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3月13日(日)放送分《予告》

去年の4月以来2回目の登場をお願いしたのは市原幸夫さん(70)。新しい里山の農業を守り、発展させるための取り組みについて新たな動きがあったのです!

 ますますパワーアップ!

市原さんたちの取り組みが先日 日本一に輝きました。『日本農業賞』の「食の架け橋の部」です。市原さんは、地元農家の収入を少しでも増やそうと、規格外の果物を使ったアイスの生産に始まり、今は加工する人たちの高齢化で事業継続ができない「あんぽ柿(干し柿)」の生産から加工、販売までを承継しています。

その商品が偶然 収録の前日に発売されたということで スタジオに持ってきていただきました!

 名前は「洒落柿」

市原さんの3人の息子さんとそれぞれのパートナー6人が加工やパッケージのデザイン、そして販売まで担っています。そう、山鹿にある超人気洋菓子店「ricca」で販売です(すでに売り切れていたらスミマセン)。

番組では、六次産業の難しさや、今後の取り組み方までを市原さんの経験に基づいて本音で話していただきました。こちらまでパワーがみなぎるひとときでした。(D記)


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3月6日(日)放送分《予告》

器が素敵だと、盛ってある食材までも格上げして見えることありませんか?今回のゲストのコンセプトは「食卓に愛着の種をまく」なんだそうです。齊藤博之さん(43)・植木町にある「玄窯」を主宰する陶芸作家さんです。

  齊藤さん作 赤錆化粧の「重箱」

齊藤さんの作家デビューは意外と遅く、その前は様々な仕事をしていたそうです。そこから陶芸に至る過程は実にドラマティックなので是非オンエアで聴いてください。

また齊藤さんの窯では陶芸の体験教室も開いていて、これがコロナ禍で大人気!なんだそう。その楽しみ方も実にイマドキ!なるほどな楽しみ方もありました。体験教室に加えて本格的な陶芸教室も開催しているそう。熱心に通うファンも多いのです。

番組では「ものづくり」に対して真摯に向き合う齊藤さんの想いを聞くことができます。そんな思いで作られた素敵な器、それに似合う料理を作れるようになりたいなぁ~。(D記)

  これも齊藤さん作の器。作風が一つではないのも特徴です!


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2月27日(日)放送分《予告》

今回は、珍しい豆のお話。植木町で「むくな豆」を育てている堤農園の堤正祥さん(79)がゲストです。

 美香ちゃん曰く「サンタさんみたい!」

東京農大や東京農工大で研究がすすめられている「ムクナ豆」には【L‐ドーパ】という成分が多く含まれているそうで、いま注目の食品だとか。全国的にまだ知られておらず、熊本では7軒ほど生産者がいて、中でも堤さんがいる植木町では4軒の生産者がいるんだそうですよ。

ムクナ豆とはいったいどんな豆なのか、番組ではあちこちに脱線しながら楽しくお話を聞いています。(D記)


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2月20日(日)放送分《予告》

この回を聞くとあなたもメダカ博士になれる~~~~~っ!・・・かどうかは保証しませんが、今回スタジオに来ていただいたのはメダカ専門店『虹屋』のオーナー園田秀武さん(44)です。ワタクシこれまでメダカの専門店に行ったことないんですが、なんと県内に15店舗以上あるそうです!知ってました?

 自称・声は福山雅治。OAをお楽しみに!

園田さんが「メダカをはじめた」(←業界ではこういうそうです)19年前は、メダカ専門店は国内に5店舗ほどしかなかったそう。その後徐々に愛好家が増え、ここ数年はコロナ禍でさらに増加!園田さんも2年前に、趣味だったメダカの専門店を立ち上げました。

園田さんのインスタでも紹介されていますが、メダカって本当にカラフルで形も様々!改良品種が増え、育てやすい上に『見ていてきゅんきゅんする』(←園田さん談)のだそうです。園田さんのメダカ愛をきいていると、自分も飼ってみたくなりました。

番組では、キムタクが飼っているというメダカの話も登場!そうそう、いったいどのくらいの種類のメダカがいると思います?珍しいものっておいくら万円すると思います?知らなかったことだらけの楽しい時間でした!(D記)


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2月13日(日)放送分《予告》

目の前に困っている人がいたら、自分は迷わず手を差し出すことができるだろうか?と、自問自答してしまったのは、今回のゲスト小児科医の島津智之さん(45)のお話を聞いたから。医師として働きながら、学生時代に立ち上げたNPO法人「NEXTEP(ネクステップ)」の代表としても積極的に活動を続けていらっしゃる方です。

 子供も安心しそうな穏やかな笑顔です

島津さんは小児科医として病院勤務をしていますが、病院では解決できない困りごとに直面することが少なくないと言います。そうしたことをサポートしたいと、自ら立ち上げたのがNPO法人NEXTEP。病気や障害がある子供たちの在宅医療に取り組んだり、不登校など心のケアが必要な子供たちのサポートをしたりとその活動は多岐に渡ります。プライベートの時間がなく大変だろうと思っていると「おせっかいが好きなんですよ」と柔らかな笑顔。

 おせっかいというよりほっとけない?とも

島津さんが心がけていること。それは親御さんたちの努力を認めて口に出すことです。障害がある子供を育てる親御さんはただでさえ孤独になりがち。家の事やきょうだいの世話もしながら本当に一生懸命頑張っているのに、それを認めて口にする人は少ないのだそう。

コロナ禍で、『命に関する一律の価値観を押し付けられている』違和感。寛容な社会を作るために、私たちにできることは何でしょうか。考えてしまいました。(D記)


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2月6日(日)放送分《予告》

今回のゲストは、あのアップル社が取材して紹介しているという注目の人!熊本県立大学総合管理学部の教授・飯村伊智郎さん(52)です。

 物腰が柔らかく穏やかな空気を纏っていらっしゃいます

世界から注目されているのは「人とコンピューターが共存し、安全で安心できる豊かな社会をめざす」研究内容。「社会の困りごとを解決したい」を原点に、困りごとを解決する様々なアプリなどを開発していらっしゃいます。その実績にアップル社が注目して取材、多言語で世界に配信したんです!

例えば、飯村さんの研究室が開発した「ハートレコーダー」。これがどんな人たちを支援するものなのか…聴いて驚き!そして納得!感動! 待ちきれない方はネット検索するか、番組を聴くかして是非!知ってください。

番組では、飯村さんが取り組む教育分野の話や、研究好きになった子供時代の伊智郎少年にも迫っていますよ(笑)お楽しみに!(D記)


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1月30日(日)放送分《予告》

あっという間に1月の最終週です。今回は最近耳にすることが多くなった「アニマルウェルフェア」についてお話を伺います。スタジオに来ていただいたのは東海大学農学部教授の伊藤秀一さん(49)。応用動物行動学がご専門です。

 収録前、ちょっと緊張気味?

伊藤先生の研究対象は産業動物といわれる『人が飼育している動物』例えばニワトリとかウシとか…。今回は入門編ということでお話していただいたんですが、アニマルウェルフェアと動物愛護の「違い」など分かりやすく話していただきました。これ、是非皆さんにも聴いてほしいっ!

日本ではあまりなじみがないアニマルウェルフェアですが、海外、特にヨーロッパではニワトリの飼い方なども法律で決まっていて、そうした国に日本から輸出する時は向こうの基準を満たさないといけないとか。しかし実現するにはどうしてもコストや手間がかかる現実も…。

そう、最終的には私たち『消費者の意識』が左右するんですね。私たちの多くは、日々動物たちの命をいただいています。しっかりと考えなくては…と思ったのでした。(D記)


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1月23日(日)放送分《予告》

小さい頃の記憶にはどんなものがありますか?寝る前に読んでもらった絵本の記憶、おんぶされて聞いた子守歌、おばあちゃんと遊んだわらべうた…。子供にかける《ことば》の大切さを教えてくれるのが今回のゲスト、高野和佳子さん(66)。高野さんは読み聞かせやわらべうたを通じて子育てを応援する、NPO法人子育て支援ネットワーク『ぺぺぺぺらん』の代表です。 シャツかわいい!

高野さんは、「生まれてすぐから読み聞かせは必要」だと話してくれました。生後間もなくなんて、内容なんて理解できないだろうになぜ?という疑問はお話を聞いてすぐに晴れました。

また、赤ちゃんが本能的にお母さんの言葉を引き出そうとする行動があることや、読み聞かせをする中で絵本作家が紡ぐ洗練された言葉を子供が母親の言葉『母語』で耳にすることの大切さなどを丁寧に話してくださいました。

 興味深い話をたくさん伺うことができました。

そうそう、読み聞かせ以外にも子守歌やわらべうたが子供の脳のどこに刺激を与えるのかなどの高野さんの話を聞いているうちに、美香ちゃんが幼いころのおばあちゃんの記憶が蘇えってきましたよ!世の中のおじいちゃんおばあちゃん、お孫さんたちに自信をもって昔からの歌やお話を伝えてください。豊かな心を育んでくれるに違いありませんよ。(D記)


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1月16日(日)放送分《予告》

今回のゲストは県立美術館の学芸員、林田龍太さん(43)です。林田さんが企画しているのが2月25日から始まる『エビハラがいた時代(ころ)1945‐1976』エビハラとは、戦後熊本の美術をけん引した海老原喜之助氏。日本の近代美術史に大きな足跡を残した画家です。

 笑顔もですが、声も素敵です~!!

番組では、企画展の構成や海老原氏の人となりなど、林田さんの調査を元にした興味深い話を、魅力的な声で聞くことができますよ。

 海老原画伯の絵に「ギャップ萌え」するそうです

番組後半では、林田さんがどうやって学芸員になったのかを聞きました。これから学芸員を目指す人の参考に…は ならないだろうことは先に言っておきます(笑)あっという間に時間が過ぎてしまった楽しいインタビューでした。(D記)


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1月9日(日)放送分《予告》

災害などが発生するたびにヘリコプターが出動し、被災者を救助する姿をニュースなどで目にします。いわゆる「防災ヘリ」のパイロットが今回のお客様です。

 キュートな笑顔の西村博文さん(50)

西村さんは天草エアラインに所属していて、県の防災ヘリの運行を任されています。災害などが起きると消防本部からの要請を受け、空からの救助に向かうそうで、熊本地震や令和2年7月豪雨などでも出動して救助活動に携わりました。

防災ヘリのパイロットは、救助隊員や被災者の「命」を背負う仕事です。気象状況や給油のタイミング、飛行時間の管理などあらゆることを同時に考えながら判断する。一瞬たりとも気が抜けません。そこで西村さんは防災ヘリやドクターヘリを目指す人や、すでに携わっている人たちに向けての「教科書」(西村さん曰く『僕の失敗談です』)を出版なさいました。こうしたものはこれまでになかったそうです(ということは世界初!?)。

これまでに多くの被災者に接してきた西村さんは、気象予報士としての顔もあり、熊本地震の後に防災WESTを立ち上げ、子供たちに『予防的避難』の大切さを伝えています。命を守る行動の大切さを最前線で実感しているからこそ、西村さんの言葉は子供たちにも伝わっているようです。(D記)


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