2020/4/12『一人暮らしのスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
4月も半ば。今週14日,16日になると熊本地震から4年ですねえ。
ボクはネ、前震の日まで熊本でテレビの番組の収録をしておりました。
東京に戻ったら[熊本で震度7]というニュース聞いて、
本当にビックリしましたね。」
※中原さんは後に熊本地震をモチーフにした『うつくしいひとサバ?』と
『ともにすすむ サロン屋台村』で益城町の仮設住宅の住人役を演じました。
中原「熊本の皆さん、本当に不安な日々を送っていたと思います。
一人暮らしの方、不安だったでしょうねえ。
そんな方に寄り添っていたのが、[ラジオ]だったように思います。
ラジオから流れる音楽で救われていた、なんてお話もよく聞きましたよ。
というわけで、今週のお題は[一人暮らしのスピリット]、
お届けする曲は、高木麻早さんで『ひとりぼっちの部屋』」

[今週の一曲]『ひとりぼっちの部屋』高木麻早
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和48年(1973年)高木麻早さんで『ひとりぼっちの部屋』。
すてきな歌声、何とも心が癒やされます。」
[同世代の高木麻早さん]
中原「さてさて!今週のお題は[一人暮らしのスピリット]。
ボクが東京に出てきて一人暮らしの時に、この曲がラジオからよく流れて
きてましたねえ。(ボクと高木さんは)同じ世代なんですよ。
この歌を聴くと、何とも思い出されますねえ。」
[ひとりぼっちの思い出]
中原「この曲を聞いてたのが、文字通り[ひとりぼっち]の部屋。
世田谷の弦巻(つるまき)ってトコでした。
乾物屋さんの二階の四畳半でね、家賃が月7,500円!
アルバイトの時給が150円の時代ですからねえ〜。1日働いて750円でしょ、
5時間働いてますからね、(家賃7500円は)高かったですねえ〜。
トイレが共同でねえ、もちろん冷暖房なんてありませんよ、
夏暑くて冬寒い、ひとりぼっちの部屋でございました。
この歌を聞いていると、ほんと、あの頃を思い出しますねえ。
恋人もいない、友だちもいない、大学は学生運動で閉鎖されてる、、
少ない持ち金で一発当てようとパチンコ屋でスって、
少しづつ、私はオトナになっていきました!」

[一人暮らしのスピリットとは?]
中原「[一人暮らし]の寂しさを癒してくれたのが、この[ラジオ]なんです。
ひとりぼっちのもう一つのお供が[米焼酎]!今夜は[白岳]のお湯割りかな?
ではまた来週!日曜日の夕方5時にお会いしましょうか
大変な時ですけども、皆さまお体に気をつけて。深酒にもお気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。
抽選で[本格米焼酎 肥後時習館]をプレゼントしますバイ!」


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