2022/3/6【声のスピリットその1】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。2月に続き今月もボクの故郷=人吉からこの番組をお届けします。」
中原「目の前に球磨川を望む、ここは人吉の隠れ家的なバー[BAR101]。
ふるさと人吉で、ふるさとの酒[白岳]ロックを傾けながら、お話をさせて下さいませ。」

中原「さてさて、ボクはジョン・レノンが大好きなんですけれども、曲はもちろん、
このジョンの[歌声]が好きなんですね。それにはねえ、何とも[悲しみ]が感じられるんですよ。
今日お届けするアーティストの[声]にも、ボクは[悲しみ]を感じます。
ニール・ヤングで「孤独の旅路」=[Heart of Gold]。今日のお題は、[声のスピリット]。」
[今週の一曲]『Heart of Gold』(孤独の旅路) ニール・ヤング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和47年(1972年)
ニール・ヤングで「孤独の旅路」=[Heart of Gold]。
いかがですか?ニール・ヤングの[歌声]。[悲しみ]を感じさせる何とも良い[声]ですよねえ。」
[[声]で[人]を表現する]
中原「しかし、この[音]、[声]だけでの表現というのは本当に難しいんですよねえ。
NHKで[朗読]の仕事をやらせていただいたわけなんですけども…
[朗読]したのが、山本周五郎さんの警察人情小説『寝ぼけ署長』。
毎回の事件に関わる老若男女と何人も何人も[声]だけで演じないといけないわけでして…
例えばこんな風です。
今回は語り部の[私]、[寝ぼけ署長]、そして、老人の[成瀬氏]の3人です。」
[朗読『寝ぼけ所長』夜毎十二時から]
中原「「どうも信じ兼ねますな」署長はこう云いながら、成瀬氏の頬にとまっている蚊を追いました
「貴方のような御身分の方がそんな危険な状態にあるとは、私には信じられません。」
「わしはこの眼で見るのだ」成瀬氏はちょっと言葉を切り、続けました
「毎晩十二時頃に誰かがこの部屋へ入ってくる。そしてわしのシロップに薬滴を入れる。
毎晩だ。毎晩十二時頃には、必ずこれだけのことを見るんだ」


[声のスピリットとは?]
中原「こういう話を朗読でやりました。
さてさて[声のスビリット]とは…いやあ、これがなかなか奥深いものでしてねえ、
来週も続けて[声]についてお話させてくださいませ。
今夜は、この[白岳]をロックで一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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