1月23日(日)放送分《予告》

小さい頃の記憶にはどんなものがありますか?寝る前に読んでもらった絵本の記憶、おんぶされて聞いた子守歌、おばあちゃんと遊んだわらべうた…。子供にかける《ことば》の大切さを教えてくれるのが今回のゲスト、高野和佳子さん(66)。高野さんは読み聞かせやわらべうたを通じて子育てを応援する、NPO法人子育て支援ネットワーク『ぺぺぺぺらん』の代表です。 シャツかわいい!

高野さんは、「生まれてすぐから読み聞かせは必要」だと話してくれました。生後間もなくなんて、内容なんて理解できないだろうになぜ?という疑問はお話を聞いてすぐに晴れました。

また、赤ちゃんが本能的にお母さんの言葉を引き出そうとする行動があることや、読み聞かせをする中で絵本作家が紡ぐ洗練された言葉を子供が母親の言葉『母語』で耳にすることの大切さなどを丁寧に話してくださいました。

 興味深い話をたくさん伺うことができました。

そうそう、読み聞かせ以外にも子守歌やわらべうたが子供の脳のどこに刺激を与えるのかなどの高野さんの話を聞いているうちに、美香ちゃんが幼いころのおばあちゃんの記憶が蘇えってきましたよ!世の中のおじいちゃんおばあちゃん、お孫さんたちに自信をもって昔からの歌やお話を伝えてください。豊かな心を育んでくれるに違いありませんよ。(D記)


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1月16日(日)放送分《予告》

今回のゲストは県立美術館の学芸員、林田龍太さん(43)です。林田さんが企画しているのが2月25日から始まる『エビハラがいた時代(ころ)1945‐1976』エビハラとは、戦後熊本の美術をけん引した海老原喜之助氏。日本の近代美術史に大きな足跡を残した画家です。

 笑顔もですが、声も素敵です~!!

番組では、企画展の構成や海老原氏の人となりなど、林田さんの調査を元にした興味深い話を、魅力的な声で聞くことができますよ。

 海老原画伯の絵に「ギャップ萌え」するそうです

番組後半では、林田さんがどうやって学芸員になったのかを聞きました。これから学芸員を目指す人の参考に…は ならないだろうことは先に言っておきます(笑)あっという間に時間が過ぎてしまった楽しいインタビューでした。(D記)


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1月9日(日)放送分《予告》

災害などが発生するたびにヘリコプターが出動し、被災者を救助する姿をニュースなどで目にします。いわゆる「防災ヘリ」のパイロットが今回のお客様です。

 キュートな笑顔の西村博文さん(50)

西村さんは天草エアラインに所属していて、県の防災ヘリの運行を任されています。災害などが起きると消防本部からの要請を受け、空からの救助に向かうそうで、熊本地震や令和2年7月豪雨などでも出動して救助活動に携わりました。

防災ヘリのパイロットは、救助隊員や被災者の「命」を背負う仕事です。気象状況や給油のタイミング、飛行時間の管理などあらゆることを同時に考えながら判断する。一瞬たりとも気が抜けません。そこで西村さんは防災ヘリやドクターヘリを目指す人や、すでに携わっている人たちに向けての「教科書」(西村さん曰く『僕の失敗談です』)を出版なさいました。こうしたものはこれまでになかったそうです(ということは世界初!?)。

これまでに多くの被災者に接してきた西村さんは、気象予報士としての顔もあり、熊本地震の後に防災WESTを立ち上げ、子供たちに『予防的避難』の大切さを伝えています。命を守る行動の大切さを最前線で実感しているからこそ、西村さんの言葉は子供たちにも伝わっているようです。(D記)


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1月2日(日)放送分《予告》

年明け最初のお客様は、道の駅さかもとの駅長さんで、八代市の坂本町で「地域残し」に取り組んでいる道野真人さん(46)です!

 ん?地域残しって?

道野さんが暮らす坂本町は、町の中心部が球磨川の本流沿いにあり、令和2年7月豪雨で大きな被害にあいました。1年半が過ぎた今もまだ「地域おこし」のレベルではなく、次の世代に何を「残す」のかを考えている段階だそうです。道野さん自身も現在みなし仮設住宅に暮らし、期限が延長されるかどうかの話し合いが始まるそうです。高齢者も子供たちもそれぞれに決断のタイミングが来ているのに、判断材料となるものがない。安全に暮らせる保証がない中で不安だらけだそうです。だからまずは町の存続を考える「地域残し」。

道野さんは東京生まれの東京育ち。両親のルーツが坂本町にあることから、およそ20年前に移住してきました。田舎暮らしを楽しんでいた中で起きた災害に、道野さんはこれまで自分がまだ旅行感覚でいたことに気づき、災害をきっかけに本気で坂本の将来を考えるようになったと話してくれました。

熊本地震では被災者の支援に走り回っていたという道野さんですが、いざ自分が被災者になってみて、分かってなかったことの多さに気づいたそうです。大切なふるさとを「残し」て「興す」活動はまだスタート地点です。応援します!(D記)


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12月26日(日)放送分《予告》

可能な限り心がけたい地産地消。今回は牛肉の話です。スタジオに来てくださったのは、あさぎり町でおよそ200頭の牛を育てている肥育農家の藤原ルミ子さん(50)です。

 B’zの大ファンだそう!

今年、藤原さん夫妻が育てた牛の肉が、5年に一度開催される県の品評会で「黒毛和種グランドチャンピオン」に輝きました!おめでとうございます!飼料の配合にも気を配り、大切に育てていらっしゃる努力の結晶だと思います。良い牛に育てるには大変なご苦労があると思うのですが、藤原さんは笑顔で「たいしたことないですよ」とおっしゃっていました。その余裕が牛にも伝わってるのでしょうね。

地産地消といえば、藤原さんが暮らすあさぎり町のスーパー(Aコープ)の牛肉コーナーには地元産の肉しか販売していないそうです。今は耳標番号などで生産者をたどれるため、知り合いから「ルミちゃんとこのお肉美味しかったよ~」なんて声を掛けられるそう。そんな環境だからこそ、なおさら美味しいお肉を造らなくては・・・とやる気も出そうです。

番組ではいい肉を作るための努力や仕事のやりがい、そして今後の計画なども伺いました。お楽しみに!(D記)


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12月19日(日)放送分《予告》

イベントなどで出会ったことがある方もいらっしゃるでしょう。今回のゲストは手作りの人形劇団「ピエロック一座」の団長・ピエロックさん(38)です。

 個性的なファッションがとてもお似合いです!

一座といっても、人間の団員はピエロックさんとチェリーさんの2人。あとは30~40体のあやつり人形たちがスタンバっています!全部ピエロックさんたちの手作りで、とても愛らしいんです!

人形劇団といっても子供向けではありません。そもそもピエロックさんには大人向け・子供向けと区別するつもりもありません。み~んなの心にファンタジーを芽生えさせたいと願っています。

 チェリーさんも一緒に!

自称ファンタジー研究家でもあるピエロックさん。お話を聞いて『うんうん』と納得することがたくさんありました。是非オンエアでピエロックワールドを体感して、その後は生の公演を見てください。番組内で公演情報もお伝えしています!お楽しみに!

(占いのようなもので「あなたの心は今も高校一年生」と言われたことがある担当D・記)


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12月12日(日)放送分《予告》

自分の頭にぴったりサイズで、かぶっていてもストレスがない帽子。そんな帽子を手作りしている帽子作家の前田則子さん(49)が今回のゲストです。

 かわいいっ!

前田さんは、もともと手作りの布小物を作っていましたが、身近な友人がガンで闘病の末亡くなったり、我が子の誕生を経験したりと『生』と『死』を意識することが多かったそう。そんな中で手作りの帽子に特化したきっかけは、およそ3年前にガンを患った友人から治療中にかぶるニット帽を作ってほしいと頼まれたことでした。

治療中にかぶるニット帽は、頭髪が抜けるなどした状態をカバーする役割もあるため、外で脱ぐことはありません。だから肌に当たる部分はやさしいオーガニックコットンを使用。サイズもS/M/L/LLと細かく分けてジャストサイズをストレスなくかぶってほしいと思っています。さらに家から出たくないという人にはたくさんの商品を車に積んで訪問販売してくれます。当事者に可能な限り寄り添いたいという前田さんの気持ちが伝わります。

 美香ちゃんも行動を起こしました!内容は番組で!

しかし、大きな壁にもぶつかりました。ニット帽をかぶることで治療中だと周囲に知られるのが、ひいては他人に同情されるのが嫌だという声が数人から聞こえてきました。患者さんのためを思ってしていたことが新たな悩みを引き起こしていた。そのことに悩んだ前田さんが思いついたことは…! 詳しくは番組で! ヒントは「1000人チャレンジ!」です。(D記)


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12月5日(日)放送分《予告》

最近《腸活》なんて言葉もよく聞きます。具体的にどういうこと?という方のために、今回のゲストは美腸・快腸セラピストの山本久美子さん(52)です。

手にしているのはオリジナルキャラ『腸女』だそうです!

以前エステサロンを経営していて、なかなか成果が出ない人たちの多くが便秘に悩んでいることに気づいた山本さん。運動や食生活の改善に加えてもうひとつ、『心の整理整頓』の大切さに気付いたそうです。それがマインドフルネス。瞑想といってもいいですね。

 番組ではすぐにできる『食べるマインドフルネス』を教えてもらいました。みなさんも是非!ご一緒に!山本さんが今年5月に出版した著書「便秘は「心」のSOS!」にはトイレでできるエクササイズなどもあるそうです。さぁ、美しい腸を目指してもうひとふんばり(!?)(D記)


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11月28日(日)放送分《予告》

きょうは、大好き~!な人が多いコーヒーのお話です。スタジオに来ていただいたのは後藤コーヒーファームの後藤至成さん(64)です。

 パワーあふれる笑顔です!

南阿蘇でコーヒーが栽培されていることをご存じでしたか?後藤さんは、阿蘇清峰(現・阿蘇中央)高校で教師をしていた頃からコーヒー栽培に挑戦していて、高品質なコーヒーが阿蘇でも育つことに確信を持っていました。

その後発生した熊本地震で被災した南阿蘇村。以前のように村にたくさんの人たちが集まるために一役買おうと、退職後に本格的なコーヒー栽培を始めました。今では若手の生産者も増え、阿蘇珈琲としての活動もスタートしています。

 ドリップパックもあるんですよ!

阿蘇でコーヒーの木が育つの?と思ってるみなさん、コーヒーの木って意外とたくましいんですって。詳しくは番組の中でご紹介していますが、後藤さんが育てるコーヒーは、「実が締まって香り高い」「鮮度がいいのでフルーティー」「水管理ができるので甘い」という特徴があります。

 南阿蘇にぜひ足を運んでください

まずは一杯、お試しあれ!(D記)


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11月21日(日)放送分《予告》

熊本を代表する観光地のひとつ、水前寺成趣園がいつ造られたのかご存じでしょうか。今年でなんと完成から350年になるのだそうです。それを記念する様々なイベントについて、この人に聞くのが一番!とお招きしたのが県文化協会の名誉会長・吉丸良治さん(82)です。

 歴史の話があふれ出してきます。

水前寺成趣園を造ったのは細川家第三代藩主の細川綱利公。当時から熊本の「水」を守り伝えようという思いが今につながっているということです(詳しい話は番組と、27日(土)開催のシンポジウムで)。

熊本の歴史文化に明るい吉丸さん。番組では吉丸さんの歴史好きのルーツにもせまりました。それは吉丸さんが幼いころ、おじいちゃまが寝物語として話してくれた歴史や郷土史。おじいちゃまは明治3年生まれ。西南の役で田原坂へ向かう官軍の休憩場所に行き、兵士から聞いたという話を吉丸さんにしてくれたそうです。県庁に入庁してからも郷土史を学び続けた吉丸さん。その勤勉さにはみなさんも驚くと思いますよ。

名もない職人の深い技を見出し、地元の伝統を守りつなげようとしている吉丸良治さん。いつまでもお話を聞いていたかったです。(D記)


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