2022/1/30【アンソニー・パーキンスのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
月の最後は今年もあの方にご登場いただきましょうかね?」
球磨川「ハイ!またお会いしましたネ!球磨川長治デス!
さあ!今日はねえ、何の映画で呼ばれたのかしらね?ねえ、あんた!」
中原「今日はアンソニー・パーキンスの曲をかけようと思いましてネ。
ボクが東京に出てきて初めて買ったレコードの中に彼の歌が入っていて、良かったんですよ
歌手としても活躍してたんですねえ。」
球磨川「まあ〜、アンソニー・パーキンス。ヒチコックの『サイコ』まあ怖い怖い映画だったねえ。
歌まで歌ってたんやねえ。怖い怖い歌なのかしら?ねえ、あんた」
中原「球磨川さん、まあ聞いてみて下さい。アンソニー・パーキンスで「月影のなぎさ」。
今日のお題は[アンソニー・パーキンスのスピリット]。」
[今週の一曲]『月影のなぎさ』アンソニー・パーキンス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、昭和32年(1957年)
アンソニー・パーキンスで「月影のなぎさ」。
ヒッチコックの『サイコ』のこの神経質そうな青年のイメージとうって変わって
ハワイアンな甘い歌ですよねえ〜」
[実は爽やか!アンソニー・パーキンス]
球磨川「アンソニー・パーキンス1957年の歌なんやねえ。ヒッチの『サイコ』よりも前。
この頃のアンソニー・パーキンスゆうと、『ベン・ハー』や『ローマの休日』の
みんな大好きウイリアム・ワイラーが監督した『勇気ある説得』ちゅう映画で、
牧師のゲイリー・クーパーの息子役やっとって、コレが悩める好青年で良かったねえ。
1959年にヘプバーンと出とった『緑の館』では、寝っ転がってギター弾きながら歌っとったねえ。
60年の『サイコ』があまりにもあまりにも見事だったんで、怖い怖い印象あるけど
パーキンちゃんはねえ、シュッとしたキレイなキレイな青年だったんよ。私は大好き!惚れた!」
中原「なるほど。そうでしたか!でもボクは『サイコ』の印象が強いですねえ。」
[サイコのアンソニー・パーキンス]
球磨川「『サイコ』撮ったヒチコックは映画の神様やからねえ。まあ当時爽やかな爽やかな
アンソニー・パーキンス出して、あら?この青年とジャネット・リーちゃんが恋に落ちるんかしら
思わせて、まあビックリ!青年の怪しいお母さんがバスルームであんな事して、まあ大変!
さあ〜アンソニー・パーキンスどうするどうなる?いかにもスリル、いかにもサスペンスねえ。
そんな映画にしたんやねえ。まあ今の若い方はヒチコックの『サイコ』見てないかも知れんので
あまり余計な事、言いませんヨ。でもねえ。『サイコ』のパーキンちゃんは見事!」
中原「このキレイな歌声のアンソニー・パーキンスが演じたからこそ『サイコ』は永遠の名作に
なったんでしょうねえ」
球磨川「そう、サイコーの映画になったんヨ」
中原「ウマいですねえ。」
[アンソニー・パーキンスのスピリットとは?]
球磨川「さあ[アンソニー・パーキンスのスビリット]とは…[意外性の魅力]かしらね」
中原「今夜は、米焼酎の高橋酒造が去年の末に出しました意外な美味さのジン
[ベアーズブック]で一杯!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」

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中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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