2023/2/26【映画『ラストショー』のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!月の最後は、私が映画のお話、
たっぷりたっぷりしましょうネ。」
中原「球磨川さん、今月はボクの大好きな映画[ラストショー]のお話をお願いしますよ!」
球磨川「まあ〜![ラストショー]。ピーター・ボグダノビッチの1971年の傑作!」
中原「ああ、ボクはねえ(ボクダノビッチ監督作品)『ペーパームーン』も好きでした」
球磨川「ラストショー]はネ、白黒でネ、1950年代のネ、アメリカの田舎の田舎のスモールタウン
でのネ、何とも悶々とした若者たちの青春を描いたねえ、ニューシネマのネ、本当の本当の傑作。」
中原「では、[ラストショー]の冒頭、田舎のプールバーで流れていたこの曲、お届けしましょう
ハンク・ウィリアムズで[コールドコールドハート]」
球磨川「ハイ!ではまた後でお会いしましょうね」

[今週の一曲]『コールドコールドハート』ハンク・ウィリアムズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1971年(昭和46年)製作の
映画『ラストショー』から、ハンク・ウィリアムズで[コールドコールドハート]。」
球磨川「1971年言うとあんた、この映画の若者たちと同い年くらいやねえ。」
中原「はい。東京に出てきて、何とも寂しく一人暮らしをしていた頃ですねえ。名画座で見たと
思うんですけどねえ、この映画にすっかりイカれちゃいましてねえ」
球磨川「まあ、この映画、映画館でイチャイチャしたりねえ、オッパイがポロリと出たりするからね
あんた、それにイカれちゃったんやね」
中原「いやいや球磨川さん!そこにイカれたわけじゃないんですよ!」

[スモールタウンの青春]
球磨川「ボクダノビッチちゃんも、この[ラストショー]の原作になった[本]にイカれちゃってねえ
映画にしたんよねえ。50年代のテキサスの田舎の小さな小さな町を舞台にするにはネ、
カラーではあかん!色の無い白黒で撮った。70年代の映画なのに白黒なんよね。
白黒にすることでねえ、何とも言えん、テキサスの田舎の若者たちの派手ではない将来の見えない
生き方が心に伝わってくるんよねえ。」
中原「そうなんですよ!球磨川さん。
このボクらの故郷にも通じるような、行き場の無い若者たちの生き方がしっかり伝わってきました」

[映画『ラストショー』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『ラストショー』のスピリット]とは?」
球磨川「ハイ!この[ラストショー]、レンタルやら配信なんかですぐ見られるから、今日見なさい!
あんたねえ、今日帰って見なさい!」
中原「あのね、ボクはネ、DVD買ってあるんでねえ、それで見直します!
[銀しろ]をロックでじっくりと傾けながら…
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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