2026/4/19【涙のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
皆さん最近、涙を流したことがありますか?というか[仕事]で[涙]を流すこと
ありますか?ボクの仕事は[俳優]ですからねえ、[涙を流す]事のも仕事のうちなんですよ。
よく聞かれるのが[どうやって涙を流すお芝居が出来るんですか?]ってことなんですけども
皆さん、どうやってると思いますか?というわけで、今日のお題は[涙のスピリット]
まずは、ボビー・ソロで『頬にかかる涙』、お聞き下さい。」

[今週の一曲]『頬にかかる涙』ボビー・ソロ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1964年(昭和39年)ボビー・ソロで『頬にかかる涙』。
世界を魅了したボビー・ソロの切なくも美しい、甘いカンツォーネ、いいですねえ。
ボクはねえ〜、このイタリアのカンツォーネ、ボクは大好きだなあ〜」

[涙の芝居はどうやって?]
中原「さてさて、今日のお題は『涙のスピリット』。
はじめに話しましたけども、[俳優はどうやって涙を流す芝居が出来るんですか?]と
聞かれる事がありますけれど。
もちろん目薬をさして[ハイ本番!]なんてことも、実はあるんですよ。
そしてね、当たり前にそういうことをする俳優さんもいらっしゃいますけれども…
でもねえ!やっぱり役になりきって、自分のセリフ、相手の芝居見てると、やってるとねえ
自然に感情があふれ出てきて、涙って出てくるんですねえ」

[映画・山本五十六の撮影で…]
中原「でもネ、役になりきっていてても、どうしても[涙]が出なかった事がありまして、
2011年(平成23年)に公開された、成島監督の『聯合艦隊司令長官山本五十六』という映画に出
演した時のことです。山本五十六の役は役所広司さん。
ボクの役は第一航空艦隊司令長官の南雲(なぐも)中将。
自分の作戦の失敗で、多くの戦死者を出してしまった後、役所広司さんに報告するんですね
で、向かい合ってお茶漬けをすすりながら、無念の涙を流す。大変、重要なシーンです。
ここでねえ、何回やっても涙が出ないんですよ。 結局、午前中そのシーンでつぶれて、
お昼ご飯食べて、またやり直すんですねえ。もう成島さんに『申し訳ないですけど、
涙が出ない芝居でやらせてくれ』って言うと、
『じゃ、それでいきましょう』と監督の決断があって、
体を震わせ嗚咽しながら、お茶漬けを黙々と食べる、その芝居でOKが出ました。
まあ、役所さんは何杯、お茶漬けを食ったか。本当に申し訳ないなと思ってました」

[涙のスピリットとは?]
中原「では![涙のスビリット]とは…無理に頬に[涙]を流さなくても悲しみは表現できる。
『山本五十六』の現場では、そう学びました。今夜は[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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