今日は上益城郡御船町からお送りしました。

ご紹介した”ささえびと”は・・・

御船しあわせ日和実行委員会のみなさん！！

歴史ある白壁の古民家「御船街なかギャラリー」。

こちらの建物を保存・そして文化を継承する目的で、地域の人たちに利活用してもらおうと

この場所でさまざまなイベントを企画・運営していらっしゃいます。

メンバーは御船町の事業者の皆さんです。

 

毎月第三水曜の夕方に行われているのが「ごはん日和」というイベントです。

地域の子どもたちから高齢者が低価格で夕飯を食べられる地域食堂です。

マイバック、マイタッパー、鍋などご持参いただくと・・・

ごはんもののメニューもしくはパンのお料理１食１００円。

そして手作りのお惣菜３種を詰め合わせたものを１００円でご提供。お土産もついてきます。

 

もともと「街なかギャラリー」でみんなでご飯を食べていたのですが、

コロナの状況もあるので、テイクアウトのみとなっています。

 

始めたきっかけは熊本地震。

避難所ではみんなでご飯を食べていた一人暮らしの高齢の方が、

それぞれのご自宅での生活が始まった時、

避難所での食事を思い出し、さみしそうに話をしていらっしゃったそうです。

↑実行委員の緒方明子さん

だったら、地域食堂をやろう！と「しあわせ日和」のみなさんがイベントを企画。

一人暮らしの高齢者、お仕事帰りの方、シングルマザーの方などが利用されています。

お料理を手渡すときに顔を見るだけで、ほっとすることができますし、

また「きょうは晩御飯つくらんでよか！」とみなさん笑顔でいらっしゃるそうですよ！

 

必要な人に届けば・・・というメンバーの思いは町の人たちの心を動かし、

御船町のお店が食材などを持ってこられるなど協力の輪が広がっています。

 

※現在、街なかギャラリーはコロナのため閉館しています。

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