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2022/8/28【バグダットカフェのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
今年の夏はねえ、還暦のトム・クルーズちゃんの映画が大大大ヒット、嬉しいねえ〜」
中原「30何年かぶりに『トップガン』の続編をやって、頑張ってるらしいですねえ」
球磨川「そうよ!あんた!トムは還暦でもジェット機でブーン飛ぶ!あんたも頑張んなさい」
中原「はいはい!という事は今日はトム・クルーズの映画の紹介ですか?」
球磨川「トムよりネ年上!年を重ねてから魅力を増してアカデミー賞まで取った
ジャック・パランスが出とった映画『バクダットカフェ』のお話しましょ」
中原「なるほど、なるほど!今日のお題は[映画『バグダットカフェ』のスピリット]。
お届けする曲は、ジェヴェッタ・スティールで『コーリング・ユー』。」
[今週の一曲]『コーリング・ユー』ジェヴェッタ・スティール
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1987年(昭和62年)製作
映画『バクダットカフェ』の主題歌,ジェヴェッタ・スティールで「コーリング・ユー」」
球磨川「『コーリング・ユー』。まあ何とも美しい、何とも響く、良い歌ねえ」
[バクダットカフェはどんな映画?]
中原「『バグダットカフェ』80年代にミニシアターでかなり大ヒットしましたよねえ」
球磨川「そう!『トップガン』の翌年の映画ヨ!
砂漠の真ん中で、ドイツ人夫婦の激しい激しい、でもおかしなおかしな喧嘩から始まって、
奥さんのジャスミンちゃんがダンナと別れる。それでたどり着いた先がバクダットカフェ。
カフェの掃除やらなんやらやってるうちに手品まで披露して、あんたねえ、
バクダッドカフェの人気者になってしまう言う、大人のファンタジー」
中原「映像も独特の色合いで何か良かったですよねえ〜」
[画家のジャック・パランス!]
球磨川「そう!このカフェのモーテルにずっと住んでる爺さんが画家で、ジャック・パランス!
『シェーン』で、黒づくめ黒手袋の殺し屋をやってた怖い怖いジャック・パランスが、
ニコニコ笑顔の、良い爺さんになっとるんよ。」
中原「ジャック・パランス、若い頃は悪役多かったですからねえ。イイ役に恵まれましたネ」
球磨川「そう!画家のジャック・パランスがネ、ドイツのご婦人ジャスミンの絵を描く事で
二人の心が近づいて行くんやけど、そのやり取りが、まあ何とも粋!何とも楽しい!」
[映画『バクダットカフェ』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『バクダットカフェ』のスピリット]とは?」
球磨川「ジャック・パランス68歳でこの映画で見事に返り咲いて、この後70過ぎてから
『シティ・スリッカーズ』いう映画でねえ、見事にアカデミー賞を受賞してるんよ。」
中原「ではでは、今宵は[時習館]で一杯!
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2022/8/21【短い夏のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
この番組[くまもとスピリット]、5分の枠なんですけどもね…
音楽も流すでしょ?実際に喋ってる時間は3分くらいしかありません!
[くまもとスピリット]短い!!そして8月ももう21日![夏]も短い!
ではお聞き下さい。我らが若大将、加山雄三さんで『夏は短い』
今日のお題は[短い夏のスピリット]。」
[今週の一曲]『夏は短い』加山雄三
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和43年(1968年)
加山さんのアルバムの1曲、「夏は短い」。」
[今年の夏は北海道で映画ロケ]
中原「さてさて今日のお題は[短い夏]のスピリット。[夏が短い]と言えば北海道!
今年の7月にね、ボクは映画のロケで北海道に行ってました!
『明日へ〜戦争は罪悪である』という映画を以前、撮ったんですけど
その藤監督の新作『おしゃべりな写真館』という作品です。」
※「おしゃべりな写真館」公式HP https://syashinkan.warabifilm.co.jp/
中原「北海道の十勝の鹿追町って所が舞台なんですけど…
傷ついた少女との出逢いの中で、僕は目が悪くてだんだん目が見えなくなる…
でも、とてもハートフルな良い映画なんですよ」
[北海道の夏は?]
中原「北海道の夏ってねえ、思っていたよりも暑いですねえ
加山雄三さんが[海の男]だとすれば、ワタクシ中原は球磨川育ちの[川男]!
撮影が休みの時にねえ、魚釣りに行くんですよ。
球磨川ではねえ、弟といつもヤマメ釣り行くんですけどね、
北海道はねえ、ブラウントラウトっていう魚なんですよ。
白樺の林を抜けてねえ、もうすぐ河原に出て行ってやるんですけどねえ、
[短い夏のスピリットとは?]
中原「さてさて[短い夏のスビリット]とは…
北海道の川でのブラウントラウト釣り、楽しんだんですけどもね、
一つ問題があるんですよ。
北海道だからねえ、クマが出るんですよ!本当に!
釣りながら向こう岸を見たりしてね、いかにも出てきそうな、
だから爆竹を鳴らしたり、鈴をカンカンカンカンやってもらって、それで釣るんですけどね。
いやあ怖かったですけどねえ、とてもとても楽しうございました。
[短い夏]…故郷の球磨川でクマの心配をせずに釣りを楽しみたいものでございます!
今宵は、人吉球磨の米焼酎[しろ]をハイボールで!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/8/14【舞台のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
さてさて!本日8/14は、コロナで延期延期となっていた山鹿の八千代座での
私、中原の[一人芝居]と[ライブ]でございました!
八千代座からの帰りの車で、この放送を聴いていらっしゃる方も
おられるのではないでしょうか?本日はご来場ありがとうございました。
山鹿の皆さま大変、お世話になりました!」
今日はネ、ライブ後半の2部のオープニングで演奏した、あの曲お届けしましょう。
では、お聞き下さいザ・スパイダースで『バンバンバン』。
今日のお題は[舞台のスピリット]!」
[今週の一曲]『バンバンバン』ザ・スパイダース
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1967年(昭和42年)
ザ・スパイダースで『バンバンバン』。
いかがですか?7割方バンバンバンバンって言ってるだけですけれども、
勢いがあって気分が上がってきませんかねえ?
いいですねえ、この頃のスパイダース、いいですね!」
[八千代座での一人芝居は?]
中原「さてさて、今月のお題は[舞台のスピリット]。
今日の八千代座での[一人舞台]と[ライブ]。ボクは[一人舞台]が初めてのチャレンジで、
チェーホフの[煙草の害悪について]という戯曲を自分で脚色して演じました。
えー、大変ですけれども、コレはやっぱりやりがいがありますよねえ。
ホントにどこででも出来るからね、一人だから。
あの呼ばれたら『うちの台所でやってくれ』って言われれば行って、演りましょうかねえ、
ホントに」
[八千代座でのライブは?]
中原「二部構成のライブだったんですけども…
八千代座の舞台でライブというのはもちろん初めてで。
いつも僕らがやるライブハウスと、全く、この違うんですよネ。
しかもボクらTAKEO.UT・Menのライブって大体夜ですけどね、今回は昼間ですからねえ。
え〜、皆さんが盛り上がってくれるように、曲も、選曲も心がけてやりましたよ!」
[舞台のスピリットは?]
中原「[舞台のスビリット]とは…
今回の[舞台]は歴史ある山鹿の八千代座でした。
明治に出来て、昭和の頃は何か映画館だった場所がやがて廃れて、、
え〜、それが平成の大修理で復活!玉三郎さんがまあ尽力を尽くされて
立て直してくださったと言う言い方でも正解でしょうねえ。
そんな歴史を肌で感じながら、思い切り楽しませていただきました。
いや〜ホント[舞台]は良いですね、楽しいですねえ。
今宵がちょっと贅沢に、みんなとの打ち上げは[待宵]をストレートで!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/8/7【バカンスのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
さあ8月!さあ来週は、八千代座での中原丈雄[一人芝居]と[ライブ]!
いよいよでございます。ライブの準備で大忙しでございますが!
熊本に帰ってくるのは仕事でも、自分にとってはふるさとでリフレッシュできる
ある意味[バカンス]のようなものでもあるんですヨ!
というわけで今日の一曲は、ザ・ピーナッツで、『恋のバカンス』。
今日のお題は[バカンスのスピリット]。」
[今週の一曲]『恋のバカンス』ザ・ピーナッツ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1963年(昭和38年)ザ・ピーナッツで『恋のバカンス』。
いやあ、ヨカですねえ。何ともパワフル!何とも情熱的!」
[初めての沖縄で恋のバカンス!]
中原「この曲を聞きますとね、ボクは初めて沖縄にロケ行った時のドラマを思い出すんですよ
秋野暢子さん関根勤さんが主演だった2時間ドラマ。1本で打ち切りになったんですけどね(笑)
1987年のTBSドラマ『南の海でドッキリ体験』!」
※秋野暢子さんがシナリオライターで沖縄で殺人事件に巻き込まれるってお話です。
ドッキリ体験は殺人事件、中原さんは沖縄の漁師役で出演。
このドラマの主題歌がこの[恋のバカンス]でした。(歌ってるのは秋野暢子さん!)
[中原丈雄のドッキリ体験?!]
中原「この『ドッキリ体験』っていうのは自分の事なんですよ。
あるシーンで秋野さんに、僕が漁師だってトコを見せるために海に飛び込んで
サメを捕まえてくるんです。
何回やってもサメが海ん中、戻って行っちゃうんですよ。小さい(サメ)なんだけどとんでもない!
尻尾持って、檻から出した途端に抱えて、そいで上に上がってくる設定なんだけども
その檻を足台にしてパーンって上に上がって来るんだけど、
サメがねえ、もうバタバタして、やっぱ下に行くのねえ。
あんな小さい魚でも、小さいったって1Mですよ!
これがねえ、何回やっても海に引っ張り込まれて、まあ大変だったですねえ。
ドッキリ体験、私の事ですね(笑)」
[バカンスのスピリットとは?]
中原「[バカンスのスビリット]とは…
ゆっくりした[自分だけの時間]が過ごせる事では無いでしょうか?
今夜は、沖縄の夕日を思い出す[金しろ]を水割りでじっくりと!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました。」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
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2022/7/31【映画『道』のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
月の最後はボクの大好きな大好きな、ホントに愛した映画をご紹介しましょうね。
1954年(昭和29年)のイタリア映画『道』。戦後いちばん最初に日本で上映された
イタリア映画。こんな静かなこんな怖い映画があったんかとビックリした映画でしたよ」
中原「フェリーニの『道』、ボクも大好きですよ。この映画の乱暴な大道芸の男を演じてた、
アンソニー・クイン、これがボク大好きな俳優さんで」
球磨川「あら!あんた!アンソニー・クインちゃんが好きなんや!見直したわ。
アンソニー・クイン、『アラビアのロレンス』も良かったねえ。」
中原「『アラビアのロレンス』もいつかお話いただきましょうかね?
今回は『道』のお話をお願いしますヨ。[ジェルソミーナ]おかけしますネ!
今日のお題は、[映画『道』のスピリット]。」
[今週の一曲]『ジェルソミーナ』スリーサンズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1954年映画『道』
[ジェルソミーナ]。スリーサンズの演奏でお聞きいただいております。」
球磨川「ニーノ・ロータのメロディ、何とも哀しい、何とも優しいネ、見事な音楽ねえ。」
[ジェルソミーナとは]
中原「この曲のタイトル[ジェルソミーナ]と言うのが、この映画のヒロインですね」
球磨川「そう![ジェルソミーナ]言うんは、この映画『道』に出てくる女の子の名前やね。
アンソニー・クインちゃんのね、ザンバノ言う男がおるんよね。
身体に巻いた鎖を『ウッ!』ってやって切る力持ちの大男。
このザンバノがジェルソミーナと巡業をするいうお話やね。
まあ、ザンバノが乱暴で乱暴でねえ、つらくつらくジェルソミーナに当たるんよ」
中原「ジェルソミーナが、それでもザンバノに付いていくあたりが何とも物悲しいですよねえ」
[フェリーニのネオリアリズム]
球磨川「そう![男のわがまま]。昔っから今に至るまで変わらんねえ。
監督のフェリーニがネ、まあ〜、わがままな人生を送ってきてるんやねえ。
子供の頃にネ、学校を脱走してサーカスに逃げ込んだりねえ、10代で駆け落ちしたり
詐欺師をやっていた事もあったんよ。」
中原「なるほど!フェリーニは、そんな破天荒な人生を送ってきたんですねえ。
でも素晴らしいですよねえ。この…いちばん好きかも知れんな、フェリーニで。」
[映画『道』のスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[映画『道』のスピリット]とは?」
球磨川「まあ映画『道』はつらい映画、哀しい映画、
でも、だからこそ、そこに[人生の本質]が見えてくる。
ご覧になってない方、フェリーニの[道]見てみなさい。素晴らしい!」
中原「ではでは、今宵は[時習館]で一杯いきましょうか!
また来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!ではまた来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ!」
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2022/7/24【2022年もやっぱり夏は若大将のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
2019年からスタートしたこの番組も4回めの夏を迎えておりますが、
洋楽の場合はザ・ビートルズ、邦楽の場合は、若大将=加山雄三さんの曲を
多く流しておりますねえ。
『二人だけの海』『お嫁においで』『あの娘に』『夕陽は赤く』『夜空の星』、
今年もやっぱり夏は、若大将の曲をかけましょうか!
ではお聞きください。加山雄三で『君のために』。
今日のお題は[2022年もやっぱり夏は若大将のスピリット]。」
[今週の一曲]『君のために』加山雄三
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和42年(1967年)
加山雄三さんで「君のために」。
ボクはねこの曲が大好きで大好きでねえ、加山さんの歌いっぱいありますけどねえ、
5本の指に入るくらい大好きな曲ですねえ。」
[若大将と青大将]
中原「この『君のために』コレは、若大将シリーズの10作目『南太平洋の若大将』の
主題歌ですね。この1967年は若大将シリーズがお正月に『レッツゴー若大将』
夏にこの『南太平洋の若大将』、大晦日に『ゴーゴー若大将』と1年に3本も
「若大将」が公開されてんですねえ。そんだけ人気があったって事なんですね」
※歌の中で若大将のセリフが…
若大将セリフ『夢みたいだなあ、君みたいなステキな人に会えるなんて…』
中原「この若大将のセリフを受けて、青大将がこう言うんですよ。
『あれえ!あいつ俺より手が早いや!ちっくしょう!』(笑い)なんて言ったりするんですけどねえ
[南太平洋の若大将の凄さ]
中原「この『南太平洋の若大将』は最初からハワイで、例のごとく青大将がスミちゃん
に惚れてひと悶着あって、南太平洋のタヒチに行くというスケールの大きい映画でしたねえ。
クライマックスは何と!日本武道館を借り切って若大将の柔道の試合を見せる
まあ日本映画が元気だった頃、今だったらとても出来ないですよ。
いやあ、懐かしいですねえ。今は(田中)邦衛さんもいないし、若大将も年を取りましたし…」
[若大将のスピリットとは]
中原「[若大将のスビリット]とは…
このおおらかさ、軽やかさ、スケールの大きさでしょうねえ。
今宵は、[金しろ]をソーダ割りで、南太平洋に思いをはせましょうか?
いかがでしょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/7/17【遠い渚のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
暑い暑い日が続いておりますねえ、皆様いかがお過ごしでございますでしょうか?
暑い時には、リゾート地で優雅に過ごしたいですねえ。
明日は[海の日]です。
海の見えるリゾートで優雅に昼間っから「銀しろ」ハイボールなんか飲みながら…
まあ人吉球磨出身のボクの場合、海のリゾートなんてあまり縁がなくってねえ
子供の頃から、暑い夏は球磨川にドボン!でございました。
人吉生まれだと[海]は遠いんですよねえ〜、ホント[渚]は遠い!
というわけで今日の一曲はシャープ・ホークスで「遠い渚」!
今日のお題は[遠い渚のスピリット]。」
[今週の一曲]『遠い渚』シャープ・ホークス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和41年(1966年)
シャープ・ホークスで「遠い渚」、心に残っている一曲ですねえ」
[GS全盛期の異端児とは?]
中原「このシャープ・ホークスっていうグループは、安岡力也さんがいたグループで
[GS界の異端児]ですかね[GS界の野生児]なんて呼ばれてましたね。
60年代の後半ってのは、タイガースでしょブルー・コメッツ、
スパイダース、テンプターズ。GSが群雄割拠していた時代ですねえ。
そんな中でシャープ・ホークスってのは、楽器持たないで歌だけでやってたんですけども、
演奏はシャープ・ファイブという(バックバンドがやっていて)
ディック・ミネさんの息子さんで三根(信宏)さんってのが
寺内タケシさんと双璧(のギタリスト)ですよね。その三根さんが演奏してました。
だから、いわゆるその[バンド]という形じゃないんですヨねえ」
[やっぱりビートルズ、やっぱりバンド]
中原「60年代当時、ボクはねえビートルズがねえ、まず一番!
こづかいはビートルズのレコードにつぎ込んで、GSってのはラジオで聞いて覚えるって
感じですかねえ。
えー高校の時にギターを手に入れて、自分で弾くようになってから、
半世紀過ぎた今でも弾き続けてますけれども。自分のバンドで演奏しておりますよ。
来月8月の14日には、八千代座で一人芝居と私のバンドのライブもやりますので
ぜひ皆様、お越しくださいませ!」
[遠い渚のスピリットとは?]
中原「[遠い渚のスビリット]とは…
海が遠い!渚が遠い!都会も遠い人吉球磨で育ったボクでしたが、
[遠かった]からこそ[何くそ!今に見ておれ!]の精神で、
今もこうやって俳優の仕事を続けてるんじゃないでしょうか?
バンド活動をやれているんじゃないでしょうかねえ?
今夜は、スッキリと[銀しろ]ハイボールでやりましょうか!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
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2022/7/10【ギターのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
さてさて!夏真っ盛りでございますねえ。
私、中原は来月8月14日に山鹿の八千代座で開催します
[一人芝居]と[ライブ]の準備でバタバタとしております。
翌日からが山鹿の灯籠祭りですねえ。
前にもお話しましたけどもネ、[一人芝居]はチェーホフの[煙草の害について]。
ロシアの、あの憎きロシアの国(の戯曲)ですけれども、チェーホフは素晴らしいですね。
まあ(一人芝居を)やるんですけれども、それだけだと寂しいので、
ボクのバンド[TAKEO.UT.MEN]のライブもやろうと思っております。
そのギターの練習がまた大変なんですよ〜。
今日は[ギターのスピリット]で行きましょうかね?では、こちらの曲お聞き下さい
ロス・インディオス・タバハラスで『マリア・エレーナ』。」
[今週の一曲]『マリア・エレーナ』ロス・インディオス・タバハラス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和32年(1957年)ロス・インディオス・タバハラスで『マリア・エレーナ』。
何とも心地良い調べですねえ、ホッと一心地つく名曲でございます。」
[初めてのギター]
中原「さてさて、今月のお題は[ギターのスピリット]。
人吉球磨の中学高校の学生時代、ビートルズに憧れてGSに憧れていたボクが
初めてギターを手にしたのは16の時でしたかね。
父親が東京で買ってきてくれたんですけど、嬉しかったですねえ。
とは言え、そのギターがいわゆる[ガットギター]、弦がナイロンでね。
その[ガット]で、いわゆる[クラシックギター]ですかね。
当時流行っていた[フォークギター]っていうのは違うんですよ。
(フォークギター=)[アコースティック・ギター]は弦が[金属]ですからねえ。
音が全然違うんですね。
しかもオヤジが買ってきたのは安いギターだったから、ネックが太くて弾きにくい!
でも嬉しかったですねえ。」
[そしてマイギター!]
中原「そしてそして、自分のお金で初めて買ったのがもちろんエレキギター!
こちらも弦は金属ですからね、1万円ちょっとしましたね。
お金はね、その当時、ボクが趣味で集めていた古銭、古いお金で、
その一枚の10円札ってのがネ、人吉で1万円ちょっとで売れたんですよ!
何とそれでボクはエレキギターを買って、それでバンド活動をやっておりました。
それからうん十年、うん十本のギターがボクの前を流れていきましたねえ。」
[ギターのスピリット]
中原「[ギターのスビリット]とは…
ずっとずっと自分の人生の側にあった、パートナーですかね?
夜のパートナーの米焼酎、今宵は[待宵]をストレートで…
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
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2022/7/3【鈴懸の径のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
2年前、令和2年の今日ですね、7/3の夜から、ボクのふるさと人吉球磨が水害に
遭いました。[令和2年7月豪雨]です。知人友人も被害に遭いました。
そういう大変な時にちょっと心を癒やしてくれるのは、音楽ではないでしょうかね?
今日は、こちらの曲をお届けしましょうかね?
鈴木章治とリズムエースの演奏で、[鈴懸の径(みち)]。
今日のお題は[鈴懸の径のスピリット]。」
[今週の一曲]『鈴懸の径』鈴木章治とリズムエース
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは、
1957年(昭和32年)、鈴木章治とリズムエースで「鈴懸の径」。
ジャズのリズムが何とも心地よいですねえ。メロディ大好きです。
もう日本の曲じゃないですね、素晴らしい!世界に通用する名曲だと思います。」
[鈴懸の径は、立教大学の道]
中原「この『鈴懸の径』ってね、もともと第二次大戦中の大変な時代に作られた[歌]でして、
実は歌詞があるんですねえ。
『友と語らん 鈴懸の径、通いなれたる学舎の街♫』大学の歌なんですね。
歌ってた灰田勝彦さんの母校、立教大学の[鈴懸の径]の事です。
スズカケってのはプラタナスよね。広葉樹。
当時はねえ、軍の検閲で、それこそ軍歌みたいな戦意高揚の歌しか流せない時代に
この『鈴懸の径』も出来て、
でも別の歌詞があったのを、[学園歌]に変えて検閲を通ったそうです。
それを10年後、戦後に鈴木章治さんがジャズにアレンジしたバージョンが、
今お届けしているこの『鈴懸の径』なんですねえ。」
[鈴木章治さんの思い出]
中原「ボクはねえ、鈴木章治さんのライブを一度見た事がありまして、20代の頃。
六本木の[バードランド]ってトコで、今でもありますけれどねえ。
当時、(自分が)舞台でやっていた曲がジャズの曲で、
ジョージ・ルイスっていう黒人のクラリネットの奏者(の曲)なんですけども、
その(ジョージ・ルイスの)曲を、
一緒に行った演出家が『おい中原、この曲をリクエストしてこいよ』と言われて…
見事に却下されましたけども(笑)そういう思い出がありますねえ。」
[鈴懸の径のスピリットとは?]
中原「戦時中に生まれたメロディが、戦後にアレンジされ時を超えて流れ続ける
そういった[音楽の素晴らしさ]、がこの[鈴懸の径のスビリット]ではないでしょうか?
今夜は、60年を超え飲み続けられた[白岳]をロックでじっくりといきましょうかね!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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合計3時間まで聴取することができます。

2022/6/26【ジーン・ケリーのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
5月はねえ2回、『ジュテームモアノンプリュ』と『日曜はダメよ』のお話したのに
今月は1回しか呼んでくれんのね!あんた!まあ酷い、まあ薄情!」
中原「いやいや球磨川さん、6月は[雨]にちなんだ曲をかけるんでねえ
呼べなかったんですよ。『長崎は今日も雨だった』で呼べないでしょ?」
球磨川「まあ、あんた![雨]こそがねえ映画の情感、情景を伝えてくれるの
とってもとっても大切なモチーフなんよ![雨]の中での出会い、別れ!
[雨]の中、愛を語る。[雨]と言えば、あの映画!ジーン・ケリーのアレ!」
中原「そうですね![雨]と言えば、やっぱりコレですね!ジーン・ケリーの『雨に唄えば』!
今日のお題は[ジーン・ケリーのスピリット]。」
[今週の一曲]『雨に唄えば』ジーン・ケリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、1962年(昭和37年)
ジーン・ケリーで『雨に唄えば』。」
球磨川「『雨に唄えば』。まあ素晴らしい!雨の中、ジーン・ケリーがねえ
[傘]を[パートナーにして、歌い踊るシーンが!まあ見事!まあ楽しい!
雨でビショビショになってるのに、幸せな楽しい楽しい空気が伝わってくる。」
中原「[雨に唄えば]、ボクも大好きですよ。映画が無声映画=サイレントから
音が出るトーキーに変わる時代の[映画の舞台裏]映画でしたもんねえ。」
球磨川「サイレントの大女優が、トーキーの時代になったら声が酷い!
『あ〜あ〜』言うてね(笑)そいでねえ、若手女優に吹き替えさせるんやね、
でもネそれをずっと隠して自分の手柄にしとる性悪。まあ悪い女!
ジーン・ケリーが吹き替えやっとる若手女優に恋するんやけどねえ、
その恋の気持ちを雨の中で歌うんやね。土砂降りなのに、
畳んだ[傘]を時に相方にして、まあホントに楽しそう!終いには水たまりを
ジャバジャバジャバ、バシャバシャさせて、お巡りさんに睨まれるんやけどネ」
中原「ジーン・ケリーのタップがまた良いんですよねえ」
[アステアよりジーン・ケリー!]
球磨川「この頃やったらフレッド・アステアがねえ、ダンスでは世界イチ言われとった。
ジーン・ケリー本人も『アステアがいなければボクが世界イチ、でも彼がいなければ
ボクはタップダンスを習ってなかった』言うてるんよ。そのタップが本当に見事!
アステアだったら、ダンスが美しすぎて、あんな水たまりをバシャバシャなんて
やらんやろう。ホントあんな粋な水たまりバシャバシャは無いヨ!」
[ジーン・ケリーのスピリットとは?]
中原「では球磨川さん、[ジーン・ケリーのスピリット]とは?」
球磨川「[ジーン・ケリー]だからこそ、[雨でビショビショ]でも、明るく楽しく[幸せ]を表現できた
ホント、太陽のような明るさ!」
中原「では今宵は、太陽のような金色の[金しろ]で一杯いきましょうか!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」
【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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