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2023/2/26【映画『ラストショー』のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!月の最後は、私が映画のお話、
たっぷりたっぷりしましょうネ。」
中原「球磨川さん、今月はボクの大好きな映画[ラストショー]のお話をお願いしますよ!」
球磨川「まあ〜![ラストショー]。ピーター・ボグダノビッチの1971年の傑作!」
中原「ああ、ボクはねえ(ボクダノビッチ監督作品)『ペーパームーン』も好きでした」
球磨川「ラストショー]はネ、白黒でネ、1950年代のネ、アメリカの田舎の田舎のスモールタウン
でのネ、何とも悶々とした若者たちの青春を描いたねえ、ニューシネマのネ、本当の本当の傑作。」
中原「では、[ラストショー]の冒頭、田舎のプールバーで流れていたこの曲、お届けしましょう
ハンク・ウィリアムズで[コールドコールドハート]」
球磨川「ハイ!ではまた後でお会いしましょうね」

[今週の一曲]『コールドコールドハート』ハンク・ウィリアムズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1971年(昭和46年)製作の
映画『ラストショー』から、ハンク・ウィリアムズで[コールドコールドハート]。」
球磨川「1971年言うとあんた、この映画の若者たちと同い年くらいやねえ。」
中原「はい。東京に出てきて、何とも寂しく一人暮らしをしていた頃ですねえ。名画座で見たと
思うんですけどねえ、この映画にすっかりイカれちゃいましてねえ」
球磨川「まあ、この映画、映画館でイチャイチャしたりねえ、オッパイがポロリと出たりするからね
あんた、それにイカれちゃったんやね」
中原「いやいや球磨川さん!そこにイカれたわけじゃないんですよ!」

[スモールタウンの青春]
球磨川「ボクダノビッチちゃんも、この[ラストショー]の原作になった[本]にイカれちゃってねえ
映画にしたんよねえ。50年代のテキサスの田舎の小さな小さな町を舞台にするにはネ、
カラーではあかん!色の無い白黒で撮った。70年代の映画なのに白黒なんよね。
白黒にすることでねえ、何とも言えん、テキサスの田舎の若者たちの派手ではない将来の見えない
生き方が心に伝わってくるんよねえ。」
中原「そうなんですよ!球磨川さん。
このボクらの故郷にも通じるような、行き場の無い若者たちの生き方がしっかり伝わってきました」

[映画『ラストショー』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『ラストショー』のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!この[ラストショー]、レンタルやら配信なんかですぐ見られるから、今日見なさい!
あんたねえ、今日帰って見なさい!」
中原「あのね、ボクはネ、DVD買ってあるんでねえ、それで見直します!
[銀しろ]をロックでじっくりと傾けながら…
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2023/2/19【走るスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
今日はコロナで中断していた[くまもと城マラソン]が久しぶりに再開しましたね。
朝からフルマラソンを走られた方、お疲れ様でした。
実はボクもここ数年[走る]ようになりまして…
コロナで映画やドラマの撮影が中心になった時期があって、カラダがなまらないよう
走り始めたんですけどねえ。
さて、熊本城マラソンも無事に終わり[今はもう誰も]走ってないんでしょうかねえ。
というわけで、お届けする曲はウッディ・ウーで『今はもうだれも』。
今日のお題は[走るスピリット]」

[今週の一曲]『今はもうだれも』ウッディ・ウー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1969年(昭和44年)
ウッディ・ウーで『今はもうだれも』。
ウッディ・ウーって中国的なバンド名ですけどねえ、(日本のバンドですよ)
ウッディ・ガスリーの[ウッディ]と、若者の叫び声[ウー]から名付けられたんですってね」

[ウッディとの出会い!]
中原「ウッディ・ウー、実はねえ、デューク・エイセスの事務所にいた頃
豊島園でねえ、生の演奏を聞いてるんですけど、良い曲だなあと思いましたね。
アリスの曲もありますけどもねえ、こちらの方が大元ですよお(笑)」

[走る世界]
中原「今夜のお題は[走るスピリット]。
最近ちょっと忙しくて[走る余裕]が無いんですけどもねえ
毎日走ってたい頃は、走らないと何だか落ち着かないって感じに、
カラダも心もなってましたねえ。」

[走るスピリットとは?]
中原「さてさて[走るスピリット]とは?
[走る余裕]がある、そんな世の中であってほしいですねえ。
[走って]心地よく疲れたカラダに染み渡るのが、[しろ]のお湯割り。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/2/12【知るスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて連休の日曜日、皆さまいかがお過ごしですか?昨日2/11建国記念日は昔から
変わっておりませんけども、
以前は1/15だった成人の日とか10/10だった体育の日、スポーツの日ですねえ、
連休にするために[ハッピーマンデー]という事で月曜日になってますよねえ。
この制度に変わってもう20年以上経っていますが、ボクの場合、まだ子供の頃の祝日
の感覚が残ってるもんですからねえ。皆さんいかがですかあ?
昭和生まれの皆さんも、残ってませんか?」
こうやってラジオで、暦の話をすることで、あ〜昨日は◎◎の日だったか!なんて
[知る]ことができますよね?というわけで今日のお題は[知るスピリット]。
お届けする曲は長谷川きよしさんで『別れのサンバ』。」

[今週の一曲]『別れのサンバ』長谷川きよし
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1969年(昭和44年)
長谷川きよしで『別れのサンバ』」

[長谷川きよしさんを知る]
※長谷川さんは実は目が見えない全盲の方。盲目のシンガーソングライターでギタリスト。
中原「当時ですね。長谷川さんと同じ盲目のギタリストでホセ・フェリシアーノという人が
とても人気でしたねえ。
この二人のギタリスト、本当に色々大変な事があったと思いますけれども、
素敵な曲をたくさん送り出しています。
石井好子さんを通じて、長谷川さんを応援している加藤登紀子さんを知りましてねえ。
その加藤さんから多くの音楽家と出会い、多くの曲を[知る]ことができました。」

[ラジオで知る]
中原「さてさて今夜のお題は[知るスピリット]。
この[別れのサンバ]、発売直後はあまり売れてなかったんですけど、このラジオの深夜放送
で、この曲はジワジワと人気を広げてヒットにつながっていったという
ラジオのまた凄さがここにもありますよねえ」

[知るスピリットとは?]
中原「ではでは![知るスビリット]とは…
[ラジオ]や[人]と出会うことで、新たな世界を[知る]。ボクにとって多くの出会いの場が
焼酎を飲み、ウマい肴をいただく[酒場]であったり[飲み屋]さんであったりしました。
今宵はいつものあの店で、[待宵]を一杯!とまいりましょうかね?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/2/5【帰り道のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
まだまだ寒い2月!昨日2/4は春のはじまり=[立春]でしたねえ。
[春は名のみの風の寒さや]なんて、歌の[早春賦]で歌われるようにですねえ、
2月は寒い寒い!真冬です。
[真冬の帰り道]をひとりで歩いていると、ホントに風が冷たくてですね寒いですねえ。
コレはもう、早くどっかの店に入って[白岳]のお湯割りで温まりたい!
というわけで、今日のお題は[帰り道のスピリット]
ザ・ランチャーズで『真冬の帰り道』お聞きください。」

[今週の一曲]『真冬の帰り道』ザ・ランチャーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1967年(昭和42年)ザ・ランチャーズで『真冬の帰り道』。
このランチャーズってのはねえ、もともと加山雄三さんのバックバンドでしたねえ。
ワイルド・ワンズもそうでしたけど、加山さんと同じ慶応大学でねえ、
『若大将』シリーズにもずいぶん出てましたねえ。」

[東京の帰り道は…]
中原「さてさて、今日のお題は[帰り道のスピリット]!
人吉も熊本市内も底冷えするんですけどねえ、東京の寒さってのは、また違いますよ。
ビル街ですからねえ。こう、風が強くってねえ、しかもカラッカラに乾燥してるんでしょ。
ボクが東京に出てきて一人暮らしを始めた頃は、この東京の[冬の帰り道]が
何とも辛くって、寂しかったですねえ。」

[恋より食欲!]
中原「当時、ボクは10代の終わり。まあ青春真っ盛りの年頃だったわけですよ。
このの歌みたいに[大好きだけど言い出せなくて]なんて、一回も無かったですねえ。
全く女っ気の無い青春時代でございました。
[真冬の帰り道]を一人さびしく歩いていると、住宅街の台所からねえ、ふわ~っと
おいしそうな香りがしてくるんですねえ。カレーとかねえ、塩サバを焼く匂いとかねえ。
なんとも[恋よりも食欲]の帰り道でございましたあ!」
[帰り道のスピリットとは?]
中原「さて![帰り道]のスビリットとは…
あの頃と変わらず、ボクの[帰り道]は[食欲]です。[おいしいもの食べたい!]
と思ってしまいます。そして[おいしい料理で米焼酎を飲みたい!]
今夜は、やっぱり[白岳]のお湯割りで!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/1/29【男はつらいよのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!今年も、月の最後は私が出てきて
映画の話たっぷりたっぷりしますヨ。今日は何の映画のお話しましょうかね?」
中原「球磨川さん、1月=正月と言えば、やっぱり寅さん!『男はつらいよ』じゃないですか?」
球磨川「まあ〜!その通り!正月になったらねえ、松竹行って[寅さん]見るんがねえ
昭和の昔は当たり前やったけどねえ。最初の頃はそんなに当たってなかったんよ」
※「男はつらいよ」は渥美清主演で48作とおまけの2本がつくられてます。

中原「あれ?そうでしたっけ?」
※もともとテレビドラマだった『男はつらいよ』、最終回で寅さんがハブに噛まれて死亡
けれど、視聴者からクレームの嵐で、慌てて死んだ事を無かった事にして
映画の寅さんが始まったのが1969年(昭和44年)、けれどあんまりヒットしていません。

球磨川「5作目で映画も終わらせようとしたらこのあたりからどんどんどんどん人気出てきて、
70年代に入ってからようやく年末公開の[正月と言えば寅さん]になったんよ」
中原「そうでしたか!ではでは1月にピッタリな[男はつらいよ]主題歌、お届けしましょう」
球磨川「ハイ!また後でお会いしましょうね」

[今週の一曲] 『男はつらいよ』渥美清
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1969年(昭和44年)
『男はつらいよ』から、渥美清さんの主題歌[男はつらいよ]!
球磨川さん、実はネ。山田洋次監督はねえ、ボクと同じ町内のご近所さんなんですよ。
まだ一度も呼ばれた事はないんですけどもね。
山田監督が脚本書いたNHKドラマでの『遥かなる山の呼び声』。コレ高倉健さんが映画でやりましたけどね、そ
れには出ました。」

[山田洋次監督裏話]
球磨川「あのネ、(山田洋次監督は)大阪出身で東大出の超インテリ!
自分で脚本も書いてるから、まあこだわってねえ、演出がしつこいしつこい、
現場でかなり粘るね?」
中原「そうなんですよ!球磨川さん。
山田組に出た俳優仲間はねえ、かなり[厳しい、キツイ]と言ってましたねえ。
山田さん生きてますから、あんまり言えないけどネ。
好物見つけるとねえ、ターゲットにしてね、まあ延々とダメ出しをする。らしいんですねえ。
ある人からねえ『中原さん、あんたねえ、山田監督の大好物だよ。行ったら絞られるよ』なんて
言ってましたけどねえ。」
球磨川「まあ、それもねえ、それも良い映画を作るため徹底したこだわりがあったからこそ
国民的な映画として[男はつらいよ]は日本人の正月の風物詩となり、ずっと愛されてきたんヨ」

[『男はつらいよ』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『男はつらいよ』のスピリット]とは?」
球磨川「山田洋次監督の餌食になる[俳優はつらいよ]ってトコかしらネ。あんた気をつけなさいよ」
中原「ハイ!心します。今宵は、スッキリ[銀しろ]をロックでじっくりと。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。(寅さん口調で)
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/1/22【北へのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。先週が大寒(だいかん)、寒さも更に厳しくなって参りました。
どうか皆様、お体に気をつけてお過ごし下さいませ。
さて、前回もお話したんですけれども、ボクは来月の2月に北へ向かいます。
北の果て、北海道の十勝で[おしゃべりな写真館]の真冬のシーンの撮影で
ございます。来月2月は[北へ]! というわけで、今日のお題は[[北へ]のスピリット]。
小林旭さんで『北へ』、お聞きください!」

[今週の一曲]『北へ』小林旭
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1977年(昭和52年)
小林旭さんで『北へ』。小林さんの歌声、良いですねえ。
何とも哀愁があってねえ、[北]の街の風景というか景色が浮かんでくるんですよ〜」

[中原丈雄、北へ]
中原「さてさて、今日のお題は[[北へ]のスピリット]。
ボクは来月2月、[北へ]向かいます。北海道の四季をじっくり描く映画
「おしゃべりな写真館」の[冬]のロケなんですけどもね。
いやあ真冬の北海道の寒さ、半端じゃないですね。マイナス20°C!いやあ凄いですよ」

[北海道の冬の夜]
中原「そいでね、まあ撮影が終わってから、町で一杯!なんつって繰り出すんだけれども
北の…北国の夜の、雪が舞い落ちるようなトコロでねえ、赤提灯のトコロで一杯飲む。
そして、シメのラーメンつうのは、良いですねえ。
そいでねえ、そいで、この、北へ流れてきた訳ありな家族、親子の声なんてのも
飲んでると耳に入ってくるんですね
『純、風力発電がダメならなんで水力発電やらないのかって言ったろ、
父さん、ドキッとした。』(『北の国から84’夏』の田中邦衛さんで)
店員[すいません、もう店閉めますから]
『子供がまだ食ってる途中でしょうが!』

[北へのスピリットとは?]
中原「さて![北へのスビリット]とは…
最後は『北の国から』になってしまいましたが、
いやホント北海道はドラマが似合いますねえ!
今宵は、北海道の飲み屋でもちゃんと飲める[しろ]をお湯割りで乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/1/15【北のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて!寒さ厳しい昨今、皆様どうか風邪、インフル、コロナご注意下さいねえ。
正月の放送でチラリとお話したんですけども、ボクは来月2月から北海道へ向かいます。
北海道の十勝でネ、映画『おしゃべりな写真館』のロケの続きがあるんですねえ。
この作品はねえ、十勝の鹿追町ってトコで百年間続いてる写真館が舞台になってまして…
北海道の四季を映画に収めるために、去年から何度も北へ向かっておりましてねえ。」
※十勝に山村留学してきた京都の中学生の女の子と、中原さん演じる写真家が
心を通わせていくストーリーです
中原「ボク自身、[写真]を撮るのが大好きなんですけども、ボクのご近所さんだった
(もう亡くなりましたけども)フォークシンガーの高田渡さんが良い写真を撮るんですよねえ
渡ちゃんが、いい[北の冬]の歌を歌ってましてねえ、今日はそちらをお届けしますね
高田渡さんで『冬の夜の子供の為の子守唄』。今日のお題は[北のスピリット]」

[今週の一曲]『冬の夜の子供の為の子守唄』高田渡
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1983年(昭和58年)
高田渡さんのアルバム『ねこのねごと』から『冬の夜の子供の為の子守唄』。
渡さんの歌声、良いですね。
コレはねえ、もともとの詩は、フランスの詩人ジャック・プレヴェール、『枯れ葉』なんか
も書きましたけどもね、それが元歌になっているんですねえ。」

[来月も北へ!]
中原「さてさて、今日のお題は[北のスピリット]。
去年から何度も映画[おしゃべりな写真館]の撮影で足を運んでいます北海道のへそ!
=十勝。舞台となってる十勝は、2月の最低気温がマイナス20℃になるんですよねえ」

[マイナス20℃の世界]
中原「マイナス20℃になるとねえ、湖が凍るんですねえ。
然別湖って景色の良い湖がありましてねえ、コレが深さ100何十Mもあるんですけども、
それがカチンカチンに凍るんです。それで冬になると[然別湖コタン祭り]ってのが開かれて
その湖の上に氷で出来たドームがいくつも作られて、そこでネ飲んだり食べたりってのが
出来るんですねえ。そして氷の上なのに露天風呂なんかも作るんですよ」

[北のスピリットとは?]
中原「さて[北のスピリット]とは?
熊本も人吉も冬は底冷えしていやあ寒い寒い!なんて言ってましたけども
[北]の寒さはコレ、別次元ですよね!
北海道にも[しろ]を持って行って、お湯割りで腹の底から温めないといけません!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2023/1/8【シングルのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
さて!昭和生まれの方だと、実家の押入れにアナログのレコード盤が眠ってませんか?
でも、レコードプレイヤーが無いから、聞けない!なんて経験ありませんか?
今日はネ、レコードのお話、[シングル]のお話しましょうかね?
では、まずこちらの曲お聞き下さい。ザ・ビートルズで『恋を抱きしめよう』。
今日のお題は[シングルのスピリット]!」

[今週の一曲]『恋を抱きしめよう』ザ・ビートルズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1965年(昭和40年)
ザ・ビートルズで『恋を抱きしめよう』。原題は[We Can Work it Out]。
ボクはねえ、数多いビートルズのヒット曲の中でもねえ、この曲が意外と好きなんですよ。
シングル盤、買いましたねえ。」

[シングルとは?]
中原「さてさて、今日のお題は[シングルのスピリット]。
若い人は[シングル]って分かりますかね?CDも[シングル盤]ありましたからね
分かるかな?片面にネ1曲しか入ってないから[シングル盤]なんですよね。
タイトル曲が入ってるのがA面、ひっくり返した裏のB面はまあオマケ…
ただ、この『恋を抱きしめよう』は両面がA面なんですよねえ
実はA面の裏に入ってる『デイ・トリッパー』、コレがねえB面と呼ぶのは勿体ない!
というくらいの名曲なんですよ
「デイ・トリッパー」もいつかお届けしましょうかねえ!」

[シングルのお値段]
中原「さてさて、『恋を抱きしめよう』のシングル盤は330円でしたね。
当時の大学初任給が2万円くらいですかね。お蕎麦が50円、コーヒー80円の時代ですヨ。映画が
350円。えー、それでレコード盤が330円、意外と高いですよねえ。
それでも(中学生の)ボクは、迷わずビートルズのシングル盤を買ってましたよ。」

[シングルのスピリットとは?]
中原「ではでは![シングルのスビリット]とは…
お小遣いを貯めて買った貴重な貴重なビートルズのシングル、何回も何回も
聞きましたねえ。だからこそねえ、この歌はしっかりと自分の中に染みこんでいるんですね
今宵はしっかり染み込む味わいの[時習館]で一杯とまいりましょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2023/1/1【一月一日のスピリット】

中原「あけましておめでとうございます!
今年2023年も熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする、
人吉生まれの球磨育ち、中原丈雄です。

2019年の4月からスタートしたこの番組、4回目の新年のご挨拶ですけどもねえ
元旦の放送ってのは初めてですねえ。
皆様にとって今年2023年が良い年となりますように!
というわけで、今日のお題は[一月一日(いちがついちじつ)のスピリット]
では若草児童合唱団で[一月一日(いちがついちじつ)]、お聞きください。」

[今週の一曲]『一月一日』若草児童合唱団
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1893年(明治26年)発表の唱歌「一月一日(いちがついちじつ)」。
若草児童合唱団の歌声、お聞きいただいております。
ボクはこの歌はねえ[年の始めのためしとて]という題と思ってたのですが
「一月一日」と書いて、[いちがつ・いちじつ]というタイトルの歌なんですね」

[ふるさとの正月は]
中原「ボクのふるさと人吉球磨の一月一日はですねえ。
朝から近所の神社にお参り、皆集まって竹筒に入れた[白岳]を燗につけて
直燗ですよ。そして9時くらいからですかねえ、焼酎三昧の元旦ですからねえ。
焼酎の肴は真っ赤な真っ赤な[酢だこ]。
そういう一月一日を迎えております。」

[2023年の抱負]
中原「さてさて、今年2023年皆さまはどんな年になりそうですかねえ?
ボクはですね、今月まずNHK大阪、BKって言うんですけどね、
去年から撮ってる南海トラフをテーマにしたドラマの撮影がありましてねえ、
それから来月2月には、北海道の十勝で映画のロケ。
コレはこの番組でも何度か紹介してますけどネ、北海道の四季をじっくりと
撮ってきた「おしゃべりな写真館』の冬のシーンの撮影がまだ残ってるんですね。
真冬の北海道、マイナス20°Cだそうですよ!心して臨みませんとね」

[一月一日のスピリットとは?]
中原「では![一月一日(いちがついちじつ)]のスビリットとは…
やはり元旦は、『祝う今日こそ楽しけれ』。家族、友人、皆さまが健やかな
一年を迎えられますよう祈り、祝いましょう!
今夜は、人吉球磨の正月伝統の燗づけの[白岳]で一杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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2022/12/25【『卒業』のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
今日は世間様はクリスマスやねえ、クリスマス映画言うたらねえ
フランク・キャプラの[素晴らしきかな人生]エエねえ。」
中原「今日はネ、クリスマスとは関係なく、ボクが[冬]にピッタリと思う音楽を選びました。」
球磨川「まあまあ!クリスマスやのにクリスマス関係ないなんて、まあ!あんたイケズ!
まあ、映画音楽じゃないとダメよ!私が出る意味無いヨ」
中原「ハイ!もちろん映画音楽でございます。[サウンド・オブ・サイレンス]です」
球磨川「まあ!素晴らしい!まあ名曲!『サウンド・オブ・サイレンス』はねえ
映画「卒業」の主題歌。ダスティン・ホフマンも素晴らしい!」
中原「では、お聞きください!サイモン&ガーファンクルで『サウンド・オブ・サイレンス』!
今日のお題は『映画・卒業』のスピリット!」
球磨川「ハイ!また後でお会いしましょうね」

[今週の一曲]『サウンド・オブ・サイレンス』サイモン&ガーファンクル
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1967年(昭和42年)公開の
映画『卒業』から、サイモン&ガーファンクルで[サウンド・オブ・サイレンス]!
この曲を聞くと、ボクは冬の透き通るような静かな景色が思い浮かぶんですね」

[映画[卒業]は甘い青春映画にあらず!]
球磨川「あんた!アメリカの卒業式は5月や6月やからね。この映画の季節とまるで違う。
けどねえ『サウンド・オブ・サイレンス』は歌い出しで
『けっして未来は明るいモンや無い』言う、暗く寂しい歌詞やねえ。」
中原「映画『卒業』は、クライマックスでダスティン・ホフマンが他の人の嫁さんになった
キャサリン・ロスを教会から連れ去るシーンが有名ですけどねえ、いざ連れ去ってバスに二人で
乗り込むと、どんどん表情が冷めていって、決してハッピーエンドじゃないんですよねえ」
球磨川「そう!この映画『卒業』を甘い甘い青春ストーリーと勘違いしてる人もおるかも知れんけど
ダスティン・ホフマンは、キャサリン・ロスの母ちゃん[ミセス・ロビンソン]とドロドロの
不倫してるからネ。まあ情けない、まあイヤラしい。でもねえ、そんなけしからん大学生を見事に
見事にダスティン・ホフマンが演じとるねえ」

[役者ダスティン・ホフマン]
中原「この映画でダスティン・ホフマンは、新人なのにアカデミー賞候補になりましたねえ」
球磨川「そう!『卒業』でアカデミー賞候補でしょ、この次の『真夜中のカーボーイ』でも
アカデミー候補。映画ごとにまるで違う役を演じて、まあ素晴らしい!
『わらの犬』も『パピヨン』も見事やねえ。」

[『映画・卒業』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『卒業』のスピリット]とは?」
球磨川「まあこの年末、実際に見てみなさい!ビックリするくらい見事!それが[映画『卒業』]」
中原「今宵は、見事な味わいの[待宵]をロックでじっくりと。
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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