月別アーカイブ: 2021年3月

03/26 お菓子で被災地に思いを寄せる

ばしこです!

今回ご紹介する主人公のみなさんはこちら 🙂

(左から)

慶誠高校3年 坂井 柚那(さかい ゆずな)さん、2年 櫛山 さくら(くしやま さくら)さん

2人とも熊本県で唯一のパティシエコースに通っています。

一緒に写っているのは、とあるお菓子のデザイン。

実はこのお菓子、ただのお菓子ではないんです。

なんと、昨年7月に起こった県南の豪雨災害の被災地に、お菓子で復興支援をしようという取り組みのために考えられたものなんです!

このお菓子のプロジェクトは、坂井さん率いる3年生のパティシエコースのみなさんが、災害が起こった後すぐに取りかかったんだそう。

といっても、この時はコロナ渦真っ只中で、取り掛かれたのは休校があけた9月からだったそうですが、まずは現地に行かないと!!という思いから、人吉、球磨村、芦北にボランティア活動へ。

坂井さんがボランティアを通して感じた事は、現地の方々の温かさやエネルギッシュな姿。逆に元気をもらって帰ってきたそうです 😆

この活動を通して、被災地をつなぐ事をテーマに3年生のみなさんで作ったお菓子。

人吉・球磨地方のお茶と、芦北のデコポンなど、それぞれの地域の特産品を活かして出来上がったのが、

その名も『輪話笑(わはは)クッキー』

現地のみなさんをまるで体現したかのような素敵な名前のクッキーですよね!

試作品はこんな感じだそうです↓

試作品段階でもめちゃくちゃ美味しそう 😆

今後は企業と一緒にどのような方法で販売していくかなどを詰めていくそうです!

 

が、坂井さんは3年生という事で卒業・・・。

この土台を作って次の世代へバトンタッチ!

そのバトンを受け取ったのが2年生の櫛山さん 🙂

櫛山さんは、スイーツ甲子園に出場する先輩たちのかっこいい姿に憧れてこのコースに入ったそうですが、輪話笑クッキーを作る先輩たちを見て、よりそのかっこよさを感じたそうです✨

このお菓子を誇りに思うと語ってくれた櫛山さんの姿を見て、3年生のみなさんの意志はしっかりと引き継がれているようです 🙂

取材を通して感じたのは、まるで自分たちの事のように受け止めて考える思いやりの深さと、お菓子で被災地に笑顔を届けようとまっすぐに進んでいくプロ根性。

2人の話を聞きながら、私は終始込み上げる涙を我慢するのに必死!

とても10代とは思えない程の人間性の高さを感じさせてもらいました 😉

この放送を通して、県南地域のみなさんに「笑顔」が届けばいいな・・・そう感じました(^^)

このプロジェクトの詳しい活動内容は、「慶誠高校パティシエコース「お菓子で支援日記」と検索していただくと、Facebookのページでご覧いただく事ができます!

今後の活躍が本当に本当に楽しみです!

ぜひ放送を聴いて、みなさんも一緒に応援しましょう!


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

03/19 球磨村の今を伝えたい

2月26日の放送では
昨年の7月豪雨で被害を受けたくま川鉄道を救うべく
募金活動をしている高校生をご紹介しました。

02/26 くま川鉄道を救いたい!


今回ご紹介する主人公は、
その下流・球磨村に住んできた高校生です。

川に近い位置にあるごくわずかな平地を中心に
民家や商店・公共施設があった球磨村。
その被害については
様々なメディアで報じられてきたとおりです。

ただ、
それだけでしょうか?

人吉高校2年生の山本世凪(せな)くん
「球磨村のことをSNSで発信したい!」と
球磨村役場へ電話で掛け合い、
球磨村広報特派員創設へと導いた立役者です。

高校生から最年長81歳まで6人の特派員が
地元住民だからこその視点で切り取られた情報。
発災当時やその後の村内写真だったり、
その後も住民が参加する行事の記事も。

Facebook「球磨村広報特派員」はこちら
https://www.facebook.com/kumamurakouhou/

今回の「HEROES!!」では
世凪くんに発災当時の体験を
辛いながらも語ってもらいました。
そして、球磨村への想いも。

ひとりの若者が何かに突き動かされるように始めた活動を
ぜひ、知ってください。


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

03/12 校内お昼のDJがラジオ進出!

4年半ほど前のこと・・・
地元のケーブルテレビでキャスターを務めた
当時・天草高校所属の生徒をご紹介しました。

11/05 天高SP③現役高校生キャスター!


今回はそれにちょっと近いお話をば。

この3月に小国高校を卒業した
上野大地くんが今回の主役です。(写真右端)

「みんなを楽しませたい!」
「サプライズをしかけるのが好き!」
これまで、文化祭や体育祭といった
校内のイベントとなると率先してアイディアを出し
盛り上げてきた実績を持つ彼に
校長先生から「お昼の放送をやってみないか」と
打診があったのは昨年のこと。

新型コロナ感染防止のため
”食事の際であっても会話を避けるように”
との呼びかけにより、
本来楽しいものであるはずの食事の時間が
じつに静かで淡々としたものとなってしまったことを
寂しく思っていらっしゃった
校長先生が目を付けたのが、大地くんだったのです。

小国高校には放送部が存在していないそう。
そのため手探りだったそうですが
リクエスト曲を募り、
放送室から楽しいひと時を届けたのです。
生徒が好みそうな最新ヒット曲はもちろんのこと、
時にはオリジナル ラヴや德永英明など
(とりわけベテランの)先生方にも楽しんでもらえるよう
配慮の行き届いた選曲をしてきました。

3年生ということもあり、お昼の放送は
1学期で終わったそうなのですが
大地くんの軽快なトークはたちまち話題となり、
すでに進路の決まった2月。
コミュニティFMラジオ局・エフエム小国にレギュラー出演!
小国町じゅうに大地くんの語りが届いたのでした!

今回の「HEROES!!」では
そんな大地くんの幅広い曲の知識の源や
卒業後の意外な進路をご紹介しつつ、
せっかくの”高校生DJ”登場なので
スピンオフ番組「HEROESリクエスト」放送前に
大地くんのリクエスト曲・曲紹介部分も先出し!!

お楽しみに!!

そして・・・
放送の中で中華さんも言ってますが
各中学校・高校でお昼の放送をやっている
放送部あるいは放送委員会の皆さん!
この番組でその放送を流してみませんか?
さすがに全部とまではいかないにしても、
校内放送のみならずRKKの電波に
あなたのアナウンス・トークが乗るチャンスです!!
先生方からの投稿ももちろんお待ちしています。
hero@rkk.jp までお寄せください!!


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

03/05 全集中で持ち上げる!

ばしこです!

今回ご紹介する主人公はこの方 🙂

熊本第一高校 2年 堤 久子(つつみ ひさこ)さん

笑顔がとってもキュートな堤さんですが、一体何の部活をしていると思いますか?

正解は・・・

 

な、何と!!ウエイトリフティングなんです!!

あんな可愛らしい姿からは想像もつきません 😯

堤さんがウエイトリフティングと出会ったのは高校生になってから。

先輩が楽しそうに練習している姿に魅力を感じ、「面白そう」と思って入部を決意したそうです。

そこから練習を重ね、今年の1月に行われた令和2年度第29回全九州高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会にて、59キロ級で見事4位に輝きました!

わずか2年経たない競技人生で九州4位とは本当にすごいです(゚ロ゚)

ウエイトリフティングは、腕だけの力だけで重いバーベルを上げているのかと思いきや、

脚や腰、そして精神全てのバランスが整っていないといけないスポーツ。

このバーの部分だけで15キロあり、これにディスク(重り)を止めるカラーというものを付けると20キロあります。何も鍛えていない人がバーだけを上げるようとすると・・・

こんな感じに必死の形相で腰をのけぞらせないと持ち上げられません。

腰を痛めてしまうとても悪い例ですね~。

これにディスクを付けた状態で、すべてのバランスが整っていると、

堤さんのようにかっこよく上がるんです。

(たしか50キロくらいの重さでした)

ちなみに私も同じものを上げようとしましたが、

びくともせず💦まぁそりゃそうですよね(^^;

本っっっ当に重かった・・・・。

ウエイトリフティングの競技は、

スナッチ(一気に持ち上げる方法)

クリーン&ジャーク(一旦鎖骨まで上げて、その後頭上まで持ち上げる方法)

この2つの方法で、それぞれ3回行い記録を出していきます。

堤さんは、スナッチで60キロ、クリーン&ジャークで70キロを上げるそうですよΣ(゚д゚)

分かりやすく例えると、60キロは電動自転車が1台およそ30キロなので、それが2台分、

70キロは、成人女性の体重がおよそ50キロ、ビール瓶1ケースがおよそ20キロなので、この2つを合わせたくらい。

いかに凄いかが分かりますよね!

そんなオリンピック種目にもなっているウエイトリフティングですが、

熊本県内の競技人口は非常に少なく、第一高校のウエイトリフティング部も、

部員は堤さん1人だけ。

でも逆を言えば、一生懸命練習すれば誰にでも大きな大会に出場できるチャンスがあるという事!

堤さんにどんな人がウエイトリフティングに向いているか聞いてみた所、

「ごはんをたくさん食べるのが好きな人🍚」

意外や意外!でも理由は、体重を減らしてしまうと階級が変わるので、

体重を落とさないためにも常に食べる事も大事になってくるそうです。

他にもいろいろ興味深いお話をたくさん聞いているので、

新年度何か新しい事を始めたいと思っている方、またオリンピックを楽しみにしている方は必聴です!

お楽しみに~♪


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。