タグ別アーカイブ: ライフ

11月8日(日)放送分《予告》

聞いた人が思わず笑顔になる登場をしてくれたのは、南阿蘇鉄道の長陽駅駅舎でおいし~いシフォンケーキを焼いている、カフェ『久永屋』の店主・久永操(ひさなが・そう)さん(40)。とてもシャイな方で、そのうえ美香さんの大ファンということもあり、ちょっと緊張気味だったんです。このおどけた表情からはわかりませんが(笑)

そしてスタジオに入ってくるなりいい香り!というのも焼き立てのふんわりシフォンをたくさん持ってきてくださったんです! 一口食べると優しい甘さで目じりとほっぺたが~!

あっ、ちなみに久永屋のシフォンはカタカナ表記ではありません。「資本ケーキ」と書くのだそうで、その心は…ぜひオンエアで!

番組では、久永さんのケーキ作りの才能が、高校時代のアメリカ留学中に花開いたことや、思いがけない(?)経歴、そして南阿蘇や長陽駅舎、そして地域の人たちへの想いを伺いました。

「南阿蘇の〝風が見える景色〟が好きだ」という久永さん。

今も久永屋にはたくさんのお客さんがいらっしゃっていますが、一日も早く目の前の線路に列車が通り、久永さんたちの温かい出迎えが再開しないかな…と願っています。

そのためにも、南阿蘇の美味しい空気とのどかな風景で癒されに、出かけましょう!(D記)

 

 


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

11月1日(日)放送分《予告》

今回のゲストはドキュメンタリーフォトグラファーの高木あゆみさん(35)です。いわゆるスタジオ撮影だったり、ポーズをとって撮影する写真ではなく、ありのままの日常や表情を切り取った作品を撮り続けていらっしゃいます。

母親でもある高木さんは、去年5~9月の110日間、ヨーロッパや中東14か国をまわる撮影の旅に出かけられました。被写体として会いたかったのは難民になった人たち。そして一緒に旅をしたのは当時5歳のお嬢さんだったそうです!!!

もともと高木さんは国際問題に興味があり、特にイスラムやシリアの難民に関心を持っていて、ひとりひとりに会ってじっくり話がしたい!撮影したい!と思ったのだそうです。

お嬢さんにも、早いうちから世界を身近に感じてほしいと思っていた高木さんは、ためらうことなく一緒に撮影の旅にでることに。もちろん、危険なところには行かないと決めてのことです。

決して多くはないつてを頼っての撮影の旅でしたが、うれしい偶然や現地の方の好意によって10組以上の難民たちを撮影し、深く話を聞くことができたそうです。

当時5歳のお嬢さんにも様々な影響を与えた110日間の旅。

その様子を含めた高木さんの作品展が11月25日から 合志 総合センターヴィーブルで開かれるそうですよ。オンエアを聴いて、是非足を運んでください(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

10月25日(日)放送分《予告》

みなさんは自分が住む地域の「魅力」、いくつ言えますか?地元にいると当たり前すぎて気づかないこともたくさんあり、他所から来た人に教えられることも多々あります。

今回のゲストは、そんなまちづくりを専門にしている、熊本大学准教授の田中尚人さん(49)。『土木史』が専門の研究者です。とても気さくな方で、研究者というよりも先生!って呼びたくなる感じです。

田中先生は、益城町で災害からの街づくりに取り組む活動などのほか、世界遺産への登録を目指す﨑津集落などでも地域の魅力を住民のみなさんと共有する手伝いをしてきたそうです。文化的景観や歴史については専門家の得意分野。それに加えてそこに暮らしてきた住民しかしらない言い伝えや習慣などもたくさんあるそうで、それをみんなが共有することこそ『町の宝』だと力強くおっしゃっていました。

だからと言って過去のことばかりを研究しているわけではありませんよ!未来を担う子供たちのために『妄想会議』なるユニークな取り組みを始めるなど、興味深い話がてんこ盛りです。

あっ!番組では美香さんの幼いころの『妄想』も聞けますよ!(D記)

 


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

10月18日(日)放送分《予告》

裁判所で熱弁をふるう…。そんなイメージが先行しがちな弁護士の仕事を知りたいと、スタジオにお招きしたのは、熊本県弁護士会会長の鹿瀬島正剛さんです。

「弁護士ってすごく地味な仕事なんですよ…」とおっしゃる鹿瀬島さん。まず驚いたのは、鹿瀬島さんが弁護士になるまでの経緯でした。演劇にどっぷりつかった学生時代から弁護士を目指すまでには、この穏やかな笑顔からは想像がつかない紆余曲折が!番組前半でたっぷりと伺いました。

熊本地震以来、鹿瀬島さんたちは被災者によりそった情報発信を続けています。もちろん7月豪雨の時も。生活全般で、必要だと思われる情報をまとめては、被災者に向け発信しています。

そんな活動は一見、弁護士の仕事とはかけ離れているようですが、『みなさんの人権を守るために弁護士は存在している』という理念を伺うと、そのつながりを理解できました。いろいろなお話を伺ううちに、弁護士の存在も身近に感じられてきます。

特に今はコロナ禍で感染が確認された人やその家族、医療従事者などへの差別問題も見えてきました。みんなが『想像力』を働かせることで相手の気持ちを考え、この状況を乗り切っていけたらなと今回の話を胸に刻んでいるところです。(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

10月11日(日)放送分《予告》

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまいますよね。今回の収録もそうでした。

ゲストは銘苅淳(めかる・あつし)さん35 歳。ハンドボール元日本代表で、現在はオムロンハンドボール部ピンディーズでアシスタントコーチをなさっているという肩書な・ん・で・す・が!それを忘れてしまうほどの爆裂トーク、目ヂカラを含むその勢いに圧倒されっぱなしでした。さすが自称《歩くパワースポット》です。

 

自分の職業は『24時間 銘苅淳』で、ハンドボールはそれを通して大切なものを伝えるための《手段》と語る銘苅さん。番組では、選手時代の経験や、指導者として多くの若手を引っ張っていく中で見つけた教訓をいくつか語ってもらっています。例えば…

「チャンスを捕まえるには《準備》が必要。準備がチャンスに間に合ったときにチャンスはつかめる。間に合わなければ通り過ぎる。だから常に準備を怠らないこと」なるほど~!

とにかく聞いてください!元気になります!やる気が起きます!歩くパワースポットという肩書はホンモノです!(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

10月4日放送分《予告》

親せきの子供に久しぶりに会うと「大きくなったねぇ」としみじみするおばちゃま。そんな気持ちになってしまった今回のゲストは大村詠一さん。エアロビック競技の元日本代表です。

小学生の時Ⅰ型糖尿病と診断された大村さん。インスリン注射を打ちながらエアロビックの練習に打ち込む姿が心に残っているのですが、なんともう34歳! 小学校1年生と4年生のお子さんがいる父親でもあります。いつの間にそんな年月が…としばし唖然。しかし世界を魅了した笑顔はごらんのとおり変わっていません!

大村さんは2016年に現役を引退し、現在は認定NPO法人日本IDDMネットワークで副理事長を務め、糖尿病を支援する活動に力を注いでいます。

糖尿病の人たちにとってインスリンはまさに命綱。大きな災害が起きた時に手元に予備のインスリンがなければ、即、命の危険につながります。そのための備えの大切さや具体的な方法などを患者さんたちに周知する活動もそのひとつ。

大村さんたちの活動は阪神淡路大震災に始まり、その後も東日本大震災、熊本地震と続いていて、今はⅠ型糖尿病だけでなくⅡ型糖尿病への支援の必要性も感じているといいます。

病と「闘う」のではなく「共生」できるようになったのは、周りに辛さも喜びも分かち合える仲間がいてくれるから。幼いころからいくつもの壁を家族や仲間と乗り越えてきた大村さんならではの言葉です。

初めて見た時、小学生だった男の子は、いまや同じ病の人たちを支え続ける 優しくて強い大人に成長していました。おばちゃん嬉しい…。

美香さんが手にしているのは大村さんのこれまでの足跡を記した本「僕はまだがんばれる~”不治の病”Ⅰ型糖尿病患者、大村詠一の挑戦~」です。(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

9月27日(日)放送分《予告》

みなさん、鮮やかな「黄色いきのこ」ご存じですか?

その名は「たもぎ茸」。知る人ぞ知る珍しいきのこだそうです。

今回は、この「たもぎ茸」を球磨郡あさぎり町で生産している川谷彰紘さん(37)にお越しいただきました。

 

川谷さんによると、たもぎ茸は本来 北海道や東北に自生するもので、熊本の気候には向いていないんだそう。でもたもぎ茸の高い栄養価と可能性にほれ込んだ川谷さんは、自宅の敷地に設備を整え、温度管理に気を配りながら育てているのです。

元は支援学校の教師をしていた川谷さん。たもぎ茸の可能性に惹かれ生産農家に転身。育成には細かい気配りが必要で、生産することは難しいものの 収穫作業などは比較的簡単だそうで、障害がある人たちの仕事にできると感じているそうです。支援学校時代に、働く意欲があるのに仕事する場が少ない障害者がたくさんいることを肌で感じている川谷さんならではです。

生産を始めて8年。これまでたくさんの苦労があったことが想像できるのですが、それをおくびにも出さずご覧のとおりの笑顔でポジティブにすべてを受け止め、信じる道を進んでいらっしゃる姿が印象的でした。

美味しい出汁がでて栄養価も高い「たもぎ茸」。

今後海外へも販路を広げるべく、川谷さんの挑戦は続きます。(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

9月20日(日)放送《予告》

放送日の翌日にあたる9月21日は「世界アルツハイマーデー」。認知症への理解を深めることなどを目的に制定された日です。

以前に比べると 認知症についての情報は増えてきたと感じますが、病の特徴の一つである、『当たり前にできていたことができなくなる』辛さや葛藤など、本人や家族にしか分からないことは多いはずです。だからこそ、周囲の理解が求められています。

今回のゲストは、認知症の人やその家族を支える活動を続けている本山さつきさん(65)です。今年5月から「認知症の人と家族の会」の世話人代表を務めていらっしゃいます。

本山さんのご主人も 今から13年前、57歳の時に若年性アルツハイマーと診断されました。

番組では、本山さんがご主人の認知症の兆しに気づいてから診断を受けるまで。そして会との出会い。さらには自宅や施設、ご主人を看取ることになった病院での二人の時間など 貴重なお話を伺いました。

見た目では症状がわかりにくい若年性認知症。本人や家族が抱える痛みや苦しみを和らげてくれたのが、家族の会だったそうです。一人で抱えてきたものを吐き出すことができる場でもあり、互いの情報交換の場でもあり。今後は家族を支える側に立ち、会への恩返しをしたいと話してくださいました。

そんな本山さんの夢。認知症の人もそうでない人も、お年寄りも子供も気軽に集える場所づくり。私たちも応援します!(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

9月13日(日)放送《予告》

今回スタジオに来ていただいたのは、真っ黒に日焼けしたたくましい腕と、柔軟なアイデアで、様々な被災地を支援し続けている三城賢士さん(37)です。

「熊本支援チーム」として7月豪雨で被災した人吉の復旧のために、まさに体を使ったお手伝いをしたり、「ブリッジくまもと基金」をたちあげ、集まったお金を被災地で活動する様々な団体に渡す後方支援をしたり。

また、支援物資余りが起きてしまう現状をなんとかしようと「スマートサプライ」という仕組みを紹介し、必要なものが必要な分だけとどく「熊本おくりもんプロジェクト」も立ち上げました。

7月豪雨では、コロナ禍で県外のボランティアに頼ることができず支援活動が滞る中、「新しい時代の支援」として三城さんたちが考えたのが、「困っている人たちが困っている人たちを助ける」仕組み。

ボランティアを有償化するというアイデアには賛否両論あったそうですが、ふたを開けてみれば、三城さんたちの考えに賛同した人たちから、2000万円以上の支援金が集まったそうです。その仕組みについて、番組で詳しく聞いていますが、確かに納得!のアイデアなのです。

被災した人たちへ、何かお手伝いしたいけどどうしていいかわからない。そんな人たちも何かを見つけることができそうな30分になりました。(D記)

 


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

9月6日(日)放送《予告》

今回のゲストは、くまもと災害動物支援センター「西原しっぽ村」を運営なさっている茂見寛さん(44)です。熊本地震や今年7月の県南豪雨で被災したネコたちを保護する活動を続けていらっしゃいます。

もともと通常のボランティア活動をしていた茂見さん。東日本大震災の被災地に行き、飼い主がいなくなって町に取り残されたペットをみて被災ペットの存在を知ったということです。その後熊本地震が発生。自ら被災ペットの一時預かりを始められました。

その後多くのペットは飼い主のもとに戻ることができましたが、様々な事情で今も4匹のネコが飼い主のもとに戻れないでいるそうです。

災害が起きた時、家族同様であるペットと一緒に避難できる環境が整うには、まだ時間がかかりそうです。大切なペットの命を守るために、飼い主はどんな備えをすればいいのでしょうか。

いま、菊池市に移転した災害動物支援センターには、今年7月の豪雨による被災ネコなど20匹以上がいて、茂見さんはひとりで毎日世話をしていらっしゃるそうです。

番組では、茂見さんと被災ペットとの心温まるエピソードも伺っています。(D記)


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。