月別アーカイブ: 2022年1月

02/04 隠し味はズバリ「まごころ」

ばしこです!

今回ご紹介する主人公はこの方!

嘉島中学校 2年 金谷 優妃奏(かなや ゆきな)さん

金谷さんは昨年11月に開催された、オレンジページ×味の素㈱主催『第9回ジュニア料理選手権』において、中学生の部で見事日本一に輝きました!

応募総数はおよそ1万4400作品!その中での日本一・・・す、凄すぎますっ(°д°)!!

このコンテストは、大切な人に感謝の気持ちを伝える料理を毎回募集しており、今回のテーマが「がんばる人のチカラになるごはん」

全てオリジナルで考えないといけません。

金谷さんは、単身赴任で離れて暮らす大好きなお父さんのため、お父さんの大好物であるハンバーガーのバンズをオートミールを使って調理するレシピを考案!

その名も『~頑張る父に金メダルで賞~オートミールの五色バーガー』

昨年の東京オリンピックを取り入れ、五輪のマークに使われている青黄赤白黒にちなんだ食材を使用しています。

ハンバーガーの中の具材や付け合わせのサラダなど、熊本県産の食材をなるべく使うといったこだわりも。

さらに凄いのが、調理工程。

フライパン一つで一度も洗わずに作れるようにも考慮してあり、まさにSGDs!!

とにかく料理の先生かな?と思わせる程よくできたレシピなんです✨

驚きなのが、金谷さんはこのコンテストに応募するまではほとんど料理をした事がなかったんだそうです!

元々は夏休みの課題として取り組んだもので、夏休みのおよそ1ヶ月をかけて考えたレシピだったそうですが、なぜそこまでお父さんのために頑張る事ができたのか。そこには素敵な親子の絆がありました 😆

またコンテストも決勝はコロナウイルスの影響で今回はオンラインでの開催。

最後のプレゼンテーションで、最終選考に残った6人の中で唯一オンラインにもかかわらず金谷さんだけが取ったある”行動”が審査員の心をグッと掴む事にも繋がりました。

その行動とは一体?

放送の中で詳しく紹介しておりますので、ぜひお聴きください!

ホッコリする事間違いなしの金谷さんとお父さんのエピソードも必聴ですよ(^^♪

 

※このコンテストの公式HPから金谷さんの料理の詳細をご覧頂く事ができます


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01/28 エコバッグを越えたバッグとは

SDGsが叫ばれる世の中、
環境に配慮した取り組みは色々行われています。
エコバッグに関しては
レジ袋の有料化あたりで使い始めた方も
増えてきたことと思います。
今回取材した済々黌高校でも廃材を活用しバッグを作ったのですが
これが”エコバッグ”にあらずなんです。
それを越えたサスティナブルバッグなのです!

これを開発してきたのが現在3年生の3人。
うち2人がこれまでずっと携わっていて、
インタビューにも答えてくれました。

市丸詩奈乃(しなの)さん中山小夏さんです。

そもそものきっかけは2年前の春のこと。
京都大学で行われたリーダーズ研修で、
ペットボトルごみに関する取り組みを考えてからだそう。
「単なるエコバッグ」にしないため
いろいろな工夫を凝らした今回の取り組み。
サスティナブル(=継続的)に使用してもらうために
教科書の入るサイズ、重さに耐えうる頑丈さであることはもちろん
肩に掛けられる使用にしたり、色合いにもこだわったそうです。

そして、学校から近い子飼商店街とコラボして
このサスティナブルバッグを持参したお客さんを対象に
値引きやトッピング追加などのサービスを実施!
済々黌生が「使い続けたくなる」工夫がなされているんです。

とは言え、購入しているのは生徒のみならず・・・

28日の「HEROES!!」を聞いてもらうと
こんなバッグが欲しくなるかも。
そして同じような取り組みをする学校が増えてくるかも。


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01/21 写真で心の復興支援を

ばしこです!

今回ご紹介する主人公はこの方!

高校3年 庄崎 綾華(しょうざき あやか)さん

庄崎さんは、令和2年7月豪雨のとあるボランティア活動をしているのですが、それが何かというと『写真洗浄』

「あらいぐま熊本」というボランティア団体で、泥水などで腐敗してしまった写真を被災者の方から預かって、アルバムから写真の切り出しを行い、そして洗浄し、綺麗にしてお返ししています。

元々2011年の東日本大震災の時にできたボランティアだそうですが、こういった被災者の方への支援の仕方があったのか!と目から鱗でした(゚O゚)!

このボランティアとの出会いは、庄崎さんは元々お父さんと一緒に現地へ赴いてボランティア活動をしていたそうですが、距離的な問題などでもっと身近で継続的なボランティア活動が何かできないか、と探していた時にお母さんが見つけてくれたんだそう。

活動は毎週土日に行われているので、行ける時は積極的に参加し、今では写真洗浄歴は1年!

実は私も取材当日にこの写真洗浄に参加したのですが、やり方は全て庄崎さんに教わりました 😆

いくつか工程があるのですが、この時は仕上げの作業で洗浄した写真をアルコール拭きする工程でした。

撥水加工してある紙の上で、コットンにアルコールを湿らせて裏と表を丁寧に拭いていきます。

ちなみに綺麗になった写真は下のような仕上がりです↓

写真のインクがはがれてしまった部分をメラニンスポンジでこすって落としていき、なるべく元の状態にしていきます。こうして見ると、洗浄後の写真もちょっとおしゃれな額縁に入れたような仕上がりで、これはこれで素敵✨

中にはどうしてもインクの剥がれ具合が大きいものや、全体的に損傷が激しく洗浄できないものもあるそうです。

ですが、洗浄できなかった写真はお寺でお焚き上げして最後まで見届けてくれるんだそうです。

預けた方への誠意が伝わってきて、とても素敵です 😛

そしてそして!!

実はもう一つ素敵な取り組みがあるんです!

庄崎さんは、学校でJRC(赤十字関連のボランティア)に所属しているのですが、コロナの影響で現在なかなか活動が出来ないという事で、SGDsに関する取り組みをスタート。

それが、コピー用紙の包装紙の回収。

なんと、この包装紙の裏って撥水加工がしてあるそうなんです 😯

これが写真洗浄のアルコール拭き作業にはもってこいのアイテム!

それまでは普通の紙の上でやっていたため、水分を含むとすぐボロボロになっていたのが、これに変えてから一気に作業効率が上がったとか!

見事に循環していて素晴らしいです!!

現在預かっている写真は9万3000枚!!!進捗状況は60%を超えてたそうですが、まだまだ仲間を必要としています。

ぜひ写真洗浄のボランティアをしたい!という方は、あらいぐま熊本公式のLINEでお問い合わせしていただくとスムーズです!

こちらからアクセスしてお友達登録♪

場所は熊本県庁東門近く。建物の入り口には、

旗も立っています!

またあらいぐま熊本のHPもありますので、ぜひチェックしてみてください☆

その他、写真洗浄をご希望の方もぜひお問い合わせしてみてください。

なお、返却までに半年~1年半ほど要する場合があります。

 

さまざまな支援の形があるなかで、被災者の方の思い出を蘇らせて心の復興支援ができるこのボランティア。

庄崎さんにボランティア活動や、また将来の夢についてなど色々とお話を聞いております。

庄崎さんのとっても素敵なお人柄に感動必須です!ぜひお楽しみに♪

 


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01/14 農業高校の甲子園で最優秀賞!

昨年12月24日、クリスマスイブのこの日。
その日の「HEROES!!」オープニングでもご紹介しましたが
芦北高校の生徒をRKKにお招きして
インタビューを行いました。
(某FM局出演のバーターとして笑)

それがまさに今回の内容なんですけど、
芦北高校の林業科に所属する生徒お二人が
10月に兵庫県で行われた日本学校農業クラブ全国大会
上位入賞を果たしました。
この大会は、人呼んで
農業高校の甲子園とも言われるもので、
知識や技術・プロジェクトの良さなどなど
普段の学業や取り組みを競うものなんです。
そこで上位入賞した芦北高校のお二人がこちら。

出水怜哉(れいや)くん3年生と村上正道くん2年生です。

この大会の「農業鑑定競技」では
限られた時間内に専門的な知識を答えていくもので
取材の後に過去問を見せて貰いましたが、
1問も答えられなかったです。
この中の「森林の部」で出水くんが優秀賞に
村上くんが最優秀賞に輝いたのです!
村上くんは全体でも一番の成績を残し、文部科学大臣賞もゲット!!

今回はお二人の林業とのかかわりについても
話を聞いてきたのですが
それぞれ興味深い話が聞けましたよ!!
しっかりとした考えのもと、学んでいるのだと
感服いたしました。。。

林業を志す若者が、ここに居るんですよ。


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01/07 日本の伝統文化の奥深さを学ぶ

ばしこです!

新年あけましておめでとうございます!

といっても、お正月からもう7日経っていますが(^^;

番組的には新年1発目なので、今年もどうぞよろしくお願いします!!

1発目ってなんだか緊張するんですが、それにふさわしい内容をお届けしたいと思います 😆

まず、今回の主人公の方々はこちら☆

(左から)

1年生 正代 陽子(しょうだい ようこ)さん、2年生 小笹 愛華(おざさ まなか)さん

彼女達が所属するのは『和装礼法部』

県内でもたった2校しかない珍しい部活です。

その名の通り、和装(着物やはかま)の着付けを通して人として大切な礼儀や作法を学べる部活です。

昨年行われた『全日本きもの装いコンテスト 九州大会』の学校対抗の部で、1年生が2位・2年生が3位という好成績を記録!!

3人一組で着物を鏡を見ずに10分以内で着装しなければならないそうです 😯

和装礼法の世界では「心の乱れは装いの乱れ」という言葉があり、日本の民族衣装である着物は内面の心の在り方があってこそ完成されるもの、という考え方だそうです。

つまり、ただ早く着られればよし!という訳ではないのです。

日本人として大切な「心」の部分も審査基準に入っている、そんな和装礼法の大会について詳しく聴いております。

また、彼女達は九州大会で好成績を記録したので、今年の4月頃に東京で開催予定の「世界大会」にも出場を決めております 😆

なぜ「世界大会」なのかというと、何と外国人の方も参加される大会だからとの事!

実は九州大会にも外国人の部というのがあり、日本に住むさまざまな国の方も参加されていたそうですよ!

外国人の方にこうやって着物に触れて頂くのは日本人として嬉しいものです 😆

お2人が和装礼法を通して日本の伝統文化の良さを発信してくれましたので、ぜひお聴き頂きその良さを再発見してみてください☆

 

 


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