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2020/10/18『甘い思い出のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。
中原「さてさて!実は明日10月19日、わたくし中原丈雄の誕生日でございまして
明日でウン十ウン歳になってしまいます。
人吉球磨で長男坊として生まれて、
あわや中原ゴスケという名前を付けられそうになり、
中学高校でギターとビートルズに夢中になって、
東京に出てからは俳優の道を歩んできた、私、中原ゴスケならぬ、中原丈雄、、、
ここまで育ったのも、ハイ!皆様のおかげでございます。
これまでの人生、何とも[苦い酸っぱい思い出]が多いのでございますが、
たまには、[甘い思い出]も振り返りたいものでございます。
全くありませんけどもネ!
甘い甘〜い歌と言えば、ナンシー・シナトラ『シュガータウンは恋のまち』!
今日のお題は[甘い思い出のスピリット]!」

[今週の一曲]『シュガータウンは恋のまち』ナンシー・シナトラ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和41年(1966年)、ナンシー・シナトラで『シュガータウンは恋のまち』。
何とも甘く軽やかな良い歌ですねえ〜」

[[俳優になる]時代は甘くない!]
中原「さてさて!今日のお題は[甘い思い出のスピリット]。
人吉から東京に出て行って[俳優になる]時代は、なかなか[甘い思い出]がございません!
ドラマの『白い巨塔』で、石坂浩二さんに『甘いお方だ…』なんて
セリフを言ったくらいかしらねぇ?
ホントにまァ、苦しい苦しい時代が続いておりました。」

[甘い思い出は人吉時代の…]
中原「ボクにとって[甘い思い出]と言うと、うーん…何じゃろか?
人吉にいた子供の頃ですね、ずっと借家住まいだったんですけども、
大家さんがラッキー製菓で、もう、すぐ家の前にあるんですね。
そこでもらってたカステラの切れ端!妹とよく買いに行きました。
誕生日ケーキなんて思い出は無くってですねえ、、
ケーキなんちゅうのは1年でクリスマスだけですヨ!
ですから、うちのお誕生日は[おはぎ]でした!おっ母さんがつくってくれた[おはぎ]!
が誕生日ケーキでした」

[甘い思い出のスピリットとは?]
中原「[甘い思い出のスビリット]とは…
そうです!ふるさと人吉で食べた[おはぎ]です。
そうそう、甘いものには、[金しろ]のお湯割りが合うんですヨ。意外に合うんですヨ。
ふるさとを思いながら、今宵は[おはぎ]を肴に[金しろ]を一杯!
ではまた来週!日曜日の夕方5時にお会いいたしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。 抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2020/10/11『夜風のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けいたします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。
中原「今週もリスナーさんからのお便り、ご紹介していきましょうかねぇ。
『初めてメールします。番組も初めて聞きました』
お!初メールですか。[中央区の西島さん]ありがとうございます。
『今年の夏はコロナと暑さで毎日を過ごすのが大変でした。
でも秋の夜長、涼しくなって、ゆったり過ごしたいですね。良い秋に乾杯です』
西島さん、ありがとうございました!
いやホント、今年の夏はコロナでしょう、暑さ、そして水害にと大変でしたねぇ。
秋は夜風が涼しくて本当にヨカねぇ。まさに[良い秋に乾杯!]です。
今日のお題は[夜風のスピリット]。お、イントロが聞こえてきました。
今日の一曲は、フランク永井さんで『俺は淋しいんだ』」

[今週の一曲] 『俺は淋しいんだ』フランク永井
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和33年(1958年)、フランク永井さんで『俺は淋しいんだ』。
ボクがまだ小学校の頃の歌ですね。
ボクはネ、子供の頃にフランクさんの歌聞くと、
まだ見知らぬ[東京]の情景が浮かんできてたんですヨ」
※[東京カチート][夜霧の第二国道]とフランク永井さんの歌を聞くと、
なぜか蘇る東京の風景。

[東京の夜風は?]
中原「さてさて、今日のお題は[夜風のスピリット]。
東京でも、夜風を入れるために窓を開けているとネ、虫の声も聞こえてくるんですヨ。
いやホント、秋は良い季節です。
開けっ放しだと風邪引いちゃいますけどネ!」

[秋は変わる季節]
中原「ボクにとって[秋]という季節は、[変わる]季節です!
東京でデュークエイセスのマネージャー=助手をやっていて、どうしても[俳優]になりたくて
[劇団未来劇場]に入ったのが、1972年の[秋]でした。
いやァ苦しかったですね。
中央線の駅からネ、山が見えるんですけども、
もう!山が見えた時にもう、泣けて泣けて堪りませんでした。
何か山がねぇ「頑張れよ頑張れよ」と何か言ってくれてるようでねぇ、
え~本当に苦しい青春時代でしたけども…」

[夜風のスピリットとは?]
中原「[夜風のスビリット]とは、
人吉にいた時は憧れの東京を思い、東京にいるとふるさとの人吉を思い出す、
そんなキモチになる[秋の夜風]ですねえ。
今宵は、ふるさとの米焼酎[白岳]に燗をつけて、秋の味覚を肴にして、
じっくりと温まりましょうかね。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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2020/10/4『月夜のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月10月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

中原「月の始めは、リスナーさんからのお便りご紹介しましょうかね。
おなじみラジオネーム[ハピネス]さんから…
『中原さん、熊本日日新聞で「俳優になる」拝見しています。
青年時代の思い出、とても気持ちがあたたかくなります。
毎朝、郵便受けに新聞を取りに行く時、気持ちがワクワクします』
ハピネスさん、ありがとうございます。
もう少して終わりますが、もう少しお付き合い下さいね。
※熊日の連載,10月でいよいよ50回を迎えクライマックス。
中原「僕の人吉での[青年時代]は、この熊日さんにも書きましたけれども、
ホントに[朝から晩までビートルズとギターと深夜ラジオ]でしたね〜。
それで!ビートルズ来日の時のテレビ実況で流れていたこの曲、
『ミスター・ムーンライト』!
月のアタマ、今日のお題は[月夜のスピリット]!」

[今週の一曲]『ミスター・ムーンライト』ビートルズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和39年(1964年)、ザ・ビートルズで『ミスター・ムーンライト』。
ビートルズが日本にやって来たのは、1966年でしたねえ。
ボクは人吉の麓町でドキドキと、白黒テレビでこの放送を見てましたヨ。」

[ビートルズが広げた世界]
中原「中学から高校にあがるこの[青年時代]は、
朝から晩までビートルズとギターだったわけですけれども、
夜が更けてからの深夜ラジオが、また楽しみでねぇ。
ディスクジョッキーに憧れたりしていましたけれども、、
ラジオから流れる洋楽をこっそりと聞きながら、
人吉から外の世界に、早く飛び出して行きたかったのデス!
ホントですよ。」

[月夜に聴くラジオ]
中原「さてさて、今日のお題は[月夜のスピリット]。
ビートルズ流れるラジオを聞くと、ふと窓の外を見れば、お月さま!
このお月さまは東京でも輝いてる!イギリスでも輝いている!なんて、
全世界の人と同じ月を見ている、と。遠い世界に思いをはせておりました。
人吉で見ていたお月さまは、いま東京で見るお月さまより
何だかずーっと大きく輝いていたように思いますねぇ。」

[月夜のスピリットとは?]
中原「[月夜のスビリット]とは、[遠い世界へ思いをはせる時間]ですかねぇ。
今宵は、懐かしい米焼酎[白岳]のお湯割りを飲みながら
東京からいまだ帰れぬふるさと人吉を思い出しましょうかね、、
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄が皆様にお届けをいたしました」

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2020/9/27『思い出すスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京からので電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[新聞連載で思い出す日々、ラジオで思い出すのは…]
中原「先月の8月からボクは、熊日の朝刊で連載を始めました。
その文章を書きながら、ふるさと人吉球磨の事をずいぶんと思い出しました。
このRKKラジオの[くまもとスピリット]ですと、懐かしい曲を流す事で
その曲を聞いていた頃を思いだしますねえ…
今日お届けするのがイギリスのエンゲルベルト・フンパーディング。
甘~いマスクのフンパーディングは[キングオブロマンス]なんて言われてましたネ。
同世代の方、顔、思い出せますでしょうか?歌は、声は、もっとも~っとヨカです。
では、フンパーディングで『ラスト・ワルツ』お聴き下さい。
今日のお題は[思い出すスピリット]!」

[今週の一曲]『ラスト・ワルツ』エンゲルベルト・フンパーディング
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和42年(1967年)、エンゲルベルト・フンパーディングで『ラスト・ワルツ』。
この歌を聞いて、皆さんはどんな事を思い出しましたか?」

[思い出す音楽事務所時代!]
中原「さてさて、今日のお題は[思い出すスピリット]。
ボクはこの『ラスト・ワルツ』を聞きますとネ、
大学をやめて、デュークエイセスと一緒にキャバレー巡りをしていた日々を思い出しますねぇ。
時代は(この曲が出た時代よりちょっと後)70年代になってましたけどもネ、
実はネ、この曲はネ、当時同じ事務所にいました尾崎紀世彦さんも歌ってました。
尾崎さんが(その事務所を)辞めてからボクは入ったんですけども。
尾崎さん、合いますよネ、こういう曲は。」

[『ラストワルツ』の歌詞]
中原「この『ラスト・ワルツ』の歌詞はネ、
「男女二人が初めて出会った時を流れる曲を聴いて思い出す」って話しなんですネ。
別れようとしてる男女が、夜の店で流れている曲を聞いて、
出会いからの日々を思い出して、最後に踊るという歌詞ですね。
『貴女と最後のワルツを踊りたい、私たちは寂しい者同士だったね』
というシメの歌詞が何ともオトナですよねえ。オトナの恋。
日本には、こういう歌、無いですヨ!いやぁ素晴らしい。
やっぱりヨーロッパは、こう言うところはオトナですネ。」

[思い出すスピリットとは?]
中原「[思い出すスビリット]とは、懐かしく、ちょっと切なくほろ苦いって感じですかね?
今宵は、懐かしい米焼酎[白岳]の水割を飲みながら、
『ラスト・ワルツ』が流れていたあの時代を思い出しましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄が皆様にお届けをいたしました」

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2020/9/20『旅立ちのスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[いつもと達うステイホームな9月末]
中原「いつもですと藤崎宮秋季例大祭の随兵(ずいびょう)行列があるこの時期、
明日月曜が[敬老の日]で、明後日火曜が[秋分の日]の3連休でございます。
いつもですと、秋の連休、ご家族でお出かけ!でしょうけどもねぇ、
今年は新型コロナで、連休でもステイホーム!ですねえ。
私も東京で、ステイホームでございます。体もすっかり慣れてしまって、
道ばたの地蔵さんみたいに体が固まってしまいました!
このまま歳を取りたくない!今日この頃ですけども、
せめてラジオのお聴きの皆さまには、音楽で[心の旅]をしていただきたい。
今日のお題は[旅立ちのスピリット]、
お届けするのはクラウディオ・ビルラで『アリヴェデルチ・ローマ』!」

[今週の一曲]『アリヴェデルチ・ローマ』クラウディオ・ビルラ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和33年(1958年)、クラウディオ・ビルラで『アリヴェデルチ・ローマ』。
[アリヴェデルチ・ローマ♫グッバーイ♫オールボワール♫]
イタリア語(アリヴェデルチ)と英語(グッバーイ)とフランス語(オールボワール)で
[サヨナラ,サヨナラ,サヨナラ]ですね!
ハイ!(淀川さんで)いやあホントに素敵な素敵な歌ですネ。
コレね、トレビの泉でコインを投げたり、レストランでフェットチーネ食べましたネ、
と歌っとるんですヨ。[ローマ良いトコ一度はおいで!嗚呼どっこいしょ!]
なんて歌なんですね、ハイ!
でもネ、[トレビの泉]は温泉ではありませんヨ。裸になって入ったらダメですヨ!」

[イタリアへ心の旅を!]
中原「さてさて、今日のお題は[旅立ちのスピリット]。
ステイホームな今だからこそ、歌で[心の旅]を楽しみましょう!
ボクは一度だけねイタリアに行った事あるんですけども、ローマですけどもね、
街並みが茶色っぽくてねぇ、パッとしないなあ、なんて思って
建物の中に入るとビックリしますね!インテリア、その色使いがカラフルで
まあホント、素晴らしい!いやぁコレね、さすがイタリアだと思いました。
その後にパリに行ったんですけど、パリと違うイタリアらしい素晴らしさ、感じました。
そしてまた、食べ物が素晴らしい。良いですねぇイタリア。」

[旅立ちのスピリットとは?]
中原「[旅立ちのスピリット]とは…
やっぱりこのコロナが収まったらローマに!失礼しました、ふるさと人吉球磨へと
旅立ちたいですね!それまではステイホームでガマンします。
今宵[待宵]の水割を飲みながら、音楽で[心の旅]でガマンいたします。
ではまた来週!日曜日の夕方5時にお会いしましょう!
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2020/9/13『帰り道のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[令和2年7月豪雨のふるさと]
中原「夏のあの豪雨災害からふた月、ふるさとの人吉球磨は大変な被害に
遭いましたねえ。あおいさん(青井阿蘇神社)が水に浸かったり、
橋が流されたりした映像をボクは自宅で見た時は信じられませんでした。
何度もねぇ人吉で水害の経験してますけど、今年の水害は全く別でしたねぇ。
(ため息)人吉球磨の夕暮れ、学校からの帰り道を思い出すこの歌を
今日はお聴きください」
※イントロが流れてくる
中原「聞こえてきました、このイントロは三橋美智也さんで『星屑の街』。
今日のお題は[帰り道のスピリット]!」

[今週の一曲]『星屑の街』三橋美智也
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和37年(1962年)、三橋美智也さんで『星屑の街』。
ボクはホントに三橋さんの歌声が好きで、この番組でいちばん最初にかけたのも
『赤い夕陽の故郷』三橋美智也さんでした。
家族、親戚も集まると、いつも三橋さんの歌を歌ってましたヨ。
昭和30年代『三橋で明けて三橋で暮れる』とこれくらい人気があったんですねえ。
当時の御三家はネ、三波春夫、村田英雄、そして三橋美智也、
もう一人、春日八郎もいましたねぇ。」

[帰り道の思い出は…]
中原「さてさて、今日のお題は[帰り道のスピリット]。
この歌を聞いているとネ、
ひとりぼっちで帰っている男の姿が目に浮かぶんですよね。
その寂しい背中、哀愁のある風景…
ボクは小学校の頃、人吉の願成寺から(人吉)東小学校に通っていました。
私もこの頃からさすらってましたヨ、帰り道!
私の場合は、それを『道草』と言いますけどネ。(笑)」

[帰り道のスピリットとは?]
中原「[帰り道のスビリット]とは、、
三橋さんの歌声を聞くと今は[故郷]の風景が思い浮かぶんですけども、
小学校の頃は、逆に[都会]の風景を思うんですねぇ。
何なんですかねえ?そこに[行けない]からこそ思う、って事ですなんですかねえ。
早くふるさと人吉球磨へ帰りたい!
今宵は米焼酎[しろ]をロックで、ふるさとの[帰り道]に思いをはせましょうかね
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
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2020/9/6『夕陽のスピリット』

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[リスナーからのメール紹介]
中原「先月いただいていたメールをご紹介しましょうかねえ。
[八代の松村さん]からです。
ご主人が、人吉に災害復旧のボランティアに通われていたんですねえ。
ご苦労様です」
『(略)ずいぶん道も通れるようになりましたが、
まだまだ復興は先になりそうだと申しております。(略)
〜球磨村、人吉、坂本、被害に遭われた方の一日も早い復興をお祈りいたします。
(略)猛暑と疲労でフラフラで帰ってきて飲む白岳しろは、たまらないと。』
八代の松村さん、メールありがとうございます。
ご主人、ボランティアありがとうございます。
多くのボランティアの皆様、ありがとうございます。
今年の夏は、雨と暑さで大変だったでしょうねえ。
え〜今日は、加山さんの曲をお届けしましょう!
加山雄三さんで『夕陽は赤く』。今日のお題は[夕陽のスピリット]!」

[今週の一曲]『夕陽は赤く』加山雄三
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和41年(1966年)、加山雄三で『夕陽は赤く』。
コレはね、映画『アルプスの若大将』で歌ってるんですけどもネ、
映画のクレジットにはね、『夕陽は赤い』と書いてありましたね、
何かおかしいですね『夕陽は赤い』…
数ある加山さん(作曲の曲)の中でも、ボクは特にコレは好きな一曲です。
ボクらのバンドでも演奏するんですよ。
えーとね、アルプスは頭と最後にしか出て来ないんですね。
途中からローマに場所が変わって、
そいでその後が苗場スキー場になるんですけども…
日本に帰ってきて、加山さんが(ギターを抱いて)この歌を歌うんですねえ〜。
そして、その部屋の下では有島一郎さん、お父さんが、
(ホームステイしているフランス女性役の)イーデス・ハンソンさんに
肩を揉まれているという、そういう時に流れてましたねえ。

[夕陽の思い出は?]
中原「さてさて、今日のお題は[夕陽のスピリット]。
ボクの親友が(この歌を)よく中学で歌っていましたけれども…
東京ではねえ、なかなか、こういうきれいな夕陽を見られないんでね、
夕焼けとか、夕陽とかってのは、やっぱり故郷を思い出しますよねえ。
加山さんの曲というと、どうしても「夏!」ってイメージが強いんですけども
この『夕陽は赤く』は、ちょっと切なくて、泣かせる感じがまたヨカですよねえ」
※歌詞も、旅人が遠くの街に住む人を思う[密かな恋]を描いてある名曲です!

[夕陽のスピリットとは?]
中原「え〜、[夕陽のスピリット]とは、
やっぱりボクにとっては故郷の人吉、球磨の夕陽ですねえ。
いつになれば故郷の夕陽を、その下に立って、見る事が出来るんでしょうか?
ふるさと人吉、球磨の復興を頑張っておられる皆さま、
そのお手伝いをしていただいているボランティアの皆さま、
帰ってひとっ風呂浴びたら、
どうか、湯上がりに缶のギンハイ、キンハイで疲れを癒やして下さいませ!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
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2020/8/30『夏の映画のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
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今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けしております。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[ラジオの時間はリラックスの時間]
中原「早いもので8月も明日まで。
今年2020年の夏は、本当に本当に大変な夏でしたねえ〜。
せめて、ラジオに耳を傾けられているひと時は、
どうか心おだやかに過ごしてくださいませ。
そして今夜は、おうちで昔の懐かしい映画でもご覧になって、
気分を変えてみませんか?
8月最後の今週、私のオススメ映画をご紹介しましょうかね?
今日のお題は[夏の映画のスピリット]。
お届けする曲はパーシー・フェイスで[夏の日の恋]!」

[今週の一曲]『夏の日の恋』パーシー・フェイス
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和34年(1959年)公開の映画「避暑地の出来事」から、
パーシー・フェイスで「夏の日の恋」。(summer place)
美しいですねえ〜メロディー。ホントにね、何か心がおだやかになり、、
『あ〜ッ!』という良いキモチになりますねえ。
「避暑地の出来事」という映画自体は、ひと夏の恋を描いているんですけどもね、
許されない男と女の恋もあり、あまりおだやかな映画ではないのですが…
音楽が素晴らしい!」

[映画を忘れても映画音楽を忘れない]
中原「よくねえ、映画の内容…どんな映画だったかな?って思い出せない映画、
いっぱいありますけれども…
音楽を聞いて『あ!アレかあ、あの映画か、あぁなるほど。』
サントラの曲で映画を思い出す、という事がありますよねえ。
まあ映画を創った人たち、監督は『何ちゅう事を言うんだ』と言うでしょうけども
音楽のチカラっていうのは、素晴らしいですね!」

[夏の夜は映画を!]
中原「さてさて、今日のお題は[夏の映画のスピリット]。
夏の夜、ボクは映画のDVDを肴に、米焼酎を飲みながら過ごしてました。
※この番組ではインド映画の『バジュランギおじさんと小さな迷子』 や
ジャック・タチ監督の『ぼくの伯父さんの休暇』を紹介。今月8月は…
中原「夏の映画と言えば、やっぱり加山さんかなあ、、若大将!
勝ち抜きエレキ合戦が楽しい『エレキの若大将』なんちゅうのは、
いかがですかねえ?
城南大学アメリカンフットボール部、エース!若大将!田沼雄一(加山雄三)!
エレキの勝ち抜き合戦があって…優勝するんですねえ〜。
ところがねえ、対抗するチームがね、コレが悪いヤツなんですよ。
青大将(田中邦衛)に『お前なぁ、電源を引き抜け!』(と裏で命令して)
『優勝させねえぞ』って、電源引き抜いて、音が出なくなっちゃったところで、
若大将が歌を歌う、、『ボクのぉ行くところへ〜、ついてぇおいでよぉ』

[今週のおまけの一曲]『夜空の星』加山雄三
コレがまた良いんですよねえ〜。
公開の時はネ、コレお正月映画だったんですが、
若大将が出てくれば夏ですよ!冬もたちまち夏になる!一年中、夏!
(田中邦衛さんモノマネで)北の国だって、あっという間に夏だよ、夏!
エレキ合戦のシーン、絶対に見てくれよな!」

[夏の映画のスピリットとは?]
中原「夏の映画のスビリットとは、、見ている間、嫌な事をしばし忘れられて
見終わった後に、ニコニコと笑顔になれるって、ところですかね?
今宵は米焼酎[しろ]の水割を飲みながら、
若大将の映画でニコニコ笑顔になりませんか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。 抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

2020/8/23『カレッジフォークのスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[70年代、皆様はおいくつ?]
中原「さて、今週は70年代のお話をしましょうかね?
皆さまは、70年代おいくつだったンですかねえ?
え?生まれてない?ほお!学生さんでしたか?
私はねぇ、ちょうど人吉から東京の大学に出ていった頃でしたかねえ。
60年代はねぇ、高田渡さんや岡林信康さん、
反戦フォークが強かったですねぇ。
その反動でしょうかねえ、70年代に入るとネ、
[優しい]カレッジフォーク、増えていきましたねぇ。
というわけで、今日のお題は[カレッジフォークのスピリット]、
お届けする曲は、ザ・リガニーズで[海は恋してる]!」

[今週の一曲]『海は恋してる』ザ・リガニーズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和43年(1968年)ザ・リガニーズで『海は恋してる』。
早稲田の学生のフォークグループですよね。
ザリガニをもじった名前ですよね、ザ・リガニーズ。」
※田んぼのザリガニが自分たちの演奏に聞き入っているよう に
見えた事に感銘を受けて、ザ・リガニーズという名前にしたとか。

[カレッジフォークの時代]
中原「いろんなグループがねぇ、この当時、出てますねぇ。
フォークの場合は[バンド]ではなく、[グループ]なんですよねぇ。
(いろんな)グループが生まれ、消えていきました。
夏になると(心に)蘇るザ・リガニーズ。コレは貴重ですね。
貴重なグループです。
※ザ・リガニーズは1967年に結成し、1970年に解散。
2005年に再結成しています。

中原「さてさて、今日のお題は[カレッジフォークのスピリット]。
[海は恋してる]が流れていた1970年、僕はまだ何者でもない大学生でした。
東京に行った年の夏に、
それこそ大学でネ、みんなギター弾いて歌ってましたねぇ。
※[海は恋してる]途中で[語り]が!
中原「『だって俺泳げないんだもん』なんて、[語り]があるのが、
また独特で、、[海]の歌なのに[泳げない!]
加山(雄三)さんがいたら
『海来て泳げないなんて、何言ってんだ!お前は!』って
怒られちゃいますよねぇ」

[カレッジフォークのスピリットとは?]
中原「さて、[カレッジフォークのスピリット]とは、、
戦い続けてきた若者たちが、その戦いに疲れて、
人と人の[優しさ]に向き合った、という感じですかねえ。
ホントに当時は凄かったですよぉ。もう新宿とね、もう歩けないくらい
ギターを持った若者が。えー、反戦歌、歌ってましたけど、
怒ってばかりだと、カラダがもちません。
人に優しく、自分にも優しくしないと、カラダがもたないですネ。
今宵は[白岳KAORU]で、優しい一杯、いかがでしょうかねえ?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょうネ!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara@rkk.jp まで。 抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


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2020/8/16『南の島のスピリット』

中原「熊本は人吉生まれの球磨育ち、
熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。
今月も、残念ながら東京から電話を通じて番組をお届けします。」
※2020年6月からしばらくは東京からのリモート収録になります。

[いつもと違うお盆休み!]
中原「いつもの夏ですと、8月半ばのこの時期は、お盆からの夏休みで、
家族で旅行!なんていう方も多かったんじゃないでしょうかねえ。
遠く南の島で、のんびりとお休み!なんて、、ねえ!
来年の夏こそは、そんな休日が過ごせますかねえ。いや過ごせますように!」
※新型コロナも来年2021年にはワクチン出来て終息してますように。
中原「というわけで、今日のお題は[南の島のスピリット]、
お届けする曲はズー・ニー・ヴーで[白いサンゴ礁]!」

[今週の一曲]『白いサンゴ礁』ズー・ニー・ヴー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、
昭和44年(1969年)ズー・ニー・ヴーで『白いサンゴ礁』。
[南の島を訪ねるなら、愛する人と2人で行きたい!]みたいな歌ですけどもネ、
この当時の日本の歌、え〜、[遠い南の島でのローマンス]への憧れが
強かったんですよねえ。[ロマンス]ではありませんヨ![ローマンス]!
ヤシの木陰で甘いカクテル、の[ローマンス]!と行きたいところですけれども、」

[南の島は甘くなかった!]
中原「ボクねえ、合宿でねえ、劇団の。
毎年10年近く、奄美大島に行ってたんですけども、まあ!海は大変ですね!
溺れそうになって、本当に死にそうになった事があります。
泳いでて、岩場でちょっとひと休みと思って、岩の上に乗ろうと思ったら、
海藻と思ったらネ、とんでもない!ウツボの大群ですよ!
が訪ねた南の島は、甘いローマンスは無かったですよ!
まあ慌ててネ、岸まで戻りましたけれども、、
戻る最中に今度は、あの〜クラゲに、噛みつかれちゃって(刺されて)
大変でしたね。」

[南の島のスピリットとは?]
中原「ボクにとっての[南の島のスピリット]は、まず[海をあなどるな!]ですねえ。
甘い[ローマンス]は、全くありませんでした!
まあ、その後に、年を重ねて旅行したり仕事で行ったり、
南の島を奄美大島、沖縄行きましたけどネ。
相変わらず、止まった時が流れていましたよ〜。
東京での慌ただしい時間と全く違う、ゆったりとした時間。
旅のお供で、土地のお酒も良いのですけども、
ボクはやはりふるさと人吉、球磨の米焼酎を飲みたいですね。
南の島でシークワーサーをたっぷり絞った[銀しろ]のソーダ割を傾けながら、
海に沈む夕日でも眺めたいですねえ〜。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いしましょう!
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

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