑)!でも後半からは、面白くなるんでしょうか?」
球磨川「エンジンが大変な事になったら、まあ揺れて揺れてパニックになりそうやけどね。
昔はセットを揺らす事ができんかったんやろね。飛行機が全然、揺れんのよ!
[このままやと燃料切れで墜落する!]言うて、機体を軽くするためにねえ、
スーツケースやら荷物やらをねえ、客室の扉をヨイショっとフツーに開けてね、
荷物をポーイ!ポイ捨ててねえ。皆、ウワーッってホントなら外に飛び出さなきゃいかんのにねえ
列車の扉開けたくらいの風吹いてるだけ!どうにもパニックにならないんやねえ。」
中原「ええっ!(笑)どういう映画づくりだったんですかねえ。でも、それもちょっと面白いなあ」
[映画[紅の翼]のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画[紅の翼]のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!映画[紅の翼]はともかくあっち置いといてね、シャドウズの[紅の翼]はええねえ〜」
中原「今夜は[銀しろ]をロックで傾けながら、シャドウズの[紅の翼]ギターでもう1回、練習
しましょうかね。また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」
radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。