きびる

今日の、いや、この日のこの文章は、本当は、11月7日の月曜日に書いています。未来から、過去の日付の日記を書いています。まるで、夏休みの絵日記のよう。ということで、タイムラグがありますが、そうたいしたことも書きませんのでお許しを。

さて、今日は、方言の笑い話をひとつ。
僕は、方言をあまり使いません。意識的にも、無意識的にも方言を使いません。熊本をこよなく愛する方から怒られそうなのですが、わざとらしく熊本弁を使うのもなんだかおかしな話なので、使わないのです。
RKKで働いていても、そんなにめちゃくちゃ熊本弁を使う人っていないような気がします(大田黒さんが、使ってらっしゃるぐらいでしょうかww)。
うちの子供は、10歳と13歳なのですが、私の実家に行くたびに、「ばあちゃん、何言ってんの?」と子ども達は聞き返すことがあります。
先日は、子ども達が飼っているヨークシャテリアのミッキーを連れて実家に行った時、その犬が、なにかのお皿を舐めてました。それを見た母親が「あら?ミッキーがお皿ばねぶりよる」と言ったのです。
「ねぶる・・・」。子ども達が、ばあちゃん、ねぶるて何?眠ること?ミッキーは寝てないよ。「ねぶる?」と不思議そうな顔をしていました。
その一週間後、実家から自宅に帰ろうとする僕達をおばあちゃんが引き止めて、「柿ばビニールの袋に入れてやるけん、ちょっと待って。もう、きびるだけだけん」。「・・・・きびる?」子ども達は、「きびる」に反応しました。「きびる」って何?「ちびる」のこと?????
そうやって、子ども達は熊本弁を覚えていくのでしょうね。
ネイティブ・アメリカン(インディアン)の方たちの言葉で、こんな言葉を聞いたことがあります。
子ども達は、「なんで?どうして?もっと教えて?」と言う風に言う生き物で、老人は何度も同じことを話したがる生き物。それで、子ども達は色んなことを学んでいく。だから、老人と、子ども達を離れ離れにしてはいけないのだと。
といいながらも、なかなかおじいちゃん、おばあちゃんと皆が暮らせるわけでもありません。
よかったら、お子さん達にもラジオを聞かせてあげてください。特に、月~金の午前中は、熊本弁のオンパレードです(笑)。
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